AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

AKB48劇場で何をしたいのか

2007-08-22 02:34:51 | Weblog
 今さら言っても言い訳にしか聞こえないだろうけれど、本当は別にチーム B ( のうち、3 期生 ) についての問題 ( だと私が感じていること ) を書き立てたいわけではない。良いと思った点について、心動かされたことについて書いていた方が楽しいに決まっている。だが、それでも「これは良くない ( と私は思う ) 」という話を書くのは、やっぱりその言及の対象に、この場合はチーム B の 3 期生に良くなって欲しいと思うからにほかならないし、加えて言えば、良くなり得ると思っているからでもある。最初から「この人たちはダメだ」と思っていたら、そもそも言及もしないだろう。

 と、さんざん言い訳をした上で書くが、チーム B ( 以下、いちいち断らないが 3 期生限定ということで ) について私が一番疑問なのは「この人たちは AKB48 劇場で何をしたいのかが分からない」ということだ。ステージ上から訴えかけて来る何かを感じないし、向上しようと努力している印象が希薄だ。向上心が全然感じられないわけではないのだけれど、粘り強さを感じないのだ。本気で自分の実力を伸ばす、あるいは伸びるのは、一生懸命に努力している時だと私は思う。

 チーム A、K と比べるのはナンセンスなのだろうが、どちらのチームも、劇場を満席にするまでに、いろいろと苦い思いを味わったはずだ。その点、チーム B は最初から満員の客席が当然という状態で始まっているし、危機感が少ないんじゃないかという気がする。ただ、キャンセル待ちの抽選対象外分が売り切れない日はごく普通にあるようだし、このままでいけば、抽選対象内が売れ残る日が出ないとも限らない。そうなった時、チーム B メンバーが、そのことにどれだけ危機感を持ち、それを自分の問題として受け止め、反省につなげていけるか。今の様子を見ていると、そうした反省ができるメンバーはあまりいないように思えてしまう。

 話を少し戻して、「AKB48 劇場で何をしたいのかが分からない」という点についてもう少し述べると、チーム B メンバー ( の、ほとんど ) からは、「ここから出て行きたい」という気概を、あまり感じないのだ。むしろ、AKB48 劇場での公演自体が日常化し、そして自己目的化しているような印象を受けるのだ。一部メンバーは、変な形で客席を「釣る」ことを憶えてしまい、公演中、ずっと前 2、3 列とだけアイコンタクトをしている。また別のメンバーは、客席と馴れ合うことを憶えてしまったらしく、同じような場所に良くいる一部の常連客を見ながらニヤニヤしてしまっている。

 AKB48 劇場というのはメンバーにとって、あくまでも通過点でなければならない、はずだ。劇場のお客さんも大事だけれど、その人たちの背後に、何百、何千という多くのファンがいるのだという意識を醸成していくことの方が、彼女たちにとって、より重要であるはずなのだ。劇場の 300 人足らずの中に、見慣れた数十人を見つけて安心しているのでは、素人が 2、30 人を相手に「アイドルごっこ」をしているのと大差ない。

 あー、こういうこと書いてるとやっぱり気が滅入って来るなあ(^_^;)。まだ書かなければいけないことがあったような気がするんだけど、とりあえず夜も遅いのでこの辺で。また思い出したら続きを書くかも知れないし、書かないかも知れないということで。

B-2ndに向けての妄想・その1

2007-08-21 02:15:31 | Weblog
 昨日のエントリを踏まえて、話を続ける。

 聞くところによると、B-2nd は「会いたかった」公演になるということが、然るべき人から公に語られたそうだ。相変わらずオリジナルのセットリストをもらえないということで、「これではモチベーションが上がるはずもない」という声も聞く。移籍組 3 人にとっての話は、ここでは脇に置くとして、ここでの話題は 3 期生にとっての話だ。

 チーム B 好きな人には申し訳ないが、今の私の率直な気持ちとしては、むしろ「会いたかった」公演はもったいない、というくらいだ。何でも、研究生チーム ( ? ) は「PARTY が始まるよ」になるという話だが、いっそのこと、研究生と完全ダブルスタンバイにして「PARTY が始まるよ」公演で一からやり直してはどうかという気すらする。しかも、チーム B が「表」で研究生が「裏」といった位置づけにせず、その時々で状態の良い方を「表」扱いにしていく、というような。

 まあ、今さらそんなことを言っても仕方がないので、B-2nd が「会いたかった」公演になるという前提で話を進めるならば、私としては、A-2nd において最大の難点となった「出番の多少にあまりにも差があったこと」を、あえて再現するのはどうか、という気がしている。

 A-2nd における出番の格差は、ショック療法にしては効き過ぎたというのか、副作用が大き過ぎたという問題があった。セットリストが一緒だからといって、メンバーの配置まですべて一緒になるわけではないので ( そもそも A-2nd の時とは人数が違う )、普通であれば出番を均等化するように配役するところだろう。

 だが、今のチーム B には、むしろ A-2nd の時のような「劇薬」が必要なのではないかという気がするのだ。もちろん、余計な「副作用」は可能な限り抑えたいので、必要に応じてシャッフルをする前提を提示しておきたいところではあるし、またシャッフルは無理なのだとしても、頑張った人、結果を出した人には何らかの形でそれなりのリターンがある、ということは、メンバー自身に明示しておく必要はあると思う。しかしそういう前提のもとであれば、あえてメンバーの危機感を煽って自覚を促すというのも、必要なのではないかという気がするのだ。

 以下は余談。本当はこの話の前に「今のチーム B のどこがマズいか」を、もうちょっと掘り下げるべきだったのだが、うっかりこの話を先に書いてしまった。でも、ここでまたアップロードしないでおくと、なかなか書くべきエントリが仕上がらないまま、日ばかりが過ぎてしまうということになるので、とりあえず掲載しておく。そうしたら、もう夜中なので、今日のところはおやすみなさい(^_^;)。

今日は携帯電話を持っていません

2007-08-20 10:02:07 | Weblog
 個人的なお知らせです。今日は常用の携帯を持たずに家を出て来てしまったため、携帯電話あての電話・メールとも、21 時過ぎまでまったく受け取れません。すみません。

 サブ ( というか、テレビ電話用だったのですが(笑) ) の FOMA の方は持っていますので、そちらへの電話・メールは可能です。ただ、こちらの番号とメールアドレスは、めったに知っている人はいないと思いますが…。

 また、この goo のメールアドレスは、今日の日中、あまり頻繁にではありませんが、何度か確認するようにしますので、お急ぎの場合はそちらにメールしておいてください。メールアドレスは akb48fan のあとに、半角のアットマーク、mail.goo.ne.jp を続けたものです ( 迷惑メール対策でこのような書き方をしています、ご了解ください )。

 以下余談ですが、こういうことを書くのは、ブログを私物化するようで良くないかな…と思いかけて、私物化も何も、もともと自分のブログじゃん!と思い当たり、一人でパソコンの画面の前で苦笑してしまいましたとさ(^_^;)。

チームBを見に行かなかった

2007-08-20 03:23:53 | Weblog
 自由になる時間を、劇場で公演を見ること、Wiki サイトの手入れ、ブログのエントリ書き…の順に割り当てていると述べたが、ここしばらく、劇場と Wiki サイトの合間に、推しメンバーへのレター書きを復活したものだから、ますますブログを更新しなくなってしまった。しかし、劇場公演は語ってこそ意味があると言っている本人がこのざまでは説得力がまるでないし、ブログを書かないブロガーはもはやブロガーではない。

 まあ言い訳をすると、さすがに私も一時のゴタゴタでうんざりしたし、またそれゆえに、書くならばしっかりとしたものを…と考え、いや、そう考えているのはいつものことなのだが、いささかそれが行き過ぎて、自縄自縛になって書けなくなっていた部分があるように思う。個人ブログなのだから、他人に不当に著しい迷惑でもかけない限りは、もうちょっと気軽に書いて良いはずだよな、ということで、少しばかり雑な部分もあるかとは思うが、ともあれ少しずつ書いていくことにしたい。

 ここ数箇月、私は週末、それも土曜の夜か日曜の昼間に見に行くことがわりあい多いのだが、この土日は土曜がチーム B 公演、日曜がひまわり組公演だった。で、日曜は昼に佐藤由加理さん、夜に中西里菜さんが出るということで、私としてはやっぱり日曜の夜に行ってしまったのだった ( ゆかりん、ごめんなさい )。もちろん私は相も変わらず中西さん一推しで、里菜てぃんが大好きで大好きで大好きでしょーがないんであるが、ただ、私は好きな子ほど厳しい目で見ているので、たぶん中西さんにとってはすごーーーく厄介なファンだろうなと思っている。

 ま、それはともかく、ここで言いたいのは「チーム B を見に行かなかった」ということなんである。正直に言うが、チーム B を見に行きたいという気がしないのだ。これはたぶん、「青春ガールズ」公演のセットリストに飽きたから、ではない。チーム B の 3 期生に、あまり「伸び」を感じないのだ。

 私が最近チーム B を見たのは 8/4 夜で、その前が 7/21 夜、さらにその前が 6/16 夜だ。私が行った個々の回の感想を細かく書き残してはいないけれど、それぞれの印象を頭の中で照合するに、前回から 2 週間ほどでは、そう変わっていまい、という気がしてしまったのだ。

 確かに、歌い踊る姿は楽しそうではある。個別に見ると、4 月からはさすがにだいぶ良くなっていると思う人もいるし、また人によって、途中の 2、3 曲でかなり良いと感じたこともある。だが、その「良さ」が続かない。まぐれ当たりのように途中の曲が良くても、そのステージの最後の曲まで続かない。あるいは、ある日良かったなと思ったことが、次に観に来た時にはなくなってしまっていると感じるのだ。

 そして、何よりも気になるのは、そういう状況を 3 期生メンバーがほとんど自覚していないように「見える」ことだ。ゆるーい雰囲気の中で、ぐたぐだに流していないだろうか。より本質的な点では、客の眼の恐さを知らない、客の視線に対しての「畏れ」を感じていないように見えるのだ。

 チーム B は、かつてないほどに「優しい」雰囲気の中でスタートした。A、K 両チームのファンは、ともあれ戻って来た劇場公演の日々がうれしかったし、A も K も最初がどんな状態だったか知っているから、最初からきついことを言うべきでないという自制が効いた。また、B ダッシュをした人たちの中には、メンバー本人に気に入られるような甘い言葉をかけまくっていた人たちも少なからずいるらしい。その結果として、チーム B のステージのクオリティを日々注視し、厳しいことを言えるファンというのが、ごく少なかったのではないか、という気がしてならない。

 実は、こういう話を、チーム B も良く観に行っている友人たちにしてみたところ、同じような感想を持っていると言っていた。ひまわり組の方がおもしろいからとか、「青春ガールズ」公演は何度も見て飽き始めているから、といった留保条件をおいてはみるが、本質的には「緊張感が感じられない」「伸びが感じられない」といったことがその理由のようだ。中には、今や 2,000.円のチケット代を払ってチーム B を見に行くつもりになれない、とまで言った人もあった。

 これ、かなりまずい状況じゃないか、と思うのだ。続きはまたいずれ。しかし、やっぱり書き始めると長くなってしまうし、時間も食うなあ(^_^;)。

劇場握手会に参加して来た

2007-08-12 14:37:11 | Weblog
 ここ数箇月、個人的な事情でなかなか動きづらくなってはいるのだが、少しずつ時間をこじ開けるようにして、劇場にも行き、Wiki サイトの手入れもし、ブログも書く方向で努力しているところ。優先順位がこの順なので、ブログには全然書いていないのだけれど、7 月はひまわり組公演 6 回、チーム B 公演 1 回の計 7 回行った。公演そのものがほとんどなかった今年 2 月と 3 月を除けば、少ない月だと 4、5 回しか劇場公演を見なかった月もあるわけで、それに比べれば回復基調。

 今週の私は平日に仕事が立て込んでいて、せっかく夜間販売時に握手会を追加してくれたというのに、ずっと行けなかった。昨日はやっと劇場に行く時間が出来たので、夕方、念のためにヤマギワソフト店頭を通ってみるが、当然のように握手会の券は配布終了との掲示。これで「僕の太陽」でも、一推しの中西さんとは握手できないことが確定。まあしょうがないか。Chocolove は今月まだ「メールの涙」があるので、その際に期待をつなごう(^_^;)。あと、今回はやっぱり、渡邊志穂さんにも話しに行っておきたかったんだが、やっぱり無理だった。志穂ちゃんのところに行くと、湿っぽい話をしてしまいそうだから、行けなくて良かったような気もするんだけど。

 で、一推しとの握手会には参加できなかったので、今回も全部見送りにしようかなと思ったんだが、やはり私としては劇場での夜間販売に握手会を追加してくれたことに感謝の意思を表明する意味もあって、昨日の握手会に参加することにした。ちょうど「ひまわり組」で息を吹き返した ( という言い方はちょっと失礼なんだが、久しぶりに生き生きしている印象の ) 成田さんが含まれていて、一声かけたかったというのもあるし。

 で、劇場公演が終わった後、カフェで CD を買う列に並ぶ。その列でちょうど私の前に割り込む人がいたのだが、私が驚き呆れていると、私の後ろから文句を言う人がいた。割り込んだ人は口先だけ「すみません」と言ったものの、悪びれる様子もなかったので、苦笑い。ま、列の作り方もしっかりしてなかったのは事実なんだが、良心的な人たちが自主的に「列の最後はどこか」と探して、確認してから並ぶのに比べて、その子が「適当にこの辺から入っちゃえ」的な態度だったのは見ていて明らかだったので、本当は割り込もうとした時に私が言うべきだったんだろうな。でも女の子には強いこと言えないんだよねえ(^_^;)。

 あと、詳細をいちいち憶えていないんだけれど、夜間の劇場販売は握手会のほかに写真がつくとか、くじがつくとかいう話もあったような気がするんだけど、その辺はついていなかった。写真とくじの予定数は終了して、今の購入では握手会だけつきます、ってことなのかなと思いつつ、まあそういう細かい説明が行き届く現場でもないよな、と思って済ませてしまうあたり、私もだいぶ AKB48 劇場に慣れてしまったということか。

 握手会は大島(優)さん、小林さん、篠田さん、成田さん、松原さんの 5 人。50 音順に握手していく流れ。大島(優)さん、松原さんとの握手って、実はチーム K スタート 2 日目以来のような気が。小林さんも、握手はそれ以来かなあ。花やしきイベントの日におにぎりもらいに行ったことはあるが。一方、私は友人 2 人に挟まれる形で、これ以上厄介な連番もあるまいというくらいの連番で行った。篠田さんだけは意図を分かって苦笑いしていたような気がする ( 脳内脳内 )。

 私としては、一応それぞれにかける言葉を想定していたのだけれど、握手列の最初にいた女性スタッフが見境なく肩を押すので、話そうと思ってことが全部吹っ飛んでしまった。上流が空いていないまま、握手した瞬間にもう力任せに肩を押されたので、図体のでかい私が軽くよろめいたほど。その時は変な粘り方をするやつもおらず、ゆっくりと流れてはいたのに、列の流れも人も見ずに、ただ機械的に雑な仕事をしていた感。そりゃあ週末の夜 9 時過ぎに、山ほどいるむさ苦しい連中の相手をするのは楽しくないでしょうよ。でも、あの激しいステージを演じ終えたばっかりで、それでも笑顔で握手会に出ているメンバーたちに対して、それを盛り上げてあげなきゃいけないスタッフがそういう仕事ぶりなのはどうなのよ? 事務所の人ではなくて、ヤマギワの人だったのかも知れないけれど、ファンから見れば区別はつかんわけで、悪印象は最終的にはタレントにかかって来てしまうものなんで、もうちょっとていねいな仕事をして欲しいところ。

 そんなわけで、5 人のうち 4 人には何も言えなかったのだけれど、成田さんにだけは、辛うじてちょこっと言葉をかけられた。続く松原さんのところでも何か言おうとしたのだけれど、何言うつもりだったか思い出せないまま、じっと見つめあってしまった。変なおっさんですみません(^_^;)。まあでも、とりあえず 1 回くらいは握手会に参加できて良かったな、という気分。細かい難点もあったけど、全体としては、遅い時間に握手会を追加してくれた劇場と、公演後の大変な時間に握手会に出てくれたメンバーには感謝したい。一推しだけとの握手も良いけれど、こういう風に何人かと握手するのも良いなあと思った。どっちかだけじゃなく、違うやり方をとりまぜてやってくれるとありがたいかな。

 握手の後、さっさと劇場を出てしまったので、アンケートを書けなかった。握手会の後に書くという手もあったな、と思ったが後の祭り。まあ仕方ない。公演の感想は、少しずつまたこのブログでも書いていこうと思っている。

文句ばかり言いたくないのだけれども

2007-08-06 02:03:44 | Weblog
 最近、なんかちょっとおかしくないか、と思うことが多い。

 1 つは「僕の太陽」の握手会。土日にもやってくれるので良かった、と思ったら、参加券配布が平日の朝からだ。握手会にさほど重きを置かない私でも、これはさすがに苦笑した。CD は誰に売ろうと 1 枚は 1 枚だし、売り上げ総数さえ同じなら誰が何枚買っていようと関係ないという考え方もあるだろう。社会人だって有休でも取って並ぶことはできるわけだから、こういう時にすぐ出て来る「公平」論に与するつもりはない。

 だが、どういう人たちをファン層として維持したいのか、という戦略的な視点が、あまりにも欠けていないか。こういうことで「自分たちはもうファンとして大事にされていない」もしくは「もう俺たちの役目は済んだということなんだろう」と感じて離れていく人たちがどれだけいるか。そして、そういう層が AKB48 というコンセプトによる売り出しの中で、今なお、そしてこれからも、どれだけの力を持ち得るか、考えてみて欲しいと思うのだ。

 非難を恐れずに言ってしまうが、もちろん例外はあろうとも、一般的に言えば、情報発信力のある人というのは、その能力を社会でも必要とされていて、つまり暇ではないはずなのだ。そういうファン層を切り捨てるようなことをして、AKB48 というプロジェクトに未来があるのだろうか。見境なく金を突っ込んでいくだけの「消費型」の客だけを相手にした商売をしていければ良いというなら、AKB48 のコンセプトは生きながら死に体になるだけだと思う。

 次に、些末なことだが、「僕の太陽」の劇場での夜間販売についてだ。「8月7日~12日まで21時から販売開始」とあるが、一体「何時まで」なのか。「数量には限りがあります」とあるから、当然、予定枚数を売り切れば終わるだろうというのは分かる。「CD購入枚数を制限させていただくこともございます」というのも当然だろう。現時点で 1 回何枚まで、総数何枚と言えないのも、まあ仕方ないとしよう。しかしだ、せめて目安として、何時までの予定なのかくらいは書いておいてはどうか。ついでに言えば、何時からどこに列を作る、くらいのことも、もう書いてあって良い時期ではないだろうか。

 このことに限った話ではないが、事務所サイドにしても、レコード会社にしても、ファン向けの広報が非常に疎かになっている印象を受ける。ファンのことを考えず、ファンの方を見ずに、ただ事務的に情報を流しているだけという印象を受けるのだ。以前はとがブロが、不器用ながらも、そして時々失敗しながらも、それでもちゃんと「客の方を見て」情報を出していたという気がする。今はメンバーの外での仕事も多く、処理し切れないほど情報量も多そうだ、というのは分かる。しかし、メジャーになっていくメンバーたちをしっかりとサポートしてあげるために、ファン向けの広報にも、もうちょっと心を配って欲しいし、必要なら専任の人を置くなどして欲しいと思う。

 さらに、劇場内外での行儀についてだ。出待ちについて、さしたる手を打っていたようにも思えないまま禁止通達が出されてしまったが、出待ちに限らず、劇場内外での行儀の悪い振る舞いについて、最近は劇場側に引き締める意思がまるで感じられないのだ。並びでの割り込み、出待ちでの座り込み、路上喫煙 ( 秋葉原では路上喫煙は禁止だ ) などなど、目に余る状態が続いていた。私自身は、目につけば注意することもあるが、個々人が言ってもきりがないくらい、そういう輩が増えているのだ。

 また、最近は劇場の中でも、見境なく腕を振り上げたり、フリまねで隣とぶつかったり、曲ごとに立ち位置を入れ替わったりということが目につく。あの小さな劇場の中では、フリまねは「自分の肩幅と自分の頭の高さ」の範囲で小さくやる、どうしても大きく踊りたいやつは最後列に行くなり、カフェで踊るなりするというのが、暗黙の了解として成立していたはずなのだが、今はそんなことを知らない人も増えて来ているのだろう。特に、立ち最前がむやみにフリが大きく、座り最後列は再び「危ない場所」になって来ている。また何かが起きないうちに、手を打った方が良いのではないかという気がする。

 もっとひどいのは、特定の席や立ち位置を「ここは俺たちの場所」とばかりに、顔見知りでゆうゆうと場所を占拠し、後から入ってきて人たちが近づくと、何だかんだと言っては追いやろうとする連中だ。「ここは全然見えませんよ」などと親切めかして言いながら、その実、図体のデカいやつが人をにらみつけるように言っているので、傍目にはほとんど脅しているようにしか見えなかった。そんな風に威圧して自分たちの場所を確保しておき、公演中にはゆうゆうと立ち位置を入れ替わり、品のないコールをしまくりと、やりたい放題に騒いでいるのだが、最近の場内警備 ( HGSS なのかライブパワーなのか知らないが ) はろくに注意もしない。注意しようとして近づいても、行儀の悪いやつににらみつけられてすごすごと引き下がるありさまだ。

 これもやはり、かつては戸賀崎氏が「こわいお兄さん」として存在していて、客と対話しながらガイドラインを示し、それが守られない場合には彼がピシャリと言えば、それなりに空気が引き締まるというところがあった。劇場はそういう場所なのだ、ということを、ファンに周知して、最悪の場合、出禁もあるぞ、ということが知られていた。そういう方針が明確に打ち出されていたから、今では劇場スタッフ入りした 3 人や、今はいなくなってしまったコージ君などが、ファンに対してもきちんとモノを言えていたのだと思う。あるいはまた、全体方針が示されている中だからこそ、ファンどうしで注意しあっても争いにならずに済んでいたのだ。今の劇場を見ていると、劇場側の「できるだけいろいろなお客さんに、安全に楽しく公演を観ていただきたい」という意思そのものが稀薄に感じられるのだ。

 劇場グランドオープンから 1 年 8 箇月、ファンも増え、メジャーになりかけているのは良いことだ。ようやくここまで来たけれども、まだゴールというわけではないし、売り出しの原点としての劇場の意義は、増しこそすれ減ずることはない。その劇場内外での空気の緩みは、やっとメジャーに駆け出していこうとしているメンバーたちの足を引っ張る事態につながりかねない。劇場内、外とも、行儀の悪い振る舞いをきちんと戒め、空気を引き締めて行って欲しいと思う。

そういうことだったのか

2007-08-04 14:50:28 | Weblog
 昨日夕方、コンビニで商品を見ていたら、どことなく懐かしいような曲が流れて来た。最初に「あれ、今時、森田童子の曲?」と思ったのは内緒ということで(笑)。

 で、気をつけて聴いてみるとそれは「僕の花」だった。そんな風に街角で(たぶん有線放送で)曲が流れていたこともうれしかったのだけれど、その歌を聴いて、ああ、なるほどと思った。そういうことなのか。うれしかった。

 ちょっと泣きそうになったけれど、コンビニでパン買いながら泣いてるおっさんも気味が悪いだろうから我慢して、曲が終わるまで聴いていた。でもそんな風に、菓子パン 2 つ買うのに何分も迷っている(ように見える)おっさんも十分キモいと気がついたのは、会計をして店を出た後だった。