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AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

8期研究生公演の第一印象

2009-06-25 23:09:55 | Weblog
 いつも数枚しか買わない私が、15枚買って臨んだ。我ながら必死(笑)。G ロッソに向かった友人の分22枚と合わせて37枚。さすがに当たって、見ることができた。当たり券が格安でやり取りされていたらしく、「こんなんだったら当たり券買った方が良かったかも」って気がしたけど、まぁ仕方がない。とにかくファンとして一生懸命頑張って 8 期生の門出を見たかったということで。その割には抽選で干されまくるし、私の見ているそばには曲中と言わず MC 中と言わずずっとべらべらしゃべりまくっている馬鹿がいて、見ている環境としてはイマイチだったんだが、まぁそれも運が悪かったということで。

 ステージの感想としては、うーん、すごく緊張しているのも分かるんだけど、フレッシュ感があんまりないなぁ。上手くもないし、間違いも多いんだが、それは最初なんでしょうがない。だけど、しな作って媚びた視線を飛ばすより前に、ちゃんとフリを間違えないでやれるようになって欲しいなぁ。

 印象に残ったのは三木にこるさんと、西川ナナミさん(ナナミのところの字は分からない)。いずれもちょっとハーフっぽい顔立ち。三木さんは名前からしてそうなのかな、という気もするけれど。目力があり、ステージの上の人としての腹が据わっている。三木さんは目立つ間違いもなかったような気がする。この 2 人に次ぐくらいで石部アヤ ( アヤのところの字がわからない ) さん。SKE の前川愛佳さんにちょっと似た印象の童顔高身長。

 一方、ポジション的にはトップクラスと思われる子 ( 名前も把握できているけれど、さすがに初日なのであえて書かないでおく ) が、私の好みとしてはダメだなぁ。リラックスし過ぎというか、客席の怖さが分かっていないというか。7 期の前田亜美さんがあまりにも無警戒というか無防備だったのとも違って、なんとなく客席をなめているような感じに見える。

 ま、とりあえず今日のところはこれで。

とりあえずシアターGロッソ公演の感想

2009-06-22 02:58:56 | Weblog
 シアター G ロッソでの「夢を死なせるわけにいかない」公演、私はまだ 3 回しか見ていないのだが、その範囲で思ったことを。いつものようにお断りだが、3 回のそれぞれで出演メンバーも違っていたし、当然 3 回では練度も違っているだろうし、私が見た位置も一番後ろから、真ん中から、かなり前の方からと異なっているので、いろいろな条件の違いはある。つまり、まったく「公平」でもなければ「客観的」でもない。私はあくまでも一ファンであり、「たまたま」私が見た範囲で私が感じた個人的な思いを主観的に述べているに過ぎない。なので、見方の違いはあって当然だし、穏当な範囲でのコメントは歓迎するが、だからと言って「俺の好きな○○ちゃんのことをもっとほめろ」とか言われても相手にしないので念のため。

 G ロッソの第一印象は、舞台が無味乾燥。音響も、ハコとしては響きそうな気がするのに、あんまり腹に響くという感じでもない。舞台の両端に段差があったり、両袖のハケるところが狭かったりしてやりにくそうに見えるのだが、出演しているメンバー/研究生は、この点では良くやっていると思う。舞台の照明設備がわりと単純なものしかない、ような気がする。AKB48 シアターが凝り過ぎているだけという気もするが。で、その照明設備の範囲では、それなりにうまく「夢を死なせるわけにいかない」公演らしさを出しているとは思うのだけれど、客席方向を照らす頻度が高いので、かなりまぶしい。

 メンバーについては、あくまでも「私が見た」3 回の中で、たまたま「私の」目についた人ということでお許しを願いたいが、大島優子さんが抜群に良かった。このブログを長年読んでいただいている人ならお分かりの通り、私は大島優子さんについて、いつもことのほか辛口で、いやもう、本当はこのエントリも悔しくて書きたくなかったくらい(笑)なんだけれども、しかし、好き嫌いと出来の良し悪しは別なんである。特にその時は、私は当日券の最後でぎりぎりに飛び込んで、最後列から見ていたのだけれど、それだけ離れていたからなおさら、大島優子さんが際立って見えたのだ。最後列で見てなお、パフォーマンスに「力」を感じられたのは、大島優子さんだけだった。辛うじて次点で高橋みなみさん。こういう場合、個人的な感情としては、えこひいきしてでも高みなを褒め称えたいところなんだが(^_^;)、自分の感じたことに嘘をついたらこのブログの存在価値はないので、ありのままを言う。少なくともその日、私の眼には、大島優子だけが別格に見えた。

 それとは別の回で、かつてのひまわり組公演の時から大きく力を伸ばしたことを実感したのが、倉持明日香さん。以前は愛らしい顔立ちながらもちょっと線の細い感じが否めなかったし、例えば「記憶のジレンマ」などは、4 人の中では一応センターと言えるポジションであっても、主役になり切れない印象があった。特にこの曲では、野呂佳代さんの存在感が圧倒的だったこともあるが。しかし今では、もはや明日香が完全に主役の地位を確立している。さすがに野呂さんや増田有華さんのソロパートでの存在感は大きく、またポジションは変わったけれど相変わらずこの曲を下支えしている松原夏海さんの堅実な仕事ぶりなどもあるので、「これはもう明日香の曲でしょ」と言えるところまでは至っていないが、しかし、もしかしたら G ロッソ公演を重ねることで、その域まで行ってしまうんじゃないかと思ってしまえるくらい良かった。むしろそこまで行ってほしいと思う。

 近野莉菜さんは、かつてアンダーでちょっと出ていた時とはポジションが変わり、たぶんかつての前田敦子さん/成田梨紗さんポジション。まあ前田さんは今回も同じポジションなわけだが。センターを占めることが多いポジションで、近野さんが張り切っているのが感じられるし、動きも表情もかなり良い。これをチャンスと考えて、ますます実力を伸ばして欲しい。また、個人的に敢闘賞をあげたいなと思ったのは田名部生来さん。劇場公演でも頑張っているのだけれど、キレの良さや動きの大きさ、手足の長さなどが大きい空間で生きている気がする。あと、やっぱりヒーローショーの聖地だけに、アクション女優志望のたなみんとしては気合が入っているのかな(^_^)。

 研究生の中では菊地あやかさんがダントツ。いやきくぢをほかの研究生と比べるのもどうなのよ、ってのはあるとしても、各チームのメンバーと比べても遜色ない、どころか、むしろきくぢの方がいいパフォーマンスをしていると感じたほど。また、石田晴香さんがかなり良いなと思った。かつての石田さんは、大きく、強く踊ろうとするとやや雑になりやすいように見えていたのだけれど、G ロッソで見た印象では、ていねいさもそれなりにありつつ、大きさも出せるようになって来たのかなと感じた。同様の点で気になったのは鈴木まりやさん。大きいハコに負けず、というか、劇場よりもが大きいハコの方がかえって映える印象で、パフォーマンスはかなり良く、メンバーを食っているほど。ただ、大きさを出そうとして、細部が少し雑になっている気がした。

 「お見送り」は毎回、どこに行こうか迷うんだよねぇ(^_^;)。高みなが出ていた時は出演メンバー全員が横に並んでいる両脇を出て行くというビミョーなやり方だったし、なっちゃんが出ている G ロッソは行ったことないし。すみれの出ている時もないなぁ。明日香きれいだよとか香菜かわいいよとか言いに行きたい気もしつつ、どっちに行こうか迷った挙句、結局はどっちでもなく見知ったメンバーに挨拶しに行っておこうとか(笑)。まあどうせ「お疲れさま」とか「今日は良かったよ」みたいな一声かける程度で、会話はできないし。この前、あるメンバーにそういった類の一声をかけたら、それに対して何か言ってくれたみたいなんだけど、通り過ぎる時だったので残念ながら聞こえなかった(^_^;)。そうかと思ったら別のメンバーは、ちょうど私が通り過ぎる時には、何人か前にいたその人推しの有名ヲタ氏の後ろ姿をていねいに(笑)見送っていて、声かけたら驚いたように振り返ったり。まあ私は別に良いんだけど、ただ一般論としては、特定ファンに反応し過ぎるのもほどほどにしないと、ほかのファンが減ると思うけどなぁ。

液晶ディスプレイのモニター応募用エントリ

2009-06-16 02:54:24 | Weblog
 このエントリは、gooブロガーを対象にした、三菱の「超」解像液晶ディスプレイ「RDT231WM-S(BK)」のモニターキャンペーン応募用のエントリ。ということで、AKB48 とは何の関係もないので、興味のない人はスルー推奨。

 応募条件として、今まで使ったことのある(または今お使いの)ディスプレイを書いてトラックバックしろということなんだが、私のディスプレイ履歴はかなり偏っているんだよな(笑)。メインマシンで使っていた分について書くと

・三菱 RD17G ( 2002 年 6 月頃まで )
・三菱 RD17GXII Clear ( 2002 年 4 月頃に中古で入手、2006 年 3 月まで )
・BUFFALO FTD-G722AS2 ( 2006 年 3 月~現在 )

という状態。もちろんこれ以前にもいろんなのを使っていたし、またこれと並行してサブマシンではいろんなのを使っていたりしたんだけれども。

 円筒曲面の CRT が好きで、特に RD17G の系譜が気に入っていたから、世の中がすっかり液晶になっても相当引っ張って使っていた。昔の液晶は、色がまともに出なかったし、画角も ( 特に 上下方向が ) 狭かったので、あんまり使いたくなかったというのもあった。液晶が十分に枯れて、かつ、値段も安くなったのでやっと CRT をあきらめて、17 型 SXVGA ( 1280 × 1024 画素 ) の液晶ディスプレイを買った。でも、今のも気がつくともう 3 年以上使っているんだなぁ。

 抽選らしいんでアピールしても無駄なんだろうが、以下は書きたいんで書いておく。特にテレビ方面で盛んなんだが、去年あたりから超解像技術ってのが流行っていて、興味はあるものの、なかなか実機を使い込む機会がない。わざわざ買ってまで試してみるつもりはないが、くれるんだったらもらって使ってみたいぞ、ということで、応募してみることにした次第。私の性格上、当たったからって持ち上げまくるようなことは「絶対に」なく、気に入らないところがあったらズバズバ書くので、担当者が良心的なら私に当ててみると良いよ ( と挑発してみたり )。

 ちなみに「超解像」技術というのは、低解像度の画像を高解像度のディスプレイに拡大表示する時に、単純に拡大するとボヤケてしまうところ、ボヤケを抑えるような特別な処理を加えて表示する、といったようなもの。端的に言えば高周波成分を抽出して余計に足し込んでいるってことなんだが、単純に2次微分型のフィルタみたいなもんで抽出した高周波成分を足すだけでは、ただの鮮鋭化処理と違わないし、ノイジーな ( 雑音の多い ) 感じになりやすいんで、そこんとこ、なんか一工夫してますよ、っていうものだ。

 だけど、超解像の詳しいアルゴリズムは各社の企業秘密みたいなものらしく、どこもはっきり言わない。あと、「超解像」の中にフレーム間補正を含むのか含まないのか、ってのもメーカーによって違うみたいだが、やっぱり詳しいことは良く分からない。まあ PC 用ディスプレイだとフレーム間補正はないかも知れんが。応募ページには「7 月に開発者との座談会も予定しております。是非ご参加ください。」なんて記述もあるので、万一当たった折には、その辺の話を突っ込んでみたいなと。てか、普通の当選者だけだとツッコミが浅くて困るだろうから、私には抽選の 5 名とは別にモニターを依頼して来ると良いぞ。モニター機くれるだけじゃ安過ぎるけどな。

 って、どこまで偉そうなんだ(笑) > 俺。

今はただ埋み火のごとく

2009-06-15 03:15:22 | Weblog
 すっかりブログを放置してしまった。毎度のことだろう、と突っ込まれると返す言葉がないのだが、実は転職準備でバタバタしているのでお許し願いたい。ということで、とりあえず私の近況を。AKB48 とは関係のない話なので、興味のない人はこのエントリはスルーしていただきたく。

 今の職場は契約解除まで数箇月の余裕を持って通告してくれたのだが、そのことを知人に話した途端に声がかかり、こんな社会情勢の中でありがたいことに、10日ほどであっさり次の職場が決まってしまった。しかも、待遇は今の会社より少しばかり良くなるということで、それならばと繰り上げ退社して転職してしまうことにした。問題は定時が30分遅くなることで、劇場に抽選対象内で着けなくなってしまうんだが、まあ今の職場もいろいろ無理しないと定時ぴったりには抜けられなかったわけで、平日は行けるとしても開演ぎりぎりというのが普通だったから、まあ大して違わないだろう、うん。というか、転職先も仕事帰りにちょっと寄り道すれば秋葉原に行ける場所にある、ってことの方を喜ぶべきなのかも知れないが。

 まあそんなわけで、今の会社では各部署で何人かずつの退社予定が相次いで公表されて、何だかんだとバタバタしているのである。対象者は落ち着かないし、周囲も気まずい雰囲気が漂う。私の場合は幸いにも次の仕事が決まっていることもあり、部署での送別会予定とは別に、あちこちから数人単位の飲み会の誘いが続く。送別会というよりも、社内情勢の情報交換会という感じだが。しかし私の方の都合で、日によっては劇場公演を見た後の時間に設定してもらったりしているありさまで、しかもその飲み会の冒頭に「ちょっとごめん、15分だけ」とか言いながらノートパソコン持ち出して、劇場公演の短報をモバイルで友人に送信することもあったり。そんなわけで家に帰るのはたいてい終電で、家に帰り着くともうブログを書く気力がないという状態だったのだ。で、予め言い訳をしておくと、今月後半はほとんど連日そんな状態になるので、たぶん引き続きあまりブログは書けない見込み。

 Gロッソ公演まで始まってしまって、見るべきものはたくさんあるというのに、日々の仕事は淡々とやらねばならず、合間に職探し ( ってほど探さないで決まっちゃったけど ) やら転職準備やらで、あわただしいことこの上ない。しかしまあ、暇でやることないよりは良いんだろう、きっと。これまでの仕事は、若い頃から夢を持ってやって来た仕事に近かったので楽しかったのだが、次の仕事では、はっきりとその世界から離れることになる。そのことにいささかの感傷がないと言えば嘘になるのだけれど、夢破れて心身ともにぼろぼろになりながら、今もこうして何とか生き延びていられるのだから、今さら夢がどうとかいう身の上でもない。それでも、もし私に今でもまだ信じる力が残っているなら、それはもう仕事を通じてなどという甘いことを言っている場合ではなく、きちんと自らの評価を求めて出て行くしかないんだろう。それだけの覚悟と強さがまだ自分の中にあるのか、と自らに問うてみても、今は是と言えない。平々凡々と口を糊して行ければ良いと、むしろ進んでそう思う部分がある。埋み火、などという言葉を思い出しながら、いつか気がつくとただの冷め切った白い灰になっているのかも知れないなと思う今日この頃である。

さすがにそろそろ

2009-06-10 02:05:36 | Weblog
 これだけ故障での卒業が続いたら、さすがにそろそろ 1 日 3 回公演はやめた方が良いんじゃないだろうか。いくらファンが「見たい」と言っても、それでアイドルを目指す女の子たちが次々と壊れていくのでは、本末転倒だ。

 ロッソがある時は、劇場は 1 日 2 回で良いだろうし、ロッソがない時に、もし公演自体は 1 日 3 回やるにしても、たとえば同じポジションを「昼・おやつ」の人と「夜だけ」の人で分け合うといった工夫をして欲しい。

劇場公演は淡々と続く

2009-06-05 02:25:15 | Weblog
 6/4(木)、念のために G ロッソ初日のチケットはちゃんと買ってあったのだが、やっぱり私は劇場を選んだ。ということでロッソに空席を一つ作ってしまった。申し訳ない。

 チーム B 公演ではあるが、休演 6 名。A から佐藤亜美菜さん、K から近野莉菜さん、研究生の岩佐美咲さん、内田眞由美さん、大家志津香さん、前田亜美さんが出演。ユニットは口移しのチョコレートに仲谷明香さん(らぶたんポジ)、小原春香さん(なっちゃんポジ)、天国野郎のシンディポジに柏木由紀さん、など。

 M01「アイドルの夜明け」では岩佐さんがらぶたんポジ、たなみんは本来の踊り子でなくスネアドラム(はるごんポジ?)。

 M07「片思いの対角線」のバックダンサーが上遠野瑞穂さん(黄色)、佐藤すみれさん(赤)、鈴木紫帆里さん(赤)、松井咲子さん(橙)、鈴木まりやさん(橙)、前田亜美さん(黄緑)となかなか豪華。でもすみれはパワーセーブモード。体調悪いんだとしたら心配だけど、あえてセーブしてるような気がする。私の個人的な気持ちとしては、すみれかわいいのに推せない理由がこれ。

 M08「天国野郎」の衣装は柏木由紀さんメイド、小原春香さん巫女、中塚智実さん学生服、仲谷明香さん黄色ツナギ。バックダンサーは5人で岩佐さんがセーラー服、内田さんホスト、大家さんがセーラー服に黒ブチ眼鏡、佐藤(亜)さんナース服 + カーディガン、前田(亜)さんシスター。

 M10じゃんけんは田名部さん優勝、前田(亜)さん次点。

 全体に、いつも通り公演をやっていたという感じ。それなりに意欲は感じたけれど、だからと言って肩に力が入っている風でもなく、ごく普通に楽しかった。ロッソのことを誰も口にしなかったのは、劇場組の意地だったのかも知れない。しかし、ロッソの初日でなく、「あえて」劇場の「日常的な」公演を選んで来ている客に向けて、一言二言あっても悪くはなかったような気がする。

唐突だが思い出した話・その2

2009-06-04 02:46:06 | Weblog
 石田晴香さんが一時期から「世界一かわいい」と自称しなくなった。確か劇場公演の MC で、親御さんから止められた、というようなことを言っていた記憶がある。一般のお子さんについてだったら、確かにそんなことは言わないでおく方が良いかも知れないし、また親御さんの教育方針に他人が口を出すもんでもないだろう。しかしながら、劇場で「アイドル ( の卵 ) として」存在しているはるきゃんについて、となると、話が違って来る。劇場でのはるきゃんを見ているファンの一人としては、もし親御さんが本当にそう言ったのなら、それは間違いだと思う、と異を唱えさせてもらいたい。

 現実世界では、たとえどんなにかわいくとも、「世界一」を自称するというのはイタく感じられることだろう。しかし、芸能界、または少なくともアイドルの世界で生きていくからには、多少の勘違いと思い上がりを含めて、本人にそのくらいの「根拠のない自信」があった方が良い。もちろん根拠のない自信だけではタレントとして長く生き続けていくことはできないだろうから、ちゃんと「根拠のある自信」も身につけてもらいたいと思うし、実際、そのために日々劇場公演を重ね、あるいはそのためのレッスンを続けていることと思う。だが一方で、どんなに訓練しても身につかないのが「根拠のない自信」というやつで、さらに難しいことには、これがアイドルとしての「華」とか「オーラ」とかいったものの下支えをしている場合が多いのだ。

 蝶よ花よと育てられ、周り中からかわいいわね、きれいね、美人さんねとかわいがられて育って来た人というのは、そういう自意識を当然のものとしているし、人と向かい合った時にもそういう振る舞いをする。人に見られることに臆することなく、優雅ににっこりと笑顔を返せるのだ。そういう態度を身につけているだけで、タレントとしての「輝き」の第一歩はずいぶん有利になる。ちなみに、オーディション合格後、劇場デビューしてファンがつき始めたとたんに、急速にかわいらしくなっていくのも同様の理由による。

 とは言え、AKB48 という集団に入れば、現実的には否応なしに「自分より、もっとかわいい子がいる」ということを、誰よりも本人が気づかざるを得なくなる。そしてまた、ガッツキたいファンの、口先だけでどんなことでも言うのを無条件に信じ込んで良い訳ではない、ということも学んでいかなければならないだろう。そんな中で、無条件の賞賛をして良い存在がいる。それはほかでもない、その人の親だ。つまり親御さんとしては、もし彼女を今後ともアイドルとして大きく伸ばしてあげたいなら、むしろ積極的に「あなたはかわいい」という賞賛をしてやるべきであり、そう思い込ませて良いのである。

 そしてまた、逆の考え方もある。本人を含めた誰もが、本当に「世界一かわいい」なんて思っていなかったとしても、あえて言い続ければ、それは一つのキャラになり、芸風になっていくということだ。アイドルとして、タレントとしてやって行く場合は、そういうイタさ加減も含めて、ユニークなキャラを確立し、認知されればそれで OK なのだ。

 ということで私としては、石田さんの「世界一かわいい」自称の復活を支持したい。

唐突だが思い出した話・その1

2009-06-03 02:08:54 | Weblog
 かつて私が糾弾した、あるブログ ( その後廃止され、今は跡形もない ) の書き手が誰だったのか、最近になって一つの推測が生まれた。それはまったくの推測で、何の根拠もないのだが、しかしながら推測するくらいだからいくらかの理由はあるわけで、強いて言えばそれは文体の類似とか、行間から窺われるその人の自意識といったようなものだ。

 もちろんそんな根拠のかけらもない妄想で、その人だと決め付けるわけにはいかないので、私自身の中でも一つの仮説として考えているだけに留めているし、ましてやどこの誰をそのように推定しているかといったことをここに書くわけにはいかない。だが、もし私の推測が当たっているとしたら、その人は今も時々このブログを読みに来ているのではないかという気がするので書いてみた次第。

 もしその人だったとしたら、どうしてあの当時、あんな展開になる前に、オフラインで話しかけてくれなかったのだろう、という気がする。あのブログが意図したことについて説明したかっただろうし、私の方は、それを踏まえてなお、あのブログが犯してしまった間違いと、どのように修正すべきであるかについて、オンラインでコメントした以上に親切に解説しただろうに、という気がする。

 ま、すべて勘違いなのかも知れないんだけど。ちなみに「誰々さんのことですか?」てな質問には一切お答えしないし、そもそもコメントを公開しないので念のため。

チームB・チーム研究生合同公演、もしくは米ちゃん祭について、その1

2009-06-02 02:28:25 | Weblog
 6/1(月)のチーム B 公演は休演 7 人ということで、劇場に駆けつけた。朝から猛烈に仕事を早めに回して切り上げて、何とか開演直前の劇場に滑り込む。もちろん今はチーム B と同じ「アイドルの夜明け」公演をチーム研究生もやっているわけで、かつてのひまわり組よろしく、同じポジションの人がアンダーとして入り、混成チームを組めば良いだけだというのは分かっている。などと言うまでもなく、5 月 10 日にも 6 人休演ということがあった、今回はそれよりさらに 1 人多いわけだが、表面的な問題が生じるとしたら、チーム研究生でやっていない「アイドルの夜明け」をどうするのか、という点くらい。その点に興味がなかったとは言わないが、私としては、事実上の「チーム B・チーム研究生」が、どういう雰囲気になるのかというところに、心配半分、興味半分の思いを抱いていたのが正直なところだ。

 まず 1 曲目「アイドルの夜明け」は、ステージ上に 10 人。この日出演のチーム B メンバー 8 人に加えて、内田さん、大家さんが出演。うっちーはもう昇格で良いと思う。5/10 にも同じことを書いたが、あの時より一層強くそう思う。単に「まじめに頑張っているから」とか「よく代役をやってて偉いから」とかではなく、ここ 1 週間かそこらで、うっちーがさらに良くなって、たぶんメンバー昇格に足りなかった最後の「何か」を手に入れたように見えるので。以前はまじめにやっているのは分かるけれど、どこか状況を突き放して見ているというか、客席に心を開いていないというか、頑張りが本人の中だけで自己完結しているような印象を受けた。しかし、チーム K 公演でめーたんに「あなたチーム K 好きでしょ?」と言われて涙ぐんだあたりから、目つきや顔つきが変わって、ステージ上の人としての輝きと、客席を惹きつける魅力を増したような気がするのだ ( ということは、目覚めさせためーたんがすごいのか!) 。あの水準まで達してもメンバーに昇格できないというのでは、本人もさることながら、それ以上にファンが納得できないのではないか。これまで、あの水準以下の段階でメンバーに上がった人は何人もいたように思うし。

 じゃあ、大家さんはどうなのか、というと、まだ苦戦が続いている印象は否めない。いろいろ工夫して、努力して、ものすごく悩んでいるのは良く分かるのだけれど、その必死さが表に出過ぎてしまって、見ている側としてはちょっとつらい。水面を優雅に移動する水鳥が、水面下ではものすごい勢いで足で水をかいている、という例え話ではないけれど、ステージの上で表現する人というのは、自分のつらさや苦しさを内に飲み込んで、それを輝くような笑顔に変えて外に放つようにしなければならないものなのだ。若くして単身上京して来ている大家さんには、とても厳しい要求だと思うけれど、それができるだけの強さはある人だと思う ( 里菜てぃんが今でもいれば、話し相手になってもらえたところなんだろうけどね…)。そしてもう一つ、しづの底抜けに明るくて、回転が速く、ユーモラスなキャラクターは、AKB48 全体にとって「絶対に必要な」存在だから、どうか自分から心折れることのないように頑張り続けてほしい。

 さて話を戻すが、とにかく 10 人である。うっちーとしづが出演してくれたおかげで、16 人公演の全体曲での史上最少人数記録は更新されず、タイ記録で済んだ。まあこの日も、さすがに 10 人だと隙間が目立つものの、この曲だけが 10 人で、次の曲からは 15 人いるわけで、1 曲目も特に悲壮感はなかったけれども。

 ユニット曲は、チーム B メンバーが良い意味での意地を見せたと思う。ユニット曲の欠員は、ほとんどチーム B メンバーの中から代役を務めたのだ。いかに休みが多くとも、名目が「チーム B 公演」である以上は、可能な限りチーム B の中でやり繰りしようという姿勢は正しいと思う。しかし、別に意固地になっているというわけではない証拠に、「天国野郎」の小原さんポジションは、研究生の上遠野さんが代役だった。ちなみにこの日の上遠野さんは、パフォーマンスや表情は決して悪くなかったんだが、なーんかいつもと違って見えた。いつもよりかわいらしさが足りないというか、まぶたが重い感じというか。メイクの雰囲気が違ったのかなぁ。単に私の勘違いという可能性が一番大きいけれど(^_^;)。

 また話を戻して、ユニット曲では、なんと米沢さんが自分の本来の曲である「片思いの対角線」以外に、2 曲で代役。それも代役の 2 曲は両方ともセンターポジションである。もはや米ちゃん祭である。さすがに米沢さんだけあって、歌は安定しているし、フリも間違いはなく、堂々とした立ち居振る舞い。いやもう、米ちゃん本当にすばらしい。ただ、あえて苦言を呈しておくと、米ちゃんのやる気と意気込みと喜びが表情に滲み出していて、いやそれどころかもう、全身の至るところからあふれ出すほどに漲ってしまっていて、通常それ自体は悪いことではないんだけれど、ただそれにしても「残念少女」や「愛しきナターシャ」を演じている表情にはなっていなかったのが、ちょっと惜しかった。「残念少女」の台詞部分だけは演じようとしていたけれど、そこも含めて地の部分を抑え切れていなかったかな。今後も代役の機会はあることと思うので、その時には自分の素の感情は内に秘めて、歌詞の世界を演じ切ることに集中して欲しい。いろんなことが器用にこなせる割に、なかなかチャンスに恵まれず、それでも腐らずにスマイルを貫いて来た米ちゃんならばこそ、それだけ高い水準の要求にもきっちり結果を出せるだけの力と覚悟があるものと期待したい。

 さて、ほかにもまだ語りたいことは続くのだが、申し訳ないことに今夜はタイムリミットである。とりあえずここまで。続きは…いつとは言えないが、できるだけ早いうちに書きたいと思っている。思っているだけで、なかなか書けなかったりもするんだけれど。