のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

4年前の広々感

2008-06-30 | 日記
 水曜日にカーペットのクリーニングを頼みました。それに備えて片付け。なるべくカーペットが見える状態にして、広範囲をクリーニングして頂けるようにしたいからです。 
 水曜日まで使わないものをクローゼットやタイル張りの所へ移動させました。4年間で物の増えること。そして部屋は4年前のように広々とすっきりとしてきました。
 前回学習したので、今回は、クリーニングの方がいらしたら、私は出掛けてしまおうと思っています。
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身体のさび落とし

2008-06-29 | 日記
 ピラーティスをしていると、気持ち悪くなりました。熱中症?それともお腹がすいているのかしら。はたまた寝不足?とにかく最近暑いのです。夜も30度を超えています。今日の街の温度計は118度。摂氏46度。正確さは分かりませんが、数字を見るだけでも暑くなります。
 アパートに戻ってから、生春巻きを作ってすぐに食べました。うん、おいしい。それから仮眠。夕方のジャイロトニックに備えました。外の暑さは、私にはどうしようもできません。
 ジャイロトニックは本当に気持ち良かったです。今日はマットとマシンと。先生のおっしゃる通り、ブラシで磨いて身体のさびを落とし、オイルを入れてアイロンをかけた感じ。ストレッチしながらマッサージをして、さらに筋力も付ける、という狙いは見事に的中していたようです。
 暑くても、今日はぐっすり眠れそうです。
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バレリーナ3人と

2008-06-28 | 日記
 “Dance in the Desert Festival”の練習が始まりました。朝10時から、というのは少々早い始動ですが、心も身体もワクワクしていました。
 練習場には一番に着き、すぐにバレリーナ達が来ました。昨年、ネバダバレエとのイベントで一緒に踊った、ネバダ・バレエ・カンパニーのダンサー達です。再会を喜び合うと、振付家のゲイルを待ちながら、スタジオの外で早速ストレッチが始まりました。些細なことかもしれませんが、このように身体に気を遣う人達と居られるということだけでも、気持ちの良いことです。
 ゲイルはいつものように明るく登場しました。そしてスタジオに入るとそれぞれに身体の準備をしました。3人も、この機会を本当に楽しみにしているようです。
 作業は、音初めの構成から始まりました。その後振付が始まり、前回のように、まずは一人ずつに短いソロの振付をし、ソロを二人で絡みながらしてみたり、ペアを入れ替え、お互いの振りを習いながらふくらませていったりしました。3人とも本当にきれいで、見惚れてしまいます。そして、3時間はあっという間に過ぎていきました。
 誰もが真剣で、集中して、そして踊ることに貪欲で…。こういう中に自分も入らせて頂けること、本当に有り難い機会で、本当に気持ちの良い時間でした。
 8月まで短い期間ですが、良い刺激になりそうです。
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蜂鳥の赤ちゃん

2008-06-27 | 日記
 友達の部屋の近くに、蜂鳥が巣を作ったと聞いていました。赤ちゃんが顔を出し始め、巣立つ前に見に来るよう言われていたので、今朝行きました。
 巣は部屋の目の前にあり、鶏卵ぐらいの小さなものでした。そこに蜂鳥の雛が二羽、くちばしを上に向けています。あんなに上を向いていたら疲れてしまうのではないかと思うぐらい、ずっと上を見ていました。友達が撮影したビデオを見ると、蜂鳥の親は長いくちばしをもっていますが、雛はまだ小さなくちばしです。あとどれ位で巣立つのでしょう。また見に来たいくらいかわいい鳥たちでした。

 クリフデッキと呼ばれる舞台の側面から顔を出すシーン、隣窓の山の人役はマリレンでした。舞台が一周回り、クリフデッキの中に戻ると、彼女が「私の声聞こえた?」と訊いてきました。彼女は毎回違うキャラクターになって、演技をします。今日は面白い声が聞こえたので、私は笑いながら「聞こえた聞こえた。」と言いました。
 それからふと、「フランス語でヒヤァは何て言うの。」と彼女に訊くと「イッシ。」。ふーん、と思ってからiciはhereだと思いだし、「そうじゃなく、ヒヤァ。」と耳を指しながら言うと、「ああ、オヘイユ。」。一瞬、納得してから、私が知りたいのはoreilleではないことに気付き、「earじゃなくてhear。」と笑いながら言うと、彼女も笑いだし、「ああ、I listenね。それはJ'entends.。」それから二人で大きく口を開けながら笑い続けました。

 ご飯を容器に入れて、塩ふき昆布をのせ、持って行きました。それを電子レンジで温めると、なんと昆布が触れている部分のふたが溶け、穴が開いてしまいました。佃煮類はご飯の間に挟むようにすべきだと学習しました。
 この容器はモントリオールに居た時から使っているもので、愛着がある容器です。そこへきて物を捨てられない私。“穴あきふた付き容器”の使い道を考えたいと思います。

 身体をどう整えて行ったらいいのか、見えてきました。8月の“Dance in the Desert Festival”に向けての練習に参加できる自信もできたので、ゲイルにお願いしました。明日から早速練習が始まります。
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青春の一ページ

2008-06-26 | KA
 準備万端でピラーティスのインターンに臨んだのに、3名がキャンセル。空いた時間で自分がピラーティスを受けました。すると、調子の悪い骨盤周辺の調子が良い感じ。3名のキャンセルに感謝です。

 ショーの途中、手紙を受け取りました。私が大会に出ていたころにやはり大会に出ていたカナダのトワラーから。大会以来、会ったことも連絡を取ったこともないのに、「ショーを観たかった」と、こうして訪ねてきてくれるのは、本当にありがたいことです。今彼女が何をしているのかは全く分かりませんが、彼女がバトンと共に過ごした青春の一ページが、より鮮やかに思い出され、バトンと出会えたことを改めて幸せに思えるといいな、と思いながら舞台に立っていました。
 ショーが終わり、急いでメイクを落として外に出てみましたが、残念ながら彼女に会うことはできませんでした。でも、彼女のお蔭で私の一ページを眺め、自分の今と未来を改めて夢見ることができました。
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うじゃうじゃ

2008-06-25 | 日記
 性懲りもなくシソの種を蒔いています。今日もいつものように、芽は出たかな、と顔を近づけてみると何やら動くもの発見。よく見るとミミズでした。糸よりも細い白いミミズ。ミミズは確か土を良くしてくれるはず、と思いながら観察していると、それは一匹ではなくもっといました。さらによく見るとうじゃうじゃと…。うわ、こんなにどこから来たのでしょう。
 部屋の中にいくつかある植物に、小さな虫がいるのはよく見掛けます。カーペットの上を歩いてそこまで来たとは思いたくはないですが、よく見ないと見えないくらいの、アブラムシよりも小さな虫には足があり、移動できるのはまだ分かります。ミミズのいる小さな入れ物は台所に置いてあり、外の土からは大分離れている位置です。まさか部屋を這ってここまで来たとは考えられませんから、もともと土の中に居たのでしょうけれど、ということは、同じ土を使った野菜の苗のプランターの中にもいるってことかしら。
 とにかく、この小さな入れ物に数えきれないのミミズのうじゃうじゃは、少々気持ち悪いです。ミミズくん達、どうするのがいいのかな、と眺めているところです。
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ご結婚25周年のお祝いに

2008-06-24 | KA
 バトンの先生がご主人といらして下さいました。私が小学生の頃、その先生も大会に出場されていて、髪をキュッと上げてお化粧をした、きれいな先生の横顔が今でも印象に残っています。
 昨日食事をご一緒させて頂いたことや、日本でバトン教室の合宿に行った時のこと、先生の息子さんのことなど思い出しながら、踊っていました。
 今日のカツラはネックロールをする時にどうしても邪魔で、練習の時に一度もうまくいかずにいました。ところが舞台の上では絡まることなくきれいに回り、思わず「先生ありがとうございます。」と心の中で言いました。先生のお蔭で気持ち良く踊り切ることができました。
 終わってお会いすると、とても喜んで下さっていて、私もさらに嬉しくなりました。ご結婚されて25年、その記念の旅に立ち寄って下さったラスベガス。25周年のお祝いとしてショーができたこと、幸せなことです。素敵な思い出がたくさん残りますように。
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テラコッタの赤い鍋

2008-06-23 | 日記
 あるお店で赤いテラコッタの鍋を見付け、とても欲しくなりました。置いてあるだけでかわいい鍋。そしてこの土鍋でご飯を炊いたらおいしそうです。
 先週会った友人に、その鍋のことを話し、煮込み料理にも野菜を蒸すのにもいいらしい、などと話しました。「それは面白そうな鍋。それで、どうして買わないの。その値段で一ヶ月以上も悩んでいるの。」と笑われました。「明日買いに行って下さい。」
 彼女に言われたように、翌日、いつもの週末と同じように鍋を見に行きました。そしていつもの週末のように、手にして、眺めて結局買わずに帰ってきました。
 私が彼女に言ったのは「値段じゃなくて、本当に必要かなのよ。今ある鍋の数で足りているわけだし、ご飯だって今の鍋でおいしく炊けているから。まあ、寒くなった時にこの鍋で鍋物をしたら楽しそうだけれどね。」
 そして、また今週末も同じようにお店に行きました。すると、二つあった鍋の一つが売れてしまっていました。こうなると、焦ります。急に“今”買った方がいいような気がして、「少し、いや、だいぶ早いけれど、誕生日のプレゼントにしよう。」と、ついに買ってしまいました。結局買うことになるのなら、早く買えばよかったのに、ということは十分に分かっております。
 今朝はいよいよ、テラコッタの赤い鍋にてご飯を炊いてみました。鍋からは汗をかくように細かい水滴が出てきました。「おもしろい!」沸騰するまでに7分ぐらい掛かり、その後は火を止めそのまま20分。コンロから下ろし、蒸らして開けると、おいしそうに炊けていました。
 いただくと、ふっくらぱらっと炊けていて、土の香りがするようでした。お弁当を持って行くようになり、ご飯を炊く機会が増えたので、テラコッタの赤い鍋、これから大いに楽しませてくれそうです。
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2日早い、ボン・セン・ジャン・パティスト

2008-06-22 | 日記
 ケベックの日を祝うパーティに誘って頂き、青いTシャツを着て出掛けました。本当の祝日は24日のようですが、その日は仕事日なので今日行うとのこと。ケベックではこの日を“国民”の祝日として祝うそうです。
 パーティーは、ルクソールの新しいショー、『Believe』の衣装担当者、モントリオールからの24名がお住まいのアパートで行われました。3時からというそのパーティ、出足はゆっくりと、一人、また一人と人が集まり、食べ物が集まり、足りなそうなら買いに行き…という感じで、一番にそこへいらしていた方は、「St-Jean Baptisteの祝日はラスベガスに居ようとも祝わなくてはいけないけれど、どういう風にパーティが出来るか不安だったの。」と今も少し不安そうにいました。“St-Jean Baptiste”は日本語では“洗礼者ヨハネ”と言われるようです。この祝日、ケベック中がその旗の色、青に染まり、たくさんのコンサートやフェスティバルやパレードが開かれ、パーティは至る所で行われ、みなでお酒を飲んで祝うそうです。
 やはり私はケベッコワと呼ばれるケベック人の方々とは気が合うようで、ゆっくりとした時の中で、とても心地よく過ごしていました。
 そのうちに、「あなたはKAで何をしているの。」と訊かれ、説明すると「あ、双子役?」と言うので「その恋人役です。」と言うと、彼女の顔がパッと明るくなり「もしかしてダイアナかしら。」と。そして今度は私がビックリ。私の役は、確かに“ダイアナ”という名がついていますが、普段その名を使うことはほとんどなく、どうしてご存知なのか不思議でした。すると、モントリオールで生地などの在庫を管理していた時に、資料を見るとダイアナと名がついていたり、ときにはキャラクターの写真がその横に付いているものがあって、いろいろなショーのキャラクターの名を覚えているとのことでした。確かに衣装には“Diana”と書いてありました。
 「2週間ぐらい前にKAを観に行ったのだけど、あそこのシーンは本当に良かったわ。あなたは12歳ぐらいにしか見えなかったわよ。ね、ね。」と隣に居た人の肩を叩き、一緒に行ったという彼女と喜んで下さいました。
 そのうちに“プティン”が出てきました。フライドポテトにチーズとソースの掛かった、出来上がりを見れば何てことのないものなのですが、ケベッコワにとっては特別なものであることは知っています。KAにまだケベックの仲間がたくさんいたとき、何度かプティンを囲んでみなで集まりました。彼ら、チーズにこだわりがあるのは同じで、ケベックから取り寄せたというプティンに使う特別なチーズを用意していました。レストランで買ってきたフライドポテトの上に、クーラーボックスから取り出したチーズをのせ、アパートで作ってプールサイドまで運んだソースをのせたので、オーブンから取り出してチーズがとろりと溶けたプティンとはだいぶ様子が違いましたが、ケベッコワの方々は嬉しそうに、本当に嬉しそうに召しあがっていました。私も、プティンのことは忘れていたので、久しぶりに食べることができ、さらにKAのケベック仲間の顔を思い出し、嬉しくなりました。
 今日は、KAのアーティストのパーティと、観たいショーも一つあったのですが、居心地良く、すっかりここでのんびりしてしまいました。楽しい中、ゆっくりと休める日になりました。
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彼女の「もちろん!」

2008-06-21 | KA
 カツラを着ける下準備の段階を、私は自分ではやってはいけないことになっています。昨日、新しいカツラ担当の方が「ぼくがやってみたい。」と言って、編込みとピンカールをして下さいました。掛かった時間、いつもの4倍。時間にはいつも余裕をもって行動しているので、こういうことがあっても他に何か余計なことがなければ、遅れることはありません。
 今日は、できればいつもの方にして頂きたい、と思いながら行きました。いつもの担当の彼女が「ちょっと待ってくれる。」と言うと、彼は「ぼくが出来るよ。」と。今日も彼がして下さることになりました。私は少し急いでいたのでがっかり。でも、きっと昨日よりは早く出来だろうとお願いすると、今日はいつもの彼女の5倍掛かりました。
 慣れていないのは分かります。でも、私でも2倍ぐらいで出来ます。もし、ここが学校ならば、理解できることなので私もゆっくり待てます。でも、ここは仕事場です。そして、編込みやピンカールは基本的なことで、何もこのショー独自のことを求めているわけではないのです。どうして、いつもこういう人を雇うのだろう…。
 こんなことで腹を立てていてはどうしようもない。そう分かっているので、実際には腹を立てている自分に腹が立ちます。私なら練習してから出直すけれど…。ここは“プロの集団”というイメージが、今でもどこかに残っている私がおかしいし、本当に心狭いし、余裕がないんだから…。ぐるぐるといろいろ考えて、結局は大様でない自分を反省しながら、深呼吸をし、心を落ち着けました。
 二回目のショーは、最近新しく入ったメイクの方が初めてカツラを着けて下さいました。今日は下準備の時にいつもの倍以上のピンを使ったので、カツラを着けるときになるべく本数を減らすように上の人が指示を出していました。
 彼女は、「ピンの数、少ない方がいいのよね。」と訊き、初めて私のカツラを着ける彼女に、その指示は少し不安で、「きちんと留まるならば。」と答えました。すると彼女は「もちろん。」と言って、ピンをさし始めました。
 彼女は、2,3回、私がカツラを着けているところを横から見ていただけだったような気がします。しかし、彼女がピンをさし終えて、「どうかしら?」と言うので、頭を振って確認すると、しっかり固定されていました。そして、大きな笑顔で「完璧!」と言いました。

 一週間が無事に終わりほっとしました。
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