先月24日に行われました株主総会にて、小澤建男専務取締役の後任として今井祥一朗運輸部長が専務取締役に就任する事となりました。
以前より、新専務取締役には就任にあたりコメントを頂きたいと申し出ていたところ、下記のような挨拶文を頂く事ができましたのでご紹介いたします。
この度、小澤建男前専務取締役の後任になりました今井 祥一朗でございます。
明知鉄道は、厳しい経営状況ではありますが、ご利用いただきました皆様、沿線の皆様と鉄道フアンの皆様、そしてマスコミ関係の皆様の温かいご支援に支えられながら、地域の足としてまた、重要な観光線路を守るために社員が一丸となって取り組んで参りました。
これからも、運転事故防止を最優先に取り組み「応援歌のこだまする鉄道」として、皆様の応援に感謝しながら、「利用されるお客さまにやさしい鉄道づくり、乗って楽しい鉄道づくり」を目指してまいりますので、これまで以上にご利用いただき、ご支援と楽しいアイディアをいただきますようお願い申し上げます。
(参考)
(1) 平成19年度の決算は、皆様にたくさんご利用して頂きましたおかげで営業収益は約4百50万円増えました。経常損益では約5千2百万円の赤字となりましたが、国と県及び沿線市から補助金を頂きましたおかげと経費の節減を図りまして当期損益が約8百60万円の黒字を計上し、累積の赤字を約2千4百万円に減らすことができました。
ご利用くださいましたお客さまと国、県及び沿線2市の皆様の温かいご支援に心から感謝申し上げます。
(2) お客さまのご利用が増えました大きな要素に、テレビ、新聞、雑誌などでたくさんご紹介いただきましたことがございました。関係の皆様に深く感謝申し上げますとともに今後とも楽しい話題を提供できるよう取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。
平成20年7月1日
明知鉄道株式会社
専務取締役 今井 祥一朗 拝