AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

増山加弥乃さんの卒業延長はあるか

2007-11-26 16:01:39 | Weblog
 初めに断っておくが、このエントリもいつもの通り、あくまでも私の個人的な妄想である。念のため。

 私の読んでいるブログのいくつかでも先に話が出ているので ( 例 : ◎◎みすと。さんのところ )、後追いになってしまうが、もし紅白に出場するなら、NHK の仕事をやっていた「ほね組 from AKB48」の一員である増山加弥乃さんが直前で卒業してしまうというのは、いかにもタイミングが悪いという気がする。

 まあ、何を歌うかにもよるのだけれども、きっと NHK のことだから、老若男女すべてにウケる ( NHK なりの考え方に基づいて ) 構成というものを選択するのではないかという気がする。そうすると、意外とありそうな気がするのは「BINGO!」あたりで始まって、「夕陽を見ているか?」あたりで締めるメドレーだ。そして当然、NHK としては小さいお子さま向けの「ほねほねワルツ」あたりも入れて来るのではないかと思うのだ。

 で、もしそうだとすると、オリジナルメンバー 4 人の揃わない「ほねほねワルツ」というのは、卒業だの代役だのという大人の事情を理解できないくらい小さなお子さまを不安に陥れてしまうのではないかと思うのだ。そんな小さな子どもが紅白の時間まで起きているか、というツッコミはあるかと思うが、まあ子どもが頑張って夜更かししようとするのも大晦日の風物詩ということで。せっかく大晦日にくつろいでいるお父さんお母さんにとっても、お子さまから「ねぇどうして 3 にんなの? かやのちゃんいないの?」とか「あのこちがう! どうして?」とか尋ねられて答えに窮しながら 2007 年が終わるというのも、微妙に後味の悪いものになるだろう。

 で、話を戻すが、とにかく加弥乃ちゃんがいないのは対 NHK 的に、と言うより全国のお子さまおよびその親御さんに対して説明に困るわけで、これがまあ卒業して半年も経っているならどうしようもないこととは思うが、たった 1 月かそこらの誤差である。加えて、現時点では増山さんは「卒業予定」を公表しただけであり、まだ卒業していないと言い張ることができる(^_^)。

 そこで、今さらという気はするが、「ひまわり 1st をもって卒業」を「ひまわり 1st をもって劇場公演は卒業」ということに無理やり変更して、「AKB48 からは年内で卒業」ということにしてしまうというのはどうだろう。チーム K メンバーでもひまわり組に 1 度も出られなかった人もいるのだし、「メンバーだけど公演に出ない」という期間が少々あったって良いではないか。増山さんにとっても、紅白で卒業、というわけで、最高の花道になると思うんだけれども。

 ファン向けには「卒業するはずでしたが、やり残したことがあったので補習期間が必要で、卒業が延びました」みたいな洒落を言えば、慶事ゆえのことなのだから、誰も文句は言うまい。事務所間の契約がどうなっているか知らないが、増山さんの現事務所にとっては、むしろ紅白出場は願ってもない話のはず。つまり、誰にとっても損はない話だと思うのだが、どうだろう。

 まあ、メドレーとかではなく、1 曲を選抜 10 人で、とかだったら、そもそもそういう小細工をする必要もなくなってしまうのだけれども。

喜ぶのは後で良い

2007-11-25 06:45:51 | Weblog
 11/25 は、別の意味でも大変な日になりそうだ。正式な発表前ではあるが、複数のスポーツ紙が揃って「AKB48 が紅白出場」と報じている。1 紙だけではないところを見ると、それなりに確度の高い情報と見て良さそうだ。

リア、しょこたん、AKBが紅白出場(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

 だが、おめでとう、と言うのは、せめて正式発表後、本音を言えば大晦日の出場後にしておきたい。これからが非常に大変になるからだ。

 この情報を受けて、各種メディアがいっせいに食いついて来るだろう。また、さまざまな形で AKB48 に食い入ろうとする人も増えてくるだろう。メンバー個々に対しても、必ずしも善意とは限らない人たちが、さまざまな形で接近を図ってくるはずだ。その中には、AKB48 にスキャンダルを仕かけて足を引っ張ろうとする動きすらないとは言えまい。

 紅白と言えば、往時ほどではないにせよ、今なお視聴率 30% 以上を叩き出すバケモノ番組であることは事実。しかも、幅広い世代に見られる番組だ。ここに出ることで、AKB48 全体が、そしてそこから個々のメンバーが得るメリットは計り知れないほど大きい。そこに、2 年かかって、やっとたどり着いたのだ。何としても、実際に出場する大晦日までを無事に過ごさなければならない。

 喜びに浮き足立つ時にこそ、魔が近付いて来やすいものだ。悪しき運に付け入る隙を与えないためには、うれしさの中でこそ、最も気を引き締めなければならない。喜び浮かれるのは、後で良いのだ。

 事務所はもちろん警戒をしていることと思うが、個々のメンバーの皆さんには、本当に気をつけて日々を過ごして欲しい。そして、私たちファンも、トラブルを引き起こしたりすることのないよう、十分に気をつけたいと思う。

大変な1日がやって来る

2007-11-24 23:48:46 | Weblog
 明日、11/25 は、たぶん AKB48 とそのファンにとって、これまでで最もいそがしい日になるのではないか。

 まず、劇場ではチーム B が昼に遠方優先、夜に女性限定公演。その公演の合間に劇場カフェでは劇場版 B.L.T. の販売がある。

 一方、ひまわり組から 14 人が、メディアワークスの「電撃 15 年祭」に出演。数字合わせて 15 人にしておけば良いのに(笑)。あ、もしかして花ちゃんが怪我で欠席だからかなあ。また、ひまわり組から 10 人が、ホリプロタレントスカウトキャラバンに。ホリプロ所属 3 人は当然として、よりによってホリプロの看板オーディションに太田プロ・Office48・AKS 所属の 7 人が加わっているところが、ちょっと意外と言えば意外。

 さらにまた、Chocolove の 3 人は、もしかするとメンバー内で一番いそがしいのかもしれない。昼に名古屋で「ライブハウスツアー」のステージの後、夕方から東京の世田谷で武蔵工大の学園祭ライブ、さらに夜には東京の高田馬場で「ライブハウスツアー」のステージ。

 これだけメンバーがあちこちに分散して出ることは、AKB48 史上初と言って良いのではないか。ちなみに、ひまわり組のレギュラー ( 研究生含む ) でスケジュールが公表されていないのは 5 人。戸島さんはおそらく怪我で休養、前田さん、増山さんはドラマ撮影ではないかと推測される。早野さんと、研究生の佐藤亜美菜さんについての理由は推測できないが、何かオーディションでも受けに行っていたりするんだろうか。

 何と何をどうかけもちするか、ファンもてんやわんやといったところだろう。推しが出る場所優先という人もいれば、劇場版 B.L.T.…というか、特典の写真の入手や交換を優先するという人もいるだろうし、もしかしたら劇場公演優先という人も ( と言っても地方優先と女性限定なので、実行できる人は非常に少ないだろうが ) いることだろう。

 こういう状態の中で、それぞれの場所に出演する皆さんには、他に選択肢のある中でその現場を選んだファンの期待に応えられるよう、また通りすがりの人たちにも AKB48 に興味を持ってもらえるよう、良いパフォーマンスを発揮してもらいたいと思う。

ひまわり-2ndに向けての妄想・その3

2007-11-22 11:57:57 | Weblog
 しつこいようだが繰り返しておくと、このエントリは、と言うかそもそもこのブログ全体が、あくまでも「私の」個人的な妄想に過ぎないので、それが事実と一致しているとかいないとかいうクレームはご容赦いただきたい。意見が違う、または異なる見方・考え方をしているとったコメントをしていただく際には、穏当な言葉遣いでお願いしたく。

 ひまわり-1st の総括をしていないところで言うのも何だが、ひまわり-1st では「ダブルスタンバイ」と言いつつ、実際の運用を見れば、あまりにも露骨な「表メンバー」と「アンダー」の関係であったことは否めない。それならそれではっきりと「一軍・二軍制の復活」と言った方が、よほどすっきりしたのではないかという気がするわけだが、今はそのことを言いたいわけではないので、いったん脇に置く。ここで語りたいのはひまわり-2nd でどうなるか、ということについての妄想だ。

 実を言えば私は、ひまわり-2nd に向けた妄想ネタとして「もう前田高橋 2 トップ体制から脱却すべき」という大ネタを仕込んでいたのだ。あるいは大島優子さんを含めた 3 トップ、と言ってもいいわけだが、私が大島優子さんについて何か言うと感情的な攻撃を食らいそうなので、とりあえず前田さんと高橋さんについて、ということで述べておく。

 グランドオープンから間もなく 2 年、チーム A は、と言うより AKB48 自体が、前田さん・高橋さんをほぼ不動の 2 トップとして来た。その結果として、前田さんは映画の準主役、単独でのコミック誌の表紙・グラビア、ドラマレギュラー出演と、大きく飛躍した。一方、高橋さんはまだ外での大きな仕事はないけれども、AKB48 なら一推しが誰であろうとも、高橋さんが紛れもないリーダーであることは認めているところだろう。

 だが反面、さすがに 2 年経って、劇場に通っているファンの多くはもう、前田さん高橋さんの実力は良く分かっているのではないかと思うのだ。前田さんは曲のタイプを選ぶけれども、しかし「投げキッスで撃ち落せ」「7 時 12 分の初恋」「アイドルなんて呼ばないで」といった、アイドルアイドルした曲にハマった時のかわいらしさは、誰が一推しであろうとも思わず目を奪われるものがある。高橋さんに至っては、アイドルらしい曲から「純愛のクレッシェンド」や「Bird」、さらには「ヒグラシノコイ」まで、何を歌わせてもしっかりとした歌唱力で聴かせ、きっちりと歌詞の世界を演じ切ってくれる。だからこそ、実験場としての劇場では、もうこの 2 人をセンターに置かなくて良いのではないか、というのが、私の考え…だった、のだ。

 しかし、最近のひまわり組のステージを見ていて、ちょっと考えが変わった。やっぱりあの劇場に高みなは必要だ。先日も書いたけれども、高みなはやっぱりステージパフォーマーとしての芯がしっかり通っていて、それは今なお、多くのメンバーの中でなお引き立つだけの輝きがあると思うのだ。特に、中西さんが劇場を長期休演中の今、あの劇場でのステージングをあれだけ大事にしてくれる人がセンターにい続けてくれるというのは、やっぱり必要なことだという気がして来た。

 じゃあ前田さんの方はどうなのか、ということになるわけだが、前田さんについては、外の仕事も多くなっているようであるし、あえてセンターから外してみる方が良いのではないかと、引き続き思っている。むしろ、真ん中にいない時に、脇に回った時にどれだけ輝けるものなのか、あえてエースの力量を見せてもらうというのは、本人にとっても、また多くのファンにとっても、良いことなのではないか。同様のことを、チーム K のワントップについても思っているわけだが、またモメそうなので名指しはしないでおく(笑)。

 アイドルというのは、多かれ少なかれ本人の容姿とか声といったものによって、そもそものスタートラインが違ってしまう一面があることは否めない。最初から「平等な」競争などあり得ないのだ。だから、前田さんや高橋さんに素質ありと見て、最初からずっとセンターに置き続けて来た人たちの意図は分かる。そしてまた、ポジションが人を作る、ということも、確かにある。1st シーズンの最初期に、あれだけダメダメ感の漂っていた前田さんが、今のような自信あふれる姿をステージ上で見せられるようになったのは、彼女が常にセンターポジションに位置づけられていたからだ。話がそれるが、今のチーム B を見ると、B-2nd で序列上位になった子たちが、1st の頃に伸び悩んでいたのが嘘のように、今めきめきと実力を伸ばしているのが分かるだろう。それは、良いポジションに「育てられて」いるからだ。

 ただ、その「良いポジションによって育てる」期間も、2 年も経てばもう充分ではないかと思うのだ。さすがにシングル候補曲などでは、選抜メンバー入りのことも考えて、前田さんを真ん中にせざるを得ないのかも知れないが、それ以外の曲では、無理に真ん中に置かなくても良いと思うのだ。そしてまた、外に出て行く前田さんにとっても、これからは「脇のポジションでどう仕事をするか」ということを経験する必要があると思うのだ。外に出て行けば、それぞれの仕事の事情に応じて、彼女に役割が割り当てられるだろう。しかしそれは、必ずしもセンターポジションではないはずだ。劇場でセンターしか務めたことがないというのは、これからの彼女にとって、むしろマイナスになるのではないか。

 前田さん一推しのみなさん、すみません(^_^;)。あくまでも私個人の妄想なのでお許しを。

ひまわり-2ndに向けての妄想・その2

2007-11-22 03:26:07 | Weblog
 書かずにいるとずっと書かないままになってしまうが、いったん書き始めると調子に乗ってどんどん書いてしまう(^_^;)。

 繰り返しになるが、あくまでも妄想なので、真に受けないようにお願いしたい。トンデモ妄想で笑えれば良いという趣旨なので、当たったとか外れたとかいう話はご容赦を。

 公演タイトルは「夢を死なせるわけにはいかない」という、かなり長いものだが、この言葉だけから妄想する限り、楽曲のテイストとしてはチーム K 色が強いのかな? という気がする。「花と散れ」まではいかなくとも、「約束よ」と「転がる石になれ」の中間くらいの、ポジティブで勇ましい感じの曲かなあ、とか。もしくは、ちょっと言葉は悪いが、わざと若干クサめの、ちょっと暑苦しいような青春路線。そうでないと、「夢を死なせるわけにはいかない」って言葉、結構ネガティブな響きに聞こえてしまう一面があると思うので。

 さて、個々の楽曲についてだが、今回はまず、卒業生である星野みちるさん作曲の楽曲が、晴れてステージセットリスト入りすると予想しておく。これまでにも、卒業した宇佐美さんや折井さんが、AKB48 絡みのステージに MC として登場したりしたのだから、星野さんにも何か、AKB48 絡みの仕事を振るだろう。そして星野さんの場合、シンガーソングライターなのだから、当然楽曲提供になるはずだ。ただ、「ガンバレ!」がそうであったように、星野さんは作曲で、作詞はやはり秋元先生ということで。

 また、毎回びっくりさせてくれるオープニングについては、今回はスポークンワーズで来ると妄想しておこう。いわば詩の朗読のようなもの、ということで、アカペラよりもさらに生々しく、メロディーがなく、言葉だけの「曲」だ。歌詞のようでもありつつ、メンバーが互いに台詞を言い合うことで、寸劇のようにも思える構成。その内容は、セットリスト全編を貫くテーマの提示、ないし問題提起のような鋭いもの。そしてその問いは、本編ラストまたはアンコール最後のという曲と呼応し、ここで「夢を死なせるわけにはいかない」という結論に至る。

 いや妄想は楽しいなあ、やっぱり(笑)。

ひまわり-2ndに向けての妄想・その1

2007-11-22 02:02:02 | Weblog
 恒例の新セットリストに向けた妄想を。まとまったものをしっかり書こうとなどと思っていると、またうっかり初日になってしまいそうな機がするので、断片でもとりあえず書いてアップロードしておくことにする。いつものように、「当たるかどうか」はまったく重視せず、どれだけとんでもない妄想を繰り広げられるかという方針で。

 第一のポイントは「楽曲表現の難度を、さらに上げて来るだろう」ということだ。「僕の太陽」公演も、たとえば「ビバ! ハリケーン」の振り付けなどは相当に難度が高そうだったし、冒頭 4 曲ぶっ続けというのもメンバーの体力の限界を試すかのような措置だった。ただ、あくまでも「私の」感想を言うなら、フリの難しさ、動きの激しさ、歌詞の内容と感情表現といったさまざまな点を総合した「表現する上での難しさ」は、A-3rd や K-3rd と同等であって、A-4th ほどではなかった、という気がするのだ。こういう言い方をすると「そもそも A-4th が一番難しいという根拠はあるのか」とツッコマれそうだが、あくまでも「私の」個人的な印象ということでお許し願いたい。

 で、話を戻すと、ひまわり-2nd では、おそらくその難度を A-4th 並み、もしくはそれ以上に上げて来るのではないかと思う。これはまあ、当然のことだろう。ただ、あまりレベルを上げ過ぎると、研究生 ( が入るのかどうかという問題もあるが、一応ここでは入るという仮定で考えると ) が追いつけるのか、という問題もありそうだが、ひまわり-1st で準レギュラーだった研究生数人の伸び幅を見ると、彼女たちなら何とかなるのではないかという気がする。

 その「表現の難しさ」の部分に関わることだが、ひまわり-2nd において考えるべきポイントのもう 1 つは、メンバーの年齢が上がってきていることだろうと思う。もちろん、依然として中学生もいるし ( というか小学生だっているわけだが )、選抜メンバーの多くは高校生ではある。しかし劇場グランドオープンから 2 年が過ぎたということは、確実に皆、2 つは年齢が上がったのだ。

 チーム A の年長組は順番に卒業 ( またはチーム B へ移籍 ) して行き、気がつくと篠田さんがワントップ、次はもうまいまいとのぞフィス、という状況なのだけれども、チーム K にはめーたんと野呂さんが健在である。私としては、アイドルというのはいくつになっても思春期前半の初々しい歌をかわいらしく演じきれることが大事だとは思うのだが、一方ではそれだけではない表現の幅も必要だろう。かつて A-2nd から A-3rd への転換で大きく舵を切ったように、ひまわり-2nd もまた、大胆に「夜」の表現に踏み込んだものになるのではないか。ひまわり-1stでも「Lay down」という挑戦ナンバーがあったけれども、2nd ではさらに「夜」基調のセットリストになると予想しておく。

 で、さらにその妄想をヒートアップさせておくと、私としては年長メンバー向けのムード歌謡を期待したいところ。ムード歌謡もどきを即興で歌ってみせるお笑いの人がそこそこ売れているから、というのもないわけではないが、いわゆる歌謡曲と呼ばれる広がりの中で、ムード歌謡というのは、久しく「空き地」になっているのではないかという気もするからだ ( だからこそ「おもしろい」と感じる人が多く、お笑いのネタにもなるわけだが )。

 というわけで、篠田さんと大堀さん、野呂さんに加えて、チーム B から浦野さんを戻して、この4 人を裏表の 2 人ずつに分けて ( 場合によっては高校卒業年齢以上のメンバーを何人か加えても良い )、ムード歌謡を 1 曲入れて来ると予想する。篠田さんと大堀さんは、まあ率直に言って歌はあまり上手い方ではないと思うので、2 人が組むよりは、引き続き裏表にしておくのが良いかも知れない。そうすると野呂さんと浦野さんが、どちらが表かはともかく裏表になる。しかし、別の妄想としては、男役と女役のパートのかけあいもおもしろそうなので、その場合は男役パートは篠田さん・野呂さん、女役パートは大堀さん・浦野さんという感じか。

 しかし。ここまで妄想して来たのを最後に自分でちゃぶ台ひっくり返して言うのもどうかと思うが、年齢関係なしで一番ムード歌謡が似合いそうなのは、実はとも~みちゃんのような気がする(笑)。意外と花ちゃんもいけそう、とか。

細々としたこと、いくつか

2007-11-21 19:06:29 | Weblog
 最近の劇場公演を見て思った細かいことなどを、まとめて書いておく。いつもの通りのお断りだが、あくまでも「私には」そう見えた、「私は」そう感じた、という個人的妄想に基づいての記述なので、事実であるとかないとか、見方が違うとかいった点でコメントしたい場合は、穏当な言葉遣いでお願いしたく。

 ひまわり組はメンバー自身が MC などで語っているように、レッスンで大変、らしい。それはそれで理解するけれど、それが観客に透けて見えるというのは、あまり良いことではないような気がする。さすがにステージ全体としてはきちんと鑑賞に堪える水準で演じているので、必要最低限の仕事はできている、という意味では非難すべきものでもないと思うのだけれど、ただ「あなたたちなら、もうちょっとできるはずだよね?」という気がすることも事実なのだ。

 特に土・日の 2 回公演の時など、昼公演の冒頭は暖機運転をしている印象が拭えない。逆に言えば、それまでのウォーミングアップがちゃんとできていないのではないか、という気がするのだ。素人が言うことではないのかも知れないが、十分に身体をほぐしてからステージに臨まないと、ケガなどにもつながりやすいのではないだろうか。

 で、そんな中でも、ほとんど唯一、毎回常にステージ開始直後からきちんとフルパワーで稼動しているのが高橋みなみさんなんである。あんまり高みなばっかり褒め称えるのもどうかとは思うんだが、少なくとも私の目には実際にそのように見えるので、言わざるを得ない ( まあ、もし中西さんがフルで出ていたら、きっと中西さんもそうだろうと思うけれども )。もっとも、高みなの場合は、逆に「どうしても具合の悪い時には休むこともおぼえてね」と言いたいところはあるのだが。同じ心配をしていた中西さんが体調を壊してしまった今となっては、なおさら。

 話を戻すけれども、メンバーの皆さんも人間である以上は体調の悪い日、疲れている日があるのは、ある程度仕方のないことだとは思う。でも、昼夜の公演を通じて調子を上げていき、夜公演のアンコールあたりでやっとフルパワーというのは、さすがにもったいないと思うのだ。レッスン期間中は特に大変なこととは思うが、頑張って乗り切って欲しい。

 なお、ほかにひまわり組で、ステージを通して良い緊張感を保っているように「私が」感じるのは、大堀さん、秋元さん、小嶋さん、峯岸さんなど。ほかの人がまるでだめという意味ではないので誤解のないように。

 大堀さんは一時期、体調が悪いのを押して出続けていたが、その間も他のほとんどのメンバーより力強く見えていたほど。まあ、ファンの間の口さがない噂話では、無理して出続けたせいでメンバーの中で風邪をうつしまくったのではないかという説も耳にしたが(笑)、それはともかく、ひまわり 1st を通じて大堀さんのフリでのパフォーマンスの高さは見ものだった。そろそろ 1 回くらい選抜入りがあっても良いのではないかと思ったほど。なお、この中には「Lay down」と MC を含まず、ということで。「Lay down」でのセクハラはひど過ぎるが(笑)、見る側としては実におもしろい(^_^;)。

 チーム A メンバーでは小嶋さん、峯岸さん…と名前を挙げて、ふと気がつくと先に挙げた高橋さんと合わせて、なぜか 尾木プロ所属組ばかりになっている。私自身は別に尾木プロ推しではないし、そもそも、ふだん公演を見ている時には事務所がどこかなど気にしないのだが、あれだけ気分のムラがステージに如実に出ていた小嶋さんが、このところは概ね良い状態を保っているし、とかく意欲と自負が先走りがちだった峯岸さんも、出過ぎず引き過ぎず、良い仕事をしているように見える。むしろ、最近の峯岸さんは無理な背伸びをしなくなった分、歳相応の良さが引き立って来たように見える。高橋さんを含めた 3 人とも、事務所を移籍したことでの安心や自信がそうさせるのか、あるいは移籍して 4 箇月あまり、事務所ごとの違いが出てきたということなのか、今の段階では何とも言えないが。

 さて、また話は変わって、先日、ステージが終わって、まだメンバーが手つなぎ挨拶をしている最中に、最前列とステージの間をゆうゆうと歩いて行った客がいた。メンバーの何人かもびっくりした顔をしていたし、他の客にとっても、というか少なくとも私にとっては、せっかく終演直後の充実感が余韻に変わる一時に土足で踏み込まれたようで、大変不快だった。そういう行為は少なくとも厳重注意、ことによっては一発出禁に値することではないだろうか。そのタイミングでそこに立つということは、最悪、メンバーに危害を及ぼしかねない距離だということでもあるからだ。とっさのことで皆唖然としていたのは理解できるが ( 私もそうだったので )、本来は警備の人が取り押さえるべき場面ではなかったかと思う。

 とりあえずこんなところで。

また愚痴っぽくなるが

2007-11-15 13:16:37 | Weblog
 先日、「48現象」発売記念の「落書きしちゃいます会」に行った。正確には、イベントに参加すべく劇場に行ったのだが、17:00 までのイベントだったので、16:52 に着いた時にはもう本の販売が終了していて、参加できなかった。ぎりぎりにしか行けなかったのはこちらの事情なので、仕方ないとは思うのだが、10 分前で販売を終了するならそう書いておいて欲しいところ。

 ただ、さらに言うなら、もうちょっと気の利いた運用ができないのかなあ、という気がしたのも事実。終了予定が 17:00 で、あまり押さないうちに本当に終わるためには、前もって販売を打ち切らざるを得ない、というのは分かる。実際、その時点で劇場の中にいた人によれば、メンバーによってはまだ長い列が残っていたという。

 しかし、私が「落書き」してもらいに行きたかったメンバーのところは、その時点では並んでいる人は少なかったというのだ。16:50 で販売終了、という原則を明示しておく一方で、中の状況を確認して、誰それだったら、あと×人まで OK です、なんていう細かい心遣いを期待するのは、今の劇場にはもう無理なんだろうか。落書き会参加券にその場でメンバー名を書いて、入り口でチェックすれば済むと思うのだが。

 まあしかし、私がそのメンバーに伝えたかったことは「文化祭」の時に伝えておいたし、その後、FC ブログに「48現象」を手に持った写真を載せているってことは「読んだ」というメッセージなんだろうと理解して、あきらめて帰ったのだった。改めて話をして、お互い泣いてしまってもどうかと思うから、行けなくて良かったのかも、と思うことにした。

情報に対しての心構えについて

2007-11-14 22:25:54 | Weblog
 くやしいので、さっさと次のエントリを載せてしまおう。

 私事だが、この半年ばかり、あれも書こう、そういえばあのことも、などと思いながら書けずにいるうちに、時間だけが過ぎ去って、ついには書かずに終わるということがあまりにも増えてしまった。先日、時間拘束のある仕事が終わったので、しばらくは遊べるかと思いきや、「やあ暇になったんだ、じゃあさっそく」てな感じでいろいろな雑用 ( しかも、ほとんどは金にならない ) があちこちから降って来て 、仕事 ( 収入に結びつくという意味 ) はないのに妙にいそがしかったりする今日この頃。いやもちろん仕事も探さなくちゃいかんのだが。

 で、やっぱり今のうちに書いておく方が良いと思うことについて、いくつか書いておこうと思い、まずは 1 つめ。

 少し前の話になるが、チーム B「候補生」だった人が写真週刊誌で「元メンバー」を名乗って取り上げられていた。あの日、新聞だったか車内吊り広告だったかで見出しだけ見て、その歳の「元」メンバーはいないはずだが、ひょっとすると何か、私の知らないことでもあるのか…と、少しは不安になりつつコンビニに入って雑誌を手に取ったのだった。多くの人と同様、私の最初の感想も「誰だこれ?」だった。

 ただ、こういう事態は、十分に想定できたことだと思う。このブログでも、今年の 1 月に

 候補生とは言え、PARTY 制服を着てステージに登場し、名乗って、写真なども撮られた人は、実際には劇場デビューしなくとも、今後、別の芸能活動をする際に「あの AKB48 に合格した」ということが主張できてしまう。または、本人が主張しなくとも、周囲がそういう認知の仕方をするだろう。AKB48 がもうちょっと売れて来れば、そのブランド力も大きくなるから、悪い言い方をすれば、劇場デビューもしていない人が AKB48 ブランドを利用できてしまうことになるだろう。私としては、それって何かイヤだなあ、という気がする。

…と書いているくらいだ。

 ただ、あの記事では ( 買わなかったので今は確認できないけれども )、確か「候補生」とか「オーディションに合格した」とかではなく「元メンバー」という風に名乗って ( もしくは編集部側によって表記されて ) いたように記憶している。つまり、少なくともその点では、雑誌に登場した人、または編集部が事実でないことを言ったおかげで、AKB48 は不当にマイナスイメージをかぶることになっていると言える。

 まあ、AKB48 側 ( 事務所という意味ではなく、気持ちが AKB48 側にあるという意味 ) でない人にとっては、そもそも「候補生」でも「元メンバー」でも受ける印象に大差ないであろう、というのも事実ではあるのだが、しかし、筋道をしっかり通すという意味では、やっぱり編集部に対して「事実と違う」くらいの抗議はしておきたいところ。真正面から厳重抗議でなくとも、やんわり抗議して「そんなに AKB48 周辺の子ばっかり取り上げるより、これを機会に現役の子を取り上げてくださいよ、無難な水着くらいまでですけど」みたいな交渉に持ち込むのも良いんではないか。

 で、何で今さらその話をしたかというと、前述の今年 1 月のエントリでは、その後に

私の個人的な考え方では、やっぱり劇場デビューで初めてのお披露目、というのが、本当の意味で AKB48 らしいやり方なんじゃないかという気がする。その間に、これからアイドルになるための心構えとか、特にプライベートを明かすことの危険なんかも教えつつ、それまでにネット上に置いていたものを消させたり、それが検索エンジンのキャッシュからも消えるだけの時間を稼いだり必要もあるのかなと。

…という話をしていて、このことがまたつい最近、問題になったようだからだ。

 騒ぎになったページが本当に本人のものであったかも確かでないし、ここではその誰かについてどうこう言うつもりはない。しかし、研究生オーディションに合格してすぐ ( 何人かについてはオーディションの途中段階から ) 名前と顔写真がネット上に出ていて、それから何箇月かが過ぎているのに、つい最近まで個人の顔や名前を出したページが ( 仮に本人のものだとすれば ) ネット上に残っていた、というところに、本人の自覚のなさ、ひいてはそれに対してきちんと教育も対策もできていない大人側の脇の甘さを感じるのだ。

 まず何よりも本人たちに対して、これからアイドルになるということの意味と、そのうえで自分自身の情報の出口をしっかり閉じることの大切さ、ネットのある意味での「怖さ」などを、しっかり教育すべきなのだ。それでも隠れてやろうとする子がいないとも限らないので ( というより、実際に子ども集団を相手にしたことがあれば分かることだが、子どもというのは必ず何割かはそういうことをやるものなのである )、少なくとも大人の側としては、本人の名前などから検索をかけて、怪しいものが出て来ないかどうかくらいの調査をしておくべきなのだ。

 もちろん、教育だの調査だのにはいくらかの人手と、最終的にはその人手をまかなうためのお金がかかることは事実。だが、その程度のことだったら、特に高い専門技能がなくともできるはずで、さほど高額にはならないだろう。今回の騒ぎは、まだ劇場に立つか立たないかくらいの人だったが、これがもし、今回の人に限らず、劇場でレギュラーの公演に参加するようになったり、さらには選抜入りするようになったりしてから発覚したら、ダメージはより大きくなったことだろう。レッスンやプロモーションにかかる費用、そして大きな問題が発覚した際に被るであろう損害の規模を考えたら、早い時期にかかる教育だの調査だのの費用は桁違いに小さくて済むと思うのだが、どうだろうか。

 もしどーーしてもそういうことをするだけの余裕がないなら、私も専門家じゃないけれど、ある程度のことならレクチャーもリサーチもできるので、私がやっても良いくらいだ。ついでに言うと、同じように思っているファンは、たぶんかなりいると思う(笑)。

自己嫌悪

2007-11-14 22:06:35 | Weblog
 久々にがっくり来ている。劇場の友人から、サプライズ出演の知らせ。ううむ、そう来たか。

 秋元さん・宮澤さんにとっての千秋楽ということは、おそらく Chocolove の日程との絡みだろうという想像はつくわけで、見学くらいは来るかも、という予測はしていた。しかし、同じポジションの人が出演予定になっているのだから、まさかステージには立つまい、と要らぬ推測をしてしまったのが失敗。ひたすら自己嫌悪に陥っている。

 何かありそうな日はとりあえず劇場に行っておく、が鉄則なのだから、無理しても ( 一応別の用事はあったんだが ) 行っておくべきだったか…。Chocolove の日程との絡みだとすれば ( これも私の推測に過ぎないわけだが )、もう出る機会はないんだろうなあ。ショックでか過ぎ。

AKB48とはあんまり関係のない話

2007-11-11 16:55:44 | Weblog
 今日、UDX を通ったら、某アイドルグループネタのコミックを Yahoo!コミック「FlexComix ブラッド」 で配信する記者発表とかいう文字が目に入ったので、ブラッドの知り合いが来ているかも、と思い携帯に電話してみたら、案の定 UDX に来ていた。ちなみにその彼は昔、あるタレントさん ( 子役から始まって、一時はアイドルっぽいこともしていた ) のファンを長く、そして深く(^_^;)やっていた。AKB48 については、私が劇場グランドオープン直後に「絶対今のうちに見ておけ」と無理やり勧めたので、最初の月か翌月だったかに、1 回だけだが劇場に見に来たこともある。その時は私の都合が合わず、一緒に見たわけではないので、その彼に会うのは、確か 3 年ぶりくらい。

 で、その彼と、「私は AKB48 推しの人間なので、そっち側とはライバル関係なので(笑)」みたいなお馬鹿を言いつつ、ICE の話なども交えて「やっぱりアイドルとのメディアミックスってやるものなんですねー」みたいな立ち話を少々。ちなみに先方の企画は、アイドルグループを題材にしたコミック配信を 10 月に先行開始、11 月発売のアイドルの CD がその主題歌という位置付けのため、今回の記者発表とミニライブ・握手会になったとのこと。ついでに、コミック配信はかなり頑張って 10 月にスタートしたけれど、最初に話を始めたのは ** 月だとか、今日のイベントに来ていた人を数えたら ( ループなしで ) *** 人だったとか、向こうのアイドルのプロデューサー氏と会って話して…とか、ごにょごにょな話も聞く。

 しかし、目の前の握手会の行列見ながら「会場撤収が ** 時なので」「ぇ、じゃあそろそろ販売止めないと」「うん、さっき *** (販売枚数) で止めた」などと残念な会話ができちまうってのも何なんだか(^_^;)。「まだインディーズ扱いですけどこれだけ集まりますからねぇ、メジャーデビューすれば…」みたいなことを言うので、AKB48 派の私としてはちょっと対抗心が出て「下の行列は *** 人いるもん!!」などと子どもっぽく強がって見せつつ、「48現象」の概要を説明して、私も数ページ寄稿してるから読んでね、と言っておいたけれど、わざわざ買いはしないだろうなあ(笑)。見本本持っていなかったのが残念。


ぜひ『48現象』を読んで欲しい

2007-11-10 12:34:51 | Weblog
 先月にも書いたが、ワニブックスから単行本『48現象 ~極限アイドルプロジェクト AKB48の真実~』が、今日、11/10(土) に発売される。先月は 10 月中と書いたけれども、いろいろあって少し延びたとのこと。私も数ページ寄稿しているもので、もう見本本をもらっているのだが、早い書店では金曜から店頭に並べているそうで、すでに買ったという友人もいた。東京近郊の人だと、11/11(日)の“メンバーが本に落書きしちゃいます会”まで買わない、という人もいるかも知れないが。

 個人的には、すごく良い本になっていると思う。数ページとはいえ寄稿した私がこういうことを言うと、とやかく言われそうな気はするのだが、それでも言う。どこを取っても興味深い、良い本に仕上がっている。AKB48 というプロジェクトを取り巻くさまざまな事情、これまでの出来事、メンバーインタビューに見え隠れする ( 時には赤裸々に語られる ) 本音、そしてあんな写真やこんな写真(笑)、ファンへのインタビューなどに至るまで、濃密な情報と物語が詰め込まれている。ごく一部、私にとってはつらいページもあるのだが、しかし、そのページを入れたこと自体は英断だったと思う。

 AKB48 というものの全貌に、ここまで迫ろうとした、そしてここまで迫り得たものは、これまではなかったと思うし、これからもなかなか出ないのではないか。発売が予定より 3 箇月 ( 以上 ) 遅れたのも、この内容をまとめ切るためには仕方がなかったのかなという気がする。とにかく、AKB48 ファンを自認する人には「必ず」読んでもらいたい 1 冊。そうでない人にもできれば読んでもらいたい。

 あえて難点を言うなら、現物ができるとなおさら「もっとこういう話が」とか「だったら私にも語りたいことが」ってのが山ほど出て来るであろうこと、かなあ(^_^)。その辺はぜひ、第 2 弾を企画して、その時にやってもらうということで(笑)。

次は誰が学校行事で

2007-11-09 13:01:19 | Weblog
 このところチームBで「学校行事」を理由とした休演と、それに伴う研究生からの代役が続いている。私は予想される「出来事」は見届けておきたい性分なもので、可能な範囲でではあるが劇場に足を運んでいる。瓜屋茜さんの初日は見られなかったし ( その後 1 回は見た )、先日の松岡さん休演の時は観に行けなかったが、成瀬さんのなっちゃんポジションと CinDy ポジは両方見て、昨日の中田ちさとさん、出口さんも見た。

 そんなわけで、気がついてみると最近は、ひまわり組公演よりもチーム B 公演の方を多く見ているような状態。おかしいなあ(^_^;)。別に「妄想ブログはチーム B のエントリを更新しない」みたいなことを言われたから気にしているわけではな…なくもないか(^_^;)。私はもちろんチーム B のこと「も」好きだし、加えて「会いたかった」公演 ( セットリスト ) が好きだし、今のチーム B が伸び盛りの時期に入ったというおもしろさもあるわけで。

 さて、話を戻すが、こうなって来ると「次は誰が『学校行事』になるのだろう」という気がしてくるのも事実。以下はいつもの通り「私の」完全な妄想なので、真に受けて怒ったりしないでいただきたい。もちろん、本当に学校行事ということもあるのだろうが、それにしても、どうもアヤシイ気がするのだ(笑)。実はチーム B メンバーをあえて休ませて、研究生をステージに出すようにしているのではないか? という気がして仕方がない。

 それが悪いというわけではない。表向きチーム B として公演を続けていて、研究生とのダブルスタンバイだとは言っていない以上、代役を出すにはあくまでメンバーが「訳あって」休演する時でなければならない、という理屈がある。また、誰それが出演します、と予め言ってしまうより、サプライズ的な登場の方が客としてもワクワク感があって楽しい。というわけで、もし仮に「学校行事でお休み」を「表向きの」理由としているのだとしても、それを「嘘」と呼ぶのは野暮というものだ。

 まあ、ちょっと話がそれるが、過去に芸歴のある研究生がそういうサプライズで劇場デビューを果たすと、AKB48 以前からのファンが AKB48 での初舞台を見逃して悔しがる…ということはありそうだが、そういうのも「AKB48 流」ということで、ファンの人たちにも慣れてもらうしかないのかなあと。昨日の場合などは「誰か」が出るだろう、くらいの予測はできたわけだし。

 話を戻すが、私が思うのは、そうやって休演したメンバーには、自分の出ていない公演を見せたら良いのではないか、ということなのだ。もしその休演・代役に、チーム B メンバーに休みを取らせるという意図が含まれないならば、ということだが。休演の人が劇場に来て公演を見ているのは変だ、みたいなツッコミは入るだろうけれど、そこはそれ、「学校行事で劇場到着が遅れ、リハやメイクの時間が取れないため代役を立てることとしたが、開演には間に合う時間に劇場に着いたので公演を見学していました」くらいの理由付けで良いのではないか。

 自分が演じている公演を客席の側から見る機会はあまりないはずだ。自分のポジジョンで別の人が踊っているというのも、刺激になるだろう。せっかくの機会なので、うまく活用して欲しいと思う。

一生懸命ということについて

2007-11-04 15:51:46 | Weblog
 ちょっと思いついたので、簡単に書いておく。ちなみに、一生懸命と書くと「正しくは一懸命だ」とかいう声も聞こえて来そうではあるが、まあ現代日本語では「いっしょけんめい」の方が通りが良いだろうということで、一生懸命と表記しておく。

 さて、私はしばしば「一生懸命厨」と揶揄されるくらい、一生懸命さが「感じられる」パフォーマンスが好きなのであるが、そこでしばしば、他の人から言われるのは「○○ちゃんだって一生懸命にやっているんです、ちゃんと見てください」というものだ。

 そういう意見の相違について、私はいつも「それは、『私が』感じるかどうかであって、客観的な観察でもなく、事実として本人が頑張っているかどうかではありません」とお断りしてきた。まあ、それはそれで事実なんだけれども。

 ただ、私が感じる「一生懸命」というものについて、どうも 2 つの種類があるような気がして来た。1 つは「本人が決められたことをやるために一生懸命」であるということであり、もう 1 つは「ステージ上で何がしかの『表現』をしようとして一生懸命」であるということだ。で、私の好きな、あるいは評価する「一生懸命」は、あくまでも後者であるということだ。

 どんなに真剣に、本人の気持ちとして一生懸命にやっていたとしても、それが「教わったことに追いつくため」だけの一生懸命であるうちは、まだステージ上の人として、他人に感動を与えることはできない。もちろん、教えられたことから逸脱して、勝手なことをするのが「自己表現」だという勘違いは戒めなければならないが、自分の出番、決められた役割、決められたセットリスト、教えられた歌い方と振り付けといった、さまざまな範囲内で「その中で、私らしさをどう打ち出せばいいのだろう」「どうしたらお客さんに、もっと楽しんでもらえるだろう」ということを考え始めた「一生懸命」は、たとえ少々技術的に未熟であろうとも、小手先の上手さよりもよほど魅力的に輝いて見えるのだと思う。

 実は、昨日の昼と夜の劇場公演で、井上奈瑠さんを見ていて、そんなことを思ったのだった。私の勝手な印象では、井上さんというのは、非常に大事に育てられたせいで、おっとりとして欲がない、という印象だった。だから、きっと先生の言うことを良く聞いてまじめにやるのだろうし、ご本人も一生懸命のつもりだろうけれど ( くどいようだが「私の」妄想である )、私にとっては、見ていてあまり魅力を感じなかった。

 しかし、2nd に入ってからの井上さんは、そういう殻を破ろうとして、いろいろ摸索しているような「気がした」のだ。まだ今は、出口を見つけられずにもがいているのだろう、という気がするけれども、そうやって日々のステージの中で試行錯誤し、昨日と同じではない自分、昨日より良いステージを目指していくこと自体が、その人の魅力を増して行くことになるのだ。すぐに手応えが感じられるわけでもなく、苦しい日々が続くだろうけれども、ぜひ頑張っていって欲しい。