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小泉大臣の緊急備蓄米放出で、実際の災害時の米配給の課題が浮き彫りになって、良かったよ

2025-05-30 19:34:53 | コラム
2回目はJAではなく、楽天やアイリスオーヤマなど大手小売業者が備蓄米を落札した。
落札から手元に届くまで、一週間かあ。
実際災害が起きて、台風や地震や火山が爆発して、備蓄米を放出しなければならないとき、前の農相のように、大口顧客だけに米を回すのでは、一般国民の口には米は届かない。
 急いでやったので、課題が浮き彫りになって、よかった。
配送用のトラックの不足。
玄米を精米する場所の確保。
スーパーや米屋の店頭に並ぶための、米袋の確保。
30kgの玄米の袋をそのまま精米を入れれば、30kgの白米はできるが、
一般国民に5kg、10kgで小分けするための袋が足りないと。

 実際関東大震災が起きたら、どうするのか。
停電で精米機や精米工場は稼働しない。
道路が寸断されたり、火山灰で列車やトラックが走らない。
備蓄米は確保しても、まさに「絵にかいた米」だね。

小泉大臣が言ってたが、全国300か所に保管場所だと。
また食べた人の感想は、味は変わらない、保管状況がよい。と。
ではどこにあったのか?農水省の倉庫でしょうか?
 それはJAの倉庫でしょう。
一回目の備蓄米は、JA94%落札だったが、それが一番都合がよいから、前の大臣と組んでたんだろうね。
米の出荷量は出したり止めたり、ほとんど、JAと農〇省で決めれた、ということですね。
1億2000万人/300か所=40万人/箇所となる。
つまり人口40万人あたりに1か所備蓄米を5年間保管、となる。
20万トン/300か所=200000/300=約670トン。10トントラックで67台。
たぶんこれ一か所では無理でしょう。JAの各支店の倉庫にいれているのを、代表して、その都市のJAの名前にして、300か所でしょう。
それを5年分、しかも劣化しないように、脱酸素や冷蔵などしてると相当な設備が必要。
 40万人で1か所、というとなにかピンとくるものがある。
衆議院の小選挙区の区割りだ。自民党の議員さんが、災害時に備蓄米もJAと共に面倒みる、という設定なのだろう。
 30年に70%の確率で、関東大震災が起こる、と予知されてもう5年ぐらいになる。
日産が横浜の2工場閉鎖するのは、従業員は困るかもしれないが、もしも大地震が起きたときには、感謝することになるだろう。そういう先見かもしれないと。今のうちに、土地を売れば、高く売れるだろう。
 備蓄米を実際運用する場合の、問題点を明らかにしてくれて、小泉さんありがとう。
これも江藤さんが、失言したおかげだから、江藤さん、失言してくれて、ありがとう。小泉さんのようにやろうと思えば、やれたんだろうけど、宮崎県出身で、農家やJA寄りだったから、一般国民サイドではなかったんだな。
農林中金は2年連続損失だしてる。決算書をみると
2024 年 3 月期 総資産96.4兆円 純資本 4.2兆円(対前年▲1.2兆円) 自己資本比率4.4%
2023 年 3 月期 総資産91.4兆円  純資本5.4兆円 自己資本比率6.0%
24年3月内部留保、自己資本使用でかわせたんだろうが、25年3月は、▲1.9兆円。自己資金比率が規定より下がる恐れがあったので、JAから1兆2千億円出資してもらうと。JAは米を高値で売って、備蓄米も高値で売って、利益をだすと。

失言してくれてありがとう、すこし良い方向へ回り始めているような感じだ。
失敗は成功のもと、ちょっと使い方がおかしいかも。




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