のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

回復の方向へ

2010-05-29 | KA
 ゲイルに「好きなことをして、リラックスしなさい。」と言われました。今朝はイタリアンブレッドを焼いて、彼女にお土産にしました。
 MGMに行くと、更衣室の机にはカードとチョコレートが置いてありました。それは、昨晩ゲイルと話していた時に横に居た人からでした。詳しくは分からないけれど、何かがあったのだろうという推測で、励ましてくれるものでした。涙が浮かびました。
 一回目のショーは、少し気持ち悪くなり、咳き込んでから出ていきました。幸い、舞台上では昨日のようにはなりませんでした。
 二回目のショーは、ZEDのバックステージテクニシャンの方々がご覧になっていました。亜梨ちゃんが来た頃付き添っていた通訳の方にもお会いしたので、彼もご覧になっているのかしらと考えていました。そして、正司くんと晴れて話しが出来ますように、と願いながら舞台に立ちました。大切な人のためにも。
 今日起きたいろいろなことを考えていました。良いことも悪いことも小さなことも大きなことも。全てのことは意味があって起きていることだとしたら、それぞれの意味は何なのだろうと。それが分かれば、人は大きくなれるのでしょうか。ちょっとしたことがありました。それでなんだか吹っ切れた気がしました。
 すっかり治ったわけではありませんが、昨日よりは調子が良いことを話すと、ゲイルもカードを置いてくれた方も喜んでくれました。
 メモリアルデイの週末。街はとても混んでいました。帰りがけ、また考えていました。いろいろな人がいて、いろいろな考えがあって…と思ってきたのに、また忘れていたようです。少し遠くから、心にゆとりを持ってみれば見えるものがあることでしょう。
 どこまで回復できたか分かりませんが、最悪の事態からは抜け出せたと思います。