AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

憂鬱な夜に

2012-11-28 23:12:24 | Weblog
仕事もプライベートもいろんなことが上手く行かず、虚しい気持ちを抱えて会社を出て、凹んで飲みに行った店すら満員で入れず、辛うじて別の店に空き席を見つけて入ったものの、食い物はラストオーダー過ぎていて、どうにかビールだけ飲んでいるところで、メンバーの辞退を知る、やるせない夜。

やっと外で大きな仕事して、いろんな人と出会って、世界が一気に広がって、束の間、足元が見えていなかった、のかなあ。今、あの仕事一つで飛び出して行くのは、見送る側としては不安なのだけれど、それもまた本人の人生だろう。

どうか彼女の今後が、輝きに満ちたものでありますように。

最早誰に祝われるでもなく

2012-11-25 20:06:50 | Weblog
本日、いわゆるアラフォーですらなくなった。最早誰に祝われるでもない今日を、飲み明かして迎えるほどの元気もなく、昨夜はおとなしく独り酒のあと、程よく酔っ払って終電で帰宅。若くもないこの歳まで、数々の失敗を繰り返し、紆余曲折があり過ぎたけれど、どうにか生き延び、今は衣食住にも困らず、時に(しばしば?(笑))酒さえ飲んで日々を過ごせるのは、十分に幸せの内に数えて良いのだろう。

夢や自己実現の希望といったものは、すでにに私の手元を去って久しいけれども、そうしたものに向けて情熱を傾ける日々の貴重さは、身を以て知っている。手堅い選択肢を選んで地味に生きる方が無難だと思う。数十年を経て、確かにそうだったと実感できる。けれど、他人から無謀と言われ、世間知らずと笑われようとも、自分の内に燃える思いに突き動かされて進むのも、それはそれで悪くない人生だ。

先に待つのは1%の成功と、99%の挫折かも知れない。それでも今、夢に向かって、ひたむきな日々を送る若い人たちに、心から応援の言葉を贈りたい。

さっそく新々チームB公演でがっかりしたこと

2012-11-11 22:05:34 | Weblog
 いきなり釣りタイトルぽくて申し訳ない(笑)。でも、ただの釣りではなく、気持ちとしては本当にかなりがっかりしている。なので、ぜひ大きな声で主張したいと考えて、わざと少し強めの言葉を使ってみた次第。

 先週の木曜日、ちゃぷちゃぷ生誕祭の日だったか、劇場公演の一部をロビー観覧した。うちの会社に海外在住の日本人が出張して来ていて、お土産を購入するためにAKB48ショップの案内を頼まれたので、ついでに劇場の様子だけでも見ておくと良いよ、ということで案内したのだった。本人はAKB48ファンではないのだが、2歳の娘さんはAKB48の特定の曲を耳にすると踊り出しちゃうんだそうで(^_^)。

 話を戻して、ロビー観覧したチームB公演のことである。ある点でものすごくがっかりしたことがあった。それは「タンポポの決心」の最後で、幕を閉めない演出になっていたことだ。今回の新々チームB公演でも、初日はきちんと幕を閉めていたと記憶している。その日、私はごく一部分をロビー観覧しただけなので、もしかしたら幕が故障していたとかそういうことなのかも知れないが、そうでないなら、あれはダメだ(あくまでも個人の思いとしては)。

 もちろん、これまでにも、コンサートなどで歌われた時に、幕が閉まる演出がないということはあった。しかし、そういう特別な場合を除いて、劇場で通常公演のセットリストとしてやる場合には、曲の最後で幕が閉まる演出あってこその「タンポポの決心」だ。後奏がフェードアウトするまで手を振り続けたメンバーが、バラバラと散ってハケて行くなんてのは、興醒め以外の何物でもない。

 幕が閉まったことで完全な終演だと思って、「UZA」へのダブルアンコールがかからないことを危惧しての演出変更なのだとしたら、大間違いだと言いたい。もし「タンポポの決心」で満足して席を立ってしまう客がいたとしたら、むしろそれは公演が十分に良いものだったという証だ。「お約束」のダブルアンコールを無理やりやるより、「UZA」も「最後の挨拶をしましょう、せーの」もなしで客電をつけてしまうくらいで良いのではないか。ぜひ再考を願いたい。

久々に握手会参加

2012-11-10 20:49:34 | Weblog
久々に握手会に参加。しかし夜にアポを入れてしまったので、7部の2枚は予め断念。6部は5枚だったんだが、夕方、急に対応しなければならない用事ができたせいで家を出るのが遅れ、会場に着けたのは締め切り直前。結局握手できたのは1人、2枚分だけ(^_^;)。それだけのために行くにはビッグサイトでも遠いなあ。幕張よりマシだけど。

しかもたかが2枚分で話すことなくなるって、どんだけダメなんだよ>俺(^_^;)。まあ、劇場公演でのパフォーマンスが良いですね、これからも頑張ってください、くらいのことしか言わなきゃそうなるか。

しかし、初めまして、と挨拶して突っ込まれない握手会も新鮮で良いなあ(笑)。いや本当に「握手会では」初めましてなんだが。

新々チームA公演を観た

2012-11-09 14:29:52 | Weblog
携帯でポチポチ打っていたらブログに上げるのがすっかり遅くなってしまったけれど、実は火曜日に新々チームA公演の2回目を観た。さすがに週末を過ぎるのもどうかと思うので、昼休みにPCで仕上げて載せておくことにした。

その日、せっかく1時間早く会社を出て(そのために午後半休扱いにして)劇場に行ったのに、25順(いわゆる優勝)で立ち見の後ろ。これなら定時上がりで対象外で良かったじゃん!ってことでちょっと盛り下がったけど、それでも初めて観るA公演ってことで、まあまあ期待しながら観た。

すごい神セットリストってわけじゃなかったが、まあこれはこれでそれなりに楽しめるんじゃない?というのが率直な感想だった。過去のチームA公演曲も、新しめの重力シンパシーやAKBフェスティバルも入って、構成も無難。ウェイティング公演ならこれで十分ではないか。

ただ、チームAをどちらに引っ張って行きたいのかが分からないセットリストとポジション割りだな、とは思った。これはチームAらしさ、というのをどう捉えるかによるので、あくまでも私の個人的な考えだが、少なくとも3rd以降のA公演は、かなり実験的な曲に挑み続けて来た。だから、第2期チームAの千秋楽で、高みないわく「ある意味チームAらしい曲」として全員で「隣人は傷つかない」を歌ったのは、良くチームAの本質を理解した選択だと思っていた。なので私としては、その曲や「胡桃とダイアローグ」、またひまわり組の曲ではあるが「森へ行こう」などのいずれかを入れて来るのではないかと思っていた。しかし、全体曲にはそういう実験的な曲がなかった。まあRIVERは当時としてはそれなりに実験的ではあったのだけれど、シングル曲で定番の一つになってしまったので、除外ということで。良くも悪くも無難な選択と言えると思う。

ユニット曲の選択はそれなりに面白いのだけれど、私としては二つの点で疑問が残った。一つは、9期以降のメンバーを特定ユニットに固め過ぎていること。コドモはコドモ組でやっていなさい、という感じで、これではせっかく再組閣でチーム4を解体し、各チームで先輩メンバーと混合して学ばせようとした意味が薄れる。二つめは、そのことと関係するのだけれど、これまでのその人のイメージや技量から大きく外れない曲が割り当てられていること。「え、この子はこんな演じ方もできるんだ」「この人がこの曲でこんな表情を見せてくれるとは」といった驚きがない。逆に言うと、本人にとって難しい曲への挑戦や、新しいイメージを作り出すための工夫を、あまりしていないように感じてしまう。

なお、この日は初日に出ていた高みな、高橋朱里さん、大島涼花さんが出演せず、代わりに伊豆田さん、小林(茉)さん、森川さんが出演。私には、高みなポジがどこなのか分からなかった(^_^;)。もしかして、初日に別ポジションで出演した誰かがシフトして、そっちをこの日初出演のメンバーが埋めていたりするのだろうか(第1期チームAの終わり頃にれいにゃんとかみゃおがやっていたような感じで)。伊豆田さん、小林(茉)さんは、ご本人たちにとっての初日ということもあってか、非常に良かった。森川さんは緊張し過ぎていたかな。

他のメンバーでは、とにかく田野ちゃんがずば抜けてすばらしい。私は最近、高みなイズムを継承するのはゆいはんか田野ちゃんではないかと思っている。篠田さんはさすがの貫禄という感じ。まゆゆは、うーん、ちゃんとやっているし、クオリティも高いんだけど、申し訳ないんだが私には全然響かなかった。コテコテのアイドルパフォーマンスをきっちり演じ切れているので、見ていて「私にとっての」面白みがない。チームAらしくもない、気がするんだよな。ゆいはん、岩田さんもかなり良かったけれど、私としてはこの2人はもっともっとすごい表現力のある人たちだと思っているので、さらにパワーアップすることを望みたい。仁藤さんがいぶし銀というか、ギラギラするすごさではないけれど、しっかりと良いパフォーマンス。ともーみちゃん、きくぢ、すーちゃんあたりは曲によって実力の片鱗を見せていたと思うので、早いうちに全曲にわたって発揮できるようにして欲しいところ。その他の人は、まだ2回目なせいか、力を出し切れていない印象を受けた。

とりあえずこんなところで。

新々チームB公演初日を観た

2012-11-03 22:41:53 | Weblog
 昨日のチームA公演は観られなかったけれども、今日のチームB公演は観た。一昨日のチームK公演はぎりぎり開演前に入ったので立ち見最後方だったけれど、今日はちゃんと抽選対象に入れた上、私にしては珍しくかなり抽選順が良かったので、わりあい前の方に座れた。

 正直に告白するが、新々チーム3つの中で、私が最も期待していなかったのがチームBだった。私個人としては何人か注目したい人がいるものの、全体を見渡すと、率直に言って最近あまりパッとしなかったメンバーが多いだけに、チームとしてはどうかなぁ、という先入観を持っていた。

 いやいや、申し訳なかった。良い意味で完全に予想を裏切ってくれた。とても良く考えられたすばらしいセットリストのおかげで、全員がもう、これまでの不振とか緊張感のない脱力ぶりとかやる気のなさとかが嘘のように、すばらしく生き生きと、かつ、それぞれの魅力を発揮していて、観ていて非常に楽しい。そうそう、この子は本当はこれくらい力があったはずなんだよ、ということを、何人もについて思ってしまう。はるきゃんのキビキビした動きとか、竹内さんの能面のような作り笑顔でない自然な笑顔とか、大場さんの前向きな意欲に満ちた眼差しとか、ぱるるの楽しそうでいながら意欲的なパフォーマンスとか、一体どれくらい久しぶりに見たかと思ってしまうようなことがたくさんある。新々チームBはさながらメンバー再生工場のようだ。

 それもこれも、やはりセットリストがすばらしいことが大きい。とりわけユニット曲はいずれも、きちんと各メンバーの特長が生きるような曲が選択されている。新旧さまざまの楽曲と、それを歌う無数の組み合わせの中から、よくぞこの曲を引っ張って来た!よくぞこのメンバー割り当ててくれた、という思いがする。そうやって多様な楽曲が選択されていることもあり、AKB48のさまざまな側面を楽しめる。それでいて既存楽曲のパッチワークのようなバラバラ感がなく、一つながりの公演としてのまとまり感もある。新々チームK公演のセットリストもなかなか良かったけれど、新々チームBのセットリストはそれを上回り、ほとんど神公演に近い。

 ポジションの割り振りもすばらしい。チームBの顔としての柏木さんを概ね前に立てつつも、曲によりぱるる、みるきー、次世代スター候補や、加藤さんのような次々世代、一方ではこじはる、みぃちゃんといった実力派古参をうまく組み合わせている。また、中堅どころのメンバーもそれぞれの個性に応じた見せ場がきちんと提供されているから、ファンとしても推しの良い所を楽しめる。もともとパフォーマンスの良い藤江さんや市川さんは、ポジションが少々悪くても、そこで存分に輝きを発揮できている。すでに兼任歴があるみるきーはもちろん、石田安奈さんもうまくチームに入り込めているようだ。そしてMCは、特にみぃちゃんが絶妙の切り返しとメンバー全員への見事な話題の振り分けに加え、後輩メンバーも臆せずツッコミを入れていく雰囲気が奏功し、テンポ良く楽しめる。

 うん、これは良いと思う。楽しいよ。このチームBとこのセットリストが作られただけでも、再組閣の意味はあったと言いたくなる。キャプテン梅ちゃんの気配りの勝利だ。あとはこの初日から、メンバーがどのように個々の、そとてチームとしての課題を見つけ、それをチーム全員で、共同で解決し、お互いを高めていけるかということが重要だ。もしここから、日々の公演の繰り返しに飽き、ダレた態度で公演に臨むような人が出ると、せっかく新生したチームBが台無しになる。どうかメンバーの皆さんには、せっかくのこの良いセットリストを、さらに生かしてもっともっと成長していって欲しい。

新々チームK公演初日を観た

2012-11-01 22:38:27 | Weblog
 今回の新チームはチームA/K/Bにとっては「第3次チーム×」とか「第3世代チーム×」って呼ぶべきではないかと思うのだが、いつの間にか第2章ってことになっているみたいだ。ってことは、これまでの各チームはすでになかったことにされてしまっているのだろうか(^_^;)。

 などという戯言はどうでも良くて、今日の新々チームK初日を観た。いわば「スクラップ&ビルド公演」とでも言うべきか。

 セットリストは新しい(UZAのc/w)1曲、あとは既存の曲だが、チームKの歴史を代表する曲だけでなく、他の各チームや姉妹グループの曲まで取り込んだ欲張りな構成。良い曲揃いではあるのだが、数曲を除けばアップテンポのノリやすい曲が多い。ちょっとコッテリというか、どや!これでもか!という意図が過剰ではないかという気がした。女の子っぽいかわいい曲も少なめだし、もう少し雰囲気の違う曲を混ぜても良かったのかも。あと、曲数を多くしたかったのかも知れないけれど、公演のレギュラー曲に(メドレー以外で)ワンハーフが混じったのは、個人的にはちょっと残念。

 体力的にかーなーりキツそうなセットリストだということ、基本的に既知の曲だということもあり、新セットリスト時にしばしば見られる、メンバーのいろいろな思いが一気に爆発するようなすばらしいパフォーマンスはなかったようだ。まだ初日なのでちょっと様子見というか、少し戸惑いながらのメンバーもいたように思えた。しかし、全体としてはまずまずの出来だったし、メンバーのやる気はほぼ全員から感じられたので、これからまだまだパフォーマンスを上げて行けるのではないかと思う。

 個々人で言うと、まあ大島優子さん秋元才加さんあたりは別格として、まりやぎがすごく良かったと思う。良いポジションをもらっているからというのもあるけれど、チームKの中にあって、埋没しない個性としての女性らしい魅力を発揮できている気がする。ただ今後、他の人もますます出力を上げてくるだろうから、それに負けずに頑張ってほしい。ほかにも元チーム4メンは大体良い出来。阿部さんは息を吹き返したかのようだし、島田さんも生き生きとやっている。昇格した武藤さんも、まだちょっと周囲に圧倒されてしまう感はあるものの、伸び伸びと楽しくやれているようで好印象。

 前チームAで、元チームKではないメンバーでちょっと明暗があったかな。中田ちさとさんがKとの適性という意味ではまったく予想外に良い出来。いや力はあるしそれなりの適応性もある人なんだけど、私の勝手な思い込みでは、あんなにチームKに合うとは思っていなかったのだ。仲谷さんはそこそこ器用に順応して、野球で言うバントヒットか、バスターで内野の背後に落ちるポテンヒットくらいで来るだろう、などと失礼な予想をしていたのだけれど、なになにどうして、きれいなセンター前ヒットを打って来た感。一方、チームKで大化けしそうな期待を(私が勝手に)していた前田亜美さんは、もらっているポジションもかなり良いのだけれど、今日時点ではまだ戸惑っているのかなという印象を受けた。ただ、まだ初日だし、伸びしろは感じられたので、これから頑張ってほしい。

 宮沢さん、梅田さんが去っても、秋元さん、大島さんが残り、増田さん、松原さん、倉持さんなどが戻って、第一次チームKから続く「チームKらしさ」を保ったという感じ。これまで他チームだった人、新しく昇格したメンバーもうまく調和して、チームとしては良い雰囲気みたいだ。

 総じて、幅広い48グループファンが楽しめる、なかなか良いセットリストではないかと感じた。メンバー同士が仲の良さに馴れ合うことなく、お互いを高めあう意識を持ち続けられれば、ウェイティング公演とは言いながら、場つなぎや時間稼ぎではない、有意義な公演期間にして行けるだろう。