AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

その後の劇場と私

2007-10-31 05:16:00 | Weblog
 前のエントリで 10/27(土)の昼公演の話まで書いたが、「桜の花びらたち」で花びら ( のようなもの ) が舞う効果が復活していたのを書き忘れた。A-1st からのいろいろが重なって、涙が浮かびかける。どうも昔のことばかり思い出してしまうのは悪い癖だ。やっぱりあの曲は、あの花びらの効果があるとないとでは大違いだなあ。楽曲だけでもなく、歌っているメンバーだけでもなく、劇場という空間、そこでのさまざまな演出があってこそ、楽曲を通じて得られる感動はより大きくなるのだなあと、改めて実感する。

 で、10/27(土)は前のエントリを上げた後、夜公演を見に向かったわけだが、これがまたいろいろあった。詳しくはあちこちのレポート系サイトを見ていただくとして、簡単に言うと、
1. 開場が多少遅れていると思ったら、抽選待ちで並んでいる客のところに「なちのん」が出て来てトラメガ ( 手持ちの拡声器 ) で M-1 の 1 回戦突破・2 回戦進出、を報告したのに始まり、
2. 公演では本来のセットリストが終わった後、特別に追加で「青春ガールズ」公演の冒頭 3 曲を歌う
…ということがあったのだ。「なちのん」の報告は、遠くだったのであまり良く見えなかったが、2 回戦進出は喜ばしい。また、追加 3 曲はかなりうれしかった。

 なお、追加 1 曲めで、あるメンバーの衣装の前あわせがはだけてしまうというトラブルもあったが、追加 2 曲目の冒頭で自然にハケて、自分の歌パートに間に合うように戻って来ていた。立派。私も客席から、前が開いていることを教えようと試みたのだが、座りの後ろの方から、わけの分からん身振り手振りで伝えようとしても、踊っている側に伝わるわけもなかった(^_^;)。ただ、その後、ご本人が気づいたのに、曲の切れ目まであえて待った、ようにも見えた。そうだとしたら、なお立派。

 あと、後で発表されたことと照らし合わせると、米沢瑠美さんはどうやらこの公演中に足を傷めたのではないかと推測されるのだが、「リオの革命」の冒頭までは出ていたが、途中の、赤襟組が下手、青襟組が上手に揃うあたりでは、もういなかった。「だけど…」は出て来ていたと思うが、「桜の花びらたち」はどうだったかなあ。アンコール 3 曲、追加 3 曲はいずれもいなかったように記憶している ( 記憶違いだったら失礼 )。追加 3 曲が終わって、最後の手つなぎ挨拶には出て来ていた。ともあれ、お大事に。

 その後も劇場では、生誕祭や、新たな研究生が代役で劇場デビューなどなど、毎日がサプライズ状態のようだが、あいにく私は行けずにいる。特に、米沢さんが休演と告知されていた 10/29(月) は、まあ「何かありそう」なことが容易に想像されるわけで、できれば見届けに行きたかったのだが、そんな時に限って仕事が遅くまである日だったので、断念。いわゆる「サプライズ厨」ではないつもりなのだが、やはり AKB48 という物語の節目節目は見届けたいというのも事実で、難しいところ。ちなみに私は、もう少しすると、時間拘束のある仕事に一区切りをつけるつもりなのだが、そうなってもさすがに毎日は行けないなあ(^_^;)。週末中心に、無理なく見続けていくつもり。

劇場では日々、何かが起こり続けている

2007-10-27 17:27:33 | Weblog
 10/24(水)の、高橋みなみさんによる「アイドルなんて呼ばないで」代役を見に行けなかったので、もう 1 度やると思われる 10/26(金)は、何としても公演を見ようと思っていた。ところが、こんな日に限って仕事が延び、遅刻確実。と言うよりも「アイドルなんて…」にすら、間に合うかどうかも微妙な時間。とりあえず秋葉原に急ぎつつ、もし「アイドルなんて…」に間に合わなければ、劇場に入らずに帰ってしまおうと思っていた。

 私が 8 階に着いた時、もう自己紹介が始まっていたが、とりあえず次の曲には間に合ったことに。劇場の中に入ると、なるほど、高みなの自己紹介の順番が違う。そしていよいよ、待望の曲へ。2 度目ということもあってか、高橋さんも自然な笑顔で演じていたと思う。適性ということで言えば、本来ああいう曲と高橋さんが 100% 合うとは思わないのだが、しかし、実際に歌い踊っているところを見ると、ちゃんと高みなの魅力と曲の雰囲気が融和し、あるいは倍化しあっているのを実感する。さすが、という一言に尽きる。

 しかし、まさかそれで、増山加弥乃さんの卒業発表に立ち会ってしまうとは思いも寄らなかった。正直、まったくの予想外だったのだ。横一列の挨拶の時に「ちょっと待って!」(たせったと思うが)と声をかけ、手を挙げてセンターに出て来た時も、「やってみたかったの」というご本人の言葉もあり、ドラマの宣伝でもするのかなと思ったくらいだったのだ。あるいはせいぜい、ドラマ撮影のためにお休みが続きますとか。卒業そのものについて思うことはあるが、それはエントリを改めて別に述べたい。まあとにかく、突然のことで本当に驚いた。しかし悲しくはなく「おめでとう」と言ってあげたい気分だった。

 その後、私は AKB48 とは関係のない方面から急に呼ばれて、末広町で飲み。「ここにいるのに秋葉原の若い人たちの文化は全然知らない」とおっしゃる外神田ネイティブな人に神田祭の話をうかがったり、「そんなに秋葉原に来ているんだったらもっと顔出しなよ」などと叱られたりしつつ、うっかり深酒して深夜帰宅。風呂に入る気力もなく、翌日の代役予想エントリを書く間もなく、倒れるように爆睡。

 そんなわけで今日、10/27(土)はやや朝寝坊。飯を 2 膳食べ、食休みして、風呂に入ってから家を出たので、また遅刻確実。いつもなら私は、あまり無理はしないで、遅刻するくらいなら見ないという選択をするところなのだが、平嶋夏海さんが学校行事で昼公演だけお休みということもあり、誰か代役が入るのか、入らないとしたら誰がどう平嶋さんパートのカバーをするのかなど、やはり見届けておきたいという思いで、劇場に向かう。

 後出しじゃんけんになってしまうが、私はたった 1 回のお休みなので、あえて代役は出さないのではないかと思っていた。しかし、そういう「まともな」予想とは別に、妄想ブログとしては「今回こそ『ガラスの I LOVE YOU』にシンディを出すしかない!」的なネタをブチ上げるつもりはあったわけだが ( シンディばっかりネタにするのはどーなのよ、というご批判は甘んじて受ける )、前述の通りの状況で書けずじまいだった。

 8 階に着いたのは「涙の湘南」の終わり頃。劇場に入ると「会いたかった」が始まっていた。ほどなくして「ガラスの I LOVE YOU」に。えーと、あれは…成瀬理沙さんだ! というわけで、連日のびっくり。しかも、「桜の花びらたち」と「スカート、ひらり」にも、なっちゃんポジションで代役に入る。ということはつまり、スカひらの赤衣装で、「指差し」のフリをしたのである。この代役についての感想は、後でまた改めて書くかも知れないが ( 書かないかも知れないが )、やはり驚いたというのが第一。そして、ひまわり組の中であれだけステージ出演を重ねて来ただけあって、チーム B メンバーと比べても見劣りしない…どころか、ともすると互角以上ではないかという気さえした。

 そんなわけで、劇場では日々、いろいろなことが起き続けている。やっぱり可能な限りは劇場に見に来たいなあ、と改めて思ったのだった。

トップランナーの孤独・その2

2007-10-26 02:33:52 | Weblog
 どういう経緯であれ、人より先を走ることになった人に対しては、当然のこととして、さまざまな義務、ないし責任がついて回ることになる。何に対して、とか、誰に命じられて、というものではない。強いて言えば、神さまに対して、になるのだろうけれども、宗教観は人によってもさまざまであろうから、あまり適切な表現ではないかも知れない。ノブレス・オブリージュ、という言葉が(これもキリスト教的宗教観を背景とした言葉ではあるが)、最も近いのかも知れない。

 ここでノブレス・オブリージュとは何であるか、ということについて語り始めると、あまりにも話がそれてしまうので略すが、今このブログエントリでの文脈に即した形で言うならば、トップランナーである以上は、他の人の模範となる行動をしなければならないし、他の人を気遣い、他の人のために力を尽くさなければならない、ということなのである。AKB48 的な言い方をすれば、「推されメン」ほど他メンバーの手本にならねばならず、メンバーどうしが仲良くできるように心を配るべきだし、そしてトイレ掃除もするべきなのである。あゆ姉が卒業するまでのチーム A は ( 終演後のポラ撮影の数といった事情はあるにせよ ) まるで逆だったようだが、その後どうなったのだろうか。

 しかしこれは、言葉で言うほど簡単ではない。何しろトップランナーには、ただでさえ風当たりが強く、背負うものも大きいのだ。望んでトップランナーになったわけではないし、実のところトップランナーの地位がそんなに居心地が良いわけでもないのに、どうして…という思いは、トップランナーたる人の心を、一度はよぎることだろう。しかし、常識がある人ならば、それをわずかでも口に出したら、それは自身の心の貧しさの発露でしかないと分かっている。だから、トップランナーであることを正面から受容し、感謝を忘れず、謙虚に、ノブレスオブリージュを引き受けることだろう。

 ただ、本人が努力しているうちに、いつしかトップランナーとしての地位にたどり着いていた、という人であれば、実はこうした負荷も担ってゆけるだろう。トップランナーの地位そのものを目指していたわけではなくとも、なるべくしてトップの地位に到達したのだから、それだけの人間的な実力は持っているからだ。しかし、無自覚に、たまたま何かの拍子でトップランナーの地位に飛び出してしまったという人にとっては、ノブレス・オブリージュは、ただ窮屈で面倒な重荷としか思えまい。

 しかしここでも、困ったことが生じる。妬み ( ねたみ ) や羨み ( うらやみ ) といった個人的な感情を「ノブレス・オブリージュを果たせ」という正論にすり替えて攻撃する人が、ほぼ必ず、どこにでもいるからだ。

 また続く。

トップランナーの孤独・その1

2007-10-23 06:48:28 | Weblog
 人より先を行く、というのは、とてもとても大変なことだ。一緒に走って来たはずの人たちが、気がつくともう隣にいない。ことさら人に先んじるつもりもなかったのに、ふと気がつくと、なぜか自分が先頭を走っていることに気づく、ということすらある。けれども、そうなった時にはもう、立ち止まって待つことはできなくて、ひたすら走り続けるしかない状態になっていたりする。その時、自分の視界には、先を行く誰もいないのだ。誰かの後をついて行くこともできない不安を抱え、向かい風は真っ先に受けなければならない。

 先頭は大変だね、と仲間は言ってくれるかも知れない。しかし、その言葉の裏に、程度の違いはあれ、妬み(ねたみ)や僻み(ひがみ)が入り混じってしまうことは少なくない。そういう感情は誰にだって多かれ少なかれあるものなのだから、それは当然であり、仕方のないことだ。ただ、そういう感情を向けられる側は、どうしても少しずつ、心に重荷を負っていくことになる。

 そして、互いの立場に明暗が生じると、親しかったはずの友人とさえ、うまくいかなくなってしまうことがある。実を言えば、友の幸運を祝う側は、むしろ割り切りやすい。しかし先に行く側は、自分に恵まれた幸運を相手の前で喜んで良いものかどうか、どんな顔で相手に向かい合えば良いのか、善意の人であるほど悩み、気まずくなるものだ。話がそれるが、本当はそういう時に、我が世の春を自慢げに語れるくらい神経が図太い人の方が、社会では生きていきやすい、というか、特に厳しい社会では、それくらいでないと生き抜けないような気もするのだが。

 この話、また続く。

チームBがなかなか良い

2007-10-21 17:21:43 | Weblog
 B-2nd が始まって 2 週間、公演回数も 10 回を超え、ステージングはなかなか良くなって来ていると思う。心配なところがないわけではないが、とりあえずメンバーのモチベーションが良い状態に保たれているような気がするので、引き続き頑張って欲しい。

 ただ、やっぱり客席の一部に見られる惨状とか、メンバーが一部の常連客への「レス」に気を取られ過ぎている ( ように「私には」見える ) 点などは、どうしても気になるなあ。ウインクをバチバチ飛ばしている暇があったら、今日は昨日より一段と大きく踊り、明日は今日よりさらに情感を込めて歌うことに気をつけた方が良いと「私は」思うのだけれど。

 もし客席とのアイコンタクトを気にするなら、むしろ「どれだけたくさんの人と視線を合わせられるか」を考えれば良い。自分を一推しにしてくれているわれではない人、初めて来て「推しにする誰か」を探してる人。いろんな人が劇場にいることに気付くだろう。

 あるいはまた、劇場の隅っこの、立ち見の後ろの方から、前の人の頭の間をかいくぐるようにしてステージを見ている人たちと、どれだけ視線を合わせることができるか、ということを考えてみるのも良い。ファンにとっては「こんなところにいる自分を見つけてくれた!」という喜びになるだろう。アイドルというのは、そういう錯覚を、できるだけたくさんの人に提供するのが大事なことなのだ。

 あと、細かいことだが、「嘆きのフィギュア」の前奏や間奏で度々出て来る、上体をやや傾けて、ひじを張って顔の前で手のひらを重ね、開いていくフリのところで、4 人が 4 人とも、手を開くと同時に首が前方に乗り出してしまうのが、どーにも気になる。そこはフィギュアの機械的な動きを表現しているのだから、そういう「人間的」な連動を極力抑制しなければならないはず、なんだけどなあ。

 まあそういった、気になる点はいくつかあるものの、チーム B 全体の雰囲気はなかなか良いように見えるし、公演自体も楽しめる。良心的なファンであろうと思う人には、ぜひとも、彼女たちを、その公演を見続け、関わり続けることで彼女たちの成長に関与してほしいと思う。私自身も、従来よりはチーム B を見る回数を増やしていこうと思う。

とりあえず代役予想など

2007-10-21 09:46:36 | Weblog
 同じポジションを担当している前田さんと成田さんの両方が出ない日がある、というのを、私も少し前から友人と話していたのだが、◎◎みすと。さんのブログで先に書かれてしまった。しかし、よそはよそ、うちはうち、ということで、私としては例によってトンデモな妄想を繰り広げてみることとした。

 ちなみに、その後、10/22 は前田さんが出ることとなったので、現在のところ、前田・成田ポジションが開いているのは 10/24 と 10/26 の 2 回になっている。ただ、当初は 3 回の予定だったのであるから、そういう前提で考える方が妥当だろう。また、いかに 3 回あるとは言え、全曲にわたって代役というのは、ちょっと考えにくいので、ここでは「アイドルなんて呼ばないで」1 曲に絞って考えてみる。

 さて本題。ごく無難な線としては、同曲に小野・奥ポジションで代役に入ったことがある藤江れいなさんといったところか。ちなみに同じ曲のポジション違い代役というのは、過去に A-2nd の「渚の CHERRY」で小野恵令奈さんが務めたことがある。余談だが小野さんは後に日本青年館での 1st コンサートのシャッフルバージョンで「黄色」パートを務め、同じ曲でなんと 3 つのポジションを演じている。話を戻すと、やっぱり今回の本命は藤江さん、ということになるんだろうなあ、と、ここまではまともな予想。

 ここで「ポジション違いを OK とするなら、同曲のオリジナルメンバーの中からでも選べないか」と思ってみたのだが、小野さん河西さん峯岸さん ( 五十音順 ) の 3 人が 22 日と 24 日、奥さん小林さん早野さんの 3 人が 26 日ということで、3 回 ( 当初予定 ) とも同じ人で通すのは難しそうだ。3 回の代役のために 2 人にレッスンするというのは、ちょっとぜいたくな気もするので、この線はなさそうだ。

 じゃあ、この 3 日間とも出演するのは誰なのか、ということに注目してみると、大島麻衣さん、佐藤由加理さん、高橋みなみさん、増田有華さんの 4 人しかいない。このうち、高橋みなみさんは直前の MC を担当しており、また佐藤由加理さんは直後の「僕とジュリエットとジェットコースター」に出るので、いずれも候補から外れる。増田有華さんは長いこと声が本調子でなかったようなので、このタイミングでわざわざ生歌必須の代役に出るとは思いにくい。すると、残るは大島麻衣さんだけとなる。

 しかも、大島さんは「愛しさの defense」と「向日葵」の 7 人のうち、「アイドルなんて呼ばないで」のチアガール隊 ( 通称ポンポン隊 ) 6 人に参加していない唯一の人だったりするのだ。というわけで、私としては、大島麻衣さんを代役の対抗と予想しておくことにする。まあ、外であれだけ仕事をしているまいまいさんに、今さら代役なんかさせなくても良いんじゃないかとか、そもそもそんな追加レッスンをさせている時間があるのかとかいった「まともな」疑問は湧くわけだが、どうせ妄想だから良いのだ(笑)。

 で、ここからは、これまでのいくらかまともな ( フリをした ) 予想をぜーーーんぶチャラにして、妄想を暴走させていくことにする。

 そもそも、AKB48 で代役をやると言ったら、真っ先に名前が挙がる人がいるはずなのだ。それは A-4th で「帰郷」の代役、そして「Faint」の代役に、真っ先に誰が選ばれたかを考えれば自明のことである。しかもその人は、22・24・26 日の 3 回ともステージに出演予定になっている。というわけで、私としては、実は藤江さんを上回る大本命は、高橋みなみさんだと予想しておく。自己紹介の時は、曲が終わったタイミングでするすると前田・成田ポジションに移動して、締めの MC は最後に残っている誰かが代わる ( これまでのパターンだと佐藤由加理さんだろうか ) ということで。

 高みなに「アイドルなんて…」が似合うのか? と思う向きはあるかも知れないが、そういう人に対しては「ガラスの I LOVE YOU」の高みなを思い出せと言っておきたい。やらせればどんな役でもこなしてしまうのが高みなのすごいところなんである。特に「アイドルなんて…」の他メンバーとの年齢的・身長的バランスを考えても、またユニット曲の中でも特に「アイドル性」を強く打ち出した、いわばメインディッシュな曲であるところからしても、ここに高みなを持って来たいというのは、当然考えるはずだ。私としては、この予想が外れたら切腹…などとは言わないが(笑)、まあ公演後に飲むエールを 1 杯減らすくらいの反省の意は示すこととしたい。

 さらにここからは暴走の度合いを高めて言うが、AKB48 には豊富な人材がいるのだし、代役が大きなチャンスであることは皆分かっているのだから、どこから誰を持って来ても不思議ではない。しかし、いくら 1 曲とは言え、さすがに前田・成田ポジションである。やはり本当に「誰でも」というわけにもいくまい。

 ということで、大穴予想になるが、私としては渡辺麻友さんを推しておきたい。渡辺さんにとっても、チーム B のトップグループでありつつ、春のコンサートには出演しなかったわけで、PV 撮影などを除けば、ひまわり組のメンバーとステージ上で競演したことはないはず。たとえ 1 曲の代役でも、ひまわり組と同じステージに立つことは、渡辺さんにとって大きな糧になるはず。もちろん物珍しさや、臨時の代役に肩入れする意図などから、まゆゆコールは一際大きな声になるだろう ( 私だってそういう特別な場面になったら、ふだんはやらないコールに参加するだろうと思う )。だが、渡辺さんがそういう特別なコールに満足しただけで帰ってしまうか、それとも、ひまわり組メンバーの切磋琢磨する厳しさを感じて持ち帰れるかは、ご本人の今後を大きく変えるものになるに違いない。

 いや、さすがにそれはまだ、まゆゆには重荷過ぎるんじゃないか? というのであれば、チーム B の「小さなお姉ちゃま」的な存在である平嶋夏海さんが、チーム B の名誉を担って出て行くのが妥当ではないかという気がする。今や平嶋さんが、かつてチーム A におけるコドモ組の仲間だった峯岸さん、そして AKB48 では後輩にあたるチーム K メンバー ( 小野さん・河西さん、奥さん・小林さん・早野さん ) を従えてセンターに立っても、見劣りしないどころか互角以上にわたりあえるのだということを示す意味では、良い試みのような気がする。アイドルの魅力はスチルでのかわいさがすべてではなく、ステージで「輝く」ことができるかどうかは、本人次第で大きく変えられるのだという意味で、なっちゃんの代役参加は、ひまわり組メンバーにとっても良い刺激になるのではないか。

 さらにその路線でトンデモ予想をするなら、…と書いた時点でもう想像がついた人も多いかも知れないが、やっぱりここはシンディである(笑)。シンディだったら、「アンタその歳でその衣装を着てその歌をしれっと歌うのか!」みたいな満場のツッコミをものともせず、満面の笑顔で、さりとてブリッコというわけでもなく、悪びれず、実に楽しそうに歌い踊ってくれそうな気がするし、その結果、たぶん見る目のある人だったら、曲が終わるまでには「やっぱりシンディってすごいよ」と思ってしまうのではないか。でもって、終演の手つなぎ挨拶をする時に一言コメントで「皆さんお久しぶりです、チーム B も頑張ってますから観に来てくださいね!ひまわり組 2 回分のお値段でチーム B 公演なら 3 回見られます!」って宣伝するとか(笑)。

そろそろ妄想の季節なのだろうか

2007-10-19 01:47:36 | Weblog
 FC のメンバーブログに、頻繁に「レコーディング」の文字を見かける今日この頃。今の時期に、あれだけ多くのメンバーがレコーディングをしているということは、つまり、そういうことなんだろうなあ。

 そうすると、そろそろまた、妄想の季節がやって来ることになる。

 しかしその前に、私がひまわり組というものをどう見たか、どう感じているかということも、全然書いていないままだなあ。もっと言うと、とうとう書かないままになってしまった A-4th の千秋楽というのもあったりしたのだが。

妄想はアサッテの方角に

2007-10-15 22:12:35 | Weblog
 人に投げかけた言葉は己に返って来るもので、シンディについて前のエントリで「保護者キャラに甘んじないで、もっとアピールしてほしい」みたいなエラソーなことを書いておきながら、実は最近このブログもずいぶん小さくまとまっているような気がした。

 このブログの持ち味は誰も想像しないアサッテの方角に向けて、呆れるくらい素っ頓狂な妄想を繰り広げることにあったはずだ、と思い出した。というわけで、また下らない妄想を垂れ流しておく。

 渡辺麻友さんの代役が用意してあったのは分かったとして、今後、もしかすると必要になるかもしれないのは、シンディこと浦野さんの代役である。その前に話がそれるが、シンディは事務所移籍を機に「浦野 CinDy MIHO」を芸名にしてしまってはどうか。尾木プロが許さないかも知れないが(笑)。

 で、話を戻してシンディの代役だが、私としては、できるだけ「臨時の代役はチーム内で」という考えを持っている。だから、チーム B の中で出番の少なさに嘆いている人に、ぜひチャンスをあげて欲しい。というのが第一。

 そういうわけで、「涙の湘南」のシンディポジション代役を狙う意欲のある人は、今のうちからひそかに歌詞とフリを覚えておいて欲しい。いやむしろ、ひそかに、ではなく、わざと楽屋でシンディからフリを習うところを周囲に見せ付けて、本当にそうなった時にスタッフが自然に「ああ、そういえばあの子が練習してたよね」と思ってしまうような状態にしてしまうのも良いかも知れない。まあ決める人が見ているかどうかって問題もあるけど。

 他方、最近は「代役は研究生から」っていう傾向が強いようなので、そちらについても妄想してみた。

 「涙の湘南」においてシンディの代役を務めるということは、つまり「♪もう一度/愛されたい~」の部分を歌うということである。これを誰が歌えるか、ということを前提に代役を探さなければならない。そうすると、歌がそこそこうまくて、最近「ひまわり組」での出番が少ない研究生が思い浮かぶ。

 そう、出口陽さんである。「涙の湘南」衣装の出口さん…うーん、見てみたい(^_^)。出口さんの、歳の割にちょっと古めの歌謡曲が好きらしいところも「涙の湘南」に合いそうな気がする。

 というわけで、誰か止めてくれないと、私の妄想はどんどんアサッテの方角に暴走し続けるのであった(笑)。

[ネタばれ注意] 10/14(日)の代役について

2007-10-14 15:52:00 | Weblog
 タイトルにもある通り、10/14(日)昼公演での代役について書くので、夜公演を見るまで知らずにおきたいという人は読まないようにしていただきたい。加えて、いつも言っていることだが、感想にわたる部分は、あくまでも私の個人的な印象であり妄想ということで。

 さて、10/14(日)のチーム B 公演では、渡辺麻友さんがメディア収録でお休みということで、ユニット曲の代役がどうなるか注目されたのだが、研究生・藤江れいなさんが登場したのであった。藤江さんはひまわり組公演でも小野さん / 奥さんポジションに代役として登場したことがあり、妥当な人選といったところか。

 しかも、ユニット曲だけでなく、全員曲や、さらに中盤 3 曲にも「赤襟」組として、つまりは渡辺さんパートをすべて務め、また MC にも参加したのだった。自己紹介では渡辺さんの代役だということを一言も触れず。まあこれは本人が緊張して言い忘れたのかも知れないが。

 出来はまずまず良かったと思う。少し緊張は見られたものの、堂々としたものだった。フリはやや小さめだったが、ていねいにやっているのは分かったし、ミスもほとんどなかったようだ。歌は声かぶせがほとんどだったのかなという気がしたが、それなりに上手に歌える印象。

 総じて言うと「この事態を想定して、最初から用意してあったのだろうな」と感じた。ひまわりで言うダブルスタンバイ的な体制か。急な代役というおもしろみはあまりなかったけれども、ステージのクオリティを保つためにも、当然の備えと言うべきだろう。

 以下は例によって(笑)、私の妄想大爆発ということで。

 まず、何がおもしろかったと言って、「嘆きのフィギュア」で多田さんが上手に見えたことだった。研究生と比較してそう見えるだけかと思ったら、そういうわけでもなさそうだ。どうやら多田さんの眼の色が違うのである。その後の曲でも、これまでに比べて格段にやる気が見える。あんなに本気の多田さんを初めて見た。その調子で頑張ってもらいたい。

 次に、「会いたかった」の途中で藤江さんの隣になった瞬間、浦野さんがお母さんのように優しく気遣う表情で藤江さんとアイコンタクトをとっていたこと。さすが先輩の貫禄。しかし「リオの革命」や「JESUS」では、ちゃんと体いっぱいを使い切る「MIHO さんらしい」フリで強烈に主張していたので良かったと思う。MC でイタズラを仕掛けたのもおもしろかったし、年上だからと変な遠慮をせずに、いろいろやって欲しいと思う。

 終演後、劇場から出る人の流れの中に、どうやらメンバー ( 研究生含む ) の親御さんらしいご夫婦が見受けられた。誰の親御さんかは分からないし、私にとってはどうでも良いことなのだが、状況から推測すると、そういうことなのかな、という感じ。その人たちがエスカレーターで降りる時に、たまたま私の友人が近くに居合わせたそうだが、ファンがあるメンバーのことをほめるのを聞いて満足げに微笑んでいらしたそうで。「体格はお母さんだけど、顔のパーツはお父さん似かも知れませんね」とは友人の弁。いや本当にその人のご両親なのか分かんないですけどね、という留保の上で。

 話を戻して、タイミング的なことも合わせて考えると、おそらくはレッスン時から一緒にやって来た代役だろうと思うのだが、それでも、いかに代役とは言え、チーム B にとっては後輩の研究生 ( 4 期生 ) にセンターポジションを取られていることは紛れもない事実。チーム B メンバーにとっては、初めて「後輩から追われる」立場を実感した瞬間だったのではないか。良い刺激として、追い抜かれまいと頑張ってほしいとも思う。

明日の代役へ向けての妄想

2007-10-13 16:44:13 | Weblog
明日、チームBの渡辺さんが休みだという。

ということは、代役が必要になるわけだ(ニヤリ)。

フィギュアに研究生を入れ、渚は米ちゃんを前に出して3人構成というあたりが現実的なのだろうが、妄想ブログの予想としてはやや無難過ぎる。

ここでフィギュアにたかみな、渚にえれぴょんというのも、それはそれとしておもしろそうだが、やや堅実過ぎるきらいがある。

そこで私としては、フィギュアになっちゃん、渚にシンディと予想しておきたい。「だけど…」の最はきくぢ独りで。

B-2ndを見て思うこと・その4

2007-10-11 02:49:42 | Weblog
 さらに暴走気味に続ける。何度も言うようだがあくまでも私の個人的妄想なので、「俺はそうは思わん」という人は多かろうと思うが、コメントしてくださる場合は穏当な言葉遣いでお願いしたい。

 で。A-2nd の「あからさまに前田高橋2トップ + 板野中西 + 別系統で小嶋」な配役に比べると、B-2nd では各曲でわずかに出入りがある。しかしそれもわずかであって、基本的には渡辺さん菊地さんを 2 トップに、以下少しずつ差がありつつ多田さん、仲谷さん、平嶋さん、仲川さんと続いて、この流れと別系統で柏木さん ( 序列的には多田さんと並びくらい ) といった「序列」ははっきりしている。人気も実力もある ( まあちょっと KY かも知れないが(笑)) 柏木さんを別系統に押しやらなければならないくらい、「小柄な妹系キャラ」を打ち出す意図が貫かれている、という言い方もできるだろう。

 それが悪い、と言うつもりはない。良いポジションをもらえば張り切る子もいるだろうし、ポジションが人を育てるということもある。少なくとも初日の「私の」印象では、渡辺さんは 1st での印象よりは良かったし、「ガラスの I LOVE YOU」での仲川さんの女の子ぶりも微笑ましかった。

 しかし、何人かについては、やっぱりちょっと割り切れない思いもするし、これで油断してしまわないかと心配にもなる。「私の」目には、1st を通じてぱっとしないように見えた人や、あるいは一時ちょっと良かったけれど、途中からつまらない客席いじりを憶えてしまったように見える人が、かなり「序列」の高い位置にいる。そういう中に、あえて誰とは言わないけれど、客席の手近なところばかり見るクセがついているせいで、肩の上から前方に首が出てしまっていて、体の軸がブレっぱなしの人もいる。意欲が出ているというより客席にがっついているだけのように見えて美しくないと「私は」思う。

 その一方で、「どうしてこの人がこの位置に」という人もいる。なっちゃんは実年齢の若さもあって、辛うじて「序列」上位にいるけれども、浦野さんはやや「干され」気味に見える。ただ、初日を見た限りでは、なーんか浦野さんが保護者キャラに甘んじてしまっているような気もしたのは事実。MC でわずかに「『嘆きのフィギュア』がうらやましい」みたいなことも言っていたけれど、頼れる「お姉ちゃま」でありつつも、本人もチーム内での競争から「降りて」いない姿勢というのを、もっとアピールして欲しい気がした。私などから見れば、十分に若くてかわいいんで(^_^)。

 で、何よりも「これはひでえ」と思ったのは、田名部さんの扱いであった。田名部さんは 8 月くらいから急速に伸びを見せていて、「私の」予想では、2nd ではそれなりに良いポジションが与えられるだろうと思っていた。しかし、あまりにも出番が少ない。確かに歳の割に身長があって大人びて見えるし、ちょっと鼻にかかった特徴的な声も相まって、今回の「小柄な妹系キャラ」路線からは外れている、というのは分かる。しかし、3 期生の中では数少ない「 1st で伸び幅の大きかった」うちの 1 人が、いかに全体の方向性という大義名分があるにせよ、2nd でこういう扱いになってしまうのでは、本人も報われないだろうし、ファンも応援のし甲斐がない。

 幸いなことには、たなみん本人はむしろ逆境をバネに輝く意欲に満ちているように見えた、ことだ。少なくとも私は「渚の CHERRY」で、全員に目を配ろうとしていたのに、ついついたなみんに眼が行ってしまっていた。視線を奪われるだけの魅力を確かに放っていたからだ。全員曲でも同様で、大きく、それでいて指先まで神経の行き届いた丁寧なフリができていたし、歌うときの表情や、「眼からビーム」の出具合(笑)も良かった。

 ちなみに「渚の CHERRY」は、峯岸さんが「バックダンサーのようなポジションからの巻き返し」を果たしたことで知られる曲でもある。ついでに言えば、平嶋さんもその時の「青衣装」組であり、もう 1 人の増山さんは、今テレビドラマで主演していたりもする。つまり、今は「青衣装」でも、そう悲観することはない。そこで腐ってしまったら先はないけれども、常に自分を高める努力を続けていれば、きっとチャンスはめぐって来る。とりあえず、A-2nd の初期にも言ったことだが、「渚の CHERRY」の青衣装 3 人組は、いつどういう事態が起きても良いように、歌詞をばっちり覚えて、しかも生歌でいけます!な状態にしておくと良いと思う。

 この話、もうちょっとだけ続く。あー、こんな時間だ。また明日 ( ってか今日だよな ) 寝不足になってしまう。

B-2ndを見て思うこと・その3

2007-10-10 01:57:45 | Weblog
 その 1 で「また後で」と書きながら、その 2 で全然別の話をしてしまったので、友人から「あれはわざとやってるんですか?(笑)」というツッコミを受けたのだが、そういうわけではない。とりあえず少しずつ、思いついたところから書いてはアップロードしていくように心がけているために、順序が前後しただけなのでご容赦願いたい。延々と長いのを、ちゃんと文脈を作りながら書こうとすると、結構時間がかかってしまい、結局は書きかけのままアップロードしない…ということになってしまうので。

 で、B-2nd について述べるわけだが、しつこいようだがこれは「私の」個人的な感想ないし妄想であって、これが正しいなどと言うつもりは毛頭ないし、また主観の違いはあって当然なので、読み手の感じ方と違うからといって絡まないでいただきたい。

 さて本題。その 1 で述べたように、B-2nd のパート振り分けは、メンバー間の格差が大きい。複数のユニット曲に出て、全員曲でもセンター付近にいる子がいるかと思えば、どう見ても「干され」だろうとしか言いようのない待遇になっている子もいる。比べる対象を A-2nd に置くと、つい「まあ、あれほどではないから、良いんじゃないの」という気分になりがちだが、それは比べる対象が悪いのである(笑)。

 しかし、少なくとも私の目から見る限り、その格差は、B-1st における頑張りや、本人のステージパフォーマーとしての実力などによるものでは「ない」。私の勝手な観測では、それは「チーム B をどのような色付けにしたいか」という意思であり作為によるものだ。具体的に言うと「小柄な妹系キャラ」の子達を中心にしていきたい、という意図によって選ばれただけであり、本人の 1st での頑張りとか、現時点での実力とかいったこととはほとんど関係ない。

 だから、たまたま今回良いポジションをもらった人は、それで思い上がったり油断したりしないことが肝要だ。また逆に、今回ポジジョンに恵まれなかった人も、気落ちしなくて良い。それよりは、自分がもらったポジジョンを、いかに一生懸命務めるか、その中でどれだけアピールできるか、ということを考えた方が良いと思う。

 この話、まだ続くが、今夜はとりあえずここまで。

B-2ndを見て思うこと・その2

2007-10-09 00:55:54 | Weblog
 B-2nd が「会いたかった」公演になったという話を聞いた時、私にはいろいろと思うところがあった。いや、私だけでなく、A-2nd の「会いたかった」公演を知る人にとっては、きっとさまざまな思いが去来したに違いない。詳細はここでは語らないが、チーム A にとっての、あまりにも濃密であまりにも多様なドラマが凝縮されていたからだ。

 また個人的な話として、私にとって「会いたかった」公演のセットリストは、誰がやっていたかということを抜きにして楽曲と構成の点から見た場合、これまで 7 種あるセットリストのうちでも、1、2 を争うくらい好きなものだ。だから、そういう事情を離れて「会いたかった」公演をフラットに見られるかどうか、自分でも危惧していた。

 しかし、1 曲目「嘆きのフィギュア」で、それは吹っ飛んでしまった。明らかにフリが簡略化されている。思わず手元のメモに「フリが簡単になっている!」と感嘆符つきで書いてしまったのだが、間奏のタイミングを見計らって隣に座っていた友人が「フリ簡単になってるよね」と耳打ちして来た。普段公演中に話しかけて来るようなことのない友人だけに、よほど驚いたのだろう。私も無言で上記のメモを示し、お互い納得して再びステージに集中した。

 この時私が感じたのは、どちらかと言うとあきらめだった、のかも知れない。チーム A は「PARTY が始まるよ」公演 4 箇月を経て、わずか 2 週間のレッスン期間で「会いたかった」公演に突入した。チーム B は、「青春ガールズ」公演を約半年にわたって演じていたし、その「青春ガールズ」公演は、元はと言えばチーム K が「PARTY が始まるよ」の後に演じたセットリストだ。くどくど言ってしまったけれども、つまりチーム B が現時点で「会いたかった」公演を演じるならば、チーム A が初めて「会いたかった」公演を演じた時以上の出来を求めてもおかしくないはずなのだ。本来ならば。

 しかし、もう 1 曲目で私としては「ああ、これはもう比べるだけ無意味だ」と思ってしまった。それはそれ、これはこれ。まったくの別物だと思って見なければいけない、と腹を括ることができたと言えば良いだろうか。そういう意味で、過去の幻影を振り払って見る限り、私としてはそこそこ楽しめた。決して上手くはないけれども、メンバーは楽しそうに歌い踊っていたし、何人かについては、2 つめのセットリストによってさらに伸びて行きそうな予感も感じられた。全面的に満足したというわけでもないのだけれども、良い意味でも悪い意味でも「やっぱりチーム B は長い目で見て行かなければいけないのだろうな」という気がしたのだった。

 ただ、どうしても過去がフラッシュバックしたのは「未来の扉」の中の「♪どんな悲しみも置いて行ける」の部分だった。大きな悲しみの中でこの歌を聴いたあの日。そして今、彼が応援していた渡邊さんは、新世界に踏み出して行ったばかりだ。さすがにその一瞬だけは、複雑な思いが交錯した。

B-2ndを見て思うこと・その1

2007-10-08 04:39:13 | Weblog
 どこからともなく「B-2nd に向けての妄想はその 1 だけで、その 2 以降が全く書かれない」というご不満の声が聞こえて来たので(^_^;)、チーム B のこともちゃんと書く。今日は 4 時起きで遠出しなければならないのだけれども、睡眠時間を削って、ちょっとだけでも書いておく。というか、ほとんど寝ている暇がなかったわりに、全然書ききれないのだが。

 で、B-2nd の初日である。先にお断りしておくが、いかにレポート系ではないとは言えネタバレになる可能性があるし、実際にステージを見る前に他人の感想を読むと要らぬ先入観になってしまう可能性もある。なので、もしそういう危惧を持つのであれば、ここで読むのをやめておいて欲しい。読んだ後でこの 2 点について文句を言うのはご遠慮願いたい。また、いつもいつもいつも書いていることだが、このブログはあくまでも「私が」こう感じた、「私には」こう見えた、ということを述べるものであって、私の見方が「事実」であるとか「正しい」とか主張するつもりは毛頭ない。個々人で見方が違うのは当然のことなので、もし私と意見が違っても、穏当な言葉で「自分の見方とは違う」という形でコメントするにとどめていただきたい。

 さて、ようやく本題だが、わざと極端な言葉で、ざっくりと言うと

  「B-2nd はたなみんが逆転ホームランを打つべく試練を課すための配役」

であると感じた。相手にリードを許すことがなければ、「逆転」ホームランを打つことはできない。その「リードされた状況」、もっと簡単に言えば逆境を、たなみんのために作り出しているようなものだ。たなみんの、というのは、主たる対象が田名部さんだというだけであって、実のところ彼女一人に限った話ではないのだけれども。

 B-2nd では出番の多少、ポジションについて、はっきりとした格差がつけられていた。そういえば私自身「B-2ndに向けての妄想・その1」で、そういう妄想をしていた(^_^;)。だが、私の妄想とちょっと違ったのは、今回の配役は、A-2nd の初期でそうだったような「「現時点での」アイドルとしての適性が、ほぼ反映されている」という選考理由から決められてはいない、ということだ(くどいようだが、「私が」そう感じている、というだけの話なので、真実性について追求するのは無駄である)。

 じゃあそれは何なのか、という話については、また後で。今日はもう出かけなければならず、帰りは夜になるので、今日は無理かなあ。