のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

エサを食べて下さい

2010-04-30 | 日記
 ぷかぷかと浮かぶ雲が可愛いらしい空。
 古谷野先生が我が家にいらしている時に、忍者のようにベランダに現れたのは、ペンキを塗る下準備をする人でした。いつもはお知らせがあるのに何も無くびっくりしましたが、彼が教えてくれて、近々ベランダにペンキを塗ることが分かりました。でも今日は、来ないようなので、洗濯をしました。
 朝食を食べようとすると、ありがテーブル上の花まで来ていることに気付きました。彼らが一向に近づかないありの“エサ”には、マンゴーの果汁を少し付けてみました。すると今まで見向きもしなかったその“エサ”に、ありが近付くようになりました。是非、その“エサ”を食べて下さい。ありの出口の近くには、まだ二葉からあまり成長していないナスが置いてあります。土が恋しくてナスに近づいているのかと思っていましたが、それどころか、ナスの植わっているお豆腐が入っていた入れ物にどうやら巣を作っているようです。今後どうなることやら。
 フルートの加工が剥がれていることを思い出し、そのまま今週いっぱいは使えそうでしたが、自分の身体にもっと注目をしなければいけない今、換えてみることにしました。回した時の感覚が少し違うので、気になるところがありましたが、無事におさまりました。そして、今日は疲れを感じる身体でしたが、一回目のショーは意外にも元気に過ごせました。このまま二回目も咳き込まないで終えることが目標でしたが、最後の最後にゲホゲホと。そして、いつも二本の時に使うフルートを一本の時に間違えて持ってしまいました。でも、「このフルートと過ごした時間のほうが長いのだから大丈夫。」と言い聞かせながら回しました。
 一回目のショーの後にバナナも食べられず、咳き込んでしまい、ちょっと落ち込みます。でも、夕食はたくさん食べました。MGMを出る前に食べて、帰ってからも食べて。
 すぐに眠くなってしまうのは、体力がないからなのではと思いはじめました。そして緊張に耐えうるだけの体力もないので、咳き込んでしまうのではと。早目に寝ました。

半分終わるよ

2010-04-29 | KA
 身体を動かすとお昼を食べ、チケットを買いに行きました。でも、チケットは買えず、時間ばかり掛かってしまいました。
 シェリーと、昨晩のことを話しました。自分の日本語の能力と、お客様にどれだけの情報を伝えるのが適切なのかなど考慮して、舞台裏の説明を朝まで掛かって考えたそうです。細やかな配慮に、また頭が下がります。
 来週、日中に小学生を迎えます。その時にお手伝いさせて頂くことになっていて、そのミーティングがありました。何をするのかがそこで分かり、自分で考えて子供達に何かをしなくてはならないことも分かりました。思い付いたのは“12345ゲーム”。それを考えるのに動いていたら、笑われてしまいました。
 今日は、身体が少し疲れていました。「これが終わると、半分終わるよ。」と父役に舞台上で言われ、私は、「そうか、まだ半分か。」と思いました。その一回目のショーの後に、バナナを食べることが出来ました。ケーキも頂いて、その時は「終わってから食べます。」などと言ったのですが、結局それも食べました。こちらも、笑われてしまいました。でも、食べられる時に食べないといけない身体なので、良いことであり、そのお蔭か、咳き込むのが少しで済んだような気がします。
 フルートの表面加工が、もう剥がれてきてしまいました。それも使いやすいほうのフルート。また、新しいフルートを育てなくてはなりません。
 家を出た時、寒くて、ジャケットを取りに戻りました。行きは風も強かったのですが、帰りは随分と弱まりました。昨晩、一昨晩に比べたら、無風と言っていいほど。でも寒いので、ジャケットはもちろん、毛糸の帽子も首だけセーターもみんな出動させ、帰ることになりました。

ニホンゴで御案内

2010-04-28 | KA
 2時前に出発すれば良かったので、久しぶりに家に居られた気がします。「魚臭い。」と言われることを覚悟して、サバを焼きました。今回もおいしいサバでした。
 昨年も悩まされたありさん、でも、前回は彼らの出口となる柱の横にプランターがあり、ありさん達はそこへ直進していたので、あまり気になることはありませんでした。今年も暖かくなると、同じ所からありさんが出てきていました。今年は“エサ”を買ってきたのですが、なかなか引っ掛かりません。今日は行列を作っていました。

 二回目のショーには、お客様を迎えていました。いつもお世話になっているご家族の方。ご高齢のため、ショーの後はすぐにお帰りになるとのことでしたので、直接お会いできない分も、いろいろなことを思いながら舞っていました。
 シェリーのお客様、『MATSURI』の方にはお会いすることが出来ました。シェリーは、一生懸命に日本語で舞台裏のことを説明していました。日本語で案内できるように考え、それを紙に書いて用意をしていたようです。彼らは本当に喜んでいましたし、彼女の努力に私も頭が下がりました。
 今日も二回目のショーは咳き込んでしまいました。そして、今日も強風でした。

次に向かう

2010-04-27 | KA
 早い時間にトレーニングが入っていたので、その後、古谷野先生とお昼を食べに行くことが出来ました。新しくなったフードコートの中華のお店は、自分で好きな野菜、魚や肉などを選んで味付けを決めて調理してくれるようになっていました。ファーストフードが並ぶ中、少しお値段が高めですが、食べたいものをおいしく頂けて良かったです。
 今日はやはり疲れている身体でした。ゆっくりと身体を動かすと、疲れをとるように大きめに動くようにしました。古谷野先生がご覧のショーにしては珍しく、クライムの後で少しショーが止まりそうになりましたが、続けられました。
 「強く印象に残るような女性のアクトを探しているのだけど…」。チャリティーショーに誘って頂きました。ネバダバレエとの企画が終わったばかりで、このように声を掛けて頂きちょっとびっくりしました。とても良い機会だと思います。また忙しい日々となることでしょうが、参加をさせて頂こうと思います。
 レストランで夕食をとると、グリーンルームへ戻り、先生と仕事の打合わせをしました。初の試み。どんなことになるのか、こちらも楽しみです。打ち合わせを終えると、少しおしゃべり。ほんのひとときのことでしたが、最後に先生とゆっくり出来て良かったです。
 家に帰って、先生から頂いたカードを拝見すると、ビックリしました。こんなカードがあるとは。先生、良く見付けられたこと。有難く拝読し、飾りました。ご訪問、本当にありがとうございました。

古谷野先生 生出演 2010!!!

2010-04-26 | 日記
 突然お邪魔致します。久しぶりに生出演!の古谷野です。
 
 ラスベガス滞在4日目。

 日本から預かってきたのんのんへのお土産を大きな袋に詰め、スタバでコーヒー、のんのんを待つ時間にスロット…結果はイマイチ×××
 まずはスーパーへ。のんのん食料買い出し。私は店内をウロウロ、キョロキョロ。またまた日本では絶対買わない誕生日おもしろグッズを買ってしまった! のんのん宅で朝食!?(PM12時…ラスベガスでは朝食!)何だかこの家で食べていると、とても落ち着きます。さ~て、“バレー・オブ・ファイヤー”へ…行く予定が、時間の都合でレッド・ロック・キャニオンへ変更。ここは何度か行っているので、今回は裏からの観察コース?へ連れていって貰いました。緑がたくさんあり、季節的にナイスタイミング。暑くなく、寒くなく、ほど良い風に吹かれ、ブラブラと歩きながらペチャクチャおしゃべり…贅沢なひとときでした。途中クレベーフの岩(のんのん命名)見学。クレベーフに似ているこの岩では、ロッククライミングの練習をしていました。
 大自然のパワーをもらった私達は、次はお腹を満たしに湖のほとりにあるおしゃれなフレンチレストランへ。ロケーションバツグン! 正に至福のひととき! カモやブラックバード?が好きに席をチョロチョロしていましたが、なぜか…私達のテーブルだけには近づいて来ませんでした。絶対エサをくれなさそうに感じたのでしょうか…?!
 次に、Believeに出演しているダンサーによる公演『Vitality』を観に行きました。人生最大?笑いころげて観たって思うくらいの作品もありました。ダンスの上手さはもちろん、皆さんのエネルギーを感じることができ、元気を頂けました。
 のんのん宅でちょっとひと休み。ざるそばを頂きました。(日本にいるより日本らしいもの食べてる!?)
 今日の締めは、足裏マッサージ。“西蔵足浴”へ。ほど良い刺激が本当に気持ち良く、疲れがスーッと抜けていくようでした。さすがラスベガス…こんな夜中までやっている! 
 心も体もお腹も満たされた最高の一日でした。のんのんありがとう。

 久しぶりに一人での訪問。まだKA制作中に、初めて訪れた時のことが懐かしく思い出されました。のんのん演じるダイアナ、バトン、体、心、音楽が一体となり、演技力が増し、進化したな…と。
 ネバダバレエとの公演での演技を見ても、「バトントワラーはダンスも出来ます」の域から飛び出したと感じました。筋肉の変化=演技の変化。自分の可能性に常に挑戦し続けているのんのん。やはりあなたはここで踊るべき人なのだと…。
 今回もたくさんのHappyをありがとう。

先生のお名前も

2010-04-25 | 日記
 『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』、今日の3回目が、今回の最後の公演でした。メリーの作品、そして『瀕死の白鳥』を終え、思ったことは、「バトンの練習を続けなさいってことかな」。この機会を頂き、練習を始めた時に古谷野先生がおっしゃった言葉、「バトントワラーを続けなさいってことよ。」それも思い出しました。10月からの長い道程、完成とならずに終わりました。
 ショーが終わると『瀕死の白鳥』の衣装に着替えて、写真を撮りました。衣装を作って下さった方にお土産です。衣装のことは元より、これをご覧になるためにわざわざラスベガスまでいらして下さった古谷野先生、感謝は言葉でなく、演技で表したかったです。
 ミスティアのレッドバード、憧れのロスくんが、声を掛けてくれました。彼もご覧になっていたとは…。ミスティアのステージマネージメントのお二人も、喜んで話して下さいました。あんなにお世話になったのに…。
 「これが終わった後のご褒美は?」と訊かれて、「3時間食べ続ける。」と答えていた私でしたが、実際は、お腹が空いていても、バッフェに行って食べられるような状態ではありませんでした。でも、大好きなWhole Foods Marketで、好きな物を好きなだけ食べました。
 その後、タウンスクエアを散歩。本屋さんでLas Vegas Weeklyを見付けたので、古谷野先生に。実は先生のお名前もそこに載っていたのですが、昨日、我家でこの雑誌をお見せした時、先生はそこに気付かず、「マイケルジャクソンの記事が載っている雑誌に一緒に載ってすごいわね。」などと他人事のようにおっしゃっていました。本番が終わり、プログラムにも先生のお名前を載せさせて頂いたことがお分かりになった今、こちらの記事も改めてご覧頂きました。
 それからアウトレットに行きました。ようやく先生がお気に召す物を見付けられました。のんびりとしていたので、閉店間際。それにしても、アウトレットは本当に安くて、びっくりします。私は2回目。もっと前から知っていたら、もっと頻繁に来ていることでしょう。
 私の身体はまだまだ興奮状態で、疲れが出ませんでした。古谷野先生のご滞在のお蔭で、ガクッと疲れてしまうことにはならないことでしょう。しかし、その後が少し怖いです。

どう踊るか

2010-04-24 | KA
 夕食を買い出し、丁度車を走らせたところで、用事を済ませた古谷野先生からご連絡がありました。先生をお迎えして、昼食をとると、MGMへ行きました。
 久しぶりにご覧頂いたショー、先生はとても喜んで下さいました。最近、いい笑顔で写真がとれなかったのですが、今日私のカメラには、とてもいい顔で納まりました。
 いつもは、振付を変えたところをすぐご指摘されるのに、今回は何もおっしゃいませんでした。きっと変えたところは気にならず、そして、振付の問題ではなく、どうそれを踊るかということなのかと思いました。
 ショーの後の練習にも先生はお付き合い下さいました。明日も早いので、今日は一度通すと、出来なかった所を確認し、切り上げました。
 私が着替えるのをお待ち頂き、用意した夕食をグリーンルームで食べました。ピクニックのようでとても楽しく、リラックスできました。

ケーキ・フェイス

2010-04-23 | 日記
 『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』、子供たちのためのショーは12時開演。そのため、朝のカンパニーのバレエレッスンも早かったのですが、参加をさせて頂きました。
 子供たちは、今回も大喜びで、大きな声を出し、たくさんの拍手を送ってくれました。私自身はあまりいい出来ではなかったので、残念でした。
 そのショーが終わった頃、古谷野先生がご到着。お会いして、サンドイッチを食べながら少しの時間会話を楽しみました。
 子供たちのためのショーでお化粧をして、そのままMGMへ行きました。すると「今日のお化粧は、自然な感じでとてもいいわね。」と。舞台化粧が自然な感じではいけないかと思いましたが、「いやいや、ケーキ・フェイスになっていなくてとてもいいわよ。」と。「ケーキ・フェイス?」。英語で、不自然でいかにもお化粧をしているという顔を“ケーキ・フェイス”と言うそうです。「ケーキに顔を突っ込んで出来上がった顔みたいだから」。
 更衣室で用事をしていると、エリカが通り掛かり、立ち止まりました。「Las Vegas Weekly見た?」。私は何のことか分からずに尋ねると、『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』のことが記事になっていて、私のことも書いてあるとのこと。そして「『ノリコ・タカハシはバトントワリングのヴィルトゥオーソ』って書いてあってね…。」と彼女は誇らしげに言いました。「その後もまあいろいろ書いてあるけれど…。」と言うと、彼女はまた初めに言ったことと同じことを言いました。私は“ヴィルトゥオーソ”という単語を知らなかったのですが、彼女の様子から褒めて下さっているということは分かりました。そして、すぐに辞書で調べると、私には勿体ない言葉であり、この日上手く出来なかったことがまた悔やまれました。彼女はその後、Las Vegas Weeklyをフィジオで見付けたと言い、そのページを開いておいてくれました。
 グリーンルームを通り掛かると、夕食を食べ始めようとしている人がいました。「たくさんあるから食べる?」。私は、お昼に食べきれなかったサンドイッチを持っていたので、それを伝えると、「でもたくさんあるからさ。」と。それならと、頂くことにしました。とても美味しいチキンサラダを頂きながら、体重が減ってしまったのでたくさん食べないといけないことを話していました。すると彼は、「それって危険な域に入っているんじゃないの。」と。確かにそうかもしれません。「またおいしいもの運んであげるね」。
 今日は少し早く帰れたので、古谷野先生と近くの韓国料理のお店に行きました。たくさん食べて、たくさん話して。どちらも朝まで続けていられそうでしたが、明日のことを考えて、切り上げました。良いご滞在となりますように。

舞台上に臭い

2010-04-22 | KA
 朝はカンパニーのバレエレッスンに行くことにしました。気が張っているからなのか、元気なのです。ちょっと怖い気がします。
 ネバダバレエのダンサーの中に、今日が誕生日の人が居ました。なんと19歳。彼はしっかりしているので、まさか10代だとは思いませんでした。実は他のみなさんも若いのかしら…。
 その後は、照明などのない、素の舞台で『A CHOREOGRAPHERS' SHOWCASE』のリハーサルでした。メリーの作品は間違えないで出来ました。『瀕死の白鳥』もまあまあです。フィナーレまで居なくていいということで、思ったよりも早くMGMへ行くことが出来、お昼を食べると少しほっと息をつく暇がありました。今日はチョコレートが届きました。
 朝は元気でしたが、フルートを回す場面直前にまた気持ち悪くなり、咳き込みました。それも、一回目から。元気だっただけに、がっくりと。さらに、踊っている時に、吐き気をもよおしてもおかしくないような臭いが漂ってきました。時々、排水に問題があるのか、舞台裏でこのような臭いがすることがありますが、舞台上がこんなになったのは初めて。きっとお客様にもこの臭いは届いてしまったのだと思います。
 その臭いのこともあり、一回目のショー後は食欲がほとんどありませんでした。しかし、食べないとまた気持ち悪くなると思い、持っていった果物を食べていました。すると、声を掛ける人。痩せてしまったので、無理やり食べていると言うと、「あんなに大きなサンドイッチ食べたのに?あれだけで3ポンドはあるでしょ。」と言われてしまいました。
 二回目は少し良かったかと思います。新しいところは、流れがまた悪く、その後に影響しましたが、何とかまとまりました。
 今日もとても寒いです。ちなみに今は10度以下です。

アーティスティックコーディネイターの妹さん

2010-04-21 | KA
 アーティスティックコーディネイターの妹さんは、良くKAをご覧になっているそうです。そして、「今日のノリコは今までで一番良かった。」とおっしゃって下さったそうです。何年も同じことをしていますが、少しでも前進していることが分かると、嬉しいものです。ご覧頂いた昨日二回目のショーは、また気持ち悪くなり、咳き込んでから舞台に立ち、舞台上では鼻をすすり…という状態でしたので、良い感想を伺えてホッとしました。
 気持ちが悪くなりゲホゲホと咳き込むのは、体重が減ってしまったことにも関係するのかと、たくさん食べるようにした今日。調子は良いです。
 新しく足したところは、昨日よりは良いみたいです。私はそのことばかり考えて、他の所でフルートを落としてしまったことを忘れていました。すると、コーチのエイドリアンが、フルートを落とした後が良かったと。時々上手く創作が出来ます。
 新しい手袋は、ちょっと大変なことになっています。最近この手袋は外注するようになったらしく、どうもそれから着け心地の良いものが出来上がってこないようです。全部分解して作り直して下さるのなら、一からここで作った方がきっと簡単なのでしょうに…。
 今日も強風、そして寒いです。寒さ対策をしたのに帰りは寒かったので、昨日より寒いのかと思います。風は少し弱かったような気がします。寒いラスベガス、街も客席も空いていました。