AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

最近の峯岸みなみさんについて

2006-05-31 21:39:21 | Weblog
 最近、峯岸みなみさんがすごくかわいらしい気がする。いや、もともとかわいいんだけれど、ステージ上でのキャラクターが良いところに落ち着いてきたような気がする、という意味で。そのせいか、私の友人の 1 人が急速に「みぃちゃんいいよねー、みぃちゃんかわいいよ」と言い出している(笑)。私としてはさっさと撃墜されてしまえ、と思っているのだが、彼自身はもうちょっと誘惑され ( ている妄想を脳内で味わい ) 続けたいらしい。そうかそうか、勝手に妄想しててくれ(^_^)。

 まあそれはさておき、まずは 5/28 の「渚の CHERRY」で、峯岸みなみさんが前田さんパートの代役で、初の黄色衣装を着てセンターを務めた件について。

 このブログではわりあい早い時期から「前田さんが何かで休むことがないとも限らないので」と書いていたし、その場合は 3 人でカバーするか、3 人の誰かが代役になるだろう、という予測はしていた。中でも峯岸さんについては、前田さんとパートを入れ替えるサプライズもありではないかとまで述べていたくらいなので、この代役はあまりにも当然で、驚きは全くなかった。もっとも、峯岸さんが前田さんパートに入った場合にも「間奏では峯岸さんが前で踊ったりとか」などと言っていたのだが、さすがにそれはなかったようで。

 「渚の CHERRY」でのメインボーカルパートは、峯岸さんに非常に良く似合っていた。前田さんも決して悪くないのだが、この曲に限って言えば、峯岸さんの方が夏の恋への期待感と、少女なりのコケティッシュさが表現されていて、かえって良いのではないかという気がしたほど。歌も自然に声が出せていたように思うし、聞きやすい印象だった。これが 1 回限りというのは、あまりにも惜しい。これからも週に 1 回程度で良いので、本当に前田さんとパート入れ替えサプライズをやってもらいたい気がする。

 続いて、最近の峯岸さんについての感想を述べておく。いつものようにお断りだが、あくまでも「私には」こう見えた、こう思える、ということを語っているだけなので、もちろん事実と一致しているとは限らない、というか、むしろかけ離れている可能性が高い。また、人によって見方の違いもあることと思う。

 以前の峯岸さんは小生意気なコムスメ路線というか、踊りは「これでもか」という風に「見せつける」ものになっていた気がするし、客の視線に対しても、ことさらに無視するというか、むしろ目をそらして「勝手に見てなさいよ」といった態度に見えていた。ツンデレのデレがない感じ、というか、ツンツンしっぱなしというか。私と友人の間では「何をあんなに焦ってるのかなあ、まだ若いんだし、十分かわいいんだから、あんなにトンガらなくてもいいのねえ」というのが、一致した峯岸さん評だった。

 それが最近、自己主張を一歩抑えることで、逆にすごく魅力が引き立つようになって来た、ような気がする。新セットリストの 3 週間目くらいからか、力みが抜けて「見せつける」印象がなくなり、かえって「魅せる」踊りになって来たように思う。また、客席への目線配りもそれなりにするようになって、客の視線と出会った時にも逃げなく(笑)なって来た、ような気がする。特に最近は「だけど…」あたりで峯岸さんと目が合うと、結構幸せな気分になれるのではないだろうか。

 本人の本来の性格とか個性というものと、ステージないしメディアの中での「アイドルとしての」キャラクターというのは、必ずしも一致しない。もちろん完全に仮想人格を演じ切れるかというとそうでもなく、ほどほどに「営業用の顔」と「本人の素顔」が入り混じる部分があって、そのあたりの虚実の皮膜を垣間見るのも客としてはおもしろかったりする。で、峯岸さんの場合、以前はルックスや年齢から客が期待するキャラクターと、実際にステージ上で見えているキャラクターとの乖離が大きかったような気がするのだが、最近になって、良い感じに融和して来たのではないか、という印象を受けるのだ。

 というわけで、今の「しっかり者のかわいこちゃん路線」は、結構良いような気がするのだ。今の A チームのトップグループで出て行こうとすると、その中での 2 番手、3 番手に甘んじてしまうかも知れないが、現行トップグループが出払った後、第 2 期のトップとして君臨した後、ゆうゆうとソロデビューする、くらいの覚悟を決めて、今は焦らず、着実に日々の公演をこなしていくのが良いのではないか。

そういえばテレビ電話

2006-05-31 09:39:13 | Weblog
 気がつけば 5 月も晦日である。ちなみに晦日(みそか)というのは月の最後の日という意味で、これが 12 月だと年の最後も兼ねるので大晦日(おおみそか)になる。以上、豆知識コーナーでした。はい拍手~。

 というのはさておき、一応テレビ電話は「5 月末まで」延長、ということだったはずなんだが、スケジュールのページや「テレビ電話×AKB48」のページなどでは「5 月以降も」延長、という書き方だったりするので、どうせ 6 月以降も続くんでしょ?と誰もが安心しきっているような気がする。まあ実際、本当に今日いっぱいで終わったりしたら、ファンは軽いパニック状態(笑)になると思うが。

 私は今月もせっせと DoCoMo に貢いだ結果、それなりの回数、メンバーにテレビ電話がつながる機会を得た。3 月は 3 人に計 8 回、4 月は 5 人に計 6 回だったが、5 月は今までのところ、3 人に計 12 回。ちなみに料金(基本料金と通話料などを合わせた請求額)は各月とも 2 万円から 2 万 3 千円程度。ただし今月は料金プランをプラン LL に固定したままだったので、先月までに比べると、かけた回数自体が圧倒的に多いはず。

 私の場合は中西さんにかけることが大半なのだが、今月は中西さんが良くテレビ電話を取ってくれていた上に、2 分制限を徹底して実施していたこともあってか、つながる回数は増えた。それはありがたいんだが、いざつながった時の立場で言うと、やっぱり 2 分はあわただしいなあ、というのが正直な感想。2 分が近付くとこっちから「もう時間だよね?」などと言ってしまう小心者なのがいかんのか(笑)。他の人に聞いたら「普通は 2 分になる直前から次の話題を強引に振るもの」らしいんだが、そういうことができる性格なら、私ももうちょっと器用な生き方ができているよなあ(^_^;)。

 事務所がどう指導しているのか分からないけれど、機械的に 2 分というよりも、建前として 2 分制限にはしつつも、2 分を「過ぎたら」適当なところで話を切り上げる、その場合でも 3 分は超えないようにすること、くらいの縛りにしてくれると、もうちょっと楽なんだけどなあ。まあでも、他のメンバーで 2 分制限のことをほとんど気にしていない風の人もいたので、個人の持ち味なのかも知れないんだが。

最近の代役についてまとめて感想

2006-05-30 16:14:21 | Weblog
 ここ数回の話題と言えば、やはり代役だったろう。まとめておくとこんな感じか。

5/17(水)・19(金)・21(日)昼・同夜 平嶋夏海さんが試験勉強で休み
 →「渚の CHERRY」に K チーム小野恵令奈さん
5/25(木) 板野友美さんが修学旅行で休み
 →「嘆きのフィギュア」「ガラスの I LOVE YOU」に K チーム大島優子さん
5/28(日)昼・同夜 前田敦子さんが修学旅行で休み
 →「嘆きのフィギュア」に K チーム河西智美さん、
  「渚の CHERRY」前田パートに峯岸みなみさん、
  峯岸パートに K チーム小野恵令奈さん

で、私はこのうち 5/17 と 5/25、5/28 昼は見ていない。ので、残念ながら大島優子さんの登場シーンだけは見られなかった。ので、それ以外についての感想ということで。

 その前に、今回のお休みの発表タイミングについて。平嶋さんのお休みはだいぶ前から告知されていたものの、板野さん・前田さんのお休みは、かなり直前になるまで発表されなかった。でも修学旅行の日程なんて前から分かっているんだし、代役もしっかり用意してあるということは、これは意図的に発表を遅らせて、ちょっとしたサプライズに演出したのということだろう、という気がする。感じか。私は、それはそれで悪くないと思う。何でもかんでもむやみに事前発表すりゃ良いってもんでもない、ということで。

 次いで、代役のチョイスについて。現在のセットリストの複雑さから言って、A チーム内でやり繰りするよりは、K チームから持って来る方がやりやすかっただろう、というのは想像できる。また、各楽曲と既存メンバーの雰囲気に誰が似合うか…と考えた時に、A チームだけの中で無理に候補を見つけるよりも、K チームを含めた中から選ぶ方が無難な選択が出来る、というのも分かる。そして、今まで人の行き来がなかった両チーム間での代役や、将来のシャッフルを示唆する上でも、あえて別チームから引っ張って来るのも妥当だったと思う。

 でもなあ…、と、ほんのちょっとだけ引っかかるのは、本当に「どうしても」A チームの中からでは無理だったのか? という疑問が残るからだ。たぶん A チームの中には「自分なら出られるのに」と思っているメンバーがいるのではないか。あるいは A チームのファンで「K チームから連れてくる前に、自分のイチオシのあの子を出してくれ」と思っている人もいるのではないか。何度も書いているが、新セットリストで示された A チーム内の「序列」について、まだ逆転の可能性がある、ということは、何らかの形で示しておいた方が、メンバーにもファンにも良いのではないかという気がする。

 さて、その点だけを留保した上で、今回の代役について見れば、概ね妥当で実力相応な人選だと思う。たった 1 日のために大島優子さんに 2 曲を覚えさせたり、また小野恵令奈さんに、フリ自体はそんなに違わないとは言え、同一曲で 2 人分のパートを担当させたりというのは、ちょっと酷な気もするが、それに応えた大島さん・小野さんもすごいと思う。まあ強いて言うと、多くの人にチャンスを与えるという意味では、5/25 の「嘆きのフィギュア」の方に大堀恵さん、5/28 の「渚の CHERRY」に早野薫さんが入っても良かったような気がするくらいかなあ。

 個々人について言うと、小野さんはかわいらしく、生き生きと「渚の CHERRY」に入り込めていたと思う。私は初回の 5/17 は見ていないのだが、5/19 にはもう、ほとんどアラのない状態になっていて見事だった。5/28 は間奏の際にセンターフロントに出たわけだが、残念ながら当日の私の位置からでは柱の陰でその瞬間を見られなかった。

 河西智美さんはフリは無難にこなしていたとは思うけれど、フィギュアらしさという点では今ひとつ。動きの止め方、カクカクした感じが十分でなかった。何より、うれしさが前面に出過ぎて、満面の笑みになってしまっていたので、あの詞の意味にそぐわない。ただ歌については声質があの曲に合っているので、1 回限りの代役にはちょっともったいないかな、という気もした。大島優子さんについては、残念ながら見ていない。

 なお、5/28 の峯岸みなみさんについては別に語ることとしたい。

久しぶりにKチームを見た件

2006-05-30 08:08:11 | Weblog
 最近ちょっと重いネタが続いたせいもあって、書くのに身構えてしまっていたのだが、もーちょっと気楽に書いていこう、ということで。

 で、すでにだいぶ前だが、5/13(土)に K チーム公演を見て、その話を書いていなかったのだった。K チームを見たのはほぼ 1 箇月ぶりで、ステージングはだいぶこなれた来た印象を受けた。何より、以前は客席を恐れていたように見えたのに対して、すでに「自分たちの客」と一緒にステージをやっている、という雰囲気になっていた、ような気がする。一方、私は結構前の方の立ち位置で、ステージを凝視していたわけだが、そういう ( ある意味意地悪な ) 視線にもたじろがない強さを獲得していた、かなあ。

 以前指摘した小林香菜さんの膝の硬さ問題も、ずいぶん良くなっていた。特に「スカート、ひらり」の「♪走りたくなる時がある~」の部分は、しゃがんでしまうかと思うほど(笑)入念に膝を折っていた。意地悪なおっさんがニラみつけていたから警戒したのかも。まだフリ全体のギクシャク感は残るし、MC などで棒読み感が残る部分はあるものの、ステージに立ち続けていくことで改善していけば良いと思う。

 ただ、観客の私としては、どうもアウェイ感があるというか、通い慣れた劇場、見慣れたセットリストであるにも関わらず、3 月まで感じ続けていた幸福感がないなあ、というのが、率直な感想。友人とも「個々人で言ったら A チーム並みか、それ以上の子もいるのにねえ」と語り合ったのだが、まあそれは多分「ウチの子とヨソの子の違い」だろう、という結論で一致を見た。つまり、思い入れの深さの問題でしかない、ということだ。だから、K チームは K チームが好きな人たちとともに、物語を作りつつあるのだろう。

 しかし、それとは別の問題として、特に誰というわけではなく、全体として気になる点が、やっぱり残っていたので、書いておく方が良いのかなという気になった。私は素人なので、あくまでも素人の勝手な感想に過ぎないのだが、どうも K チーム全般に、フリを端折る傾向がある、ような気がするのだ。遅れそうになった時に、動作を省くか、または動きをショートカットして、乗り遅れないようにする、というクセがあるように「私には」思えるのだ。これは 4/2 に私が初めて見た時からずっとそうで、5/13 にはさすがに減ってはいたのだが、まだあちこちでその傾向が残っていた。

 K チームの動きが全体にソツなく見える反面、なんとなくつまらない、と私が感じてしまうのは、このあたりに理由があるのかも知れない。A チームの子たちは、そういう場面で、多少遅れても不器用にやり通そうとするように見え、そこが「一生懸命さ」を感じるポイントでもあるような気がする。目に見える失敗を避けようと小さくまとめてフリを揃えるより、多少破綻気味でも、個々人が精一杯を出し切ろうとしているステージの方が、私は好きだ。少なくとも AKB48 劇場というのは、そういうところだったと思う。

ハインリッヒの法則

2006-05-24 13:03:34 | Weblog
 劇場での事故は、大事には至らなかった、ということのようで、とりあえず一安心。「被害者」になってしまわれた方には、あの劇場を愛する者の一人として、大変申し訳なく思う。

 しかし、いかに軽い事故とは言え、良心的な多くのファンや、さらには劇場側までもが危惧し、注意を呼びかけている中で起きてしまったことは、あまりにも残念と言うほかはない。

 私もこのブログなどで再三にわたり観覧マナーの問題を述べて来た。もちろん私も人間なので、多少は自分の好き嫌いが混じることは否定しない。だが、根底にあるのは、多くの人が「安全に」共存できることだ。そして、警告を発するには発するなりの根拠があったからなのだ。

 主に労働災害などについて言われることに「ハインリッヒの法則」というのがある。これは、1 件の重大事故の背後には 29 の軽微な事故があり、さらにその背景には 300 の小さな異状 ( インシデント, incident ) が存在するという経験則だ。インシデントは「ヒヤリ・ハット」事例と言われることもあるが、これは文字通り、ヒヤリとしたり、ハッとしたりするような「ちょっとまずい」事柄のことだ。

 個々のインシデントについて「それはまずい」という声を上げると、そんな些事をどうこう言うな、という言い方をする人がいる。確かに個々のインシデント自体は、取り立てて問題だと指摘するほどのものではないかも知れない。だが、それらが「増えている」という認識は非常に重要なのだ。そしてそもそも、そうした「ヒヤリ・ハット」を日常レベルから減らしていくことが、重大事故を防ぐ第一歩なのだ。

 あの劇場の中で、確かに「ヒヤリ・ハット」なインシデントは増えていた。経験則に従って言えば、比率がハインリッヒの法則通りかどうかは別にしても、インシデントがこのまま増えれば、いずれ何らかの事故が起きて不思議ではない、ということが推測できる状態だったのだ。だから私も警告を発したつもりだし、劇場側も注意を呼びかけていたはずだ。だが、肝心なのは、そのインシデントを減らすための心がけは、観客の一人一人が持っていなければならないということなのだ。

 今回の件で「加害者」になってしまった人たちが故意でなかった、ということについては、とりあえず信じることにしても、ただ自分が踊りたい、動きたいことを正当化するために、インシデントの報告をした人をクレーマー呼ばわりし、劇場側の規制や注意をことさらに否定しようとしていた人たちがいたことは事実だ。そういう人たちは、いかに自分たちの考えが甘く、非現実的であったかということについて猛反省してもらいたい。

眠れない夜

2006-05-23 04:13:50 | Weblog
 劇場で何かが起きたらしい。すでにネット上のあちこちに書き込みがあり、どういうことが起きたかを知ることは難しくないが、ここで伝聞情報を広めるつもりはない。

 動揺しても仕方がない。すでに事柄は起きてしまったのだし、私はその場にいなかった。そして当然ながら、しかし残念なことに、私などが心配してどうなることでもない。

 おそらく今日の午前中にも、正式な情報が出るだろう。私には、それを待つ以外にない。分かっている。それは分かっているのだが、それでも、眠れない夜がふけて行く。

篠田麻里子さんが再加速

2006-05-20 20:54:13 | Weblog
 例によってお断りだが、このブログ全体もこのエントリも、あくまでも「私には」こう見えた、こんな風に思えた、ということをもとにした妄想を書いているのであって、事実とはまったく異なる場合があります、ということで。むしろそういう場合がほとんどだと思うが。

 篠田麻里子さんは、新セットリストになって 2 週間くらいから、意図的に「ブレーキを踏んだ」印象を受けたのだが、その後、それで余裕ができた分を、歌やダンスの細部における表現の向上に振り向けて来た、ような気がする。特に身のこなしや指遣いなどが、各曲に応じてある時はよりしなやかに、ある時はさらにキレが良くなって来ていると思う。

 一方、客席への目線配りなども怠りなく、また MC では短い言葉に笑いの要素を盛り込むなど、日に日に実力を増している印象。以前「麻里子が止まらない」と書いた時には、加速感の一方で微かな危うさも感じたのだが、今は安定した伸びを続けているように思えて、非常に良いと思う。いったん「ブレーキを踏んだ」のは大正解だったと言えそう。あとは今後、油断しないで日々の成果を積み上げていけるかどうかがものすごく重要。

 また、こういうネタはあまりこのブロクでは書かないでいたのだが、しかしやはりアイドルとしては無視できない要因として言うと、やはり篠田さんは健康的な太ももがすばらしい(^_^)。往年のピンクレディーの MIE のような、とか言うのは古過ぎか。私の妄想では、篠田さん・大島さん・小嶋さんの3人ユニットで、楽曲は「背中から抱きしめて」あたりでメジャーデビュー第一号になっても良いような気がして来た。

 ちなみに、最近たびたびステージ上の篠田さんから「指差し」をもらっている ( ような気がする ) からサービスして書いている、というわけではないので、念のため(笑)。いやまあ指差しをもらうと、確かにちょっとうれしいんだが(^_^;)、それはそれ、これはこれということで。それに、私のイチオシの人とはきちんとアイコンタクトできている ( ような気がする ) から「釣られたい君」でもないので。

 …とか書いた途端に、もし指差しが急に来なくなったら、私の面が割れているってことだろうか?(^_^;)。テレビ電話で話した内容を書いたメンバーにバレているのは仕方がないとして、そのほかには、私はメンバーに顔を知られるようなことはしていないはずなんだがなあ。ポラも撮っていないし、MVP はまだ先だし、篠田さんとはテレビ電話がつながったことがないし。

遡って行動記録として

2006-05-20 16:38:47 | Weblog
 そういや、ステージを見た話を全然書いていないなあ。今さらだが、GW 最終日あたりから書いておこう。

 5/7(日)は GW 最終日。雨模様でどーも元気が出なかったが、まあ最終日だし一応お台場に行っておくか、ということで、のろのろとニセモノの家(笑)を出る。ちなみに私は本当の家(笑)も都内でそんなに遠くないのだが、親から「たまには帰って来い」と言われつつ、2 箇月に 1 度くらいしか帰っていない。GW にも一度くらい顔見せろと電話が来たのだが「いやまあいろいろあるんで」などと言いつつアイドルイベントに行くダメな中年息子ですまん(^_^;) > 親。うちはこの歳になっても家族は皆仲が良いのだが、でもそれ以上に皆マイペースなんだよな。それは誰に似たわけでもなく、きょうだい揃ってあなたがた両親に似たんだから許してくれ、と思いつつ。あ、話がそれた。

 話を戻して、5/7 は 13:00 過ぎにまず劇場に。チケットを買ったら、K チームの昼公演の開始が押して、まだ始まっていないという。どうせお台場は雨でトークイベントだろうし、劇場公演優先の私としては、久しぶりに K チーム公演を見るのも良いかなあ、と一瞬思いかけたのだが、まあ今日は最終日のお台場を見届けておくか、ということで、劇場を出ようとする。下りエスカレーターに乗ろうとしたら、AKB48 のことに詳しくなさそうな若い男性から話しかけられ、あれこれ質問される。お台場のステージ開始までギリギリの時間だったのだが、常連は新参に親切にしよう、がモットーの私としては邪険にもできず、いろいろ答えていたのだが、話しているうちに、どーもただの「教えて君」もしくは「お友達が欲しいだけの人」のように思えたので、嫌味にならない程度に「まずは自分でステージを見て、あとインターネットでいろいろ調べたりするのが良いと思いますよ」と言って切り上げる。

 そんなこんながあったので、お台場到着はステージ開始予定時刻より遅れる見込みに。「どーせトークイベントだから良いや」などと思っていたら、現地にいる友人から「外でステージやるみたいですよ」の報。うわ、しまった。ゆりかもめが「お台場海浜公園」の駅を出て、ちょうどフジテレビのステージ前を通った瞬間、峯岸さんを先頭にメンバーが駆け出して行くのが見えた。「会いたかった」の終わりあたりでステージ前着。小雨の中、頑張ってステージを務めてくれたメンバーに感謝。中西さんは「スカート、ひらり」だけの登場だったが、出て来た時には体調の悪そうなところをちっとも見せないのが立派。後で友人から聞いたら、フジテレビからの出ではスタッフに抱えられるようにして移動車に乗ったそうで、本当はよほど体調が悪かったのだろうなあ。

 その日の劇場公演も、GW 打ち上げというのがあったせいか、メンバーがみんな、いつもより一層楽しそうに見えた。中西さんは数曲だけの登場だったが、やっぱり出て来た時には曇りない笑顔で演じていて、意識の高さを感じさせる。まあ体調崩さないのが一番、と言えばそうなんだが、人間なんだからたまには風邪くらいひくわけで。ただ、後日テレビ電話が通じた時にご本人に聞いたら、ご本人はお台場イベントを 1 日休んだだけでも「ものすごいショック」だったそうだ。まじめなのは良いことだけど、どうしてもって時には休むことも覚えてね、と言っておいた。風邪なら半日か 1 日休んでどうにかなるけど、そこで無理し過ぎると倒れて長期離脱なんてことになっちゃうよ、ってことで。

 GW 後も私は、基本的に月・金・日の各曜日に A チーム公演あれば見る、というペース。したがって 5/12(金)、5/14(日)昼夜、5/15(月)、5/19(金)と見た。おかしいなあ、ファーストシーズン末期には週 1 回ペースで落ち着こうとしていたはずなんだが…。再び全力で劇場に行っちゃってるじゃないか(笑)。しかしさすがに、生活のあちこちにいろいろと無理が出て来たので、もうちょっと減らす方向で検討中。しかし意図的に減らさなくても、向こう 2 週間くらい、月曜と金曜に休館とか K チーム公演とかが入るんだよな。ちょうど良い、ということにしておこう。あと、5/13(土)夜の部で、久しぶりに K チーム公演も見たのだが、それについてはまた別のエントリで。

 ちなみに、5/12 まではかなり抽選に恵まれていたのだが、5/14 以降はツキが落ちたようにパッタリ。良くて 17・8 順目、悪いと 25・6 順目あたり。対照的に、それまで「セカンドシーズンに入ってから 20 順目以前になったことがない」と言っていた友人が、5/14 以降はツキまくっていて、毎日のように前の方の席で見ているとか。まあ抽選だから、局所的な凸凹はあっても、長い目で見れば公平なんだよな、ってことにしておこう。決して K チームを見たせいで A チームの抽選に干されていわけじゃないってことで(笑)。

 5/12 以降の劇場公演そのものについての感想は、また別エントリで。

次の代役があるのかも

2006-05-20 04:17:15 | Weblog
 このエントリを書くのはちょっと迷った。もし私の想像が当たってしまった場合に、特定メンバーが事務所から叱られてしまったりすると悪いなあ、ということで。しかし彼女がステージで話したこと自体は事実で公知のことなのだし、そこから先はあくまでも妄想好きの一ファンの責任ということで書いてみることとした。

 まあそういう経緯なので、あえて誰が、とは言わないようにしたいと思いつつ、言わなくても分かってしまうわけだが、A チーム公演の MC で、A・K 両チームのちびっ子 3 人で段ボール箱に入って遊んでいる、ということを言った人がいた。ふうん、最近は A・K 両チームの交流もあるのかな、ああそうか、6 月 4 日の合同ライブに向けたレッスンが始まったのかなあ、などと思っていたら、別のメンバーから「何の箱?」といったようなツッコミが入り、衣装の箱だという答えがあった。えっ、衣装の箱?

 ちょっと待て。合同ライブの練習なら、いくら何でも今はまだ衣装つきのレッスンはしないだろう。しかも、衣装の箱にコドモたちが入って遊べるということは、箱は空、つまり衣装は出されている状態だということだ。今の時点で、衣装を箱から出しておく必要のある場所と言えば、それは劇場の楽屋ってことではないのか。

 ここから考えられることは 2 つある。1 つは、今ピンチヒッターとして A チーム公演に出ている小野恵令奈さんに加えて、ここ数日は奥真奈美さんも A チームの楽屋に来ているのではないか、ということ。もう 1 つは逆に、増山加弥乃さんが K チームの楽屋に行っているのではないか、ということだ。

 あのビルの他のフロアから推測される限り、加えて言えば先日の NHK 教育テレビの番組でもチラッと映っていた範囲から見ても、あそこの楽屋は決して広くないはずだ。用事もない他チームのメンバーが楽屋に行って、長時間滞在しているというのは考えにくい。ならばそれは、あえて楽屋にいる必要がある、ということにほかならない。つまり、近いうちに奥真奈美さんが A チームの公演に出るか、または増山加弥乃さんが K チームの公演に出るか、どちらかの可能性が高いのではないか。

 というわけで、近く次の代役出場があるんじゃないか、などと考え始めると、ますます劇場から目が放せなくなってしまうわけだが。あ、いつもの通り、あくまでも私の妄想なので、外れても文句は言わないでいただきたい(笑)。

お休みの補充はあるか

2006-05-17 17:16:45 | Weblog
 そういえば今日から平嶋さんが試験勉強でお休みなわけだが、そういう、だいぶ前から分かっていて、しかもそれなりの長期 ( 1 週間、5 公演 ) にわたるお休みというのは、新セットリストで初めてのケースだなあ、と。

 で、そういうお休みの場合、ファーストシーズンでは代役というのがあったわけなんだが、今回はどうするんだろう。平嶋さんの場合、ユニット参加は「渚の CHERRY」と「リオの革命」だが、「リオ…」はまあ、人数も多いから補充なしでも良いのかな。というか、次の曲で残りの人も全員出て来るから、補充しようがないんだが。

 しかし「渚の CHERRY」は、平嶋さんがいないことが致命的というわけではないにせよ、人数が少ない分だけ、ちょっと舞台が寂しくなるなあ。特に下手柱の外からだと、平嶋さんがいないと、曲の 8 割くらいは何も見えなくなるだろうし。

 ただ、そこに誰を入れられるかというと…。一応「涙の湘南」組と「恋の PLAN」組は大丈夫 ( もちろん、「会いたかった」の後の MC でハケるタイミングは調整するとして ) なんだが、他の 3 人とのバランスを考えると、ぴったり来る人はいないわけで。強いて挙げるなら大江朝美さんか駒谷仁美さんといったところか。

 いっそのこと「妹の代わりにっ!」とか言って、宇佐美友紀さんが臨時で代役とかどうだろう(笑)。ゆっきー本人もブログで、また踊りたくなったようなことを言っていることだし、現役の急場を助けに来る卒業生、ってのも、たまには良いかも。

新セットリストにおける中西里菜さん

2006-05-14 01:42:13 | Weblog
 ということで、やっと、やっと、やーーーっと (中西さん風に指クルリをしつつ)、新セットリストにおける中西里菜さんについて書く。まず恒例のお断りだが、あくまでも「私には」こう見えた、「私が」こう感じた、ということを元にした妄想を書いているだけなので、事実とは大きくかけ離れている可能性が高い。また人によって感想や意見はいろいろ違うと思うので、その点は含んでおいていただきたい。加えて言っておくと、私は改めて言うまでもなく里菜ちゃんイチオシだが、それはそれ、これはこれ、ということで、できるだけひいき目は抜きにして書きたいと思っている。

 全体としては前にも書いた通り「期待通りに、すごく良い」ということに尽きる。そしてまた、私の目から見ると、新セットリストは中西さんのために作られたかと思うほど、中西さんの魅力を最大限に引き出すものになっていると思える。「嘆きのフィギュア」での寂しさや切なさを、最も良く体現できているのは中西さんであり、一方「ガラスの I LOVE YOU」での、やや幼く、もどかしいけれども楽しい恋を最も生き生きと表現できているのも中西さんだ。

 曲ごとの感想を続けると「背中から抱きしめて」では他の人も出来が良いので一番とは言いがたいが、アップテンポな中にもわずかな恋の行き違いの悩みと甘えとを良く表現できている。たった1つの難点として、「リオの革命」の中のステップが1種類だけ、まだわずかに迷いを残しているように見えるのだが、その点を除けば続く「JESUS」の途中まで、しっかり踊れることを示している。しかも中西さんのダンスは、身のこなし方に独特の特徴があって、里菜風味とも言うべき味わいがある。そして、どんな時にも指先や目線まで、しっかりとした表情が出ている。

 さらに「だけど…」では、私の目から見る限り、20人中、歌詞の世界に最も良く合った表情で歌えている。おそらくは相手の転校か何かによる、成就しなかった、と言うより始まりもしなかった恋の終わりに際して、寂しいけれどその事実をしっかり受け止め、相手には伝えられないながら「あなたが好きでした」ということを心の中で確認する芯の強さのようなものを、顔つきはもちろんだが、ちょっと遠くを見ているような目線、少し落とし気味の肩など、「全身の」表情で体現できていると感じる。私はいつもイチオシだけを凝視してしまわないよう、できるだけいろいろな人を見て、全体の動きを捉えるようにしているのだが、この曲では正直、視線がつい中西さんに吸い寄せられてしまう。それは決して中西さんイチオシだからではなく、中西さんのこの曲でのパフォーマンスがそれだけすばらしいものだからだ。

 こういう中西さんの特性ないし特長を、どう表現したら良いのか迷うのだが、私は今のところ「物語が中西里菜に入って来る」という理解の仕方をしている。前に、新セットリストにおける高橋みなみさんについて「きちんと個々の楽曲の世界を理解し、その物語に入り込んで体現している」と書いたが、中西さんの場合は本人と楽曲の物語の関係性が逆なのだ。楽曲という不定形な物語が、中西里菜という透明な器に注がれることによって、初めて私たちの前に可視化されるのだ。いわばグラスの中に次々に美酒を注いでいくかのように、見えているのはその都度注がれる異なった物語でありつつ、その物語の外形は紛れもない中西里菜その人の輪郭になっているのである。

 歌やダンス、そして AKB48 とは違うが演劇まで含め、表現方法は違っても、ステージに立って「演じる」人として、そんな風に物語を引き寄せ、内面化して表現できるというのは、本当にすばらしい資質なのだ。私が初めて中西さんにその資質を垣間見たのは「Dear My Teacher」の「♪どうせすぐに経験するわ」のあたりでの、一瞬見せるやんちゃな印象の表情だったのだが、ただ正直なところ、それはまだ「もしかしたら」という思いだった。それがユニットシャッフル後の「スカート、ひらり」で「きっとそうではないか」という期待に変わった。5人だった「スカート、ひらり」に後から加わった形であるにも関わらず、中西さんはまったく違和感がなく、それでいてしっかりと中西さんの輪郭を主張していたからだ。そして今回の新セットリストを見て、それは揺るぎない確信になった。

 歌もダンスも、現時点でもかなり良いと思うけれども、しかし私のような素人が言うのはおこがましいが、完璧だとも思わないので、技術的にはまだ向上の余地はあるのだろうと思う。一方、容姿は十分過ぎるほどかわいいので、その点で彼女が天与の資質に恵まれていると感じる人は多いだろう。だが中西里菜が本当にgiftedである理由は、決して容姿ではないと私は考える。物語を取り込んで表現すること、瞬間瞬間において物語そのものになってしまえる能力こそが、彼女が天に祝福されていることの証なのだ。

 さて、ここからは中西さんイチオシの一ファンがのぼせ上がって書いているだけなので「キモチワルーい」と笑いながら読み飛ばしておいていただきたい。

 どうして私が、いつの間にか中西さんを好きになっていたのか、初めのうちは自分でも分からなかった。目線配りの上手さを観察しているうちに自分まで撃墜されちゃったかなあ…などと思っていたのだけれど、ユニットシャッフルでいったん中西さんのソロパートがなくなった時に、なぜあれだけ落胆したのかを考え、やがて「スカート、ひらり」に加わって彼女が見せてくれたパフォーマンスについて考えるうちに、彼女の天賦の資質と、それに溺れず、おごらず、真摯に努力する姿勢とに惹かれたのだと思うようになった。後付けの理由のように見えるかも知れない。別にそれでも良い。と言うよりも、理由なんか本当はどうだって良いのだ。今の私は、この天に愛されている人のファンになれたことが、ものすごくうれしく、幸せな気持ちなのだ。中西里菜さん本人と、彼女に出会わせてくれたすべての運命とに、心の底からありがとう、と言いたい。

プチシャッフル妄想発動

2006-05-10 12:17:30 | Weblog
 いよいよ次の話題は…というところだが、その前にちょっと寄り道。いやじらしているとかではなく(^_^;)。

 例によってお断りだが、ここからの内容は、私が勝手にそう思った、という妄想であって、含むところは特にない。読んだ方と意見が違うことは多々あると思うし、反論コメントをいただくことは構わないが、できるだけ穏当な言葉遣いでお願いしたい。そして、劇場ほかの場所で私を探し当てて殴ったり刺したりは、どうかしないでいただきたい(^_^;)。

 と、過剰なほどの断り書きの後で書くことは、つまりあんまり良い話ではない。先日「背中から抱きしめて」を見ていて思ったのだが、本当に申し訳ないのだけれども、板野さんだけ「一回り小さく」見えてしまう気がしたのだ。小さく、というのは比喩的な表現で、実際の身長とか、年齢とか、ダンスの動きとかいったことではない。ただ存在感というのか、あの曲の雰囲気と他のメンバーとのバランスの問題から言って、板野さんのポジションだけやや「弱い」気がしてしまった、のだ。繰り返すが、身長や年齢やダンスの技巧の問題ではない。強いて言えばそれらも含めた総合点、ということではあるのだけれども。

 そこで妄想をフル稼働して、では他の誰だったら、そこに入って他の 6 人に負けない存在感を放てるか、ということを考えてみた。最初に思いついたのは折井あゆみさんで、確かに存在感の点で見劣りすることはなさそうだ。ただ折井さんは「涙の湘南」で男前(笑)な魅力を発揮しているところでもあるし、一方「背中から抱きしめて」ではもうちょっとフェミニンな雰囲気の人が入った方がバランスが良いような気がする。ならば…と考えたところで、浦野一美さんではないか、という考えが浮かんだ。サビで、後ろ向きに肩を抱くようにして目線を流すあたりのフリに MIHO さんを当てはめてみたら、もう脳内ではその図が固定してしまった。うーん、見てみたい。

 というわけで、新セットリストが始まってまだ 1 箇月足らずだが、すでに私の脳内ではプチシャッフル妄想が発動し始めてしまった。前にも述べたように、新セットリストでは、ある種の序列が見えてしまっている気はするのだが、逆に言えば、あまりにもその序列に忠実にシフトを組んでいるので、たとえば高橋さん・中西さん・板野さんの出る曲がほぼ完全に重なるという状態になっている。これをあえてちょっと崩す意味でも、また、今回の序列にはまだ逆転の可能性があるということをメンバーならびにファンに示す意味でも、とりあえず「背中から抱きしめて」に浦野さんを入れてみるというのは、案外おもしろいんじゃないかという気がする。

 板野さんと板野さんファンの皆さんには、本当に申し訳ない。悪気はないので、どうか一ファンのタワゴトと思って看過していただきたい。

新セットリストにおける高橋みなみさん

2006-05-10 11:28:55 | Weblog
 いくら何でもそろそろ、新セットリストにおける高橋みなみさんと中西里菜さんについて書かないわけにはいかないだろうなあ、ということで、まずは高橋さんから。いつものように繰り返しておくが、あくまでも「私は」そう感じた、「私が」こう思った、という妄想話なので、事実と違うことは多々あるだろうし、また見解の相違もいくらでもあると思うので、そのつもりで読んでいただきたい。

 高橋みなみさんについて一言で言えば「すみません、思っていたよりはるかに引き出しの多い人だったんですね」という感じ。確かに前セットリストの「星の温度」で、その一端は見せていたわけだが、今回はいろいろなタイプの楽曲で、それぞれの曲に応じた表情を演じ分けている。しかも、小器用に使い分けるという感じではなく、きちんと個々の楽曲の世界を理解し、その物語に入り込んで体現しているという印象がある。そしてその出来が、確かに優れていると思える場面が少なからずあるのだ。

 たとえば「嘆きのフィギュア」のカクカクした振り付けの部分で、一番「無機物の動き」に見えるのが高橋さんだ。動きを止めた後の揺り戻しの表現で、振動が初め大きく、往復しながら収束していく様子をきちんと表現できている。ちなみに話がそれるが、この部分がちゃんと表現できているのは、高橋さんに次いで中西里菜さんくらいまでで、前田敦子さんは意図は見えるがやや苦しく、板野さんは振りの意味を理解しているかどうか疑問に感じる。予め止める場所に向けて動きを減速してしまうのは、物体の動きではなく生き物の振る舞いなので。

 そうかと思えば「ガラスの I LOVE YOU」では、ちゃんと拙くも楽しい恋をかわいらしく歌えている。まあこの曲は 4 人ともそれぞれに魅力が出ていると思うので、高橋さんだけが突出して良いわけではないが、しかし正直なところ、あの曲で高みな、という組み合わせに違和感がまるでないというだけでもすごい話。「リオの革命」ではステップも大きく、身長のことを感じさせない。そして前にも書いたが、「だけど…」では早いうちから、中学生組の中で唯一、歌詞の意味を十分に理解していると思える表情で歌えていた ( 最近は他の子もそれなりにできて来ている )。

 あと、最近の高橋さんについて驚かされるのが、MC のキレの良さだ。ほどほどに笑いも取りつつ、崩れ過ぎない。他の人とのかけ合いなどでも考え込む間があまりなく、言葉がさらっと出て来る。こんなにしゃべれる人だったのか、という印象。「ちょっと恥ずかしいのですが言ってみたかったので」と独特のイントネーション ( 北関東風味? ) で言っていた頃が遠い昔のように思える。

 まあ正直に言うと、高橋さんにあともう少し身長があったら、という気もしないわけではないのだが、そればかりは言ってもどうしようもないところ。ただ、人にはすべてが与えられているわけでもないし、努力しても変えようもないことも引き受けた上で、自分自身をプロモートしていかなければならないのだ、ということで。それに、新セットリストを見ると、身長の点は予想以上にカバーできるものなのだなあ、というのも分かり、そんなに大きなマイナスポイントというわけでもなさそう。

  というわけで、やっぱり高みなすげーよ、というのが新セットリストでの感想。セカンドシーズンでの位置付けは前田さんと並ぶツートップだけど、オーラのあっちゃん、実力の高みなといったところか。そういう意味では、この 2 人をどちらもソロで送り出すより、最初はペアを組ませていくのも良いのかも知れないなあ、とか。

新セットリスト2~3週目

2006-05-07 12:17:56 | Weblog
 今日も A チームのチケットは、発売開始時間にほぼ売り切れ。早過ぎ(^_^;)。私はかなりギリギリでどうにかチケットを買えて、今はお台場に向かう前に、秋葉原のネットの使えるカフェから。

 さて、劇場公演を見ての話も書いておこう。

 4/23(日)の昼夜 2 回の後、4/28(金)、5/1(月)、5/3(水休)と見た。余談だが、5/5(金休)は朝から夕方まで都内のある社会教育施設で、子どもに昔の遊びを教えるボランティアをしていたため、劇場行きは休んだ。まあたまには(笑)そういうまともな社会還元もしないといかんよな、ということで。ちなみに私が子どもの相手をしているのを見ると、子どもが 2、3 人いるように見える ( 子どもの扱いに慣れているので ) と言われるのだが、あいにく独身で、もちろん子どもはいない(^_^;)。確かに中学生の子どもがいてもおかしくない歳ではあるんだが、まあ人の人生はさまざまだということで。

 さて話を戻すが、新セットリストになってからそろそろ 3 週間、その間に私は都合 8 回見たことになる。最初のうちは抽選でかなり遅い方のことが多かったのだが、4 月下旬あたりからちょっと運が向いて来たのか、3 順目で呼ばれて前から 2 列目に座れたり、5 順目で前から 3 列目に座れたりということがあった。逆に言えば、後はずっと立ち見なわけだが、16、7順目あたりまでに呼ばれれば、私の場合はそこそこ身長があるので、センター部立ち見上段の 2 列目あたりで、それなりに良く見えることも分かった。ってまた話がそれたが、8 回見たうちには、上手から見たことも、下手からも、またセンターでの着席も、立ち見もあって、まあおおよそ一通りの鑑賞ポジションを経験したのかなということが言いたかったのだ。

 で、そういう視点から言うと、新セットリストは、前セットリスト以上に、劇場のどこで見ても楽しめる工夫がされているなあ、という印象を持った。特定のメンバーが上手だけ、下手だけにいないように工夫されているし、その一方、上手なら上手、下手なら下手のそれぞれに、「オイシイ」瞬間がしっかり用意されているというか。

 あと、2 週間を過ぎるあたりから、私はちょっとイジワルに「そろそろ油断する人や、ダレる部分が出て来るんじゃないか」という目で見ていたのだが、今までのところ、少なくとも「私の目には」そういう兆候は見えていない。さすがに 4/15 の、メンバー全員が張り詰めたように限界まで力を出し切っているかのような雰囲気に比べると、いくらか落ち着きも余裕も出て来ているとは思うが、その分を客席への目線配りなどに振り向けられているようで、全体として、ステージから受ける満足感が減っているとは思わない。

 強いて言えば、メンバーの何人かが、ちょっと疲れ気味に見える時があった点が、ちょっと気になったくらいかなあ。と言ってもごくわずかな差で、リピーターがよほど注意して見ないと気付かないような違いでしかない、というか、単に私の思い過ごしかも知れないわけだが。そういうことを、ほとんど客に見せない ( 分からせない ) ようにしているあたり、みんな偉いなあとは思うが、ちょっとだけ心配。あ、すでに 5/5 に中西さんと渡邊さんが体調不良でお台場だけ休んだけれど、その 2 人だけのことではないので。

 その他、メンバーの個々について気がついたことを羅列。いつものようにお断りだが、あくまでも「私には」こう見える、という妄想を書いているだけなので、現実にメンバーがどうであるかとは何の関係もない。ていうかたぶん、このブログを読んだら「私そんなこと思ってないのに」とか怒るメンバーがいっぱいいるだろうなあ(^_^;)。まあ客の感想なんてそんなもんだってことで。

 折井あゆみさんは最近、「涙の湘南」で録音の声をかぶせていないような気がするんだが、どうなんだろう。特に「♪な~みだの湘南~」という決め文句のソロは迫力があってすばらしい。やっぱり声かぶせに頼らないで、日々のステージが生歌 ( に近い状態 ) での勝負!っていう気合いは大切だと思う。ますます男前に(笑)頑張って欲しい。

 同じく「涙の湘南」で、渡邊志穂さんは率直に言って、他の 4 人に比べるとやや引き気味に見えてしまっていたのだが、やっと本来の調子が出て来たように見える。他の曲ともども、身体の大きさを生かしたダンスや、くわっと目を見開く感じの視線使いは渡邊さんの武器なので、そういう点をさらに前面に押し出して良いと思う。

 やはり「涙の湘南」組でもある大島麻衣さんは、もちろん「涙の湘南」ではセンターでありソロパートも長く、他の 4 人を従えるほどの貫禄を示しているのだが、それ以上に、MC でのハジケっぷりと、またイベントなどでの落ち着きがありつつ機転の利いた話しぶりが良い味を出している。それ以外にも、歌やダンス、目線配りなどすべての面において、ファーストシーズンと比べると何か吹っ切れたかのように、本来の ( と思われる ) 魅力を発揮しまくっている。ただ「♪スプーンですくったレモンのかき氷は」のソロ部分は、もっとカワイコぶって、というか、おセンチな感じで歌っても良いような気がする。まいまいさんならそれができるし、それをやったらもっとかわいらしいと思うので。

 ちなみに「涙の湘南」をはじめ、各曲で魅力を発散しまくって止まらない感じだった篠田麻里子さんは、ちょっとブレーキを踏んだ印象。アクセルの踏み込みをやめたのではなく、むしろ意図的に減速した、ように「私には」思えた。まあそれでもまだ十分に魅力的だとは思うけれど。一人だけ加速し過ぎて、ユニットの中で浮くことを恐れたのかなあ。それとも何か心境の変化でもあったんだろうか。

 小嶋陽菜さんは、いつも通り美人で、歌もダンスも普通に出来ていると思うのだけれど、新セットリストではまだ戸惑いが残っているというか、ちょっと遠慮がちなように「私には」見える。ファーストシーズンの中盤あたりから見せた、グングン伸びて来る勢いが、新セットリストではまだ見えない。きっと見た目によらず ( 失礼 ) 考え込んじゃうところがあるんだろうな、などと勝手に妄想しているのだが、こじはるならもっと主張できるはずだよなー、と思うので、変に悩まずに、意欲をストレートに前面に押し出して欲しいところ。

 峯岸みなみさんは「会いたかった」で真っ先に駆け出して来るわけだが、ここは意外と「オイシイ」ポジションだと思う。特にイチオシの決まっていない人ならば、そのまま峯岸さんを目で追い続けちゃうことも多いと思うので。逆に言えば、そこを毎回元気良く、「会いたかった」気持ちを目いっぱい表現して駆け出して来ることが、楽曲全体にとっても、峯岸さん自身にとっても非常に重要。そして今までのところ、彼女の年齢相応に若々しい魅力が良く出ていると思う。引き続き頑張って欲しい。

 ただ、中学生組の中で「だけど…」を、ちゃんと切なそうに歌えていたのは、最初の何回かは高橋みなみさんだけだった、ように「私には」見えた。それでも、ここ何回か見た感じでは、他の人も少しずつ、別れの寂しさと、始まりもしなかった恋の切なさとを表情に出せるようになって来た、かなあ。このあたりは上手い下手以前の問題として、年長組と比べると、年齢と人生経験の差がストレートに出やすいのは事実。

 ただ、人生経験の不足を補うには読書が最適なので、中学生の皆さん ( だけでもないんだが ) には、良質な小説などを読んで、内面を豊かにしていくようお勧めしたいところ。ただし、流行の安っぽい物語や、ティーンズ向けの甘口な読み物などではなく、ちゃんと心の栄養になる文学系ということで。具体的に何を読むかは学校の先生に聞いても良いだろうし、私に言ってくれれば ( ってどこで言うんだ ) お勧め書籍のリストを作成しますよ、ということで。

 とりあえずこんなところで。天気が落ち着かないが、もう少ししたらお台場に向かってみるつもり。

その後のテレビ電話

2006-05-07 01:25:00 | Weblog
 ああ、やっぱり再延長になったか、という印象。ぎりぎりまで発表しなかった、という点について不快感を持った人もあるようだが、世間では物事が裏で決まっていたとしても、発表直前までは何もないかのように言うもんではないんだろうか。まあ AKB48 に限って言えば、本当に前日に決定していてもおかしくないような気もするんだが(笑)。

 まっとうな話として言えば、3 月末に DoCoMo のイベントがあって「イベント終了と同時にキャンペーン終了です、ってことはないだろう」と言っていたら案の定延長されたわけで、GW、それも 5 月に入ってからも DoCoMo のイベントがあるのに「4 月いっぱいまではテレビ電話キャンペーンもやってたんですよ、ってのはないだろう」というのが、普通の読み筋だと思うんだよな。少なくとも GW 終わりまでは延長するだろうし、そうなればやっぱり、イベント終了と同時にキャンペーン終了ってこともないだろうから、5 月いっぱいは続くと見て良かったんじゃないかと。

 再度の延長で、これまでテレビ電話を脇目に見つつ、自分は DoCoMo じゃないからとか、DoCoMo だけど mova だからとか、FOMA に魅力的な端末がないとかいったさまざまな理由で何とか踏み止まって来た一部ファンまでもが、とうとう我慢できなくなって FOMA への買い替え・機種変更や買い足しなどに走りつつある模様。テレビ電話のキラーコンテンツ、というのは言い過ぎかも知れないが、やっぱりファンにとっては、それだけ魅力ある企画であることは事実。このあたり、クライアント様に向けて主張しておきたいところ(笑)。

 で、私も GW 直前あたりからまたせっせと通話料を貢いでいるわけだが、さすがにお台場効果もあってか、なかなかつながらない。まあそれでも何とか頑張って、中西さんにも 2 回ほど、また他のメンバー何人かにもつながって、2 分制限に苦心しつつも、何とかおしゃべりをしている。ちなみに 2 分制限の話は、公式には告知されていないが、メンバーからテレビ電話を通じて、かなり広い範囲のファンに伝わっているようだ。別に言って悪いことでもないんだろうし、私も複数のメンバーから聞いた。

 2 分というのはかなり短く、一部ファンの間では不満の声もあると聞く。私個人の「ファンとしての本音」でも、本当はもうちょっとゆっくり話したい、と思うことはある。しかし、あくまでもファンサービスの一環としてやっている以上、特定の人と 5 分も 10 分も話すよりは、できるだけ多くの人と話す方が「誰にとっても」良いことは明らか。加えて、厄介な電話を切るための「正当な」理由付けを彼女たちに持たせておく必要もある。なので、2 分が妥当かどうかは別にしても、時間制限は表向き継続すべきだと思う。

 そして、事務所側から公式に「より多くのファンの皆様とお話しさせていただくため、目安としてお一人○分以内の通話とするようメンバーに指導しております。ファンの皆様にはいろいろご意見もおありかと思いますが、ご協力くださいますようお願い申し上げます」くらいのことを言って良いのではないか。

 それにしても、2 分制限があると承知の上で、自分は長く話してもらえた、などと自慢げにブログなんぞに書いちまう人たちは、もうちょっと頭使ったらどうか、と思うけどなあ。アイドルだって人間なんだから 2 分きっかりで話を終えられないことはあるわけだし、良く電話して来るファンとしてメンバーに記憶されているなら、そのファンが粘ればメンバーも無下に切れないのは当然のこと。だけど、それを堂々とブログあたりに書いたら、メンバーに迷惑がかかるし、自分だって次からはきっちり 2 分で切られることになるのは明らかだろうに。どうしてそういう、ごくごく普通の先読みに脳味噌を使えないのかなあ。

 ついでに言うと、よりにもよってお台場のテレビ電話体験ブースで、特定メンバーと 10 分前後も ( それも複数回 ) 話し続けているやつも考えが足りなさ過ぎだと思ったぞ。周りで人が見ているんだから、ほどほどで切るなり、離れたところからこっそり自分の携帯電話でかけ直すなりすれば良いのになあ。さすがにあの長電話ぶりは、切らないメンバーの方もどうかと思ったけどね。