のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

NASCAR, CIRCUS COUTURE

2010-02-28 | 日記
 車好きな兄達の影響で、子供の頃はよくカーレースをテレビ観戦していました。しかし、レース場で観戦するのは今日が初めて。ラスベガスモータースピードウェイにNASCARを観に行きました。約10万人集まるというこのレース、ほとんどの方が車で来る訳で、大渋滞を成していました。そして、駐車場はとてつもなく大きいのです。帰りを考え、出口の近くに車を停めたので、しばらく歩いてレース場にたどり着きました。
 レース場の周りは、Tシャツなどを売っているお店と、屋台が並び、お祭りのよう。そこを抜けている頃に国歌が流れ、何とかスタートには席に着くことが出来ました。
 レースが始まりしばらくは、車の音にびっくりしながらも、なんとなくボーっとしてしまい、ただ楕円のコースを267周もするのを観ていられるのか不安になりましたが、そのうちに、楽しみ方が分かってきて、観戦に夢中になっていました。ピットでのタイヤ交換の早さなどもよく見えました。
 24番の車が最後20周弱を残すあたりまでほとんど先頭でいましたが、いつも優勝しているという48番の車に抜かされると、今までの頑張りが嘘のように遅れて行き、最後は3位まで落ちていきました。車の調子が悪くなったのか、人間の気力の問題だったのか、人が走るだけのこととはどう違うのかなど考えながら過ごしました。
 ゴールを見たか見ないかのうちに席を立ち、レース場を後にしたのですが、もう渋滞は始まっていて、レース場のすぐ脇を走るハイウエイにのるまでほとんど動かない状態で、ハイウエイからレース場を横に見ながら車で走っていたのは1時間45分後でした。駐車場からその地点まで歩いたら、15分も掛からないようなところです。
 夜は、エリカが企画したチャリティーショー、『CIRCUS COUTURE』を観に行きました。会場のナイトクラブの中は、人が溢れるほど入っていて、もちろん満席。立つ場所さえ探すのが大変なほどでした。私が到着をした時は、ちょうどオークションが始まる時で、マイクがオークションの司会者に渡されました。この方、たぶん本職の方です。エリカはどうやってこの方を見付けたのでしょう。オークションにかけられていたのは、主に絵です。ビートルズの4名が描かれた絵は、なんと1700ドルで落札されました。
 ショーが始まると、すぐにエリカは舞台の上で髪を剃りました。『CIRCUS COUTURE』は、がんの子供達のために設立されたSt. Baldrick's Foundationに纏わるもので、ラスベガスでは3月6日に行われるイベントに先立って行われました。この日は、抗がん治療で髪の抜けた子供達の気持ちを思い「ぼくが頭を丸めると言ったら、君はいくら寄付してくれる?」と言いながら寄付金を集めた人達が、みなの前で髪を剃ります。“Cirque du SoBald”というチームを作り、キャプテンにもなっているエリカは、まずは自らが剃髪しました。
 ショーは、KAのアーティスト達のマーシャル・アーツ、ロープ、ストラップ、コントーションなどの演技の他に、アーチェリー、ハンド・トゥ・ハンド、ボディ・パーカッション、コーラス、ファッションショーなどがありました。
 エリカは、この日のために毎晩寝る間も惜しんで準備をしてきました。KAの更衣室でもコンピュータに向かい、ショーが終わった後もお化粧を落とすこともせずに、衣装だけ脱ぎ、裸のような格好でいつまでもいつまでも作業をしていました。今日までの1週間は、テレビや新聞の取材があり、さらに忙しかったようです。
 たくさんのボランティアに支えられて、大きな大きなショーを成し遂げたエリカは本当に輝いていました。自分のためではなく、ただひたすらに子供達のために時間と労力をささげたエリカ。
 素敵な時間に立ち会えて、とても幸せでした。

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力が抜けるほどホッとしました

2010-02-27 | 日記
 頂いたメールにホッとしました。ホッとして力が抜け過ぎて、しばらくは何も出来ないほどでした。
 身体がしっかりしていれば、心が少々乱れても何とかなります。心がしっかりしていれば、身体が少々調子悪くても何とかなります。両方がしっかりしていれば、たくさんのエネルギーを放てます。今日はそれが分かりました。
 
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彼らは双子

2010-02-26 | 日記
 時間がないと思うとせっせと動けます。ピラフはおいしく出来ました。しかし、生地屋さんには行けなかったので明日行くことにしましょう。
 ショーに出ない日なので練習をしました。練習をしていたら、ビーチのシーンの砂の行方をまた見られませんでした。
 フロランが居ました。杖をついていました。先日走っていたのに…。すると隣に同じ顔。ヴァンサンでした。フロランが事故に遭って、手伝いに来たそうです。そして、話していて分かりました。私が先日会ったのは、ヴァンサンのほうだったのです。あれほどの大きな事故後に、あんなに元気に階段を掛けていて、すごいと思いましたが、そういうことだったのかと。フロランは杖こそついていましたが、元気そうでした。一日も早く全治しますように。
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オリンピックナイト

2010-02-25 | KA
 少し心乱れることがありました。どうしてもっと寛大になれないのか、落ち込みました。
 関節全体が緩んでいる時に、身体をよく動かしたから、柔らかすぎる演技だった一回目。二回目は、一回目の緊張や筋肉を使用したことで、少し締りが出たように思います。
 ショー後の練習、今日はずっと練習をしていたい感じでした。しかし、小さなパーティがあったので、区切りを付けました。オリンピックを少し楽しみました。
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どうしよう!!!

2010-02-24 | 日記
 自転車を漕ぐと、風邪気味だと思いました。呼吸が苦しいとまでは言いませんが、最大酸素摂取量が少なくなっているような感じでした。
 いつもお手紙を下さる小学生の女の子から、今日もお手紙が届きました。ラスベガスへの家族旅行実現のお知らせでした。そして、嬉しく思った途端に縮こまりました。彼女が記したKAをご覧になる日にちが、私がショーに出ない予定の日でした。いつもは、「ああ、代役の日…。」と、仕方ないと思うのですが、そのような日があることも知らないかのように、胸を躍らせている彼女の手紙を読むと、何とかならないものかと思います。「とても良い席がとれて喜んでいます。」もうチケットの手配も済んでいるようですが、本当に何とかしたいです。
 亜梨ちゃんのご家族がいらっしゃいました。おばあさまは、長旅にもかかわらず、お元気にお着きになり、ほっとしました。夜はお食事をご一緒させて頂きました。ピザをおいしそうに嬉しそうに召し上がる、モダンなおばあさまでした。
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学び、励まされ

2010-02-23 | 日記
 連発のくしゃみはすっかり無くなりました。やはり、昨日は花粉がたくさん飛んでいたのかもしれません。風邪気味の状態だけが少し残っているように思います。水分を欲するのは、鼻をたくさんかんだこととは関係のないことでしょうか。身体の中で風邪と闘っている部分が少しあるので、ほんの少し、いつもより体力がないような気がしました。そこは、舞台裏でいつも無駄に動いている部分で調整することにしました。
 エリカは、彼女が企画したイベントの準備で大変です。ショー中も含め、一日中コンピュータに向かっています。そこに一人のアーティストが来て、当日のリハーサルは用事があるので途中で抜けると言いました。当日に用事を入れることなど私には考えられないことで、カッとなってもおかしくはないところ、彼女は、相手の話を最後まで聞いて、筋が通らない話にも穏やかにゆっくりと受け答えをしていました。彼女の語りの素晴らしいこと。学びました。
 週頭でしたが、過緊張することもなく、優しく舞えたように思います。お迎えしたお客様は、何の知識も入れずに舞台をご覧になったので、その大きさに本当に驚いているようでした。
 夜は、友人宅でのパーティへ行きました。いろいろなショーから人が集まっていて、彼女の活動範囲の広さを改めて思い知らされました。そして、いつものように彼女から刺激を受けました。彼女らしく、和やかで楽しいパーティでした。
 パーティに参加をしていたマッスルミュージカルの数人と、話をしていました。舞台裏で休む暇なく、ショー中ほとんど舞台に立ち続けているアクロバットのみなさん。その状態で二回公演の日は大変なことでしょうと言うと、みなさん声を揃えるように、「いや、あの場面でのソロの緊張度に比べたら…。」と。彼らも毎日緊張して、真剣に舞台に臨んでいるからこそ出た言葉だと思います。嬉しい言葉であり、若者達に励まされました。
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歯医者さん、税理士さん

2010-02-22 | 日記
 先日、歯のクリーニングをした時に指摘されたので、古い詰めものを詰め直しに歯医者さんへ行きました。麻酔をすることが分かっていたこともあり、仕事のない月曜日にお願いすることにしたのですが、やはり抵抗があります。幼いころ歯医者さんに行った時は、麻酔などしないで、キーンと言う嫌な音を聞きながら時々キーンと痛いのを我慢しながら治療をしていたと思います。少し風邪気味なこの身体に、局所とはいえ麻酔をすると何か影響はないのか、などと考えながらいました。歯医者さんは、今日もニコニコと穏やかで、親切にして下さいました。
 そこから、『瀕死の白鳥』の衣装を探しに回りました。白いユニタードを改造しようと思っているのですが、ラスベガスに白のユニタードは売っていないようで、インターネットで注文しなくてはならないようです。しかし、生地屋さんに行くと、デザインがだんだんと固まってきて、一から作りたくなってきました。今日はとりあえず羽だけ買いましたが、こんな調子で間に合うか不安です。
 暗くなると、税理士さんのところへ行きました。税理士さんは風邪をひいてしまったということで、いつものように対面ではなく、私は別部屋で待つことになりました。お蔭で私は、衣装のデザインを考えることが出来ました。税理士さんも、いつものようにいろいろと親切にして下さいました。また、風邪気味の私にたくさんののど飴を下さいました。この地で、親切な方々に囲まれて過ごせるのは本当に有難いことです。
 普段テレビを観る時間もないので、テレビがないことに何も感じませんが、今日はそのことで少し淋しい思いをしました。
 風邪気味なのは確かだと思います。しかし、花粉症のような連発のくしゃみが出ます。風が強い一日でしたので、花粉の飛散が多かったのかもしれません。さらに、今晩はとても寒いです。気を付けて過ごそうと思います。
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孫悟空お疲れになる

2010-02-21 | 日記
 チャイニーズニューイヤーのお祭りがチャイナタウンで開催され、バイグーがKAの仲間と孫悟空をするというので、亜梨ちゃんを誘って観に行きました。チャイナタウンに着き、お祭り会場に設置されていたフェンス外を歩いている時に、孫悟空の曲が流れていて、今にも口ずさみそうになっていました。しかし、その時にバイグーがステージで演技をしているとは。彼は1時45分と2時50分に演技をすると最終的には言っていましたが、以前は「2時半ごろ。」と言っていました。もしかすると、と思って2時半に着くように行きましたが、その時はまだ2分前でした。でも、この中途半端な時間に演技をしていました。会場に入るには、長い列が出来ていたので、とりあえずフェンスの外から観ようと思い、ステージが見えるところに移動するとちょうど終わってお辞儀をしているところでした。
 会場に入るために並んでいると、ゲイルが出てきました。そして、今の演技が一回目だったことが確認出来ると安心しました。安心して会場に入り、露店をちらっと見ながら通り抜け、食べ物屋さんが並ぶ所へ行き、中華ばかりではなく、ハワイ料理なども並ぶ中、一番おいしそうだった韓国料理を食べることにしました。少し風が強かったのですが、お天気の日にお祭り会場で食べる昼食はとても美味しかったです。
 それからまた会場を回ると、私と金魚くんの出会った場所が今年も同じ所にありました。そこで、コップに入れられて飼い主を待っている金魚達はとても小さく、私の金魚くんはずい分と成長したものだと思いました。
 その後、ステージ近くでKAのアーティストに会いました。「ああ、バイグー達は疲れちゃったみたいで、2回目はやらないみたいよ。」あらら…。しばらくそのあたりで、ステージ上で行われている演技を見ていると、バイグーが来ました。すっかりお化粧も落としていて…。残念でした。
 時間があれば、最後まで演技を観ていたかったのですが、次の予定があるので、切り上げました。しかしながら、ホッケーの試合には少し遅刻してしまいました。今日は、参加人数が少なく、応援しているチームはベンチに一人しかいない状態でした。始めはいい調子でしたが、ベンチに9名も控えている相手チームとの差がだんだんと広がり、憧れのミスター67番は今日も見事な動きをしていましたが、負けてしまいました。
 夜は明日に備えて、電卓を叩いていました。朝起きたのが早かったので、眠くなるのをこらえながら、作業を終えました。
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Neil Patrick Harris, Giuliana Rancic

2010-02-20 | セレブリティ
 案の定と言いますか、肩周辺は筋肉痛。でも、股関節は緩んでいました。
 一回目のショーに、俳優のNeil Patrick Harrisさんと、ニュースの司会などを務めるGiuliana Rancicさんがいらして下さいました。残念ながら、バックステージでお会いすることはできませんでした。
 週頭にお手紙を下さった方が、今回の滞在で最後となる4回目のショーをご覧になる前に、もう一度お手紙を下さいました。今日は最後に彼女を確認出来たと思います。カウンセラーの息子役のミロのファンという彼女。ミロのことを見つめていました。
 実験好きな私は、今の“硬さ”を写真に撮っておくことにしました。外から見ても違いが分かるほどの変化があるのか、新たな挑戦や実験は楽しいです。
 夜は亜梨ちゃんの誕生会。彼女には内緒にして、お店に行きました。お店に着くと友達が居てキョトンとする彼女。バースデイハットが渡されて、笑っていました。企画者は、仕事中に誕生日の被り物を用意したくなり、今日仕事を休んだ者に連絡をしました。その彼は、仕事を休んでも誕生会には参加をしてくれました。楽しいひとときでした。
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鳥になる

2010-02-19 | 日記
 ネバダバレエのディレクター、ジェイムスさんが、『瀕死の白鳥』のために時間をとって下さいました。私はとても緊張をしていましたが、彼は優しく丁寧に“鳥”になるための指導をして下さいました。これには、私の身体の中で一番硬いであろう上半身のストレッチからやり直していかなくてはなりません。また、私はバトンを回すことをどうしても先に考えてしまっており、“鳥”に成り切れていないところがたくさんあることも分かりました。あと二カ月で、どこまで隙なく“鳥”になれるか、楽しみです。
 ジェイムスさんが時間を少しずらして下さったので、メリーの振付の練習にも行くことができました。今日は人数が少なく、確認をしてから通しをすることになりました。その確認の細かいこと。メリーがではなく、ダンサー達が。私はそんなところまで気にすることが出来る段階ではありません。彼女達が確認することを聞きながら、なるほど、と思いながら頭と身体に入れていきました。
 MGMへ向かうと桜が咲いていました。嬉しいことが続きます。
 ショーのために動き始めると、腕が明らかに違うことを感じました。毎日訓練をしていけば、必ず変わるはず。楽しみです。
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