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AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

チームB-5th「シアターの女神」公演の第一印象・その1

2010-05-24 03:24:14 | Weblog
 前の方で見たいです。以上。

 …って、この書き出しはK-6thの時も使ったわけなんだが、実際、私の初日のクジ運は毎回非常に良くないんである。まあ初日見られたんだから文句言うな、みんな待ってるんだからとっとと感想書きやがれ的な非難が降り注ぎそうではあるが、最近はオンデマンドで配信があるので、そんなにみんな必死にwebの情報をかき集めなくても良い時代になっているよね? ね? と自分の怠慢を言い繕ってみる(^_^;)。そんなわけで、いつものように劇場立ち見の後ろの方からなので、ちゃんと見えていない部分はあるが、その範囲でざっくりとした感想など。

 まず率直な第一印象としては「これは良いセットリストだな」ということだった。他の人はどうだか知らないが、私には文句なく楽しい。確かに、B-3rdが文字通りの神公演、B-4thがそれに次ぐくらいの秀逸なセットリストだったのに比べると、今回のB-5thは、耳にして即座に大盛り上がりというようなセットリストではないと感じる。そしてまたB-3rdや4thは、どちらかと言えばメンバーの力不足を補いつつ引き上げてくれるようなものでもあった。これに対してB-5thは、メンバーが日々の公演を重ねる中で、演じ方を工夫し、時には解釈を変えてみたりして、自身の表現力を高めながら、セットリストを通して公演の完成度を高めて行かなければならないものだと思う。そうやってメンバーが日々の公演を通して成長することへの期待を込めたセットリストであり、そういう風に「変わって行く姿」を観客に見せようとしてくれているセットリストであると感じた。そういった意味で、非常に「良い」セットリストなのだ、というのが私の第一印象。

 楽曲については、私は音楽的センスがまるでないのでテキトーなことしか言えないが、私としては70年代歌謡曲テイストというか、厳密には70年代そのものではないんだろうけれど、さまざまな「本歌取り」によって懐かしさという琴線に触れつつ、新しいオモチャを取り入れては繰り返しリニューアルされ続けて来た「歌謡曲の伝統」を正当に踏まえて、今風のいろいろな仕掛けを取り入れたもの、という風に感じた。MIX打って騒ぎたい人にもちゃんと分かりやすくMIXの打てるところを用意してあるけれど、そうでない人にもきちんと聴かせどころがあり、サビのメロディーは印象的になっている。そういった意味で、実は幅広い世代にアピールするものになっているように思えた。さらに、時にメンバーの言葉のように聞こえ、時には観客の心情とシンクロして響く歌詞の秋元マジックが、これまでにも増して猛威(笑)を振るっている。おそらくは少なからぬ人たちの中で「最初は違和感あったけど、後になってみたら好きな曲」のような位置づけになっていくのではないか。

 メンバーの立ち位置やユニットの振り分けについては、いずれ別に書きたいと思っているけれど、ざっくりしたところで言うなら
・日替わり(だよね、たぶん)とは言え前座ガールにソロってどんだけ優遇なのよ
・ユニットの何曲かを除けば、柱外でもどうしようもなく退屈ってことはない
・でも何曲も続けて決まった側の柱外ばっかりにいるメンバーもいるのはやや難点
・ユニットはまゆゆ曲を除けばセンター偏重というほどでもない。
・すみれはまさにこの曲向きだが、センター偏重なのがちょっともったいない
・ユニットの組み合わせはよく考えられていて、歌要員メンバーの存在感がある
・きたりえは良いポジションで本人も頑張っているのに、なんかパッとしない
・なっちゃんは大幅にポジションを下げられた形。これについては後述
…といったところか。

 で、なっちゃんのポジションが下がった件について。従来のチームBでは、経験の差やステージにかける意気込みが歴然としていて、順当にあれくらいのポジションだったと思うのだが、今回は各チームや研究生(これまで)から華のある子を取り揃えた結果、脇に追いやられてしまったということか。1期生だからとか、チーム移籍経験者だからといったことでのブーストアップはしない、ということの顕著な表れといえるだろう。ただ、それにしても、ちょっと下げられ過ぎかなぁという気がする。なんか端っこなのに妙に目を引く子がいるなーと思うと、それがなっちゃんでびっくりする、みたいな場面が結構あった。まぁ、末っ子末っ子と言われ続けたチームBが、ついにAXで1位を取るまでに至った逆転のストーリーも、チームBという物語のDNAであるのだから、なっちゃんが今度はチームBの中で、端っこからの逆転劇を演じてくれることを期待したい。もう無理に「中間管理職」である必要はないのだから、その分だけさらに自分自身を磨き高めるのに振り向けられるだろう。ただし、甘えんぼポジションで楽になっちゃうと、端っこに安住してみんなの後をついていくだけの人になってしまうので、気をつけて欲しいところ。

 あと、新チームB全体の話に戻って、イヤなことを一つ書いておかなければならない。名指しはしたくないが、数人について、体型ないし体重にかなり問題があると感じた。私の本音としては、女の子は多少ふっくらとしているくらいの方が好きなのだが、そういう個人の趣味を脇に置いて言えば、今の世の中の現実的なニーズとしては、やはりウエストラインにはそれなりのくびれが必要だし、お腹がぽっこり出てしまっているようではグラビア仕事の可能性が大幅に下がることは否めない。これがもし、アイドル経験1年未満の中学生といった人であれば、そもそも成長期で体型が一定しない時期でもあるから、まあしょうがないな、という話になるけれども、AKB48に何年も在籍している17、8歳(またはそれ以上)の人たちがそういう状態でいるのは、単に自覚がないだけと言われても仕方がない。今やトップアイドルとして引っ張りだこのAKB48なのだから、いつ水着の仕事が来ても大丈夫です、という状態をキープしていた方が良いと思う。もし「どうせ私にはグラビアの仕事なんか来ないし」と思っているとしたら、そういう考え方こそが自分自身の可能性を狭めているのだと肝に銘じて欲しい。

4月後半から5月初めの新チームK公演の感想

2010-05-17 03:01:07 | Weblog
 しばらくこのブログを放置してしまっていたが、劇場にはそこそこ足を運んでいるし、私自身も元気で、そしてもちろんAKB48が大好きであることに変わりはない。毎回こう書かないといけなくなっているあたり、ちょっと微妙なものがないわけでもないが。

 チームK公演は、どういうわけかこのところ公演スケジュールと私の個人的な都合が合わないことが多いので、GW半ばくらいまでの印象になってしまうのだけれど、相変わらず板野さんが良い。つい数日前にK公演を見た友人も同じことを言っていたので、今も引き続き良い状態なんだろうと思う。「こんなに良いともちんを見たのは初めて」「いや1stのシャッフル直後以来じゃない?」など、古参は相変わらず口が悪いが、実際そう言いたくなるほど久々に(笑)やる気が前面に出ている。ましてや、ともちんからチームの和がどうの、なんていう発言が出るに至っては、某メンバーならずとも「ともちんの口からそんな言葉が出るとは」って言ってしまうというもの。しかもう言った人がまたジャイアン(^_^;)であったりするというのもツッコミどころ満載なわけだが、まぁとにかく今のチームKは良い状態なんだと思う。

 板野さんがいない時のチームK公演も見たが、これはこれで分かりやすい「優子が4番とエース兼任」の公演だった。大島さんは4番とエース兼任でもぜーんぜん問題ないですよ、というのをさらりとやってのけているんだけれど、ただ、大島さん一人で全員を引っ張り切れるかというと、タイプがちょっと違うのかなと感じた。確かその日は秋元さん、宮澤さんなども休演の日だったので、なおさらそう見えたのかも知れないが、切磋琢磨する存在があってこそ、大島さんの存在感も生きる。その意味では、峯岸さんが新チームでわざと一歩引き気味というか、いや引いてはいないんだろうけれどあえて前に出ないようにというか、そういうスタンスでいるように見える(あくまでも私にはそう見えるという意味)のは気になるかなぁ。みぃちゃんらしくもっと前に出た方が良いし、新チームKはそのみぃちゃんをしっかり受け止めて、押し返してくれるだけの強さがあると「私は」思う。

 全体的に良い中で特定の名前を挙げるのは難しいんだけれど、ほかに新チームKで「私の」目についた人を挙げておくなら、藤江さん。チームAでもそれなりには良かったんだが、ポジションに左右されやすいというか、前田ポジのアンダーの時はそれなりに良いのに、れいにゃん本来のポジションではやや埋没しがちな印象があった。決してパフォーマンスの良し悪しでも、ご本人のモチベーションの問題でもなく、まだポジションの良さに支えられないと十分な輝きを放てないというか、今一つ線の細い印象が拭えなかった。新チームKでは、ポジションはそんなに良いわけではないのだけれど、そのポジションの中で、しっかりと自己主張できる強さを発揮できている。なるほどこの子はチームK向きだったのだなと改めて納得できる。

 あと、これは反則なのだが、チームKに代役で入っている大家さんがかなり良かった。本来のチームKメンバーに比べると、わずかに練度が落ちる感は否めなかったのだが(私が見た時点の話。確かまだ代演1、2回目くらいだった)、しかし違和感を感じるほどではなく、それどころかむしろ「あれ、しづは新チームどこだっけ」と一瞬錯覚するくらい。秋元ポジのアンダーということもあり、「ウッホウッホホ」など見せ場は十分。しかし秋元さんのコピーにならず、また違った魅力をちゃんと打ち出せていた。新チームAでもちゃんと彼女の良い面が生きるポジションがもらえると良いなぁ。あと、やはり新チームKに代役で入っている時の島田さんが良い。真剣になると顔つきがちょっと険しくなっちゃうのはまあ仕方がないとして、でも島田さんはそのくらいの必死さの中で演じている方がずっと輝いて見えるし、本人の実力もさらに伸びるはず。代役はあまり機会が多くないかも知れないが、ぜひ頑張ってほしい。

 というところで、今夜はここまで。考えてみたらチームBの千秋楽のことも書いていないし、研究生公演についても書きたいし、チームA公演についてはちょっと苦言を呈したいところもあるし、SDN48では少し前に野呂さんの腰のくびれが素晴らしい日があったのだがその後は一進一退だったりとか、土曜日にはSDN48の2期生お披露目公演も見て来たので、書きたいことは山ほど。何とか時間を作って書いていきたい。