のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

フジコ・ヘミングpresents 小さな小さなチャリティーコンサート in 東美教会

2021-04-10 | イベント
 先日、ご縁に驚いて下さった吉永真奈さんから、そのチャリティーコンサートのお知らせを頂きました。間もなく公開される、と伺っておりましたが、こんなに直ぐだったとは。更に彼女は、『ここから…5』のみなさんにエールが届くよう、公開されて直ぐ私にお知らせして下さったようでした。本当に有難いです。『ここから…5』は、あと二回の公演を控え、八十分のそのコンサートをご覧頂く時間はないことは分かっておりましたが、吉永真奈さんのお気持ちもお伝えしたくて、直ぐに古谷野先生に転送しました。
 そのまま、私はコンサートを拝見しました。吉永真奈さんの凛としたお箏に始まり、TENKA合唱隊、陣内大蔵さんの演奏と歌、フジコ・ヘミングさんのピアノと続きました。ラ・カンパネラが始まった時、『ここから…5』の最終回が行われている時でゾクゾクし、バトンがキラキラしているのを感じていました。
 このコンサートはYouTube配信されているのですが、小さな命のために寄付が出来るようになっていました。私はこのご縁に感謝し、『ここから…5』を観に行ったつもりでご縁を繋いでみることにしました。
 吉永真奈さんにお礼とラ・カンパネラのことをお伝えすると、彼女はお箏でラ・カンパネラを演奏されているとのことで、またまた驚きでした。
 ご縁はまだまだ繋がっていきそうです。

・オンラインチャリティーコンサート
『フジコ・ヘミングpresents 小さな小さなチャリティーコンサート in 東美教会』(80分)
https://m.youtube.com/watch?v=XJNf4Tz8xeA
 七月末まで公開

・コンサート運営:フジコ・ヘミング チャリティーコンサート武蔵野委員会
・チャリティー運営:日本キリスト教教団 東美教会 https://toubi-church.jimdofree.com​
フジコ・ヘミング 公式サイト https://fuzjko.net​
寄付サイト(congrant)
https://congrant.com/project/ccfujiko/2701
吉永真奈 La Campanella remix ver.
https://youtu.be/SNDWe_hnGoU
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Go Knights Go!

2018-05-16 | イベント
 ラスベガスで誕生したホッケーチーム、Vegas Golden Knightsが勝ち進んでいます。北米プロアイスホッケーNHLに新加入のチームが準決勝まで進出するのは史上初の快挙だそうで、とにかく盛り上がっております。今日はKAのキャラクターとして応援しに行く機会を頂き、試合前のパレードに参加して来ました。
 その盛り上がりを感じてはいたものの、目にするのは初めて。KAの劇場を後に、バンに乗ってTモービルアリーナへ向かうと、ゴールデンナイツのユニフォームやTシャツを着た人で埋め尽くされていました。
 バンが到着した場所には、ゴールデンナイツのランボルギーニがありました。チームカラーの深いグレーにチームのロゴが付いていてかっこ良かったです。
 アリーナに一歩入ると寒い風。アイスリンクなので当然なのですが、上着を置く場所が有るのか分からず、上着をバンに置いてきてしまいました。走って取りに戻りましたが、バンは走り出してしまいました。
 アリーナの中を歩くと懐かしい匂い。外国のアリーナで行われたバトンの大会を思い出しました。
 部屋に着くと、背の高い綺麗なお姉さん達が赤の衣装と黄色の衣装に着替えているところでした。大きな羽を頭に載せて完成です。彼女達が着替え終えると、写真を一緒に撮りました。
 時間になり、パレードに向かうと、途中の部屋からチアリーダー達とドラム隊が出てきました。こういう方々がいらっしゃることをすっかり忘れており、私達はみなさんと一緒にパレードすることが分かりました。チアリーダーは黒と金、ドラム隊は白のユニフォームを着ていました。ドラムは透明で、中にロゴの兜が有り、時々光っていました。ドラム隊の何人かは先週KAを観に来て下さったようで、喜んでいらっしゃいました。
 アリーナを先に進むと、外に出るほんの少し手前の小さなスペースで、ゴールデンナイツの選手達がサッカーをしてウォーミングアップをしていました。彼らはリラックスしているご様子。選手のことを良く知るアーティスト達は大興奮。
 やっと暖かい外に出ることが出来ました。そこからニューヨーク・ニューヨークの駐車場へ向かいました。試合観戦でアリーナへ向かうみなさんの迷惑になる逆流状態。しかし、
「あ、シルクデュソレイユ!」
 とおっしゃって喜んで下さるので驚きました。KAの衣装はシルクデュソレイユという感じではないかと思いましたが、みなさんよくご存知じです。地元の人達が応援していて、そこに私達も加わり仲間として応援している、そういう感じが心地良く。
 カジノへ入るブリッジで隊列を組みました。私達は最後方に居ましたが、隊列から離れて動きまわって良いようです。軽快にドラムが叩かれ、いよいよパレードが始まりました。掛け声は、「Go Knights Go!」です。
 カジノの中を歩くと、外に出て、レストランを左手に歩きました。隊列の左に居た私は、みなさんに手を振りながら歩いていたのですが、いつの間にか先頭に居て、さらにドラム隊が相手チームのユニフォームを着た人達のところで止まっていたのを知らず、気付くとひとりぼっちになっていました。丁度その時、
「ノリコちょっとバトン回してくれる?」
 と広報に言われ、回しました。KAのキャラクターとして歩いていたので、フルートは持つだけでしたが、急にそこでマーチングバンドの先頭にいるバトントワラーのようになり、恥ずかしかったです。
 ドラム隊と、チアリーダーのみなさんは、TOSHIBAプラザのステージで演技。私達はアリーナへ入りました。そして客席に。始めお客様はまだわずかで、担当の範囲全てのお客様にご挨拶出来るほどでした。そして、選手達がウォーミングアップでリンクに出てくる頃には半分ぐらい席が埋まり、みなさん立ち上がって応援していました。ホッケーを見るのは久しぶりで、私も高揚してきました。
 何度か、
「どのショーの人なの?」
「KAです。」
「え?」
「KAです。」
「え?」
「KAです。KAと言う名前のショウです。」
 と言うことがありました。ざわつく中での"KA"は、短過ぎるようです。
 たくさんのみなさんと写真を撮り、選手も間近で応援することが出来、楽しいひと時でした。試合の応援を観客のみなさまにお願いして、客席を後にしました。
 KAの劇場へ戻ろうと外に向かう時、もう直ぐ外に出るという辺りで歓声が上がりました。
「始まるんじゃない!」
 リンク方向へ駆け寄る数人、それはアーティストだけでなく広報もでしたから、みんなが続きました。暗くなった会場、カーテンをほんの少し開けて中を見るその数人の後ろから背伸びして覗くと、客席全体で白いものを振り回しているのが見えます。客席に一枚一枚置かれていたマスコットの付いたタオルです。エネルギーに満ち溢れ、この場に居ると言うことだけで涙が出そうでした。私達を案内して下さっていた方が許可して下さったのか、その中へ入れることになり、リンクの直ぐ横で、試合前のショウを観ることが出来ました。客席の上の方で弓が射られ、リンクには騎士が出てきて戦うと、切られた相手は宙に飛ばされていき、プロジェクションでリンクに映し出された飛行機を騎士が剣で見事に二分するなどと言うものでした。相手チームのロゴに飛行機が入っていることを後から知り、なるほどと。ショウが終わると、選手がリンクに登場しました。
「Go Knights Go! Go Knights Go! Go Knights Go!」
 私達は仕事場へ戻ることになりました。
 バンに乗り込み、TOSHIBAプラザの横を過ぎると、
「あれ、あのスクリーンは今やっている試合? 」
 既に一点先制していました。
「誰よ、誰よ。」
 電話で直ぐに調べて
「マルシェソー!」
「あと二、三分観ていれば良かったね。」
 私はショウに出ない日なので、時間も気にせずすっかり楽しんでおりましたが、みなさんショウに出るのに余裕です。劇場に戻ると、到着予定時間よりもかなり遅れ、六時二十分過ぎていたと思います。
 私は、とてもお腹が空いていたのでご飯を食べました。その後、個人面談をし、体力測定をしました。良いエネルギーを頂いたようで、負荷もあまり大変に感じませんでしたが、垂直跳びだけは、もう少し跳びたかったです。
 試合はハラハラしましたが、最終的にはゴールデンナイツが四得点挙げ、二点差でジェッツに勝ちました。準決勝と聞いておりましたが、これは西側、ウェスタン・カンファレンスと言うそうですが、そこでの決勝に当たるそうです。つまりあと二勝すると、ウエスタン・カンファレンスで優勝です。金曜日もラスベガスで試合、第四戦があります。是非勝って優勝に王手をかけてもらいたいです。それにしても、"ゴールデンナイツ"、ラスベガスにふさわしい、すごくしっくりくる名前です。
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AKIMATSURI RETURNS

2016-10-08 | イベント
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Back to the Future Part II で描かれた日

2015-10-21 | イベント
 1989年に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、マーティとドクがタイム・トラベルした2015年10月21日に当たる今日、映画での今日と言う日を、サンド・クリフ・デッキと呼ばれる舞台を縦にして、スクリーンとして観ました。
     
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ロベールさん、グレン・グールド賞受賞

2014-03-31 | イベント
 会場へ向かうのが夕方でしたので、朝は少しゆっくりして、ホテルの周りを散歩することにしました。まずはホテルの中を楽しんで。
        
 真っ白な雪景色に、恐る恐る外に出ましたが、思ったよりも寒くなく。
        
 スーパーに立ち寄ってから、隣のレストランで食事をすることにしました。フランス語の本日のスペシャルメニューをなんとなく読み取り、注文しました。
           
 帰りながら、会場へ着いたら直ぐにリハーサル時間になることに気付きました。そのために、ホテルの部屋でストレッチをしていると、バトンの大会に出場していた頃のことを思い出しました。
 車がお迎えに来て、会場となるリドー・ホールへ向かいました。
「ノリコは何をしてたの。」
 他のみなさんは、タクシーで出掛けて食事をしたようです。全員に連絡をしたようですが、私の電話には、どうやら上手くお知らせが入らなかったようです。
        
 歴史を感じる建物を見ながら、工事が目立つ町の中を少し走ると、会場のリドー・ホールに着きました。公邸と言う割に、簡単に敷地内へ入れたので驚きました。建物の中へ入ると歴史を感じます。荷物を置くと、ビクトリア様式の内部を少し案内して下さいました。
        
 本番を行うホールへ、リハーサルに行きました。何故かピンクのシマシマ。フルートを回すと、縞とフルートが重なって見難いことが分かりました。また、日中なので窓から日が差し、リハーサル中は照明の確認が出来ませんでした。他の出演者は余裕があるので、写真を撮ったりしていました。写真を送ってくれたので、記録に残せます。
        
 リハーサル後から本番まで、時間はたっぷりありました。そして外には出ることが出来ないので、ほとんどの人は、インターネットを使って時間を過ごしていました。WiFiのパスワードを教えて頂けることも驚きでした。
           
 私は、用意して下さったサンドイッチなどを頂いて、まずは少しゆっくりしました。その後、出演予定時間に合わせてお化粧をして、カツラの準備もして、衣装も身体の準備もして順調に支度をしましたが、本番時間が遅れに遅れて、さらに、あとどれくらい待ち時間があるかということが誰にも分からず、常にいつでも本番を迎えて良い状態を保っていることが少々大変でした。
 ようやくホールの裏へ行き、動いていると、そこには立派な置物があり、フルートを回している私は危なっかしく見えたようで、係りの方が違うスペースを見付けて下さいました。
 いよいよ本番。KAのビデオに始まり、チェロの生演奏と共に、影絵、アーチャーズデンのデュオ、そして私。私は、最後がギリギリで、爪を折ってしまいました。客席からも、ハッと声が聞こえましたが、なんとか手の中に収まり、みんなでホッとして終えました。
 演技後、ロベールさんと写真を撮るために、お待ちしていると、重要人物と思われる方がいらして、みなと握手をして下さいました。私には、
「あれはマジックだね。」
 と声を掛けて下さいました。その後、遠くの方から本日の主役が歩いていらっしゃるのが見えました。
「あ、ロベールさん。」
 私はとても嬉しくて、拍手でお迎えしました。
 KAのアーティストが演技をするのは、彼には内緒にしていました。彼は、KAのビデオを見ながら、「そうそうこれも創りました。」と思っていらしたそうですが、それが終わると生で演技が始まり、本当に驚いたそうです。そして、心に響いたとおっしゃって、温かく私達とお話しして下さり、一人一人に握手をして下さいました。私も手を差し出しましたが、
「ノリコ!」
 と、彼は顔を近付けて、いつものように、頬を合わせて下さいました。いつものように柔らかな優しい頬でした。それからも、何度も、「会えると思わなかった、会えて嬉しい。」とおっしゃって下さいました。私も、
「夢のようです。」
 初めてお会いしてから丁度十年、お祝いとお礼の演技をさせて頂く機会に恵まれ、本当に有難いです。
 帰り道、Generalの話になり、私はカナダはPrim Ministerだと思っていましたが、勘違いで、Generalだったのかと、何年も間違えて覚えていたのかと思いました。後で確認をすると、Generalとは総督で、カナダの総督とはイギリスのエリザベス女王の代理を果たす人ということが分かりました。そして、「マジックだね。」とおっしゃった、その方の笑顔と同じ笑顔の写真が、調べたページにありました。
 慌てて失礼がなかったか振り返りました。Generalにお会いした時は、閣下と言う言葉を使うように言われていましたが、どの方が総督か存じ上げず、あのように気さくにご登場されるとも思っておりませんでした。大切な方とは感じたので、出来るだけ丁寧にお話したと思いますが、大丈夫でしたでしょうか。会場のリドー・ホールは、その総督のお住まいでした。日本で国をまとめるような立場の方にお会いしたことはありませんが、外国で初めてこのような機会があり、面白いとも思いました。
     
 ホテルに戻り、みなで食事に行くことにしました。ロビーで待っていると、女性がいらして、
「演技をして下さったみなさんですか。」
 グレン・グールド財団事務局長の奥様でした。その後、財団の他のみなさんが何人か集まってきて、一緒に喜んで下さいました。
 カジノのレストランは、カフェのみが開いていました。ラスベガスのカフェとは違い、パッケージに入ったサンドイッチなどをトレーに取っていくもの。私は温かいものを食べたかったので、スープを頂きました。みんな嬉しいからか、とても良い話が出来、最後まで幸せな一日で、貴重な経験も出来ました。
 夜中の一時半頃部屋に戻りました。朝四時に集合でラスベガスへ戻ります。
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The 4th Annual Las Vegas Aki Matsuri

2013-10-19 | イベント
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CalTravel San Diego

2013-03-18 | イベント
 朝食後にリハーサル。舞台の使える部分が練習時よりも狭かったり、出入りの変更があったり。照明が気になりましたが、チェロの音調整の後、調整して頂けました。通し練習を三、四回したので、条件があまり良くないところでも、気持ちを落ち着かせられるところまで練習出来ました。
 三十分のリハーサル予定でしたが、倍以上の時間を費やし、急いで支度。休む間も無く本番でした。影絵、アーチャーズデンのデュオ、そして私のフルートを回す場面。
 終了後、私は花束をダイアンさんにお渡しする役目を頂いていたので、みなで楽屋に一度戻って荷物の整理を少しすると、すぐに舞台裏に戻り待機。
 朝のリハーサルの後に、
「私が今日プレゼンテイションで話そうと思っていることを、あなたはみんな備えている。あなたのことをプレゼンテイションに呼べないか、少し考えているところです。」
 感じの良い方が声を掛けて下さいました。私が花束を渡すために舞台裏に待機をしていると、彼はプレゼンテイションのために舞台裏に待機されていて、また、声を掛けて下さいました。
 帰り支度を全て済ませると、次の集合までに、二時間程ありました。美味しいものを食べて、景色を眺めてゆっくりしようかと思いました。同じ考えの三人で、ホテルのレストランへ行き、メニューを見ていると、コーチのアル。
「三時に出発のクルーズを見付けたよ。行く?」
 お腹も空いたことですし、元気もない気がして断りました。しかし、サンディエゴでしか出来ないことをした方が良いのではと、すぐに別の頭が働き、
「行きます。」
 手続きをしていると、あとの二人も来て、六人で行くことになりました。
 桟橋までタクシーを飛ばし、何とか間に合いました。木が艶やかで素敵な船。昼食は、船上でホットドックとなりました。こちら選択の余地無し。でも、お腹が空いていたので、美味しく感じました。
 最近買った動画編集アプリケーションを、素材があれば使えることに気付き、一時間のクルーズ、撮影をしていました。
 集合時間の四時半ギリギリにホテルに戻り、空港へ。空港では、出発の時間まで一時間以上ありました。でも、撮影したものの編集を始めると、いつの間にか寝てしまい、すぐに時間が経ちました。
 帰宅すると、案の定、編集に夢中になってしまいました。今週末は三連休。明日も休みで良かったです。
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Diversity Recharge

2012-02-23 | イベント
 七時半に起床して、すぐにMGMへ行きました。KAの劇場では、イベントのリハーサルが行われていました。コンサートかナイトクラブかと言った感じで、私達の演技は、全く違う雰囲気なので、みなさんにとって安らぎのひとときになると良いなと思いながら支度をしていました。パプリカとプラムをかじってお化粧開始。九時になるとカツラ担当の方がいらしたので、カツラを着ける前の準備をしました。それから、身体の準備。世界大会のことなどを思い出しながら、世界大会に出場するとなれば、もっと早い時間に身体の準備を始めているだろうと、少し反省。自分をあまり追い詰めないように言われたことを思い出して、心穏やかに準備を進めることにしました。
 身体を温めて、衣装とカツラを着けると、もう一度トレーニングルームへ行き、一曲通し練習をしました。ここまでの準備が出来て良かったです。五分前のコールが掛かり、出演の準備に下のグリーンルームへ行きました。しばらくそこで待ち、十時半に本番。私はだんだん緊張して、珍しく手に汗を掻き、手は震えていました。始まりは影絵。私はショーと同じように、舞台下で影絵を見ていました。そして、彼らが去ると、彼らを追いかけるように舞台に上がり、そこにスピアーマンが二人出てきて、アーチャーズデンで行なうデュオをしました。私はそれもショーと同じように見て、彼らを追い払うと、自分の演技が始まりました。最後のリハーサルで、照明がころころ変わり、とても見にくかったので、気になっていましたが、それは大丈夫でした。後ろ向きの時にフルートが見難いことが分かり、それを気を付けながら、震える手を落ち着かせながら踊りました。最後は、確実に出来るものに変えて何とか無事に終えました。客席は満員でした。
 衣装を脱いで、お化粧を落として、身体を整えにトレーニングルームへ行くと、そこで見る時計の針が、夜のショーを終えてから見る時計の針とほぼ同じなので笑いました。
 シェリーは、もう一度お化粧をしたくないので残ると言い、楽屋の机の下に小さなお家を作っていました。私は、夜までここで過ごすための支度を出来なかったので、ショーに出ない日にして下さったこともあり、帰ることにしました。
 朝食を食べ、しばらくすると眠くなってきました。イベントの出演を終えた直後は、すっきり冴えていましたが、家に帰ってほっとすると素直に疲れが出てきたようです。寝ることにしました。三十分の仮眠か、九十分のしっかり寝か。身体が充分と思ったところで勝手に起きるだろうと、目覚ましも掛けずに寝ると、ぴったり九十分で目が覚めました。仮眠で済めば用事を二件済ませられたのですが、時間がないので、車両登録更新の為のスモッグテストだけ行きました。私に時間があまりなかったこともあるのでしょうが、作業して下さる方の、ゆっくりなこと。日本人でしたら半分の時間で済んでいるだろうに、と思いながら作業を見ていました。
 仕事には間に合いました。ショーに出なくても、六時までに出勤しなくてはいけません。それにしても、こんなに遅く仕事に行ったのは初めてのことかもしれません。
 お化粧を終えると、フィジオに行きました。左の小指の様子がおかしいので、診て頂きました。予想通り、捻挫をしたようです。きっと、ケイジに上がる時に指を奥まで入れてしまったか、きれいに抜けなかったのだと思います。冷やして、固定するように言われました。そして彼は、静かに
「オイルを塗ると良いよ。」
 私が笑うと
「もう無いのなら、僕が持っているよ。」
 愛用して下さっているようです。
 それから、新しい衣装、フルートを持って、トレーニングルームへ。フルートは、昨日とは全く違う程滑るようになってしまい、何度も拭いてみましたが、効果がありません。昨日、ローションを使ってから状態が変わった気もしましたので、今日はローションを滑らなくすることを目的で使ってみました。どうやら、効果があるようです。
 新しい衣装は二つあるので、一つの確認を終えると、着替えてもう一つ試すことにしました。お願いしていた手袋も出来上がっていたので、こちらも確認しなくてはなりません。衣装は良いようでしたが、手袋はやはり大きいようです。新しいものに替えるように言われるかもしれないと、新しい手袋も持ち出して、試しました。こちらは時間を掛けて育てているので、何とかなりそうです。それが分かると、安心して古くなりつつある手袋の相談に行きました。もう直すには古過ぎるので新しいものに替えるように言われるかと覚悟をしましたが、最近モントリオールから届く手袋が、やり直しばかりで、今いくつ倉庫にあるのか心配なこともあると伝えると、まだその手袋は直す価値があると、直して下さることになりました。縮める印をつけましたが、明日、少し早目に来て、実際に縫って下さる方と話すことにしました。
 彼女は、
「客席から今朝の演技を観ていたけれど、素敵だったわよ。」
 誰もが客席に入れるわけではなさそうでしたので、どんな方が客席にいらしたのかとお聞きすると
「ダイバーシティのクラスを受けている人。」
 MGMホテルの従業員だけでなく、MGMリゾーツ・インターナショナル系列全体から人が集まっていたそうです。そして、ラスベガス以外にあるMGMリゾーツ・インターナショナルの系列のホテルには、ライブで中継されていたそうです。
 あっという間にマッサージを受ける時間になりました。今日は、背中の硬さが気になっていたので、何も無くても有難いクリスのマッサージを受けられることが、余計に有難く感じました。彼は丁寧に身体を診て下さり、ある時点で
「何か普段食べないようなもの食べた?」
 先週カイロプラクティックの先生に同じようなことを言われたばかりでしたので、笑いました。そのことを彼に話し、カイロプラクティックの先生に伝えたことの他に何かあるか考えました。卵を普段は毎日食べないのに、賞味期限が近くなってしまったので、毎日食べていることは気になりました。もしかすると、食べ物ではなくて、ストレスかもしれないと言うので、今朝のイベントがストレスだったのかしらと。その後、三角筋の辺りを触っている時に、
「肺だ。」
 日光浴をして、大きく呼吸をしてストレッチをすると良いそうです。それから
「グリーンティ。」
 と言うので緑茶を思いましたが、ジャスミン茶が良いそうです。こちらは、グリーンティとブラックティとホワイトティと大きく分かれていて、その中で種類があります。ホワイトティのジャスミン茶ではなく、グリーンティのジャスミン茶が良いと言うことだと思います。
「カリフォルニアに素晴らしい指圧の先生がいらっしゃるんだ。僕は君のことを話したよ。君の身体を診られることは光栄なことだからね。カリフォルニアに行く機会があったら、是非その先生を訪ねると良いよ。」
 クリスの勧める先生ですから、本当に素晴らしいのだと思います。是非訪ねてみたいと思います。今日も彼は時間を大幅に延長して診て下さいました。そして最後に、
「チーズは食べないよね…。」
 そこで思い出しました。月曜日のワイン&チーズパーティで、チーズをたくさん頂きました。
「チーズは胸の辺りを重たくするけれど、ジャスミン茶はカラッとさせるからね。」
 原因が分かり、私は大きく笑い、二人で喜び手と手を合わせました。
 家にティーパックでしたがジャスミン茶があったので、飲まないよりは良いかと飲むことにしました。少しでも身体の状態が良くなりますように。
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NORIKO猫

2010-09-10 | イベント
 昨日迷った動物保護施設、Pets Lifeline、その後テントに行ってから尋ねると、頂いた地図の印が間違っていたよう。私は頂いた地図を簡単に描き直して持っていましたが、彼女は「この地図良くないわね。」と言い、紙を逆さにしました。彼女が説明を始めると何度も私の描いた地図が良くないというのですが、その理由が地図が逆さだからなのです。確かに、出発地点が手前で、到着地点が向こうになっていた方が見やすいので、居る場所が紙の下にあった方が分かりやすいと思います。でも、描いた地図は南が上になっていたわけでもなく、間違っているならともかく、悪いと言われるようなことは何もなかったと思うのですが、とにかく、頂いた地図の印が、通り一本南だったようです。今日は迷わず行けました。
 訪ねると、受付の方は見慣れない顔の私を不思議そうに見ました。それから、私が『Black Cat Cabalet』の出演者と分かるとボランティアに来たことが分かり、まずは中を丁寧に案内して下さいました。そして、「あなたの名前をつけた猫が居るのよ。」と。その猫は、仔猫用の部屋から、成猫用の部屋に移ってきたばかりだそうです。シャイだというその猫に、私の名前を付けたというところが、彼女達は私のことを知らないでしょうに、面白い偶然でした。犬は、昼間は外に居るということで、大きめの部屋に一匹ずつ入っていました。そのうちに、リハーサルでお会いした、お父様が日本人と言う方がボランティアにいらして、彼と一緒に犬の散歩に行く事になりました。良いお天気の中、のんびりとした散歩。散歩用の綱を持つことは、指導を受けた人しか出来ないということで、私は彼の横をただ歩いていました。Pets Lifelineには、犬を遊ばせる大きな広場もあり、ボランティアの方がいらして、そこでボールを投げたりして遊んでいました。彼女達は毎日のようにここへ来て、お気に入りの犬を中心に世話をしているそうです。私達も、そこで犬を遊ばせました。私は、今日ここで何が出来たということはありませんが、自分が出演させて頂いているチャリティショーが、どのように役立っていくのか、様子を伺うことができ良かったです。
 彼はこれからテントへ行くと言い、私も近くのプラザ周辺を少し見たかったので、一緒に自転車を走らせました。裏道を通って下さったので、たくさんのブドウ畑を眺めながら走ることができました。道端にあったブドウをつまんで食べるとワイン用は渋いのかと思っていましたが、そんなことはなく、小粒のブドウはおいしかったです。また途中でブラックベリーもあり、もう終わりという感じでしたが、食べられるものも少し見付けたので食べてみました。そこからファーマーズマーケットを通り、これからまだ何日も滞在するなら、ここで野菜を買いたいな、と思いながら、通り過ぎました。彼とはここで左右に別れて、私は街の中心、プラザへ。ワインテイストをした時に、おつまみを運んできたカフェはプラザ横にあり、そこでまずはランチ。焼いた野菜のサラダはおいしく、特にニンジンが甘くおいしく、それが顔に出ていたのでしょうか、何人もの人に何を食べてるのか訊かれました。それからプラザの周りを少し見、まだ少しお腹が空いていたので、パンを買ってプラザ中央の芝生の上で食べました。
 一度帰り少し休むと、髪を上げ、テントに向かいました。お化粧をし始めると、みんなもやってきました。リハーサルの日、昨日の本番一日目と長時間でしたので、今日は午後六時に来れば良いと言われていたのですが、みなさん早いです。今日はお化粧が上手く進まず、時間が掛かってしまいましたが、余裕をみて出掛けたので良かったです。
 夕食はピザでした。ベジタリアン、スモークサーモンの他に、マンゴーがのったものもあり、これがおいしいのです。焼いたチキンもありました。これにはものすごい数の蜂が集ってきました。蜂もおいしさが分かるようです。今日も本番前の夕食、少し控え目に食べました。
 舞台の様子を見ながらいましたが、やはり昨日と同じように、六時を過ぎないと使えませんでした。ジャニンとジュリがサウンドチェックを始めると、私の曲も弾いてくれたので、それに合わせることが出来、身体を充分に動かすことができました。
 陽が落ちると、寒くなってきます。テントを出て、外の“舞台裏”へ行くと汗が冷えて寒いのです。着替えなど急いで支度をして、身体を動かすようにしました。
 五分前のコールが掛かり、舞台袖で待機をしていましたが、しばらく待ちました。寒いので身体が冷えないように、たくさん動いていました。ソノマはラスベガスより湿度も高いからなのでしょうか、芝生が濡れ、履いていたバレエシューズもなんとなく湿ったようでした。
 私の今日の演技は、ロールのノリが少し悪かったですが、その他は大丈夫だったと思います。最後も走り去らず、舞台に残り、拍手を頂く時間を待つことが出来ました。
 第一部と第二部の間には、オークションが入ります。私達は、その間もお客様のところに行って、会場を賑やかしていたのですが、これがまた、長いのです。オリジナルのラベルをつけたワイン、一ヶ月に一度一年間に渡るお花の配達、電気自転車、ラスベガスの一泊パッケージは、MGMの宿泊と二百ドルの食事券、KAのチケットというものでしたが、バックステージツアーと音楽スタジオへのご招待が付いていたからでしょうか、番号札が次々に上がり、最後は二組がいつまでも競り合って、なんと五千ドルを超えて落札されました。多分、ソノマからラスベガスの航空券は付いていなかったと思います…。その後のブラジルへの旅は、一万ドルの価値があるものなのに、七千ドルぐらいにしかなりませんでした。
 第二部、今日はダランをホイールごと担ぎに行けました。ボディパーカッションでは、ほんの少し早まってしまいました。私はそれであっていると思ってやってしまったことなので、仕方ないです。
 たくさんの拍手と、みなさんと仲間の笑顔と、温かい空気に包まれて、ショーは無事に終わりました。私は、今までの人生にない、新たな喜びを感じていました。参加をさせて頂いて、本当に良かったです。
 帰り支度をしていると、衣装を買い取りたい人は、買えることになりました。それも寄付になるということなので、もうこの衣装を着る機会はないと思いましたが、買うことにしました。衣装は部分部分で売っていましたが、私の着た衣装は、一つだけ持っていても形にならないので、まとめて買うことにしました。
 全てが終わると、テント近くのピザ屋さんでパーティがありました。自転車の鍵がないので、私は一度帰り、歩いて戻りました。ソノマは、自転車に鍵を掛けず駐輪しておいても大丈夫そうなところですが、お借りしている物なので、慎重にすることにしました。
 パーティでは、お会いしたたくさんの方に、次々と声を掛けて頂き、喜びを伝えて頂きました。満たされていた心が、さらに温かく、喜びで溢れました。充実からか、あまりお腹が空いていないと思っていたのですが、結局、五皿か六皿食べました。みなで楽しく過ごす中、残念ながら一人のアーティストの調子が悪く、彼と一緒の家に宿泊しているアーティスト達、六、七人は、みな帰ることになりました。
 私は、去年KAのアーティストがこのショーの前に怪我をして、突然来られなくなった代わりに参加をして下さった日本人アーティスト、大さんと話をしていました。エネルギーに溢れている彼はとても興味深く、いろいろなことを伺えました。そして、彼が考案したという武幻を見せて頂きました。武幻は、彼の手によって次々に形を変え、とても面白かったです。
 それから話をした、ジャニンのお友達は、何度かお会いしたことがあるのですが、今日私の年齢を知り、とても驚いていました。彼女は私より二歳若いことが分かりましたが、彼女は私のことを年下、それも随分年下だと思っていたようです。
 とても楽しいひと時でしたが、大さんが帰る時に、私も帰ることにしました。帰っても心身の興奮状態が続いているので、夜はすっかり更けましたが眠れそうになく、荷作りを始めました。あとは、今着ているものなど、となったところで、寝ることにしました。

 何かのイベントに出演する時、バトンの発展を願い参加をし、たくさんの方にバトンをご覧頂ければと思います。でも、今回のチャリティーショーは、少し違いました。そこに集まった人たち、みなが動物保護施設の為にそれぞれが出来ることをしていたのです。チケットを買ってショーにいらして下さる方、オークションで絵を買って下さる方、お金を寄付して下さる方、舞台裏で働いて下さる方…、いろいろな方がそこに集い、みなが動物施設の資金集めの為に一つになっていました。私は一度に五千ドルも寄付することはできませんが、このショーの為に作品を創り準備をして本番に臨みました。それが私に出来ることでした。もちろん、このショーでバトンをさせて頂けることは、多くのバトンをご覧になったことのないお客様の目に触れることになり、いつもの願いを叶える一つの良い機会であったことは確かです。でも、何か違う世界が広がったような気がしました。
 今回、KAの仲間に声を掛けて頂き、このように素晴らしい経験をさせて頂けたことは、心の糧となり、私の人生をさらに活気付けてくれました。KAには慈善活動に積極的な人が多く、いつも感心していました。私は術を知らず、身動きずにおりましたが、自分にもできることがありそうです。肩肘張らずに、自分に出来ることをしていけばいいことが分かりました。また何かいい機会があることを願い、気負わずに、少しずつでも活動をしていけたらと思います。
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『The Black Cat Cabaret』一日目

2010-09-09 | イベント
 朝起きると自転車がありました。部屋を貸して下さっているジュリさんが用意して下さったのでしょう。ご飯を食べてから、少し自転車を走らせてみました。明朝、Pets Lifelineと言うこのショーを企画している団体の動物保護施設へ、ボランティアに行けることになっていたので、今日は場所を確認しに行こうと思いました。しかし、頂いた地図で印された場所にはそれがなく、帰ることに。今日、下調べに行ってみて良かったです。
 自転車はなんとなく走り難く、私の気持ちと自転車の動きが合わない感じです。前輪がおかしい気がします。タイヤの空気が足りないのかと思いましたが、大丈夫です。車輪が曲がっているのかと思いましたが、どうやらそれも違いそうです。しっかりネジも締まっていますし…。この自転車、なんとオートマティック。それに私は慣れていないだけかしら、などと考えていました。
 部屋に戻ると、もうお腹が空いてしまい、また少し食べてから、会場のテントに向かいました。
     
 お化粧を仕上げておけば安心と思い、まずはお化粧をして、少し動きだすと、昨晩出来なかった後半のリハーサルをすると言います。私はそのつもりで用意をしていたら、いつの間にか予定が変わっていて、お昼を食べると、ディレクターの話があり、「じゃあ、15分後ね。」と言って、ショーは始まりました。
 まずは、ドレスリハーサル。子供達を招待していました。私の踊る曲は、また始まりの部分が短く、少し焦りながら、振付を変えながら踊ることになりました。
 その後、長いミーティングをして、ショーの手直しをすると、夕食の時間。いつまでも食べていられそうでしたが、これから本番です。舞台が使えるようになるのをチラチラ見ながら身体を動かし、曲の最終確認もしました。ようやく舞台が使え、自分の確認もできました。
 ショーは午後七時、テント外のアニメーションから始まりました。その頃は薄暗くなり、寒くなってきました。
 私は、ドレスリハーサルの時よりは準備ができました。曲は相変わらずゆっくりでしたから、たっぷり、本当にたっぷりと踊りました。昼よりもバランスが良かったので、踊り易かったです。ダメ出しで、「ノリコは早く去り過ぎる。お客様は拍手をしたいのだから、ちゃんと十分に待ちなさい。」と言われていたので、早く退場したいところ、一生懸命に舞台に残りました。同じくミーティング時に言われ、突然入ることになったキュー、ラッソと呼ばれる投げ縄の演技時の心配はありましたが、それは何とかなりました。ダランのホイールの演技の時は、出が少し遅れ、彼は皆に担がれて退場の予定でしたが、間に合わず、彼は自分でホイールを転がしながら退場してきました。ボディーパーカッションは間違えずに出来、ショーは終わりました。みなさんがとても喜んで下さり、本当にありがたいと思いました。
 家主のジュリさんも観に来て下さっていました。すぐに挨拶をしたかったのですが、寒い中の長時間のショーが終わり、どうしてもトイレに行きたくて、衣装を脱いでから行きました。旦那様もいらして下さっていて、喜んで下さいました。彼女に何歳か訊かれました。何歳と思うか逆に尋ねると、「二十代。」と。そして、本当の年齢を言うと、「何か恐ろしいことを耳にするのではないかと思って、おののいていたのよ。」と両手を震わせていました。楽しい方です。「いつまで滞在するの。」と訊かれ、私は彼女がそれを知らないことにまずびっくりしました。彼女は、「土曜日に帰るのなら私は仕事だからもう会えないかもしれないけれど、楽しんで帰ってね。」と言い、また驚きました。ホームステイは気を遣うからどうしようかと思いましたが、全くそういうことはなく、心地良く過ごさせて頂いております。
 お腹が空きましたが、ラスベガスと違い、十時半にもなればバー以外は閉店しています。頂いた果物などを食べて、とりあえず、朝を待ちます。明朝は、お掃除の方が来るようです。
コメント (2)
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