のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

フィジオの評価

2010-06-30 | KA
 一年の評価をして頂く日でした。いつも前日に頂く評価が書いてある紙は、自分のコメント記入欄もあるので、書き入れておきました。それを見て、コンピュータに打ち込んでいたステイシィ、少し怪訝そうな顔をするので、「フィジオの評価が良くなかったので、それを踏まえて書きました。」と説明すると、横にいらしたアーティスティックコーディネイターは、「フィジオはあなたが来ないから淋しがっているのよ。私達は、あなたがフィジオのお世話にならないで済んでいるのは嬉しいことなのだけどね。」と。
 アーティスティックコーディネイターが新しくなってすぐの、同じ評価の時間の彼女からの言葉を思い出せば、新しいフィジオの方からの評価が良くなくても何とも思いませんが、ステージマネージメントがわざわざ書き加えて良い評価をして下さっていることが、フィジオでは普通になっていたので、「今後どうしたら上達すると思うか。」というところに、「そこを直すと良いのでは。」というようなことを書き入れておきました。
 アーティスティックコーディネイターも、数年も経てば私のことも分かって下さったようで、その他は、いつもと大体同じ評価でしたが、将来のことを話した時に、「あなたが残ってくれるとしたら、私達は嬉しいです。」とおっしゃって下さったのは、初めてのことだったかもしれません。

 今日のスペンサーはノリノリといった感じでした。お蔭で私もちょっと違う感じに動いてしまいました。

 チャリティーショーの全体のリハーサルが初めてありました。私の他はみなアクロバットの人なので、考えることがどうしてもアクロバット的になります。身体を壊さないようにしたいと思います。
 思ったよりも時間が掛かり、お会いする約束をしていた方々に一度お会いしに行き、事情を話してリハーサルにいらして頂くことにしました。それからは、車輪を付けたチェロでジュリが演奏する周りを踊る練習でした。即興は苦手ですが、ジュリの希望をしっかりと聴き取るようにして動いたので、何とかなりました。

     
 
 それが終わると、お誘いして頂いた夕食へようやく行くことができました。私が今までに自分の車を運転した距離よりも、遥かに多い走行距離をこの一ヶ月ほどの間に重ねてこられたお二人は、旅の途中にラスベガスへお立ち寄り下さいました。たくさんの野生動物にあったという話など、アメリカならではの車での長旅の話をいろいろと話して下さり、自分も旅をしたかのように話を伺い、楽しい時間を過ごさせて頂きました。数日ラスベガスにご滞在後、ロサンジェルスに向かって旅を終えられるというお二人、どうぞ最後まで良い旅をお続けになられますように。

カウンセラーの息子役を創った人

2010-06-29 | KA
 全体のミーティングで、将来のことを考えるように言われました。あまり先のことを考えられない私は、「そうだよね…。」と思いましたが、明日行われる仕事を評価して頂く個人面談までにはとても考えられないので、その時に訊かれないことを願いました。
 ミロが、今週でショーを辞めます。そのことをアーティスティックコーディネイターが発表をすると、彼はそこで話し始めました。私はポロポロと涙を零してしまいました。みなで立ち上がって拍手を送りました。アーティスティックコーディネイターが、“ミロが創ったキャラクター”と表現されたのが印象的でした。
 エミー賞授賞式をテレビで観ていた人は多かったようで、たくさんの方に声を掛けて頂きました。私は、自分では良い仕事ができなかったと思っているので、少し恥ずかしい感じでした。
 ミロの代わりとなるスペンサー、今日の二回目のアーチャーズデンは面白かったです。その二回目のショー、私は自分が踊り始める前に、少し激しくゲホゲホと咳き込んでしまいました。
 ミロの最後を観ようと、日本からいらしたミロの大ファンの方にお会いしました。彼女からは、誕生日カードを早々に頂いたので、そのお礼を言いながら、少しお話しました。
 チャリティーショーで使いたい曲、良い曲を見付けられました。これで良いと言われれば、ようやく振付に入れます。
 行きがけは華氏100度、摂氏ですと37度を超えて暑かったのですが、帰りは90度、摂氏ですと32度ほどでした。夏は、夜ももっと暑かった気がしますが、気がするだけで、これぐらいだったのでしょうか。

アイスクリームのおいしい気温

2010-06-28 | 日記
 朝は普通に起きましたが、長かった昨日の疲れがありました。だらだらと過ごしてしまうことになる前に、やらなければならないことを、済ませることにしました。
 友人に、髪を切って頂きました。いつも快く引き受けて下さって、有難いです。でも、これが最後のお願いになるということを考えると淋しいです。髪はすっきりとしましたし、カツラ担当の方にも喜んで頂けることでしょう。
 それから一緒に出掛けると、ヨーグルトアイスクリームの量り売りの話になり、食べに行くことにしました。これも食べたい、あれも食べたいと様々な味のヨーグルトアイスクリームを器に入れていると、日本だったらラージサイズぐらいの大きな入れ物が、いっぱいになってしまいました。でも、外のテーブルに座り、夢中に食べていると、あっという間になくなりました。
 今日は、華氏108度になりました。摂氏だと42度ぐらいでしょうか。この暑さが来て、ラスベガスの夏です。とても暑いですが、ちょっとホッとしたりしました。

THE 37th Annual DAY TIME EMMY AWARDS

2010-06-27 | イベント
 午前9時、MGMに集合。お化粧をして、衣装に着替え、エミー賞ドレスリハーサルへ。ところが、カニさん役が来ないのです。連絡も取れないとのこと。「刑務所に入っているのでは。」と言う人もいました。他にカニが出来るアーティストは二人いますが、一人はケガをしてからまだショーに復帰していません。でも、その彼にまで電話をして、さらに、カニはやったことはないがイモムシをやったことがあるというアーティストにまで連絡をしていました。
 最初に確保できたのは、カニをしたことのないアーティスト。そして、ドレスリハーサルはカニさんなしの違う流れを考え、それで行いました。私は、今日もあまり上手くいかず。
 ドレスリハーサルの本番を待っている時に、本来来るべきカニ役のアーティストは、どういう行動をとるか、みなで推測をして遊びました。とても大変なことになっているところ、こういうことをして気を紛らわせていたのだと思います。
 それからMGMに戻り、お化粧をきれいに落とし、昼食をとると、今度はメークアップアーティストの方にメイクをし直して頂きました。この時、私は本当に眠くて、じっとしているのがとても辛かったです。カニ役の人はどうして連絡が取れなかったのか分かりませんが、この間に来ました。
 そしてまた、会場のヒルトンへ戻り、身なりを整えると、まずはレッドカーペットを歩きに玄関へ向かいました。たくさんの方がカメラを待ち構えていました。その中でしばらく待つと、メディアの方が待ち受けるレッドカーペットを歩きました。私達は、彼らが何枚も写真を撮りたいようなセレブリティではないので、どんどん歩けました。最後に劇場へ入った所で、ヒルトンの劇場で働く知人に会いました。共通の友人から、私が今日踊ることを聞いていたそうで、楽しみに待ち構えて下さっていました。
 それから、本番まで約2時間待ちました。みなが休憩できる部屋、グリーンルームへ行ってみたりしましたが、眠くて、落ち着きません。でも楽屋で寝ることも出来ず、練習するところもなく…。ずらりと並べられていた、差し入れを少し頂き、ソファで少し休んで、出来る範囲で動き始めることにしました。
 本番は、とても緊張をして、出て行きました。たった15秒の演技でしたが、やりたいことが全てできませんでした。
 演技を終えると、プレスルームなどで写真を撮り、着替えてMGMに戻りました。それからエミー賞授賞式に参加をした人が集うパーティへ行くことになっていて、シェリーとジェニファーが、カツラ担当の方の車で一緒に行こうと誘ってくれていました。私はそのつもりで返事をしていましたが、あまりにも疲れていて、きっと早く切り上げたくなると思い、自分で行くことにしました。彼女達はパーティに慣れているのか、支度をするのがものすごく速く、それにも追いつけなかったので、自分で行くことに決めて良かったと思いました。私は、ようやくドレスに着替えて、外に出ると、なんという暑さ。
 パーティの会場は、エルビスプレスリーさんが住んでいたというヒルトンの一室。それを見るだけでも良いかしらと思って、行きました。
 少々迷ってようやく辿り着いたその部屋は、人が住んでいたとは思えないようなところ。プールはもちろん、シャンデリアがあり、グランドピアノがあり、彫像までありました。バスルームを覘きに行ったところで、声を掛けられました。「あなたバトンしていた人?」。私はショーの姿とは全く違う身なり顔をしていたので、何故判ったのか本当にびっくりしました。そして、その方はとても喜んで下さって、お友達や、奥様をご紹介して下さいました。
     
 お腹が空いたので、パスタやお肉を頂きました。それから中庭のプールへ行って、みなとゆっくりしながらおしゃべり。そのうちにアイスクリームが食べたくなり、取りに行くと、丁度KAのアーティストが出演しているところがテレビで流れていました。私の役としては、優雅に舞いたかったのですが、それも見られず、へっぴり腰は思っていた通りで…。
 アイスクリームは、どれが良いか決められず、バニラ、チョコ、イチゴ、ヨーグルト、全種類のせて頂きました。 気付くと、音楽がガチャガチャしたものに変わっていました。そして、踊っている人も見られました。だんだんとうるさい感じになってきたこともあり、私は帰ることにしました。少し違う世界に入れたような、楽しいひとときで、行ってみて良かったです。
     
 先日の休暇時、バトンを少し教えてあげた女の子が、バトンを習い始めることにしたそうです。長い一日の終わりに、嬉しい話でした。

アリソン最後の日

2010-06-26 | KA
 二回とも満員のお客様。一回目は、まとめて席をお買い上げくださった方がいらしたそうで、ご高齢の方が多かったそうです。 
 咳き込むのは、決まってあくびが上手く出来なかった時。今まで、あくびをしたいのは、眠いからかと思っておりましたが、酸素不足なのかしらと思い、大きく息を吸い込むようにしました。
 ジーナのお客様、シェリーのお客様がいらしていました。シェリーのお客様は『MATSURI』の方。少しお話することができました。お一人は、『MATSURI』で艶美な姿を見せて下さった方。舞台を離れても、艶やかな方でした。
 今日はアリソンが最後の日。彼女は最後に、ジェスター役とステージの中央にかわいらしく出てきました。すぐにフランスに帰るというのに、今日はパーティがありました。でも、私は明日が早いので楽屋でお別れをしました。
 アパートに着くと、流れ星。アリソンの良い門出を願って…。

クビね

2010-06-25 | 日記
 朝早くに出掛けたら、影が長く新鮮でした。日陰もたくさんあり、そこは涼しいのですが、陽がまだ低く目に入ります。サングラスが必要でした。
 今日はエミー賞授賞式のリハーサルで、朝8時15分に集合でした。衣装を着てカツラをつけると、会場となるヒルトンへ行きました。楽屋へ行くと10分後には舞台袖に待機。少し待つと舞台に立つことが出来ました。双子、カウンセラー、私、ジェスターの順に、ノミネートされた作品名が書いてある紙を、司会者に持って行き、最後にカニさんが、エミー賞受賞の作品名が書いてある紙が入った封筒を、背にのせて司会者に持って行くという段取りです。
 「話しているより、やってみましょうか。」ということになり、一度通すとディレクターの方はとても気に入ってくれました。それから何度か通し、私は気になって照明のことを尋ねました。このままと言うことで、何とかなるかと思いました。その後、カニさんをするエリックが、「ノリコは大丈夫なの?僕は全然見えないよ。」と言うので、私は「横を向くようにして、ライトを外しているから。」と言いました。でも、それから出ていった通しは、ライトを外せずに、派手にフルートが飛んでいってしまいました。ディレクターの方は、「クビね。」と言ってから笑いました。こんなことにならないように、しっかりと仕事が出来ますように…。
 最後にもう一度通して、リハーサルを終えると、MGMへ戻りました。着替えると、私は一度家に戻りました。暑いだけならばまだしも、少し上り坂の帰り道、風もあって大変でした。
 帰るとお腹がペコペコで、すぐに出来るそばを作りました。今日は暑いので、さらにおいしかったです。そして、少し昼寝。ぐっすり寝られました。
 それからご飯を炊きましたが、まだお腹が空いていないので、食べずにMGMへ。今日はショーに出ないので、こんなにゆっくり出来ましたが、シェリーとジェニファーはバトルフィールドの練習が入っていました。ご苦労様です。
 チャリティーショーで踊りたい曲、まとめ役のジュリに聴いてもらったところ、少しゆっくり過ぎると。今日はジュリもショーに出ない日なので、それから二人でたくさんの曲を聴きました。曲がないと振付が進まないので、早く決めたいところです。

考える人のエクササイズ

2010-06-24 | KA
 スペンサーのアーチャズデンデビューの為に練習がありました。その時に、コーチからバトルフィールドのことを言われました。舞台での練習に初めて参加をさせて頂いた後、もう一度練習する機会をつくって下さるとはおっしゃっていましたが、その機会は訪れていません。私は、バトンを一人で練習するのとは違い、バトルフィールドの練習をするには、バックステージテクニシャンの方の労力、そして、お金も掛かることと分かっていたので、“余計”な練習の為の催促はしないでいました。でも、コーチは忘れないでいて下さり、早いうちに練習できるようにするとおっしゃって下さいました。楽しみです。
 二回目のショーの前は、次から次へと話しかけられて、忙しい感じでした。トレーニングルームでは、「いつもそうしているのはどうして?」と訊かれました。身体を整えていることを伝えると、「そうだと思った。」と言いながらピラティスの器具の方に向かった彼は、「みんながそういう風にショーに臨んだら、ショーはもっと知性的になるのにね。」と付け加えました。彼はそれからピラティスを始めると「イギリスではね、ピラティスが導入された時に“考える人のエクササイズ”と言われたのだよ。」と。なかなか良い表現と思いました。
 今日の身体は、ぼわっとしていました。身体のリズムと思うので、仕方のないことなのですが、そのぼわっとしたものを拭い去るような演技だったかもしれません。『Viva Elvis』のみなさんがいらしていたので、先日観に行ったショーのことを思い出しながら、舞台に立っていました。お楽しみ頂けましたように。

封筒右手、フルート左手

2010-06-23 | KA
 友人が必要なものを取りに来ると、ランチを一緒に食べました。カスタードプリンも作って、楽しい一日の始まりです。
 昨日、調子の悪くなった身体、もしかすると一昨日のテニスで歪んでしまったのかと思い、今日は左手で素振りをしました。それから、ピラティス。先生のご指導のお蔭で、少し歪みが取れた気がします。
 エミー賞授賞式出演の練習がありました。ある程度の振付は考えておいたのですが、アーティスティックコーディネイターにお会いするや否や「封筒持ったまま、こういうの出来るかしら。」とジェスチャー付きで言われ、振付を変えなければならないことになりました。ほんの15秒ほどの演技の間に、フルートと封筒を持ち替えている暇などないのです。私は、ノミネート作品を記した封筒を持って行く役目であれば、封筒が重要と思い、封筒を目立たせるように、そしてフルートは花として添えられるように振付を考えていたのですが、彼女の要求通りにするには、封筒とフルートを持つ手を変えなくてはならず、全てを考え直す必要がありました。受賞作品が記された一番大事な封筒を運ぶのは“カニ”。カニなっているエリックはとても上手で、練習ではカニの衣装を着けていませんでしたが、充分カニに見えました。
 今日もどこか抜けている感じでした。そして、キャプティビティに出て行くと、置かれているケイジが少し前目でした。それを踏まえ、双子の男の子にあげる水の位置のことを考えながら演技をしていたら、少し変なことをしてしまった気がします。
 二回目も、まだ少しどこか抜けているのを感じていました。でも、いつもの咳き込むことに対して、「緊張し過ぎているのなら、弛緩剤を飲んだらいいのでは。」と言われたことを思い出すと、それで緊張をしたのか、咳き込みました。
 膝のことが今日も心配でしたが、ショーの後にトレーニングルームを訪れたお客様が、とても喜んでいらして、少しほっとしました。

注意を聴く耳に入ってきたもの

2010-06-22 | KA
 大きなファスナーの付いた黒のリュックは私のお気に入りで、毎日使っていたら、ラスベガスの強い日差しに焼け、色が変わってしまいました。そのうちにファスナーが壊れ、ひとりでに開いてしまうようになりました。しかし、両方向から開けることができるファスナーを、左から右に閉めれば勝手に開いてしまうことがないことを突き止めると、安心して使っていました。しかし、いよいよそれでも駄目なようです。さよならするのは淋しいです。
 全体のミーティングで、ショーの改善事項を言われます。いわゆる“ダメ出し”です。私はいつものように、アーティスティックコーディネイターの話を注意深く聴いていました。すると、私の名前が呼ばれ、何か言っています。初めの方がなぜか耳に入ってこなかったのですが、そのうちに聞こえてきて「ノリコは今もなお進歩していますね。」とおっしゃって下さり、仲間が温かく拍手を送ってくれました。私はびっくりして、少しどぎまぎすると、それから胸に響いてきて、目に涙を溜めました。
 なぜ冒頭から耳に入ってこなかったのか、後から考えました。きっと私の耳は、注意を聴く耳になっていたのだと思います。英語がまだまだ堪能でない私は、少し予測して待ち構えていないと、全てを聴き取れないので、そこでは“注意を聴く”と集中して待ち構えていたのだと思います。そこに反対のことを言われたものですから、脳が混乱したのではないでしょうか。これが正しいかどうか分かりませんが、こう考えるのもおもしろいと思いました。
 折角嬉しいお言葉を頂いたのに、今日は少し抜けている感じで、小さなことに注意を払うことが出来ていないように思えました。五日前位に戻ってしまった気がします。
 一回目のフルートを回す場面が終わるとすぐに、膝がロックされたようになってしまいました。久しぶりのことです。歩くのもままならない状態。このままで次のシーンで走れないので、知恵を絞って、なんとか歩けるようにしました。その状態で出て行かなくてはならなかったので、少しぎこちない動きになってしまったことと思います。きっと、仙腸関節がおかしいのだと思います。もしかすると、テニスの所為かもしれません。
 二回目のショー、前から三、四列目にずらりと一列にいらしたのは日本人の方々でしょうか。みなさん同じように両手を挙げ、同じように手を振って下さいました。とてもきれいでした。

テニス

2010-06-21 | 日記
 ラスベガスの多くのアパートは、大きな敷地内に棟がいくつもあり、敷地内にはプールやテニスコートがあります。私の住んでいるところにもありますが、今までテニスコートを使ったことがありませんでした。今日は友人が訪ねてくれ、朝早くからテニスをしました。テニスをするのは何年ぶりでしょう。
 テニスラケットは、昔はもっと重かった記憶があるのですが、今日持って来てくれたものはとても軽くて、びっくりしました。始めると、球は返せるのですが、大きすぎてラリーになりません。力任せに打っているのでコントロールが利かないと教えてくれ、優しく返すようにすると、おさまりました。
 球の回転のさせ方、そしてそれによって弾み方が変わるなども教えてくれ、卓球と同じだな、と思いながら話を聞いていました。そして、今日の球は真新しいので、良く弾むと。それは知りませんでした。そのようないろいろなことを考え、技術も使えるようになれば、もっと楽しいことでしょう。ラケットとボールを置いていってくれたので、一人で練習をしてしまいそうです。
 今日は、昨日に引き続き、ほど良い暑さにほど良い風が吹き、さわやかでとても過ごしやすかったです。その上、テニスをしたお蔭か、一日元気でした。こんな夏が続いたら、ラスベガスも住みやすいです。