のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

練習なのに、まだまだ緊張

2010-03-31 | 日記
 ネバダバレエとの企画『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』、初めての通し練習。行ってから順番が分かりました。予想通り、メリーの作品は一番目。今日は余裕を持って行ったので、十分に身体を温めてから踊ることができました。しかしながら、最後の方で、少し頭が混乱して振付を忘れかけてしまいました。まだまだです。
 『瀕死の白鳥』は真ん中辺。バトンを持って少し練習するともう二つ前の作品になっていました。本番は、着替えて、髪の毛をまとめて…としていたらすぐ出番になりそうです。そしてこちらも、踊り始めた途端にバトンを落とし、動揺しました。すると曲も同じ所が繰り返されてしまうというハプニング。今朝、本番用にと思い作ってきたCDは、上手く録音されていなかったようです。いつも使っているCDを急いで荷物まで取りに行き、始めからやり直すことが出来ました。今度はどちらも上手く流れました。
 指導して頂いたジェイムスさんからは、良くなっていると言葉を掛けて頂きました。一回目に踊った時よりも汗の量も断然減りました。しかし、まだまだ緊張は激しく、踊ることよりも緊張で疲れてしまう感じです。
 正司くんと桂馬くんが、ラスベガスに到着し、夜はバトン仲間で食事をしました。今日も強風でしたので、飛行機の心配をしていましたが、なんとか無事に辿り着いたとのこと。前回二人で訪れてくれたのは、ZEDのクリエイションが始まる前のことでした。貴重な休みに、こうしてまたいらしてくれるとは本当に嬉しく、そして、久しぶりであることを感じずに、楽しいひとときを過ごしました。二人共、元気そうでなりよりです。
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5週間ぶりの練習

2010-03-30 | 日記
 ネバダバレエのみなさんの公演があったので、ネバダバレエとの企画の練習が5週間の休みでした。今日は久しぶりの練習。久しぶりなので、少しずつ確認をしていきました。ゆっくりと練習を始められて良かったです。
 風がとても強いです。アリゾナに居た時は喉が痛くなかったので、痛みはやはりラスベガスの花粉のせいでしょうか。強風の中洗濯物を干すと、おもしろいくらいすぐに乾き始めました。
 昨日ステーキを食べたかったのですが、食べそびれたので、今日はステーキを焼こうと思っていました。しかし、サンマが食べたくなり、それならサンマにすればいいのに、お肉も買ってしまったので、両方食べることにしました。サラダに始まり、魚と肉のフルコース。サンマは普通に塩焼きでしたから、ちょっとへんてこなコースでしたが、大満足でした。
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アンテロープ・キャニオン

2010-03-29 | 旅日記
 4日間の休み、制約の隙間にアンテロープ・キャニオンを訪れました。アンテロープ・キャニオンは、アリゾナ州のナバホ居留区にあり、彼らのガイドがないと入れないことになっています。ガイドのお兄さんにお会いして、一番に訊かれたことは、「どんなカメラですか」。
 このツアーが“フォト・ツアー”と書いてあり、少々お値段も高めでしたので、どういうことなのか少し不安ではありました。私も大きいカメラを持ってくれば良かったのかもしれませんが、“足場が悪い”ということでしたので、いつもの小さなカメラしか持ってきませんでした。少し恥ずかしげに「これです。」と差し出すと、「ほとんどのカメラの操作は、把握できているのだけれども、お持ち頂いているのはどうかと思って。」と手に取って確認をしていました。
      
 まずは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付から歩くとすぐ、地面に割れ目があり、そこを下りていくと言います。こんなところ入れるのか、というほどの狭い割れ目。そして谷底へ下りると、その割れ目からは想像もできない、写真で見ていたあの幻想的な世界が広がっていました。狭い渓谷の所々には階段があり、確かに“足場が悪い”かもしれません。一応持ってきた三脚は、バックパックに隠し持ったままで良いようです。ロウワー・アンテロープ・キャニオンは、人も少なくひんやりとしていて、流れるように形作られた美しい色の岩を静かに見ていきました。
 「ここが、撮影ポイントです。」と言われて、やっと分かりました。フォト・ツアー…。小さなカメラでも、腕が良ければきれいに撮れるはずです。そうは思いましたが、私にはその腕無く。しかし、お兄さんがとても親切で、露出の変更の仕方などを丁寧に教えて下さいました。もしかすると実際に目にするものよりも、きれいに写真に納まったものもあるかもしれません。
 端まで行くとほんの少し自由時間がありました。そしてそこで撮影をしようとすると、なんとバッテリー残量ランプが赤く点滅し始めました。換えの電池はありません。まだまだ撮りたいものはこれからたくさんあるでしょうに。
 集合時間に指定された場所に戻ると、少し待たされました。何が起こるのかと思っていると、そこに光が差し込んでくるのを待っているのでした。そして光が差し込むと砂を投げ、その光が目立つように砂煙を立たせました。差し込んだ光と美しい岩の撮影会。こちらもきれいに撮れました。
 次は車で移動して、アッパー・アンテロープ・キャニオンへ行きました。受付小屋はその車のまま通り過ぎ、幅の広いキャニオンをぐんぐんと走ります。途中、アッパー・アンテロープ・キャニオンだけのツアー客を乗せていると思われる車と何台もすれ違いました。私達の車は普通の車ですが、その車はトラックの荷台に座席を置いているようなものでした。
 行き止まりのようになり、そこで車を停め、少し待つと、ガイドのお兄さんの上司と思われる女性がいらして、今度はその方が先導して下さいました。
 行き止まりに縦の割れ目があり、そこがアッパー・アンテロープ・キャニオンの入り口でした。こちらは人の多いこと。
 アッパー・アンテロープ・キャニオンは、ロウワー・アンテロープ・キャニオンより幅が広いのですが、高さがあるためでしょうか、こちらは暗く、念のために持ってきた三脚が役に立ちました。大きな三脚に小さなカメラを取り付けて、入り口近くに光が差し込むのをまずは待ちました。
 アッパー・アンテロープ・キャニオンは、谷底が平坦なため、歩きやすいので観光客が多いようです。そして、みなさん写真撮影に熱心なこと。そして、こちらには何か所も光が谷底に差し込むポイントがあり、その時間を把握しているガイドさんが手際よく案内をして下さいました。私達のガイドさん、後からいらした女性のガイドさんは、このキャニオンの長ではないかと思われるほど権限があるように見え、私達のグループが一番良い位置から良い時間に撮影出来ていた気がします。人数も少ないので、まとまり良く移動も早く、よりたくさんの位置で撮影が出来ました。カメラも電池切れにならず、何とか撮り切れました。
 帰り際、幅広いキャニオンの途中にある、もう一つのキャニオンをのんびりと訪れ、そこでフクロウを見ました。
 憧れのアンテロープ・キャニオン、少し写真撮影に夢中になり過ぎたかもしれませんが、幻想的な景観を十分に楽しめました。
       
 その後、ホースシュー・ベンドを訪れました。蹄鉄形にコロラド川が曲がっているところです。駐車場から20分くらい歩いたのでしょうか、突然崖となり、すごい景色が現れました。壮観。崖っ縁は柵など無く、自分の責任でその端に立ち、または寝そべって川を覗き込みます。川までどれくらいの距離があるのでしょう。川岸で遊んでいる人が小さく、本当に小さく見えました。赤岩、赤い砂漠の中に突然のように現れたホースシュー・ベンドは思っていたよりも遥かに雄大で素晴らしい景色でした。
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ゲイルの『ナイチンゲール』

2010-03-28 | 日記
 ゲイルの作品『ナイチンゲール』の本番、彼女に招待して頂き、観に行きました。
 今日は他に二つの作品がありました。一つ目の作品は、斬新だったのでしょうが、だんだん動きが同じに見えてきて、私にはあまり受け入れられませんでした。三つ目の作品はピアソラの曲で、もちろんタンゴ調。こちらはきれいで見やすかったです。
 さて、ゲイルの作品、まずは光がとてもきれいでした。宮殿の様子を、人が運べるほどの柱を使ってうまく表現していました。もちろん、柱はゲイルの手作りです。皇帝と宮中の人々の衣装も、そのきれいな光に映えていました。作り物のナイチンゲールのカゴもまたゲイルの手作りなのですが、ダンサーの上半身に取り付けられていて、踊る時に、腰の辺りにあるそのカゴの底が、屋根となっている部分にくっつくように出来ているのですが、写真撮影をしている時に見た時、上手くいっていなかったので、それが出てきた時はちょっとドキドキしました。踊りは、作品の幕開けとなる、森のシーンがとても素敵でした。躍動感のある始まりは、構成も面白く、期待感が高まります。森の静けさの中には、ゲイルらしい面白い振付が出て来て、味を添えていました。
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一大プロジェクト完了

2010-03-27 | 日記
 最後の品がようやく届き、プレゼントの数々を段ボールに詰めました。こんなに大きな箱を日本に送るのは初めて。ちゃんと届くのだろうか、そして、一体いくらになるのだろう、と少し不安になりながら郵便局へ行きました。すると、予想に反して安価。箱が大きすぎて、正確に量れなかったのではないかと思われます。ちょっと思いたったことが、約一カ月に渡る一大プロジェクトになりました。
 忙しく始まった一日。そういう日は、だいたい一日中忙しくなります。
 少し筋肉痛がありますが、今日も柔らかい身体でした。一回目のお客様の拍手はとても大きかったです。
 そのショーが終わると、影響のないところは電気を落としていました。省エネルギーと地球温暖化防止の重要性を訴え消灯をするイベント、“アースアワー”にラスベガスが参加、KAも一部で参加をしたことになります。本来は8時半から1時間消灯をするイベントだったようですが、KAでは出来る範囲で行いました。それでも、私は素敵なことだと思います。
 明日から4日間の休みになります。そのため、ショーの後は好きなだけ練習が出来ました。今回は短い休暇なので更衣室の机の上はそのままでいいものと思っておりましたが、片付けなければなりませんでした。休暇中、ネバダバレエとの企画の練習が入っているので遠出はできませんが、それでも嬉しい休暇です。
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美しい南部鉄器

2010-03-26 | 日記
 南部鉄器を早速使い始めることにしました。「取り扱いが面倒かもしれませんが…。」とおっしゃっていましたが、物を育てながら大切に使えることは、嬉しいことです。また、鉄分の補給も助かります。そして、お子様方がお小遣いで買ってくれたという風鈴は、とてもいい音色です。鈴の音を聴く度に彼らのことが思い出されるのも、嬉しいことです。真夏には、暑さを和らげてくれることでしょう。
 身体が柔らかい日。ピラーティスをして筋肉を使い、少し硬くなったかと思いましたが、そのまま柔らかいままでした。
 喉に痛みがあります。歌手でも台詞がある役でもなくて良かったと思いました。この喉の痛みは何なのでしょう。話すのも億劫になりますし、ついつい口をつぼめてしまいます。乾燥で、爪と指も割れ、あちらこちらひりひりと痛いです。
 演技を見ていたアーティストがいて、声を掛けてくれました。こういう時には、特にありがたいことでした。
 行きに吹いていた風が吹けば、追い風となり楽だったのでしょうが、そのようなことにはなりませんでした。夜の2時も近いのに、街には人の多いこと。そう、今日は金曜日。酔っぱらった人も多く、声も掛けられました。
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新体操の女の子

2010-03-25 | KA
 お客様にチケットをお渡しすると、そのまま少し舞台裏をご案内することにしました。二回目のショーが終わった後に全部をご覧頂くと、お子様たちにとっては遅い時間になり過ぎると思ったからです。
 ラスベガスへの旅をとても楽しみにして下さっていた、小学校を卒業したばかりの女の子にお会いして、私は心弾み過ぎていたのか、お化粧が上手くいきませんでした。しかし、こんな時に小包が届き、また晴れやかに。
 今日はクレベーフの後を継ぐ、ステファンのデビューがありました。最近、キャラクターのデビューは一つのシーンごと行うことが多いのですが、彼は一気にデビューをしました。彼はあまりにも身長が高いから、ひとつのシーンだけに出ると違いが明らかだからかしら、などと話していました。でも、シェリーの二人目の代役は、そんな状態でも一つずつデビューをしました。きっと、そこで学んだんだろうね、と話しを締めくくりました。新しいジェイソンの新たなシーンと、レイのイモムシのデビューもありました。
 女の子と、弟さんがご覧になっていることを思うと、とても緊張をしました。子供というのは素直なので、いつも緊張をします。舞台に立ちながら、女の子が何度も送ってくれた、しっかりした字で丁寧に書いて下さったお手紙を思い出し、私もしっかり丁寧に踊るようにしました。
 ショーが終わってお会いすると、昼間にお会いした時よりも彼らはもっと緊張をしているようでした。しかし、文章にはのびのびと表現をし、残していってくれました。真摯な彼女の生き方に、私はこれからも励まされることでしょう。
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ジャガイモのおにぎり

2010-03-24 | KA
 コロッケを作るには、卵がなく、コロッケの中身をおにぎりのようにまとめ、乾煎りしたパン粉をまぶしました。それはそれでおいしかったです。
 身体もフルートも心も、揃ってバランスの良い感じがする一回目。お客様の拍手も全体を通して大きいようでした。そんな身体がありながら、気持ちが先走ってしまった二回目。こんな時、抜けてしまうところは決まっているのに…。
 今日は、まあまあの白鳥が出来ました。
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KAに行くよ!

2010-03-23 | KA
 新緑が見られる今日この頃、ゴミを捨てに行きながら、そういえば私の好きな木はどうなっているかしらと思っていると、なんとその木は切り倒されていました。とてもきれいな葉をつける木だったのに。
 ベラッジオに“O”のチケットを買いに行き、並んでいると、
「今日“O”は休みなんだって。KAに行くよ!」
 と言うお父さん。
「KAってどんなショー?」
 と言うお母さん。
「アジアンテイストで…あとは分からない。」
 話を聞きながら私は心の中で笑い、このご家族に今日のショーをお楽しみ頂けるようにと思いました。
 なんとなく親しみを覚える新しく来たジェイソン。カナダ人かしら、もしかしたらケベッコワかしらと思っていました。今日は尋ねる機会があり、カナダ人と言うことが分かりました。そして、サルティンバンコとキダムの舞台を踏んでいることが分かり、なるほどと思いました。経験がある人はやはり違うものです。
 今日は、意識と身体が離れているような日でした。自分の行動を外から見ているような感じでした。一回目のショー、最前列の女の子が、両手を顔の横に上げてかわいらしく手を振ってくれました。ちょっぴり恥ずかしくてこちらをしっかり見られない感じで。それでも彼女の喜びは満面の笑顔に溢れ出ていて、私もとても嬉しくなりました。
  昨日の練習で少しおかしくした左臀部は治っていませんでしたが、動きが制限されることもありません。練習した成果は、表れていたので、良いことにしましょう。
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屋外でブランチ

2010-03-22 | 日記
 友達とブランチ。屋外で食事が出来る、ラスベガスでは稀な時。風も優しく気持ちの良い日。ここのパンはとても美味しいので、持ち帰り用にも買いました。大好きなフランスパン、おいしいフランスパンをまた食べられるのは楽しみです。
 どうして今日はこう捗るのか。いろいろなことができました。落ち着いて練習する時間もありました。子供のように「全部十回取ること。」などと決めて練習しました。気持ちの安心にはなることでしょう。しかし、臀部から脚の辺りを少しおかしくしました。大事には至らないように願います。
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