長野県の木曽川には多くの吊り橋があり、使われているところもあれば、廃止された吊り橋もあります。
私は元々人間が作った構造物の使われなくなった後の様子というのが好きだったりします。
紹介するのは大桑村須原にある「わむらばし」和村橋(吊り橋)です。
実は私にとって大桑村は縁がある場所でして、昔からこの和村橋のことは知っていました。
木曽川に架かる吊り橋の「主塔」というものは本当に大きな素晴らしい構造物であると思っています。
手前の主塔には「昭和35年竣工」とあります。
よーく見ていただくと対岸に木に埋もれながらも、あちら側の主塔も残っています。
どのような経緯でこのまま残されているのかはわかりませんが…夜見ると気持ち悪いでしょうね(笑)
でも、歴史を感じさせる時代の生き残り、何か上手な活用方法があればと思います。
ちなみに、以前同じ大桑村にある木曽川橋梁の記事をこのブログに載せましたが、今年で100周年を迎えるはずです。
残念ながらコロナ禍ということで、何の記念イベントとかそういうものもありませんが、100年間も残っている構造物がまだ木曽川にあるかと思うと、昔橋梁を作った人っていうのはすごいなと思います。
野尻森林鉄道 木曽川橋梁