のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

3人組

2006-07-31 | 日記
朝9時半に帰宅し、着替えて美容院へ。結局先日のカットは洗いっ放しでは整わないことがわかりパーマをかけました。またクリクリになりました。しばらくは楽できます。

さあ、買い物をしてクッキング!今日は日本から3人組がこの部屋まで来てくれることになっていました。飛行機が遅れたり、タクシーが違う場所に彼女たちを連れて行ったりで、ようやく到着しました。車がなくてごめんなさい。
彼女たちは「ラスベガスに来た実感がない・・・」と。到着してすぐにここに来て“ご飯”を食べていたらなかなか実感もわかないでしょうね。そして私も日本にいるような懐かしさでした。
いただいたカードにほろりと。仕事を調整してショーを観るためだけに3日だけ滞在する3人組。私は幸せ者です。お礼は私から言わせてください・・・

朝帰り

2006-07-30 | 日記
仕事のあとインターネットをしていたらなかなか終えることができず朝の5時になってしまいました。さすがに眠くなり考えた結果トレーニングルームで仮眠。いいマットと毛布があるのです。4時間寝たので仮眠とは言わないかしら。目覚めすっきりでおてんとうさまを背中に帰宅しました。

ついにポロリと

2006-07-29 | KA
今までは「危ない!」と感じ、急いで目を閉じ助かっていました。今日はそんな感じもなく普通に瞬きをしたらポロリと。ついに本番中、コンタクトレンズが落ちてしまいました。最後のご挨拶のシーンで良かったです。片目が0.01(もしかしたら以下)の視力でも何とかなりました。ほっ。

いきなりヒップホップ

2006-07-28 | 日記
はじめは“LOVE”。LOVEはいろいろな種類のダンスがあるけれど、まさかヒップホップとは!早い踊りは苦手です。というより、覚えるのに時間が必要です。こなせる前に終わりました。
次は“ズーマニティ”。個性を出して前に進み、お客さんにアピール。本来の個性よりはズーマニティースタイルだったかな。一番できなさそうな気がしていましたが、踊りは以外に踊りやすかったです。ジャズダンスのような振り付けでした。
三番目は“ミスティア”。教えてくださった方を見本としようとすると少し弱い感じで、きっと本当はこうしたいのかしら・・・と思いながら踊りました。
最後は「25番のノリコです。日本出身で今はラスベガスに住んでいます。電話番号は・・・」とカメラの前で。

そう、今日は生まれて初めて『オーディション』というのを受けてみました。上記3つのショーがダンサーを探していて、見に行くつもりが受けることに。シルクのアーティストかその友達、という身内のものでしたし、棒を持たないダンサーで他のショーにでるつもりもないので気楽でした。無料で3つの振り付けを習え、お得でした。

歌舞伎教室

2006-07-27 | 日記
私の通っていた高校はユニークな学校でとても楽しい学校でした。その一つがサマープログラム、通称サマプロ。先生方が個性を発揮して旅行や教室を企画し、生徒が選んで好きなものに参加できました。
私が参加したのは、イングリッシュキャンプ、テーブルマナー、益子焼の旅、奥の細道を行く・・・そして歌舞伎教室。
「日本人なのに歌舞伎を観たことがないのも・・・」と思って参加した歌舞伎教室、それから“はまって”しまい毎年のように観に行きました。“毎年のように・・・”というのは卒業してからも担当だった先生がお知らせを送ってくださり、その先生がご退職されても次の先生に引き継いでくださりできたことです。そして本人が日本にいない今もそれは続いています。「歌舞伎、楽しかったです。」と両親から連絡がありました。
今の担当の先生もご退職されるそうです。そして次の先生に引き継いで下さるそうです。

ABUNAI…

2006-07-26 | KA
ケイジに入った双子の男の子に近づくと「アブナイ」と小さな声で日本語で言いました。何かがあるといつも“危ない”ことをこうやって教えてくれます。通常はケージが舞台から落ちそうな時、または衣装の一部がとれてケイジの中に落ちている時。今日は確認したところどちらも大丈夫そうでした。「何が危ないのだろう…」
ケイジを開けて彼を逃がしてあげようとすると開けた蓋が反対側にある磁石に付きませんでした。これはこのあとの演技の最後に重要なことなので注意深くもう一度やり直しました。でも付きませんでした。彼が早く出ないといけないことはわかっていて何度もやり直すことはできません。そしてケイジから出た彼が近づいてきてもう一度「アブナイ」といいました。「何が危ないのだろう・・・」
ショーの初めのほうで「今日はリフト5がうまく動いてないみたいよ。」と言うことを聞いていたのでそれかもしれない。今立っている舞台、リフト5が動かないのかもしれない。
彼から2本もらったフルートのうち1本をケイジの上に置きます。そこには磁石があって固定されるようになっています。1本をケイジの上に置こうとすると付きが悪く、フルートを動かしながらいい位置を探しました。使うフルートによってこれはたまにあることです。しかし、いつもは付きにくいフルートでもピッタっと吸い付くところがあるのに今日は探し出せませんでした。その中でも一番強く付いているところを探し置きました。
演技が始まりました。とりあえず危ないことは気にしないでやってみようと思いました。
ケイジを揺らす時に、置いたフルートのことを考え、いつもより小さく揺らしました。そして小さく揺れたケイジからフルートは落ちました。
このブログをはじめてから不思議とフルートが床に落ちることはありませんでした。日本のみなさんが身近に感じられるようになりそれまでよりもっといいエネルギーをいただけているのかもしれない、守られているのかもしれない、と思っていました。
久しぶりにフルートが床に落ち、久しぶりに大きく演技を変えながら続けました。
そして最後、ケイジに入りケイジを揺らすと蓋が閉まってきました。磁石にうまく付いていなかったことを忘れていたのです。これこそ”アブナイ”ことでした。
リフト5は無事に下がり、ケイジから出て、下がりきったところでケイジの磁石の確認をしました。何度やってもどう位置を変えても付かないのです。そしてステージマネージャーから「プロップスが間違えたケイジを置いてしまったの。」と告げられました。
なぞが解けました。インイヤーと呼ばれる指示が聞こえる機械を双子の男の子役は付けていてその間違いを知っていたのです。それを私に教えてくれたくて「アブナイ」と言ってくれたのです。私は”危ない”に惑わされてケイジがいつもと違うということに気付きませんでした。もちろんこの置き間違えは初めてのことです。でも、蓋を開けて磁石に付きにくかった時、フルートを置いて付きにくかった時、気付けることでした。ケイジがいつもと違うということまで気付けなくても、フルートを置いた時点で付きの弱さを感じていたならば他に何か対処をすべきだったのです。
ショーとショーの間にトレーニングルームに行ってどういう可能性があるのか試しました。
今日はそのほかにもいろいろなことが、本当にいろいろなことがあり、落ち着きがない日でした。それをこなせなかった自分を省みて「まだまだですね、ノリコさん。」と独り言。
それでも、それに気付けば一つ一つのことを良い方向に変えていくことはできます。その作業は短時間でできるようになっているようです。そして気持ち新たに2回目のショーに向かう直前、アーティスティックコーディネーターに呼び止められました。「身体大丈夫?」私はわざと「どうしてですか?」と訊き返しました。「この隣にいる彼、何回かショーを観ているのだけど、観るたびにノリコに何かハプニングがあるって。」ここにももう一つ重なっていたことがあったのかとおかしくて笑いました。
いろいろなことが一度に起きてしまってよかったのだと思います。すべてのことを対処でき、新しい週はようやく始まりました。

失恋が待てずに

2006-07-25 | 日記
以前スマステを観た友人に「髪型変えたのね!」と言われました。「ハハハ、美容院に行ってないだけ・・・」
先々週ぐらいから髪が気になって仕方なく、自分で切り始めていました。昔は良くしたことですが去年の6月に美容院に行って以来この作業はせずにすんでいました。最近「切っても切っても気になって」というのは、パーマをかけているところと切ってパーマが無くなってしまったところがうまくミックスされていないからです。
今朝起きてもう我慢できず“プロ”に頼むことに決めました。すぐ電話。21分後の予約。不精なので本当はパーマをかけたいのですが、お気に入りの担当の方が日月と私の休日と同じ休日なのでそこには行けず、カットだけを近所の美容院で頼みました。
自分で切ってから美容院に行くとたいてい「どこで切ったのですか。」と訊かれます。今日も覚悟はしましたが物静かな方で何も言いませんでした。
カットする直前にすくい上げる髪の毛を見ると今回はなかなかうまく自分でカットできていることがわかりました。だからほとんど切ること無し。
彼女はドライヤーをかけ始めました。「これで終わりってことはないよね。」
丁寧に髪をブローする彼女。「こんなこと毎日私にはできない・・・」
ブローを終えると髪をすきはじめました。「これが一番必要だったこと!」
初めに指差したヘアーカタログの髪型とはだいぶ違いますがきれいに軽く仕上がりました。あとは洗いっ放しでどうなることか・・・

チャイナタウンで

2006-07-24 | 日記
名古屋からオサムバトンの森本ご夫妻がいらしてくださいました。ラスベガスは何度もいらしていて私よりも詳しいぐらいですが、チャイナタウンにはいらしたことがないということなので、この中の香港式飲茶のお店でお昼を食べました。その後そのお店のとなりの、日本で修行をしたという韓国の方が作っているパン屋さんでデザートタイム。私は人の話を聞くのが大好きなので、今日はいろいろな話を伺えてとても楽しく勉強にもなりました。
誠実に対応していたり、努力をしていると自然にいい流れができてくるのかもしれませんね。そしてその流れはそれをし続けることによって続いていく。お二人が益を自分のためにとどめず心広く還元しようとしていることは素晴らしいことだと思いました。私もバトンの未来に何かお手伝いができますように。

“ポテト”のしわざ

2006-07-23 | KA
一回目のショーで『ページェント』の音楽がいつもと違い混乱が起きていたようです。
しかし二回目はそれどころではありませんでした。『ストーム』では舞台がなかなか下がらずボートが立ち往生し、引き続いて『ディープ』にも何かが起きていたらしく曲が長引きました。『影絵』に双子の男の子たちが出て行く時は、花道下の安全確認が取れず客席からの登場。私の出番までにはマットの用意ができ花道を使って登場できました。そして最後の『エピローグ』。すべてのキャラクターが“タタミ”と呼ばれるステージにのり、リフト5が上がります。しかし、そのステージが上がってこないのです。少しの遅れは今までにも何度かありましたが、こんなに長かったのは初めてです。みんなで何とか演技をしながらステージが上がるのを待ちました。後から聞くとキュー出しを聞く機械をつけていてもそこからは何も指示が出なかったそうです。そして、最後のステージが上がらなかった理由は『バトルフィールド』で投げた通称“ポテト”が、舞台と舞台の間に挟まったからとか。“ポテト”はメークインのべイクドポテトのような形をしています。投げられた“ポテト”をプロップスが拾え切れなかったということと、安全装置が機能しているということです。

ラスベガスのむし暑さ

2006-07-22 | 日記
最近「暑いね・・・」という話によくなります。気温は相変わらず40度前後。いつもより暑く感じるのは湿度の違いでしょう。試しに調べてみたら今日は22%。約一ヶ月前は一桁台でした。それでも日本のむし暑さを知っている私にはまだまだ快適です。