AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

誰よりもその人が

2013-08-28 01:56:21 | Weblog
親子でもなければ兄妹でもない。もちろん夫婦でも恋人でもない。それどころか同窓やご近所ですらない。それなのに、ただ一目見たその人の可能性を見出しただけで、いつか見せてくれるはずの輝きを信じて、ただ一人のその人を7年9箇月にわたって全力で応援し続けるというのは、並み大抵の気持ちでできることではない。

若くして修羅の道に踏み込み、7年9箇月を走り続けてスターの座に駆け上った人の苦難と努力は言うまでもない。だがその人を、客など数えるほどしかいない劇場で自ら見つけ、以来、揺らぐことなくひたすら推し続けた人の生きざまも、優るとも劣らぬほど熱いものだったと思う。

いや、私などが改めて言うまでもないのだろう。誰よりもきっと、推し続けられたその人こそが、その思いがどれほど得難く、純粋で、美しいものであったかを知っているに違いない。

どちらも、本当にお疲れさま。それぞれのこれからが、よりすばらしいものでありますように。

新チーム4について・その1

2013-08-27 01:25:46 | Weblog
 何よりもまず、今回昇格した13・14期の皆さんとみぃちゃん、おめでとう。この半年余りのあなたがたの活躍は、メンバー昇格に値するものだった。歌やダンス、表情、表現力、MC、そういったものすべてを含めたパフォーマンスとしては、ほとんどの人においてまだまだ向上の余地があるけれども、とにかくあなたたちは、劇場公演を精一杯にやっていた。それも、楽しみながら。そのことは「劇場が基本」だというAKB48の原点をしっかり支えるものだった。

 既存のチームに何人かずつ入るのでなく、まとめて新しいチームになったというのは、それだけ期待されているという見方もできるけれど、逆に言えば、数人ずつに分けて既存のチームに入れてしまったら、今のあなたたちの良さが失われるから、でもある。先輩たちのチームに後から入って、それでも輝けるだけの「強さ」を、まだあなたたちが持っていないということだ。今まで一緒に頑張って来た仲間と一緒だから、気心も知れているから、得手不得手も分かり合って助け合えるから、今のあなたたちは輝けている。それぞれが「個」として独り立ちしていくための猶予期間として、チーム4という場が与えられたのだ。

 この猶予期間はいつまでも続かない。正規メンバーとして外の仕事をする時には、「個」としての力が求められ、あるいは試されるようになる。AKB48劇場の中でも、いつまでも今の16人のままではいられない。これからは劇場公演でも他のチームからアンダーで出演して来る先輩たちが増えるだろう。他グループからの兼任のメンバーも来るかも知れない。そしてまた、15期生が昇格して来たり、今度予定されているドラフト会議型オーディションの合格者も入って来たりもするはずだ。さらに、1年後か2年後かは分からないが、いずれ再度の組閣があって、今のチームは解体されることになる。

 今までの、仲間で支え合って来た関係はすばらしかった。だが、仲間に支えられていないと歩けない人は、ここから先を歩いて行くことが、だんだん難しくなって行く。正規メンバー昇格というのは、そういう転換点なのだということを、良く肝に銘じてほしい。

東京ドームコンサート2日めの感想・その1

2013-08-23 22:09:07 | Weblog
今回の東京ドーム、というかドームツアー全体でも、私は今日から参加。ネタバレにならないように詳細は略、と思ったら帰りに立ち寄ったいつもの店が満席で立ち飲みに。PC広げられないので、携帯から。これだとどのみち長いのが打てない(^_^;)。

やー、去年と同じ会場なのに、印象が全く違う。遠いし(私のくじ運だとそんなもんw)、当然豆粒なんだけど、でも去年みたいな疎外感はまるでなくて、素直に楽しかった。

要因はいくつかあると思うんだが、ざっくり言って、今回は「歌って踊ることで輝くメンバーを引き立てて見せる」「それによって『まず』会場のお客さんを楽しませる」っていう当たり前のことがきちんとできていたからではないかという気がする。あと私の好みとしては、MCが少なめなのも良かった。

まあ個人的に一番うれしくて高まったのはパジャマドライブ、次がPioneerだけれども(^_^;)。この2曲は泣いた。

というところで席が空いて座れた。とりあえず携帯からはここまで。

メモカギ飲み

2013-08-13 22:58:23 | Weblog
珍しく定時で会社を飛び出して劇場。近頃話題?らしいチームB公演を肉眼で確認。その感想はまたいずれ、と言いつつ一つだけ先に言うと、みおりんがものすごく良かった。

劇場で会ったメモ氏といつもの店で飲み。二人で入れたAKB48ファン共通ボトルが意外に減ってなくてがっかり。

公演のこと、AKB48のこと、48ファミリーの各グループのこと、話題は尽きない。大筋はほとんど一致するのに、細かいところでは全く相容れなかったりして、でもそれぞれ「自分なりの視点」がある人との語り合いはこの上なく楽しい。

二人で完全に一致したのは、なかなか飲みに行けない人と、一緒にゆっくり飲み語りたいよねぇ、という点。そろそろ本当に機会を作りたいので、ご連絡お待ちしております(笑)。

劇場型エンターテインメントとしてのAKB48

2013-08-12 02:01:02 | Weblog
 週1くらいは何とか劇場に、と思っているのだけれど、例によって平日は残業、休日はぐったりして家から出られないありさまで、つまりこの週末も公演を観ていない。何とか踏みとどまりたいところ、ではあるのだが、その前に最近疲れが抜けなくなっているのがヤバいかなーと思っている今日この頃。まあ自覚できているうちは大丈夫なので、適当に息抜きしながら持ちこたえて行くつもり。

 ドラフト会議という話題をメディアで見聞きして、その後公式ブログで読んだのだけれど、個人的には結構おもしろい試みなんじゃないかと思っている。ただ、新人オーディションでやるのは難しそうだなぁ、という、誰しもが思うことを同様に感じてはいるけれど。ちなみに、私が3年前にAKB48でのドラフト会議的なものに言及した時には、新人オーディションじゃなく、あくまでも既存メンバーの中から特別ユニットのメンバーを選ぶ場合、という想定であり、もちろん転居を伴うようなものでもなかった。
以下引用:--------
もしチームPBとチームYJみたいな試みを再度やるんだったら、今度は「総選挙何位以下」みたいな限定をつけた上で、チームを組むところから、プロ野球のドラフト会議みたいな選び方をショー化してしまえばいいのである。
--------:引用ここまで。

 プロ野球だったら学校卒業して就職するタイミングだから、どの地方にある球団でも引っ越して行けば良いけれど、アイドルを目指す子って中高生、いや中には小学生だっているわけなんで、どこの所属になるか分からない状態で応募する人がどれくらいいるのかなぁと、少々心配になる。

 昨今の社会風潮からすると「大人でも転勤やら単身赴任やらは大変なことなのに、年端もいかない子どもにそういうことをさせるのは…」的な話も出て来そうな気がするが、さすがにそれは見当違いだろう。オフィシャルブログを見ると「志望グループ以外への所属が難しい方は、各グループ毎に開催される通常のオーディションにご参加ください。」と書いてある。別にドラフト会議がAKB48グループへの唯一の入り口になるわけでもないのだから、条件に同意できる人だけが参加すれば良いだけだ。もちろんその一方、配属した後でのフォローをしっかりする必要がある、ってのはあるとしても。

 とやかく言う人はいるだろうが、こういった「ちょっとおもしろそうな気はするけど、いろいろ考えたら実際には無理だよね」みたいなことを、常識に捉われた一般人の考えとかけ離れた、ある意味「斜め上」のところでやってのけて、エンターテインメントにしてみせるのがAKB48の真骨頂でもある。たぶん、もし「さすがにこの条件で応募して来る子はほとんどいませんでした」って結果になったとしても、それはそれ、そういうプロセス自体がある種のエンターテインメントになっちゃうのが、AKB48という物語空間なのだろうと思っている。いわゆる「劇場型」エンターテインメントという言葉は、二重の意味でAKB48に相応しいのだ。