SKE48チームSの松井珠理奈さんがAKB48チームKに、NMB48チームN渡辺美優紀さんがAKB48チームBに、いずれも元の所属グループ/チームとの兼任で新加入。
メンバーの期限付き交換移籍制度とか、うちのブログでは4年も前から書いていますが何か?…とか言ってみたり(笑)。
冗談ともかく、AKB48ではチームの再組閣をしたこともあるんだし、チーム間移籍をした人も(過去には)いたのだし、次にはグループ間移籍、っていうのは、まあ予想できた範囲の話だと思う。過去、ファンの間でも噂には上りつつ「ほんとにそこまでやるのか?」「いや、さすがに、まさかね」みたいな話になっていたが、その「まさか」を本当にやってのけるのが48プロジェクトだというのは、AKB48ファン歴がそれなりに長くなれば身に沁みて思い知ることになる話でもある。
実際問題、あまりにもチーム色が濃くなり過ぎると、チーム内での各メンバーのキャラクターとか立ち位置が固定化され、それによってその人の可能性も狭められてしまう、というのは、これまでにも経験して来たことで、思い切って違う環境に飛び込んでもらうということも、場合によっては必要だ、と思っている。なので、今回の件、規模とか対象者・対象チームとかが適切なのか、という各論は別にして、あくまでも総論として言うなら、私は賛成の立場だ。
ただAKB48では「兼任」が完全移籍への前段階、っていう(ファンにとっては良くない方の)実績はあるわけで、その不安は拭えないかなぁ。特に今回、SKE、NMBの2トップの片方を持って来たのだから、少なくとも今回だけは、早めに「本当に絶対に元のチームに戻します」っていう宣言をしておいた方が良いんじゃないかなぁという気はする。
あと、今の珠理奈とチームK、みるきぃとチームBを見比べた時に、「私には」珠理奈やみるきぃのためになるとは、あまり思えないのが正直なところ。チームKはチーム力があるけれど、チームSでの切磋琢磨も同レベルのものがあるように思うので、珠理奈にとってさらなるプラスになるのかどうか。まして今のチームBに至っては、みるきぃを投入して人気のテコ入れをする必要があったから、としか思えない。柏木さん渡辺(麻)さんあたりが劇場公演にコンスタントにいるならまだしも、その2人がいないチームBでみるきぃが学ぶべき相手が、今のチームBに何人いるのか。チユウ、有華、しほりんくらいか。Nなっちは独立独歩の人だしなぁ。きたりえあたりは地方組として仲良くしてあげて欲しいところだけれども、きたりえのわりとネガティブなキャラはみるきぃといっしょになるとネガティブスパイラルに陥る気がするしなぁ。
というわけで私としては、総論賛成、各論は保留かなぁ。珠理奈とみるきぃをAKB48劇場で見られるとしたらうれしいけれど、さて、どれくらい出てくれるものやら。
2012-03-25 04:06 追記:松井珠理奈さんの漢字を間違えていましたので修正しました。大変失礼しました。