のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

兄夫婦訪問

2009-02-28 | KA
 空港に行った方が確実なのは分かっていました。でも、ちょっと間に合わないような時間になってしまったので、ホテルに向かうことにしました。ホテルに入る道がいつも混んでいるので少し早目に出ると、道は空いていて、思ったよりも早く到着。送迎のバスが着く場所は一か所だけか良く確認して、正面入り口に立ちました。このホテルの玄関で人を待つことは初めてなので、人の往来見学とその場の雰囲気を楽しんでいました。
 そのうちに日本の別の旅行会社の方の案内で一つのグループが入ってくるのを見、そろそろかしらと時間を見るために電話を取り出すと、メッセージ有。兄からでした。どこで見逃したのでしょう、もう中に入っているようでした。兄の携帯電話はその前から何度電話をしても拒否されてしまうので、ホテルの部屋に電話をし、留守なのでメッセージを残し、お義姉さんの携帯に電話。こちらも留守電になってしまうのでメッセージを残しました。
 待つことは平気な性格なのですが、今日はショーの前に体力測定があり、少し早めに行かなくてはなりませんでした。3時までは待てるけれど…、と思って待っていましたが、兄は現れず、連絡もありませんでした。そして思い立ち、日本の両親に電話をして、兄の携帯に電話を掛けてもらうことにしました。とても大掛かりなことをしてしまいましたが、これで無事に電話が通じたようです。すぐに兄は現れ、今日のKAのチケットを渡すことができました。一安心。
 気管の調子が良くなかったことが体力測定の踏み台昇降に影響しなければ良いけれど、と思っていました。でも、大丈夫だったようです。いつものようにすぐに心拍数は落ちていきました。目を閉じてのバランス測定も、前回より良かった気がします。握力は、測定器が壊れていたので測れず、今日は簡単に終わってしまいました。
 兄は家族の中で初めてラスベガスに来た人ですが、KAが始まってからは、訪れたことがありませんでした。折角なので、二回観て欲しいと言ったのは私なのですが、一回目のショーの初めからあまりにも緊張している自分を見、二回観て欲しいと言ったことを少し後悔しました。
 ショーは始まりました。お化粧をしながら舞台が上がっていくと、もうそこで胸がいっぱいになっていました。
 緊張は腕にも現れました。腕が落ち着かないのは久しぶりです。特に左腕。もしかすると荷物を左手で持って兄を待っていたからかな、などと昼間のことを思い出し、「そんな事、あとでいい訳に使いたくはないからね。」と思いました。
 一回目は無事に終わりました。兄と過ごした幼いころの事を思い出しながら、舞っていました。少し危ないところもありましたが、二人が見守っていてくれたのでしょう、フルートは手の中に入ってきました。最後のお辞儀で前へ出ると、最後にはみなさんがお立ちになって拍手を送って下さったので、少し後ろ目の席の二人はこちらから見えなくなってしまいました。
 二回目、二人はより近くの席に座っていました。そのお蔭か身体は自由に動き、とても気持ち良く舞うことができました。
 フルートを回すところを終えるとほっとして、何人かのアーティストに、兄達と一緒に写真を撮ることをお願いすることができました。クレベーフにお願いすると「ああ、もちろんいいよ。お兄さんが来ているのなら、ノリコと結婚してもいいか訊いてみようかな。」と言って笑っていました。
 最後に舞台の前方に立ち手を振ると、今度は兄の顔がちらっと見えました。ああ、本当に観てくれたのだ、とまた感慨深くなりました。
 ショーが終わると、仲間は本当に快く兄達のところへ来てくれました。私が写真を撮ろうとすると、そこを通りかかったエイドリアンにクレベーフが頼んでくれて、私もキャラクター達と兄達と写真の中へ入ることができました。
 衣装を脱ぐと舞台裏を案内しました。KAの舞台は、真後ろから本当に裏を見ることが出来、興味深い人に舞台裏を案内するのはとても楽しいことです。トレーニングルームでは、私が使うケイジに入ってもらって写真も撮りました。下へ降りるとエリカはまだ更衣室に居て、会ってくれました。マリレンも丁度そこへ出て来て、いつものようににこやかに話をしてくれました。
 私がお化粧を落として着替えると、いつもの居酒屋へ向かいました。遅れて到着をすると、先に居た友達は大歓迎をしてくれました。今日は多数のみなさんご予定があり、集まった人数は少ないのですが、みんなで一つになって話が出来、とても楽しいひとときでした。
 長旅から休む暇もなく、こんなに遅くまで付き合ってもらうことになってしまいましたが、「ああ、本当に楽しかった。」という言葉を聞き、私も本当に嬉しくなりました。あと二日間の滞在。充実した日々が過ごせますように。
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ついに落ちるかと

2009-02-27 | KA
 やはり首の調子が悪いので、今日もまたフィジオに行くことにしました。そして今日は通常通りに出演することを話すと「じゃあ、明日は調子良くなるね。」とルック。本当にそうかもしれません…。
 影絵の時、私はいつものように元気よく飛び出して行きました。そして曲がろうと思ったその時、足を取られました。ちょっと滑って怖かったということは今までにもありましたが、今日のそれはその比では全くなく、奈落の底に落ちるかと思いました。私はあまりにも怖くて、自分がすべきことを忘れそうでした。でも、一瞬にして我に返り、演技を続けました。そして無事に客席に下りて隠れると、今度はその箇所が滑ることを伝えたくて、ドキドキしながら演技をしていました。この後に戦いが始まります。確か私が滑ったあたりでそれは行われます。原因はガントリーのオイルが漏れているのかもしれません。そうなるとショーを一度止めなくてはならないほどの大問題です。でも、この位置からは何もすることが出来ないのです。戦いが無事に終わることを願うのみでした。無事にそのシーンが終わると、走ってステージマネージメントを探しました。この後のクライムのシーンではもっとたくさんのアーティストがそこを走るはずです。早く伝えなくては、と必死でした。
 このあとの私の出番はフルートを回すシーンです。久しぶりの出番であり、友達が観に来ているので緊張するところ、さらに恐怖が残っていて身体の調子がおかしいようでした。それでも友達が見守ってくれていたのでしょう、無事に終えることができました。終わってから会うと、子供達がとても喜んでくれて、ほっとしました。サイン帳を持って来ていたのがとてもかわいかったです。
 原因はオイルではなく、水だったようです。いつ降ったか分からない雨が回りまわって舞台袖にたどり着いて私の靴底を濡らしたのと、ビーチのシーンで使う砂に、埃が立たないようにと湿らせた水の量が少し多かったので、それがパスレイルを濡らしたのではないかと。私以外に怖い思いをした人はいなかったようで、とりあえずは良かったです。
 一回目のショーの後に舞台を確認しに行きたかったのですが、お客様を迎えていたのでその時間がありませんでした。二回目のショーに舞台袖に着くと、足元にはバスタオルが用意されていました。私は一回目があまりにも怖かったので、靴底を乾かすようにすると共に、注意して少しスピードを落として出て行くことになりました。
 とても怖いことはありましたが、久しぶりに、自転車通勤、二回共ショー出演とフル回転。エネルギーを出し切って、その分エネルギーを頂いて、終わってみれば気持ちの良い日でした。
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女の子三人、娘二人

2009-02-26 | KA
 寝違えたぐらいでフィジオに行くことはないのですが、今日は時間があり、フィジオを覘くと丁度ルックに空き時間があったので、診て頂くことにしました。昨日のことを訊かれて、話すと、「それはノリコには良くなかったね。身体固まっちゃうわけだ。」と笑われました。ショーの途中でお会いして、様子を訊かれた後、「それで、今日も同じようにやっているの。」と訊かれたので、今日はもっと出番が少ないことを話しました。すると、「それは明日がまた大変じゃないの。明日は身体が全然動かなくなっちゃうんじゃないの。」とまた笑われました。
 一回目のショーは、双子の女の子役をするアーティストが三人出演、チーフアーチャーの娘役をするアーティストが二人出演という、目まぐるしく人が入れ替わる珍しいショーでした。
 二回目のショーが始まる時、衣装部屋の方に「二回目は休めるわね。私はノリコが立っているか、フルートを回しているか、走っているか、そうね、座っているとしたらストレッチをしているところしか見たことがないわ。あなたが休んでいるところを見られるのは嬉しいわ。」と言われました。実際には、まだ代役に付き添っていなくてはならず、また、予期せぬことが起きて裏を走りまわったり、裏で働いて下さっている方に謝ったりしていたので、自分が出ている時よりも疲れた感じです。とりあえず彼女は一通り、全部のシーンのデビューをしたので、あとは一任できます。次回の代役の日は少しゆっくりできるかもしれません。
 今日はゲイルにジャイロキネシスに付き合ってもらいました。私はまだ教える資格がないので、一緒にやってもらう、という感じでお願いしていました。ゲイルはジャイロトニックの最終試験手前までの資格を持っていて、教えることができます。今日も朝11時からジャイロトニックのレッスンをご自身が受けて、また私に付き合ってくれたのに、目をキラキラさせてとても楽しんでくれました。彼女にはいつもいろいろな刺激を頂けます。本当にいつもありがとうございます。
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さくらチェック

2009-02-25 | KA
 目が痒くて目が覚めました。本格的に花粉の季節のようです。
 ようやく、自転車で通勤できそうな具合になってきました。花粉のことはさておき、この気持ちの良い季節には自転車通勤が一番です。ワクワクして出掛けました。ワクワクするにはもう一つ理由がありました。自転車ですと、私の大好きなさくらが咲いているか見に行けるからです。見逃さないように慎重に走り、数輪咲いているのを見付けました。これからは毎日こちら側を通って、さくらを楽しみながら通勤したいと思います。
 MGMまでは、息切れすることなく到着しました。そうか、舞台で3分半踊ることの方が大変だったのか…。初めて知りました。
 今日はあいちゃんのデビューの日。今回は何も心配はありませんでした。彼女は本当に気軽なのです。例えば、私でしたら本番で着用する衣装を一式身に着けて、少なくとも一度は通して踊ってみたいところですが、それをしなくていいどころか、衣装に袖を通したことなくいきなり本番でも全然大丈夫なのです。フルートを直前まで回していなくても大丈夫ですし、温まっていない身体で舞台に立つのも大丈夫なようでした。私は本当に凡人なんだな…と改めて思いましたが、私はその凡人である私を楽しんでいるのだから、まあいいのかな、とも思いました。
 一回目はフルートを回すところだけ彼女が行いました。二回目は影絵で出て行くところと、父を助けに行くところも彼女がしました。影絵のところはとても緊張したらしく、胃が痛くなったと言っていました。全てを終えると「こんなことよく4年もしていますね。痩せるわけですよ。」と言われてしまいました。
 そう、私は痩せている場合ではないのです。モントリオールから衣装のデザイナーが来て、今日は衣装の点検がありました。細かく点検をしているうちに「あなた痩せたでしょ。少し衣装が合わないのはそのためね。今度採寸し直しましょう。」と。その時着けていたスカート、初めてそれを着た時はようやくファスナーが出来るぐらい窮屈でした。本番ギリギリまでファスナーを閉めずに待機して、本番の時だけ閉めていました。このスカートは踊る場面では使わないようにしていたのですが、それが今はこのスカートでも踊れるぐらい。私には、この余裕が大切で、寸法通りに出来上がって来ると、“帯”の部分が分厚いスカート、伸びないスカートでは身体を自由に動かせないのです。採寸し直して、さらに細みのスカートが来てしまったら大変です。それまでに身体を元に戻すか、間に合わなかったら、その日はたくさん食べて、ウエストの部分を膨らませておくことにします。
 一回目より、二回目の方が出番が少なかったので、私はさらに変な感じでした。でも、こういうことも彼女が慣れるまでのことですから、今日は彼女の演技も見たことですし、明日は彼女のキャラクターに合わせて演技をするように心掛け、この特別な期間を楽しんでみようと思います。
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ごまみそ

2009-02-24 | KA
 週頭で緊張しているところに、代役が明日のデビューに備えて、ショーを行っている間ついて来ることになりました。気管のために、今日は話しをすることも控えていましたが、裏に居る時は説明もしなくてはなりません。
 気管の調子は少しずつですが良くなっている気がします。でも、痛みがないだけに治りかけを大事にしていないことに気付きました。ギックリ腰の時は痛みがあったので、痛いところまで使わずに少しずつ少しずつ慎重に使いました。でも気管は痛みがないので、体力が回復をすると身体が使えるところまで使ってしまい、ようやく出来たかさぶたを何度も剥がしてしまうようなことを気管に対してしてしまったような気がしました。
 気管を大事にしようと心掛け、代役への説明も落ち着いてゆっくりと、演技も伸びやかにたっぷりと、息が激しく気道を通過しないようにしました。その甲斐あって、今日は演技後に咳き込むこともなく、回復に一歩前進したような気がします。
 ところが、くしゃみ。そして、コンタクトが浮いてきました。そういえば目もかゆいです。今日はとても暖かいと思っていたら、どうやら花粉症。友人からは、今までのも花粉症ではないのか、と言われました。花粉の季節はしばらく続くので、またしばらくの間は、これと付き合っていかなくてはなりません。
 家に帰って春菊を茹でると、ごまみそ和えにしたくなりました。ごまみそを作りながら、幼い時に擂鉢を抱え、祖母がごまを擂るのを覗きこんでいたことを思い出しました。時には擂粉木を渡され、私にもごまを擂らせてくれました。“すりごま”を使ったごまみそは、祖母の作ったごまみその様にはいきませんでしたが、思い出が私のごまみそ和えをおいしくしてくれました。
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まるで美容院

2009-02-23 | 日記
 税理士さんを訪ねると、私の風邪を気遣ってのど飴や薬を用意して下さっていました。本当にいつもお世話になりっぱなしです。そして書類をお渡しすると、私には雑誌を用意して下さって、パラパラっと目を通している間に全てのことを行って下さいました。風邪なので余計な頭を使わないでいいように、気管がおかしいので話して苦しくならないように、ご配慮下さったのだと思います。本当にいろいろとありがとうございました。
 今日もなるべく何もしないようにしようと思いました。でもDMVへ車両登録へ行くことはしなければなりませんでした。ここへ行くのは本当は朝がいいのですが、早起きができなかったので、終わる少し前に行きました。すると長蛇の列。一瞬、また来ようかと思いましたが、折角来たので並んで待ちました。そして、40分後にようやく受付に行くと、残念ながら書類が足りませんでした。ディーラーへ取りに行かなくてはいけない書類がありました。西から東へ。そして今日はもうDMVへは行けませんでした。事は済みませんでしたが、ディーラーで書類は貰えました。時間は掛かりましたが今日もひとつ学ぶことができました。
 久しぶりにカヌレの種を仕込みました。これぐらいのことはしないと、おかしくなりそうです。
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掃除したいところ

2009-02-22 | 日記
 必要最低限のことだけをして身体を休めるように心掛けました。いつもと全く反対のことなので、ちょっとつまらなかったです。薬も飲むようにして、様子を見ました。熱があるわけでも、頭が痛いわけでも、常時咳が出るわけでもないので、じっとしているだけというのは面白くないのですが、だからといって動くと、気管がおかしいのは分かります。電話で話した時にも苦しい感じでした。気管を取り出して、きれいに掃除をしてはめ込みたい感じです。
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普通の女性

2009-02-21 | KA
 チケットを買いに行くと思っていたよりも長い人の列ができていて、ビックリしました。今日もたくさんの方に観に来て頂けそうです。KAのチケットを買うと、今なら他のショーを25%引きで観られるというキャンペーンをしていて、頼まれていた“O”のチケットを割引で買うことができました。
 今日はいつもと違う時間割で過ごしていると、思いがけず“ボート”に乗せて頂くことができました。思っていたよりもそれは小さく、ここで演技をするのは大変だろうと思いました。足場はクッションがきいていました。端に乗ったら揺れてしまうかと思って尋ねると、固定されているから大丈夫とのこと。上の部分へも登ることができました。手すりは思っていたよりも細く、しっかりと掴めるようになっていました。ここへ登るととても高く、気持ちが良かったです。
 誘った友人が来なかったので、一人でジャイロキネシスをしました。そして、それからも時間があったので、ゆっくりと身体の準備ができました。そんな訳で、とても元気に舞台に臨んだのですが、今日もまだ、激しく呼吸をするための気管の準備が出来ていなかったようで、一回目を踊り終えると、ゴホゴホと。もしかすると、昨日の一回目後よりもひどかったかもしれません。止まらずに咳き込むことになりました。クレベーフには「咳しているところ初めて見た。普通の女性だったんだね。」などと言われてしまいました。
 “風邪”というのはどこまでの症状を言うのかよく分かりませんが、これはもしかすると気管支炎の気がします。体力は回復したのでいくら咳をしても大丈夫なのですが、演技中に咳をしないかと心配するのはもうたくさんです。今週末は最低限のことだけをして、ゆっくり休み、しっかりと治したいと思います。
 来週に私の代役がデビューをすることになりました。しかし今回はフルートを回す部分のみ。今までの代役は、一気に全てをこなしていたのに、どうしたことか今回は慎重です。したがって、私はフルートを回す部分以外のところをやるように言われました。それは良いのですが、やはり最後はフルートを回した人がお客様の前に立って喜びを分かち合うべきだと思い、ステージマネージメントに話しました。エピローグの部分は難しいこともありませんし、踊り終わった後のことですし、彼女も隣の舞台から毎日観ているので、それぐらいはすぐにできると思います。どうなることかは、今のところ分かりませんが、来週の数日、ところどころでチーフ・アチャーズ・ドーターが入れ替わることは確かです。
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Here Comes The Sun

2009-02-20 | イベント
 朝の空気の気持ち良さをまだ感じられる時間にMGMへ行くと早速メイクをし、衣装に着替えて、カツラをつけて、KAのロゴで覆われたバンに乗ってミスティアの劇場へ向かいました。
 裏口へ着くと、ロッシャルとグリシャは元ミスティアのアーティストでしたので、裏道をすいすいと進んで行きました。そして劇場へ着くとリハーサルがすぐに始まりました。
 説明は明確で、順序良くてきぱきとリハーサルが進められ、とても気持ちが良かったです。
 それぞれのショーのキャラクターは6か所に分かれて待機をしました。その一か所一か所にステージマネージメントが付いて、キューを出してくれました。ロッシャルとミスティアのシンガー二人が、「SUN、SUN、SUN」と歌った時に、キャラクター達はそれぞれの待機場所からひまわりを手にして順番に登場し、舞台の中央へ向かいました。そこへギー・ラリベルテさんが客席から舞台に上がり、私達はギーさんにひまわりを差し上げ彼を囲んで終了。
 プレジデントツアーからKAに戻ると、たくさんの仲間から「今日は良かったよ。」と声を掛けてもらいました。みなさんの感想からすると、まずはグリシャがとても大きいので、私が本当に子供のように見え、花を持っている姿がかわいらしかったようです。ギーさんに花をお渡しすると、グリシャは、私をまるで500グラムしかないものを持ち上げるかのようにひょいっと肩に乗せました。それがまた良い絵だったようです。それから、多分、私はズーマニティのキャラクターに続いたので、色気の全くない私が際立って子供に見えたのではないかと思われます。父役と、KAの温かみをそこへ運べたようで、嬉しくなりました。 
 みんなのお蔭で、私の心の中にもひまわりが咲いたようでした。体力は戻り、今日はいつものように舞うことができました。一回目のショーから次への体力を気にすることなく踊ることができ、とても気持ちが良かったのですが、どうやら気管の準備はまだできていなかったようで、踊った後は長距離を走った後のように咳き込むことになってしまいました。体力が回復しているので、風邪の始まりの時のように咳をしただけで筋肉が疲労してしまうようなことがなかったので、まだ良かったです。咳はかなりひどく、このまま二回目は迎えられないと思いましたが、二回目が始まるまでにはどうにか治まりました。
 今日は12時間以上、メイクを付けたまま過ごすことになってしまいました。長い一日でしたが、元気に過ごすことができました。
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チキンヌードルスープ

2009-02-19 | 日記
 昨日迎えた2000回のショーのことをニュースで伝えていたそうで、私もテレビに映っていたと友達が教えてくれました。どんな場面が映っていたのか観たかったです。
 いよいよ薬を飲もうかと、買いに行きました。薬はほとんど飲まないので、あまり強力なものは怖くて飲めません。でも、先日いらした方が天然の薬というのを教えてくれ、それを買ってみました。その方はオーガニックのものしか食べないという方でしたので、これなら大丈夫かと思いましたが、実はまだ飲んでいません…。
 今日はシュウチンとジュリがデビューをしました。新しい代役が次々にデビューをしています。私の代役は来週ぐらいにはデビューとなるのでしょうか。
 身体は回復している部分と回復していない部分があって、気持ちの回復に体力がついていっていない感じでした。いつもは体力があり余る状態でショーをするので、このようなギリギリの体力で舞台に立つことは大変なことだと分かりました。
 こちらの人は風邪を引いた時にチキンヌードルスープを食べるそうで、友人が作って来てくれました。それを頂くと食欲が出て、いつものようにたくさん食べられました。チキンヌードルスープの効果はきっとあることでしょう。ありがとうございました。
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