のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

久しぶりに充実感

2013-02-28 | KA
「明日教えてね。」
 と言われてしまったからには、電話をしないわけにはいきません。教えてもらった電話番号があっていますようにと願いながら掛けると、彼女が出ました。
「今、ノルウェーなの。」
 市外局番が私と同じ電話番号に掛け、ノルウェーに居る人と普通に話せる世の中なのです。
 臨時のミーティングでは、シルクデュソレイユ会社全体での解雇のことが話されました。
 昨日から喉が異様に渇きます。もたつく感じがするのも、身体のリズムの関係でしょうか。エクササイズをしたので、身体は動くと信じて出て行きました。動きは良かったと思いますが、速さがちぐはぐした感じでした。
 二回目のショーは、疲れがありましたが、フルートを回す前の演技がまとまって、時間も上手く使えて、久しぶりに充実感。
 ブライムのお客様は、待ち構えていらしたように、ジェニーのお客様は、お酒のためかはしゃいで、声を掛けて下さいました。二回目は、少し気持ちを整えられた気がしました。きっと神様が、それが現れていたと分かるようにして下さったのだと思います。ありがとうございます。
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友達でなくてもフレンズ

2013-02-27 | KA
 MGMの桜、日の当たる時間が短いと思われる方の一本も開花していました。
 日本からの学生のみなさんに、お会いする日でした。私の前にテクニカルディレクターのエリックが話していて、私はその途中で劇場に入り、隅に座っていました。彼が、「質問はありますか。」と投げかけると、手が上がりません。今日の学生さんは、おとなしいみなさんのようです。そのうちに引率されている方がいらして、今日の学生さんは、音響や照明など、バックステージテクニシャンとしての勉強をされているみなさんと分かり、それで静かなのかと思いました。そして、私の番になり、みなさんの前に立ち話し始めると、たくさんの学生がお眠りになっていました。同じ機会に、時々寝ている学生を見ることはありますが、今日はたくさん。身体が折れ曲がるほどに寝ている方が多く、そのため後ろの席の方まで寝ているのが分かったので、たくさんに見えたのかもしれません。私の話はともかく、テクニカルディレクターの話を聞ける機会は貴重でしたでしょうに、残念です。通訳の方も、いつものようにとても丁寧に翻訳されていたので、勿体無いことだと思いました。私は、話を楽しそうに聞いて下さる方がいらしたので、そのみなさんと有意義な時間を過ごしました。エリックの話も私の話も、将来のために何の役にも立たないかもしれませんが、それは聞いてみないと分からないことです。与えられた同じ機会を活かせるか活かせないか、それは自分に大きく掛かっているということを改めて感じました。
 昨日の二回目のショーがキャンセルになった時、学生のみなさんのことを心配しました。でも、いつも一回目のショーをご覧下さっていた気がしたので、大丈夫かと思っていました。しかし、キャンセルとなったショーをご覧になるご予定だったそうです。でも、今日の二回目のショーに振り返ることが出来たそうで、ほっとしました。九時に終わる他のショーをご覧になって、急いでいらっしゃるとのことは、気掛かりでした。
 二日休みで、週頭が一回のショーしかなかったからなのでしょうか、身体に疲れは全くなく、面白い感じでした。でも、左脚付け根と、右手首に違和感。手首は久しぶりに動きが悪く、気になりました。でも、そのことよりも、キャプティビティの変更での戸惑いがまだあり、フルートを回すところは、全てがバラバラのようでした。汗を、全くと言っていいほどかいてなく、気持ち悪く思いました。
 一回目のキャプティビティが終わるとすぐに、マリレンがふくらはぎのことを心配して声を掛けてくれました。一回目のショー後には、ゲイルも。彼女とは、歩きがなら話す時間があったので、今日のふくらはぎの調子は良いが、キャプティビティの演技を変更しなければいけないことで悩んでいることを話しました。お客様には分からないことかもしれませんが、気持ちが整わないままフルートを回し始めなければならないことが辛く、自分自身が満たされないショーを続けていくことが出来るかも分からないと話しました。そして、私は二秒欲しいだけだと。彼女は、興味深く話を聞いてくれました。短くすることだけ言われたのか、どういう風に演技を変更するか指示があったのかを彼女に訊かれたことは、面白いと思いました。
 二回目のショーのために早めに支度をして、頭と心の整理をするようにし、一回目に変えてみた演技の確認もしました。そして、この回は、一秒の半分だけ時間を頂くことにしました。
 一回目は汗を全くと言っていいほどかきませんでしたが、二回目は、ほんの少しの時間を掛け、ほんの少し気持ちを整えられたのか、汗を少しかきました。今日が代役の日でショーに出なかったジェニファーは、心配して見守ってくれていました。
「決められた条件の中でやっていかなければならない大変さは分かるけれど、大丈夫だったわよ。信じられる演技だった。もちろん、前の方が私は好きだけど、時間がもらえないならしょうがないことだから。」
 あとは、慣れていくことなのかもしれないと思います。
 ジーナは、
「たくさんお客様が来ていたのでしょ。どうだった?」
 それは学生さん達で、昨日のショーをご覧になる予定だったことや、九時に終わるショーを観てからなので、間に合ったかどうかなど伝えていると、
「五分開始が遅れたでしょ。それは、そのあなたのfriendsのためよ。」
 他にも何人かからショーが遅れたのは、ノリコのfriendsのためと。フレンズと言われると頭の中では友達と訳しているので、どうしても違和感がありますが、ここではこういうお客様もフレンズになります。
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Go home?

2013-02-26 | KA
 二、三日良かった左脚付け根の辺りに、違和感があります。ということは、ふくらはぎは大丈夫かしらなどと思いました。
 日本から荷物が届きました。日本の文房具、とても嬉しいです。ひな人形、そう、二月は短いからいつも慌てるのですね。早速、ひな人形は飾らせて頂きました。
 IRAと言うリタイアメントの積立に、罰金が掛かるという通知を受け取っていたと分かったのは、昨日のこと。私は、違反をしておらず、急がないでも大丈夫なようでしたが、気になるので銀行へ。担当の方が親切にして下さいましたが、時間が掛かりました。でも、銀行の手違いでしたので、無事に罰金を払わないで済むことになりました。
 少し苛つく感じがありました。身体のリズムの関係だと思います。小さなことにもイライラするので、人と交わらないようにしていました。演技が乱暴にならないように、小さめにと思って出て行くことにしました。
 週頭のミーティングで、それぞれが演技を短くしてくれたことを感謝されました。一年、四百七十八回のショー、一回のショーが二分ずつ長いと十六回分ショーを多くすることになるそうです。余計な仕事をそんなにしてもらわなくていいように、などとおっしゃっていましたが、私は、十六回多く仕事をする方がどれだけ嬉しいことかと思いました。今日も、気持ちが整わずに始めることになり、満たされるものが少なく、終わると泣きそうになりました。
 五分遅れるとの放送がありました。一回目のショーは満席というほどではなかったと思いましたが、火曜日です、二回目はたくさんのお客様がいらして下さって、入るのに時間が掛かっているのかと思っていました。その放送時は、もういつものように準備を始めていたので、少し早めに地下の待機場所へ向かいました。階段を地下二階まで降りてドアを開け、通路を進むと直ぐにバックステージテクニシャンの方が、キャスター付きの大きなバケツを押しながら向かってきました。
「ここは通れないよ。回り道してね。」
 どうしたのかと思うと、水漏れがあったそうで、彼の後にもう一人、大きなバケツを押しながら来ました。五分の遅れはお客様の入場ではなく、そのためだったようです。
「五分じゃ済まないかもしれないよ。」
 言われた通りに回り道をすると、舞台の下にたくさんのバックステージテクニシャンがいらして、作業をされていました。私は、時間があるので少し眺めてから先に進みました。舞台の下、反対側へ回ると、ゲイルとシェリーの姿が見えました。しかし、舞台の上は通れないので裏を回ると、そこに居たバックステージテクニシャンが、
「ビールの時間だね!」
 私は何のことを言っているのか分からず、通り過ぎました。
 出たところが、待機場所ですが、もう誰もそこには居ませんでした。不思議に思いながら、こちら側からはどこまで進めるのか行ってみると、ゲイルの姿が見え、手前にはリチャードさんがいらして、バックステージテクニシャンの方と話していました。私は、スプリンクラーから水漏れがあったのかと思い尋ねると、
「それが分からないんだよ。まだまだ水浸し。たくさん電気も通っているところだし、悪い組み合わせだよ。さあ、家に帰りなさい。」
 Go home?先程のビールの発言は、からかわれていると思いましたが、彼は真剣な顔。私が理解していないのを察したのか、彼はまた、「Go home.」と言いました。そして、
「ショーはキャンセルになったんだよ。」
 もうみなさん、ショーをしないということで行動をしていたのに、私には情報が耳に入る術がなく、自分だけ取り残されていた感じで、おかしくなって笑いました。それからがっくりして、トボトボと階段を上がりました。
 一回目のショー、ブリザードと呼ばれる山の人達が出てくる場面の辺りで、アラームが鳴っていたそうです。
 舞台裏を通りながら帰ろうとすると、火災報知器と同じように点滅するライトが光っていました。水に関しての警報のようですが、ここが点滅しているのを見るのは初めてです。原因が分かって明日はショーができますように。
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見頃の桜

2013-02-25 | 日記
 昨日、家賃の請求が届いていて、いつもより早いなと思い、今月は短いことに気付きました。今日は、比較的のんびり過ごせるかと思っていましたが、忙しくなりました。でも、やりたいことはほとんど出来、満足です。カイロプラクティックにも行けましたし、タックスリターン、確定申告も出来ましたし、車のスモッグテスト、排気ガスの検査も合格しました。これで車両登録の更新が出来ます。
 ベーグル屋さんで一セント足りず、ああ残念と紙幣を出そうとすると、シニア割引にして下さり、小銭を使わせて下さいました。こちらの人は、こういうところが親切です。
 銀行では、お待たせしては申し訳ないと出て来て下さった方、とても親切にして下さったので、置いてあった名刺を頂くと、支店長だったようです。そう言えば、自分は普段はしないけれどと言いながら部屋に連れて行って下さいました。
 あちらこちらへ行く途中で、ソメイヨシノに似た桜を見に行くことも出来ました。今年は早く気付き、見頃の桜を見ることが出来ました。とても嬉しいです。ラスベガスに桜を植えることになったら、このお宅にお願いに上がることになるかもしれないと思いながら、高い塀の外から、今年も写真だけ撮らせて頂きました。
     
 このところお腹が空くので、久しぶりにパンを焼きました。ベーグル風にしてみました。弾力があり、押すと気持ち良い程に戻ってくるのは始めて。いつもは水なのですが、今日は、牛乳で捏ねたのが良かったのでしょうか。
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二十八日まででした

2013-02-24 | 日記
 今朝五時半までふくらはぎの手当をしていた甲斐があったようで、少しの痛みは残るものの、普通に歩けるようになりました。寝たのが遅いので、寝坊して良いと思っていましたが、目が覚めたので、活動を開始。捗りも良く、気持ち良く家事を済ませていくことが出来ました。
 今月が二十八日までしかないことに気付き、この休みに済ませておきたいことが幾つか出てきましたが、今日は日曜日なので出来ません。そう理解すると、プレゼント選びも落ち着いて出来ました。
 夜は電卓を叩いて、タックスリターンと言われる所得税申告に備えました。思いの外早く済み、他のことも出来ました。
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寧静ならず

2013-02-23 | KA
 頂いたティーポットを使って、早速お茶を入れてみました。茶葉が動くのが見えるので楽しいです。下からお茶が出てくるのに慣れるには、少し時間が掛かる気がします。
          
 長年誤解されているかもしれないと思っていたことを、話すことが出来ました。その時のことは分かりませんが、今となれば、事実を何の疑問もなく理解してくれました。
 一回目は、アメリカのバトンの先生がいらして下さいました。昨日お会いして良くして頂いたので、それに応えたいという気持ちがあったのか、とても緊張をしていたようです。あくびが止まらず、緊張を表していました。どうなることかと思いましたが、ショーが始まるとピタリと治まりました。ふくらはぎの痛みはなく、走ることも急に止まったりすることも躊躇することなく出来たので、嬉しくショーをしていました。
 ところが、踊り終え、ケイジから一歩出たところでふくらはぎに違いを感じ、一歩踏み出すと痛みがあり、すり足のようにしないと歩けないほどでした。
 二回目は、ようやく歩きながら、また、走る振りをしながら、どうにかショーをしていきました。ところが、踊っている途中で、フルートがスカートに引っ掛かると、バランスを崩し、片足に負担を掛けないように使っていたので、突然のことに対応出来ず、同じことを繰り返すことになってしまいました。
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何でKAを観ないのかしら

2013-02-22 | KA
 アメリカのバトンの先生とお会いしました。先生のお友達がいらっしゃると、彼女は世界大会のことを話しながら、正司くんと私のことを、世界大会を変えたなどとおっしゃりながら、とても良く紹介して下さいました。また、震災で日本が参加出来なかった大会がいかに淋しかったか、話していらっしゃいました。
 私がバトンを始めた頃、アメリカのバトントワラーは、神様のようでした。そして、アメリカのみなさまは、惜しみなく日本人に指導をして下さいました。今の日本の活躍も、みなさんのお蔭です。でも先生は、そんなことなかったかのように、日本を讃えて下さっていました。
 先生方は、KAはご覧にならず、Oをご覧になるとのことでした。それでは舞台裏だけでもご覧頂ければと、ご案内することにしました。丁度、クライムと呼ばれる場面の練習準備をするのに、一番大きな舞台、クリフデッキが動くところを裏から見ることが出来ました。とても興味を持って下さり、
「私達は何でKAを観ないのかしら。」
 そして、ご覧頂くことになりました。
 一回目は、急遽ヒトデが出ないことになったそうで、IFBと呼ばれる指示を聞くことが出来る小さな機械を持っていない私に、シェリーが気を利かせて教えてくれました。
 肩に痛みがあり、そのことに気を遣い過ぎて、キャプティビティで最近変えたことを忘れてしまいました。シェリーに謝ると、その方が自然ということで、次回からはこれでいくことになりました。
 ふくらはぎの調子は良いのですが、左肩の調子が今ひとつ。いつもは絶対にしないことですが、一回目のショーが終わると、マッサージ師のクリスが五分空いていたので診て頂きました。
 客席から、話し声が度々聞こえていました。こういう聞こえ方の時は、だいたい良くない話をされていることが多いのです。しかし、踊っている時に、
「She is sweet.」
 そう聞こえた気がします。
 二回目、一生懸命に手を振って下さったのは、日本人のみなさんでしょうか。
 誕生会に行くことになっていましたが、ショーを終えると、たくさんの人の中に行きたくない感じでした。身体を整えていると時間も掛かり、おめでとうだけ言いに。すると、それ程人が居ませんでした。これなら来ても良かったかしら。でも、身体の調子のことを考えると、やはり無理でした。
 寒い寒い夜。ストーブを出そうかと何度も思いながら、うどんを食べました。
     
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『ONE』に決定

2013-02-21 | KA
 台所、錆びて穴の空いてしまったディスポーザーを、直しに来て下さいました。お願いして三日目なので、早い方です。
 今朝早く、四時半頃のメイン通り、フラミンゴホテルのところで射撃事件があったそうです。追いかける車から発砲され、タクシーが巻き添えになり、乗客の方も亡くなったそうです。他の車もたくさんメチャクチャになっている映像を見ました。
 マッサージ師のクリスに、ふくらはぎを診て頂きました。自分では、こんなに痛いところまで出来ません。いつもはショーがある日に診て頂かないのですが、いずれにしても悪いので、悪くなっても調子が狂ってもやってみようと、今日は積極的に。
 休んでいたアーティストに、ミーティングのことを聞かれ、思い出しました。今日は、MGMの南にある、マンダレイベイで始まるマイケルジャクソンのショーの制作発表だったのです。『ONE』という名になったそうです。
 二月は閑散期なのですが、お客様の入りが今日も良いと思っていると、土曜日は九十五パーセントの入りだったという話し声が聞こえました。
 全身の動きが悪いですが、特に上半身が動きません。そして、遅れそうな感じでした。でも、足が動かないので、動きが小さくなって丁度良かったかもしれません。踊り終えると「ブラボー。」という声が聞こえたのは、気のせいでしょうか。
 一列目の中央に、日の丸を振って下さるお客様がいらっしゃいました。
 片付けてしまったストーブですが、もう一度出そうかと思うほど寒い夜でした。
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二秒下さい

2013-02-20 | KA
 MGMの桜も開花していました。十数輪は咲いていたと思います。
 硬い身体をどうにかして良い状態にしなければと考えながら出勤。もしかしてと思い付いた原因は、ぎっくり腰になった時に考えたこと。早速改めることにしました。それから、温めたり、ストレッチしたり、マッサージをしたり。その後時間をおいて、少し様子をみることにしました。
 昨日のふくらはぎの痛みは、切れているようなことはないように思えます。でも、慎重に使うようにし、出番の合間も動かせるところまで常に動かして、温めておくようにしました。
 キャプティビティでの時間短縮で、シェリーからフルートを上手くもらえませんでした。持ち手を変えて、今度は上手くいきそうです。シェリーに伝えずに一回目のショーをしてしまいましたが、彼女にも問題はないそうで、一つ気になることが解決しました。
 しかし、私が踊り始める前に気持ちを整える時間がなく、今日も落ち着かないまま始めることになってしまいました。そして、そのしわ寄せは、演技の途中でまた出てきました。終わると、泣きそうになりました。こんな気持ちのまま、毎日のショーをしていくことが出来るでしょうか。アーティスティックコーディネイターに、「私に二秒下さい。いや、一秒でも良いです。」とお願いしようと何度も思いました。でも、もう少し出来ることがあるかもしれないと考え、もう少し試してみて、それでも出来なかったらお願いすることにしました。
 自分の演技をDVDで確認すると、自分で感じるよりも酷くは見えず、それは気持ちを整える助けになりました。二回目は、演技をほんの少し変え、時間短縮のことを気にしないで行ってみました。少し落ち着けたと思います。
 夜は、居酒屋で、職を失った友人を囲みました。このメンバーで行ったのは久しぶり。私のことは待っていないと思ったので、身体を整えてから向かいましたが、ビールと枝豆で楽しんで、注文せずに待っていてくれました。
 帰宅後、もう一度身体を温めてマッサージ。手入れをし直しました。
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九州から三十八名のみなさん

2013-02-19 | KA
 アパートの桜が一輪咲いていました。風が少しある、少し寒い日。
 ショーが始まる前の六時頃、アーティスティックコーディネイターから、キャプティビティの場面を短くするように言われました。以前同じように言われ短くしたので、確認で聞き直しましたが、短くと。自分の気持ちを表現するのに、そのほんの数秒は必要なのですが、彼女にはそれが必要ではないようです。衝撃で、身体が硬直していくのが分かりました。
 双子の男の子役のシェリーと話すと、彼女は先週にも言われていたそうで、だから急いでいたのかと分かりました。彼女は、「ショーは長くなっているのは分かるけれど、それは違う場面が長くなってしまったからで、私達にしわ寄せがくるのは納得がいかない。それに、前に短くしたのに」。とても不満そうでした。早送りのようにしたらおかしいですし、ショーをしながら考えることになりました。
 アーチャーズデンの後、彼女が一部を変更しようとアイディアを出してくれ、やってみることにしました。私は、そのことばかり考えていて、緊張していました。
 双子の男の子とのやり取りを短くして、フルートがしっかり手に入っていなかったので、危ない感じでしたが、何とかなりました。その後時間を削ることだけ考えて、フルートの確認などするのがいつも通りにいかず、落ち着かないまま演技を始めることになってしまいました。
 このショーに、オーストラリアのサーカスの方がいらして下さっていました。グリーンルームと呼ばれるところでショーの後にお話する機会がありましたが、私は余裕がなく、通り掛かりに一人の方に握手を求められ、その方とお話するだけでした。
 その後二人のアーティストから、サーカスのみなさんが会いたがっていたと教えて頂き、そのサーカスにもバトントワラーが居ることを知りました。
 アーティスティックコーディネイターは、キャプティビティをご覧になっていたそうで、短くしたところは良いとのことですが、シェリーと私が思うには、彼女はモニターからご覧になっていたのではないかと。モニターでは、時間の短さは分かっても、光の加減でほとんど演技は見えません。二人で、客席からご覧頂きたいと話していました。
 二回目のショー、一番目の出番が終わり移動する時に、またふくらはぎを痛めました。今までより少し低めの位置で、足首をほんの少し底屈させるだけでも痛むので、走るどころか歩くのも大変でした。一回目は週頭でしたので、様子をみながら慎重に行いましたが、二回目は三十八名のお客様を迎えていることもあり、もう少し使ってみようと思っていました。でも、それも出来ず、演技も短くしなければならず、神経を使いました。
 三十八名のお客様は、フロリダでのバトンの大会後に立ち寄って下さいました。私が大会に出ていた時と同時期に大会に出ていた選手や、公演の時にご一緒した方などもいらして下さっていて、思い掛けない嬉しい再会もありました。舞台裏をご案内し、私が説明を忘れたところなどは、以前ご覧になったことのある先生が質問をするような形で補って下さるお心遣い。また、私が選手であった頃のことなど知らないまだ若い生徒のみなさんに、バトンの世界大会の歴史を話す姿を見、素敵な先生に教えて頂ける生徒のみなさんは幸せだと思いました。本日フロリダからご到着。そして、もう数時間後には出発ということで、本当にKAのためだけにラスベガスにいらして下さいました。感謝致します。
     
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