前の方で見たいです。以上。
…って、この書き出しはK-6thの時も使ったわけなんだが、実際、私の初日のクジ運は毎回非常に良くないんである。まあ初日見られたんだから文句言うな、みんな待ってるんだからとっとと感想書きやがれ的な非難が降り注ぎそうではあるが、最近はオンデマンドで配信があるので、そんなにみんな必死にwebの情報をかき集めなくても良い時代になっているよね? ね? と自分の怠慢を言い繕ってみる(^_^;)。そんなわけで、いつものように劇場立ち見の後ろの方からなので、ちゃんと見えていない部分はあるが、その範囲でざっくりとした感想など。
まず率直な第一印象としては「これは良いセットリストだな」ということだった。他の人はどうだか知らないが、私には文句なく楽しい。確かに、B-3rdが文字通りの神公演、B-4thがそれに次ぐくらいの秀逸なセットリストだったのに比べると、今回のB-5thは、耳にして即座に大盛り上がりというようなセットリストではないと感じる。そしてまたB-3rdや4thは、どちらかと言えばメンバーの力不足を補いつつ引き上げてくれるようなものでもあった。これに対してB-5thは、メンバーが日々の公演を重ねる中で、演じ方を工夫し、時には解釈を変えてみたりして、自身の表現力を高めながら、セットリストを通して公演の完成度を高めて行かなければならないものだと思う。そうやってメンバーが日々の公演を通して成長することへの期待を込めたセットリストであり、そういう風に「変わって行く姿」を観客に見せようとしてくれているセットリストであると感じた。そういった意味で、非常に「良い」セットリストなのだ、というのが私の第一印象。
楽曲については、私は音楽的センスがまるでないのでテキトーなことしか言えないが、私としては70年代歌謡曲テイストというか、厳密には70年代そのものではないんだろうけれど、さまざまな「本歌取り」によって懐かしさという琴線に触れつつ、新しいオモチャを取り入れては繰り返しリニューアルされ続けて来た「歌謡曲の伝統」を正当に踏まえて、今風のいろいろな仕掛けを取り入れたもの、という風に感じた。MIX打って騒ぎたい人にもちゃんと分かりやすくMIXの打てるところを用意してあるけれど、そうでない人にもきちんと聴かせどころがあり、サビのメロディーは印象的になっている。そういった意味で、実は幅広い世代にアピールするものになっているように思えた。さらに、時にメンバーの言葉のように聞こえ、時には観客の心情とシンクロして響く歌詞の秋元マジックが、これまでにも増して猛威(笑)を振るっている。おそらくは少なからぬ人たちの中で「最初は違和感あったけど、後になってみたら好きな曲」のような位置づけになっていくのではないか。
メンバーの立ち位置やユニットの振り分けについては、いずれ別に書きたいと思っているけれど、ざっくりしたところで言うなら
・日替わり(だよね、たぶん)とは言え前座ガールにソロってどんだけ優遇なのよ
・ユニットの何曲かを除けば、柱外でもどうしようもなく退屈ってことはない
・でも何曲も続けて決まった側の柱外ばっかりにいるメンバーもいるのはやや難点
・ユニットはまゆゆ曲を除けばセンター偏重というほどでもない。
・すみれはまさにこの曲向きだが、センター偏重なのがちょっともったいない
・ユニットの組み合わせはよく考えられていて、歌要員メンバーの存在感がある
・きたりえは良いポジションで本人も頑張っているのに、なんかパッとしない
・なっちゃんは大幅にポジションを下げられた形。これについては後述
…といったところか。
で、なっちゃんのポジションが下がった件について。従来のチームBでは、経験の差やステージにかける意気込みが歴然としていて、順当にあれくらいのポジションだったと思うのだが、今回は各チームや研究生(これまで)から華のある子を取り揃えた結果、脇に追いやられてしまったということか。1期生だからとか、チーム移籍経験者だからといったことでのブーストアップはしない、ということの顕著な表れといえるだろう。ただ、それにしても、ちょっと下げられ過ぎかなぁという気がする。なんか端っこなのに妙に目を引く子がいるなーと思うと、それがなっちゃんでびっくりする、みたいな場面が結構あった。まぁ、末っ子末っ子と言われ続けたチームBが、ついにAXで1位を取るまでに至った逆転のストーリーも、チームBという物語のDNAであるのだから、なっちゃんが今度はチームBの中で、端っこからの逆転劇を演じてくれることを期待したい。もう無理に「中間管理職」である必要はないのだから、その分だけさらに自分自身を磨き高めるのに振り向けられるだろう。ただし、甘えんぼポジションで楽になっちゃうと、端っこに安住してみんなの後をついていくだけの人になってしまうので、気をつけて欲しいところ。
あと、新チームB全体の話に戻って、イヤなことを一つ書いておかなければならない。名指しはしたくないが、数人について、体型ないし体重にかなり問題があると感じた。私の本音としては、女の子は多少ふっくらとしているくらいの方が好きなのだが、そういう個人の趣味を脇に置いて言えば、今の世の中の現実的なニーズとしては、やはりウエストラインにはそれなりのくびれが必要だし、お腹がぽっこり出てしまっているようではグラビア仕事の可能性が大幅に下がることは否めない。これがもし、アイドル経験1年未満の中学生といった人であれば、そもそも成長期で体型が一定しない時期でもあるから、まあしょうがないな、という話になるけれども、AKB48に何年も在籍している17、8歳(またはそれ以上)の人たちがそういう状態でいるのは、単に自覚がないだけと言われても仕方がない。今やトップアイドルとして引っ張りだこのAKB48なのだから、いつ水着の仕事が来ても大丈夫です、という状態をキープしていた方が良いと思う。もし「どうせ私にはグラビアの仕事なんか来ないし」と思っているとしたら、そういう考え方こそが自分自身の可能性を狭めているのだと肝に銘じて欲しい。
…って、この書き出しはK-6thの時も使ったわけなんだが、実際、私の初日のクジ運は毎回非常に良くないんである。まあ初日見られたんだから文句言うな、みんな待ってるんだからとっとと感想書きやがれ的な非難が降り注ぎそうではあるが、最近はオンデマンドで配信があるので、そんなにみんな必死にwebの情報をかき集めなくても良い時代になっているよね? ね? と自分の怠慢を言い繕ってみる(^_^;)。そんなわけで、いつものように劇場立ち見の後ろの方からなので、ちゃんと見えていない部分はあるが、その範囲でざっくりとした感想など。
まず率直な第一印象としては「これは良いセットリストだな」ということだった。他の人はどうだか知らないが、私には文句なく楽しい。確かに、B-3rdが文字通りの神公演、B-4thがそれに次ぐくらいの秀逸なセットリストだったのに比べると、今回のB-5thは、耳にして即座に大盛り上がりというようなセットリストではないと感じる。そしてまたB-3rdや4thは、どちらかと言えばメンバーの力不足を補いつつ引き上げてくれるようなものでもあった。これに対してB-5thは、メンバーが日々の公演を重ねる中で、演じ方を工夫し、時には解釈を変えてみたりして、自身の表現力を高めながら、セットリストを通して公演の完成度を高めて行かなければならないものだと思う。そうやってメンバーが日々の公演を通して成長することへの期待を込めたセットリストであり、そういう風に「変わって行く姿」を観客に見せようとしてくれているセットリストであると感じた。そういった意味で、非常に「良い」セットリストなのだ、というのが私の第一印象。
楽曲については、私は音楽的センスがまるでないのでテキトーなことしか言えないが、私としては70年代歌謡曲テイストというか、厳密には70年代そのものではないんだろうけれど、さまざまな「本歌取り」によって懐かしさという琴線に触れつつ、新しいオモチャを取り入れては繰り返しリニューアルされ続けて来た「歌謡曲の伝統」を正当に踏まえて、今風のいろいろな仕掛けを取り入れたもの、という風に感じた。MIX打って騒ぎたい人にもちゃんと分かりやすくMIXの打てるところを用意してあるけれど、そうでない人にもきちんと聴かせどころがあり、サビのメロディーは印象的になっている。そういった意味で、実は幅広い世代にアピールするものになっているように思えた。さらに、時にメンバーの言葉のように聞こえ、時には観客の心情とシンクロして響く歌詞の秋元マジックが、これまでにも増して猛威(笑)を振るっている。おそらくは少なからぬ人たちの中で「最初は違和感あったけど、後になってみたら好きな曲」のような位置づけになっていくのではないか。
メンバーの立ち位置やユニットの振り分けについては、いずれ別に書きたいと思っているけれど、ざっくりしたところで言うなら
・日替わり(だよね、たぶん)とは言え前座ガールにソロってどんだけ優遇なのよ
・ユニットの何曲かを除けば、柱外でもどうしようもなく退屈ってことはない
・でも何曲も続けて決まった側の柱外ばっかりにいるメンバーもいるのはやや難点
・ユニットはまゆゆ曲を除けばセンター偏重というほどでもない。
・すみれはまさにこの曲向きだが、センター偏重なのがちょっともったいない
・ユニットの組み合わせはよく考えられていて、歌要員メンバーの存在感がある
・きたりえは良いポジションで本人も頑張っているのに、なんかパッとしない
・なっちゃんは大幅にポジションを下げられた形。これについては後述
…といったところか。
で、なっちゃんのポジションが下がった件について。従来のチームBでは、経験の差やステージにかける意気込みが歴然としていて、順当にあれくらいのポジションだったと思うのだが、今回は各チームや研究生(これまで)から華のある子を取り揃えた結果、脇に追いやられてしまったということか。1期生だからとか、チーム移籍経験者だからといったことでのブーストアップはしない、ということの顕著な表れといえるだろう。ただ、それにしても、ちょっと下げられ過ぎかなぁという気がする。なんか端っこなのに妙に目を引く子がいるなーと思うと、それがなっちゃんでびっくりする、みたいな場面が結構あった。まぁ、末っ子末っ子と言われ続けたチームBが、ついにAXで1位を取るまでに至った逆転のストーリーも、チームBという物語のDNAであるのだから、なっちゃんが今度はチームBの中で、端っこからの逆転劇を演じてくれることを期待したい。もう無理に「中間管理職」である必要はないのだから、その分だけさらに自分自身を磨き高めるのに振り向けられるだろう。ただし、甘えんぼポジションで楽になっちゃうと、端っこに安住してみんなの後をついていくだけの人になってしまうので、気をつけて欲しいところ。
あと、新チームB全体の話に戻って、イヤなことを一つ書いておかなければならない。名指しはしたくないが、数人について、体型ないし体重にかなり問題があると感じた。私の本音としては、女の子は多少ふっくらとしているくらいの方が好きなのだが、そういう個人の趣味を脇に置いて言えば、今の世の中の現実的なニーズとしては、やはりウエストラインにはそれなりのくびれが必要だし、お腹がぽっこり出てしまっているようではグラビア仕事の可能性が大幅に下がることは否めない。これがもし、アイドル経験1年未満の中学生といった人であれば、そもそも成長期で体型が一定しない時期でもあるから、まあしょうがないな、という話になるけれども、AKB48に何年も在籍している17、8歳(またはそれ以上)の人たちがそういう状態でいるのは、単に自覚がないだけと言われても仕方がない。今やトップアイドルとして引っ張りだこのAKB48なのだから、いつ水着の仕事が来ても大丈夫です、という状態をキープしていた方が良いと思う。もし「どうせ私にはグラビアの仕事なんか来ないし」と思っているとしたら、そういう考え方こそが自分自身の可能性を狭めているのだと肝に銘じて欲しい。