AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

支配人信任投票について・その3

2013-02-13 02:20:35 | Weblog
 正直なところ、私にとって平日は少々厳しいのですが、自分でこれだけ火種をバラ撒いておいて「平日は勘弁して」っていうのもさすがにどうかなと思うので、ごくざっくりと書いておきます。ただ、平日に毎日まとまった量のものが書けるわけではないことは予めお断りしておきますので、どうかご海容いただきたく。

 なるほど、私よりはるかにSKE48に思い入れを持っていると思われる方々が、そこまで口を揃えて「メンバーは研究生のことを見下してなどいない」とおっしゃるなら、少しはその言い分を受け入れて考えてみます。しかし私には、どうしても研究生「呼ばわり」という言葉が喉元に引っかかった小骨のように思えてなりません。

 ただそれも、そう発言したのは一人だけで、感情が先走って指が滑ったのだ、と思うことにしましょう。それでもなお、私には、メンバーは研究生のことを見下していない、とおっしゃる方の何人かの言葉の中にある「一人前扱いされていないかのような扱い」とか「まるで未熟者のように」といった言葉が、やっぱり気になります。

 それはここにコメントをくださった皆さんの言葉であって、メンバーのものではない、のは言うまでもありません。言葉尻を捕まえて揚げ足をとるつもりはないので、もし私がこれらの単語に過剰反応しているだけだとお思いなら、そういう反論をしていただければ幸いです。ただ「私には」、結局のところ研究生はそのように見られ、あるいは扱われている、というSKE48周辺の文化が露呈している一端だと思えてなりません。

 さらに百歩譲って、本当にメンバーは研究生の大変さを知り尽くしており、よもや軽視などしていようはずがない、という言い分を完全に受け入れて話を進めます。けれども、私はそこでまた次の疑問に行き当たります。支配人「研究生」という呼び方に対して、メンバーがあそこまでの拒否感を示さなければならないほど、SKE48の研究生は過酷な状況に置かれているのでしょうか?

 もし、一番弱い立場であるはずの研究生に、そこまでの負荷がかかる運営をして来たのだとしたら、「私は」そういう人にAKB48劇場の支配人を任せたくないと感じてしまいます。もちろんAKB48劇場だって、研究生はそれなりにつらい立場ですし、各チームの劇場公演のアンダー続きで負荷が大きかった時期もありました。でも、ファンが声を上げることで、中長期的には改善が図られて来たと思います。AKB48劇場は、そういうファンの声に対して、たとえすぐには解決が望めないとしても、きちんと耳を傾けようとする支配人とともに歩んで来たと思っています。

 前SKE48劇場支配人氏は、ファンにとっては「見えづらい」人であったのかなという気がします。もちろん支配人という立場でさまざまなことを調整するにあたって、難しい問題が山のようにあり、すべてをあからさまに語れるわけではないことくらい、誰でも想像がつきます。困難な局面にあって、何かを、特にメンバーを守るためには、あえて語らず、運営が矢面に立つことが必要な場合もあったでしょう。これほどまでにメンバーに支持されているところを見ると、きっと思いやり深い、頼れる人なのでしょう。

 しかし、支配人というのは、メンバーの方だけを見て仕事をしていれば良いわけではありません。AKB48の前支配人は、どこかで「支配人のメインの仕事はカスタマーリレーションだ」と語っていたことがあるほどです。ファンに向けて、何を語るのか。ファンの声を聞いて、取り入れるつもりがあるのかどうか。取り入れ切れない声や思いに対して、どうフォローをするのか。そういうことが十分にできていれば、いや、十分でなくとも、そういう姿勢を見せて、もうちょっと説明の言葉を尽くしていれば、いくらなんでもファンとの間の信頼関係はもう少し強かったのではないかという気がします。

 ということで、今夜はこの辺で。コメント欄でいただいた中でも、特に「そもそも信任投票を行ったことについてどう考えているのか」と「中間管理職ばかり問責して、最終責任者に言及しないのはどうしてか」という2点については、きちんと答えるべき問いだとは思っていますが、今日のところは時間切れ、また後日にということでお許しを。

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18 コメント

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Unknown (Unknown)
2013-02-13 12:52:19
「一人前扱いされていないかのような扱い」とか「まるで未熟者のように」について:

戸賀崎智信さん: チーム4はまだまだチーム研究生の域を脱してないのかもしれません。 (水着サプライズより)

格下扱いについて:

石田晴香さん: マネージャーさんにも「研究生はAKB48じゃないんだよ」って言われていた。楽屋も分かれていたし。正式メンバーになれて本当にうれしい。 (日経エンタティメントより)

AKB48運営の方は研究生のことを見下しているように見えます。 SKE48メンバーの発言についてあえて言うまい。それはつまり、(栄の大人たちではなく、)AKB48運営の大人たちがそういう風に研究生を位置づけていた、ということの反映でしかないからだ。
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俺には分からない・・・ (KISS MY 明日)
2013-02-13 14:03:11
空気読めてない発言と思えたらごめんなさい。

ファン、運営、メンバーら仲間内の、
ああ言った、こう言った。こんなふうに思っていた?
みたいな面子や感情の問題でしょ?

なぜここまで皆ムキになり、管理人も普段はCool にスルーするのに
手厚い律儀な対応をしているのか。

そんなことより結局AKBの世界の「外」にまで
多大に迷惑や、負の感情を与えた、峯岸坊主問題が
結局いつもの都合のいい解釈と理論で
何事もなくいつものように見て見ぬ振りされようとしていることが問題に思うのだが・・・。

結局変わったのって峯岸の髪型と所属だけですよね?

ファンにとっては過ぎ去った嵐でも、世間の脳裏には
こびりついていて、不透明なモヤモヤした感情で
TVの向こうから眺めてますよ?!



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コメント (kurage)
2013-02-13 18:12:45
初めてコメントさせて頂きます。

大変失礼かもしれませんが、
あなたの様な影響力のある古参ファンの方が、
こういったAKBとSKEの対立を煽る様な
書き込みを何故繰り返すのか、
理解に苦しみます。

結局、この一連のあなたのブログから分かるのは、
あなたが「SKEを見下してる」事に他なりません。

更に言えば、
不祥事続出の
AKB本体から目を逸らし、
SKEに「八つ当たり」しているようにしか思えないのですが。
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Unknown (ef)
2013-02-13 18:59:33

運営については擁護のしようがありません。
SKEの昇格人事については実人気がともなっていてもいなくても、推されている子が昇格することが多いのが現状です。
去年の再昇格4名が温情昇格だと言われてしまうくらいの昇格人事をSKEの運営は今まで行ってきました。
ですが、運営はともかく、ステージに関わるスタッフはそういう扱いをしませんでした。去年あった研究生の出張公演は、スタッフ陣の強い要望があったからだと知りました。
認める人もいれば、そうじゃない人もいる。
裏方の人間も立場の違いによって見方は様々なのだと思います。

過酷な立場か否か、それは推されてる子かそうじゃないかで、大きく異なってしまう問題です。
そうじゃない子にとっては、苦しいかもしれません。
それは、AKBもNMBも同様のことだと思いますが。
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多分… (toku)
2013-02-13 19:21:00
この問題に取り組んでくれるのは嬉しいです
ですがご覧の通り今のSKEヲタには何を言っても無駄です・・・
さすがに今回の不信任後のSKEヲタの反応の変わり身は驚きました
上昇グループを推すのは楽しいですが今や何もかも叩く(責任転換?)相手=AKBに向けられています
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Unknown (名無し(前回もコメントさせていただきました))
2013-02-13 19:54:52
一番上のコメントに同意です
そもそもこの論点こそ、そこまで突っかかる問題なんですかね?と一連の記事で思います
それこそ言葉尻を取って変に誤解しているような解釈にしか思えないです
それを言うなら、不信任となりその結果、研究生支配人とした企画側こそ研究生を見下してるというように見えてしまいます

SKEは研究生であっても細かい仕事には積極的に起用されるし、青空片想いの頃から選抜にも入れるし
アルバムのジャケットにもハブられることなくしっかりと出ている。
すごく研究生を大事にしている方だと思いますよ。

以前の記事で、「運営が研究生を見下しているからメンバーもそうなっている」とおっしゃっていましたが
それはあまりに短絡的思考ではと感じます
そもそも完全に同じように扱えということでしょうか。
それならSKEのみでなくほかのグループはどうなのでしょうということに。。。
現研究生の子たちまでもが支配人のそれらについて悲しんでる以上、少なくとも支配人が研究生をそう扱っていたなんていう解釈がわからないです

なんだか2回連続でこんなコメントしてしまってすいません
別に信任だの不信任だのなんてどうでもいいんです。
ただあげ足とっているのはどっちなんだろうと疑問に思ってしまっただけです
不快に思われたらこのコメントは公開していただなくても、削除していただいても結構です。。。
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Unknown (kats)
2013-02-13 21:34:41
カギさんは、“研究生”が正規メンバーと同じ待遇だと思いますか?

これも繰り返しになりますが、SKE48のメンバーは正規採用ではない“研究生”という不安定な地位に不満を述べているだけです。決して共に劇場やグループを支えている“研究生待遇の仲間”を見下げているようには読めないのですが、カギさんと自分の差はどこに起因しているのでしょうか? むしろ“夢に向かって頑張っている仲間”が自分たちと同じ扱いをされていないことに、その不満が生まれる土壌があると自分は感じています。


“研究生”という立場は過酷です。そこを否定されますか?
劇場やメディアへの出演は制限され、正規メンバーならばできることが出来ない状況です。その上、何が原因で昇格出来ないのかを明確に説明されることもなく、ゴールを示されること無しにひたすら日々の研鑽に励むことを要求される。これに比べて、正規メンバーが恵まれていないと、言うことができますか?

おそらく“研究生との格差”は、SKE48よりもAKB48において顕著です。

例えば4年の歴史上、セレクションによって首になった研究生はSKE48においては皆無です。AKB48においては、セレクションがいつ行われるのかも定かではなく絶えず不安定な状態におかれ、不合格になった場合でも理由を明確にされることもない。その一点だけを取ってみても、“研究生”の不安定さは秋葉原の方が酷いと思うのですが。

>運営側から見て一度バツがついた研究生は、何がどうあっても研究生に据え置くのがこれまでの栄のやり方だったと理解している。

これが何故、そう理解されているのかを教えていただきたいです。誰のことを指しておっしゃってますか? SKE48においては、昇格出来なかった研究生はいないんですよ。自ら去ることを選んだとしても、それは難波においてのように辞めることを選ばされたりすることはありませんでしたよ。
まして、セレクションをいうことで辞めさせられるようなこともありません。

>だったら私たちも同じことをするだろう。いつまでも研究生という立場のまま昇格できないことがどういうものか、何年にもわたって、身にしみて理解してもらおう。とは言っても、AKB48の研究生に対する扱いは、栄ほどひどくはないと思うけれどね。

正規メンバーと同じ舞台に立つことが無くなった秋葉原の研究生。その扱いが栄より良い点が、自分にはよく解りません。むしろ今のAKB48の研究生は、奔放な制度変革の中で大事なモノを失わされている気がします。
少なくとも栄においては、先輩と同じ公演に出るチャンスは与えられるし、1期生が研究生公演に出ることも普通に行われています。「研究生はAKB48ではない」と言い捨てられることはありません。名前どころか、いることすら選抜メンバーに認識して貰えない秋葉原の研究生たちが可哀想にすら思えます。



なぜ、そこを見ていないふりをするのですか?
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Unknown (トルコ)
2013-02-13 22:13:25
いきなりのコメント失礼いたします。
「研究生」とは何たるか、について議論が紛糾していますが
入りたての(そうでないのもいますが笑)メンバーが置かれている「研究生」と、湯浅氏が例の件で任命された「研究生」は
地位的に同じというわけではないのでそこを混同して研究生を見下しているだの
なんだの不毛な議論を繰り広げても埒が明かないと思います。

研究生がどのように扱われ、思われているかは結局のところよくわかりません。
かわいそうだと擁護する人もいれば、所詮は見習いだと割り切る人もいます。
今回の一件で悲観的な声が多いのは湯浅氏に思い入れが深いメンバーの反応に感化された人によるものが大きいように思います。

そもそもこの投票自体に意義も根拠も全くないものの、不信任になってしまった以上は
何らかの落とし前をつけなければならないために間に合わせの「オチ」をつけただけに過ぎないと思っています。

しかしながら、AKSに移籍して以来、SKEの動向は奇妙というか釈然としない部分はあります。
CDの売り上げも順調に伸び、紅白出場も実現しましたが、レギュラー番組は増えず、CMもさっぱり。
選挙でも躍進を果たした一方で立て続くメンバーの卒業。
このねじれ現象はいつまで続くのだろうか。
この「事件」をきっかけに運営に期待されているものが何であるかが少しは知らしめることが出来たのではないかと思います。
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そこまで深くとらなくてもいいのでは? (新参者)
2013-02-13 22:27:32
AKBでもSKEでもNMBでもHKTでも,
「研究生はまだまだ未熟者.一刻も早く正規メンバーになりたい.ふさわしいと認めてもらいたい」
と思っているのは同じなのでは?そう思うから精進するのですし,漫然と研究生をやってもエスカレータ式にメンバーになれるわけではないことがわかっている彼らだからこそ,研究生=未熟者,と認識するわけで.それを見下している,ととるのはちょっと穿ちすぎではないでしょうか?
それに,少なくとも自分たち=SKEの支配人であった人が,AKBの支配人として未熟である,と判断されたら,やっぱりSKEのメンバーとしてはショックなのではないですかね.
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言葉狩り、という印象。 (犬が吠える)
2013-02-13 23:06:21
だいぶ沈静化してきている中で、いまさらと言ったらアレだけど、これをこういう書き方してくることにとても驚きました。

基本的に感心する記事が多いですけど、今回の書きぶりはさすがに同意しかねます。

正直なところ、なかば言葉狩りのような印象を抱きます。
表現の部分で多少、SKEのメンバーが過激な物言いになった側面はありますが、その中の表現に対してこういう捉え方を、あろうことかAKBの古参の人にされてしまうと、それこそSKEに対して、悪意とまでは言わないまでも、ネガティブな印象しか持っていないんだろうな、と思わざるを得ません。或いは、SKEの運営に対する初期の悪い評価が、そのまま改善されていないかのようにAKBのファンの間で固定化されているのかな、という印象です。

個人的な過去の印象で言えば、言葉じりの表現で不信感や不快感を増幅させてきたのは、むしろトガブロの方が圧倒的に多かったと思っています。

コメント欄であまり自説を並べるのは良くないので自分のところで書きますが、これに関してはカギさんが書けば書くほど逆に亀裂が深まっていくだけどいう風に感じます。

自分はどっちの現場も行くのでお互いがお互いをどう見ているのかを直接見聞きしてます。そういう立場から言わせてもらうと、一方の立場からの視点でしか見ていないな、というのが率直な印象ですね。
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