AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

お帰りなさい

2010-10-30 17:24:20 | Weblog
研究生おやつ公演に11期生、鈴木紫帆里さんが出ていた。
私が見たのが初めてなだけで、これまでにも出ていたのかは知らない(^_^;)。
劇場に戻って来てくれてうれしかった。

ついにミリオン

2010-10-27 03:06:26 | Weblog
 昨日、朝からネットのニュース記事は見ていたけれど、仕事中じゃそうそうブログ記事も書いていられない。うちもの会社はMixiやTwitterやFaceBookなんかを業務時間中に見たり、短いのをちょいちょい書く程度は一向に構わないんだが、本来の業務がある以上、そんなに時間をかけていられるわけじゃない(笑)。特に私はブログ記事に(長さの割には)かなり時間をかけてしまうもので、今のところ見合わせている。昨日は短い馬鹿ネタを1個書いちゃったし。

 で、本題。今度の新曲「Beginner」の初回出荷枚数が、なんと100万枚を超えた、らしい。ついにミリオンだ。実を言えば私は、今回は累計でもぎりぎり無理かなー、などと思っていたのだが、初回出荷で行っちまうのか…。すごい時代になったなぁ。昔はAKB48なんて誰も知らなくてね、ガラガラの劇場にぽつんぽつんと客が…なんて昔話をしても、もうほとんどの人には想像すらできないんだろうなぁ。

 先日、某男性グループがアルバムでミリオンを出して、ああこれでレコ大は持っていかれたかなと思ったのだが、これで逆転の目が出て来た、かな。CDが売れない売れないと言っていた業界にとって、これだけのセールスを連発し、ついにミリオンを達成したAKB48のインパクトは大きいはずだ。JASRACの椎名さん(見た目は怖いオジサンだけど実は著名な編曲家)がどう思っているか聞いてみたいなぁ。一方、経済産業省の村上さん(去年の夏くらいまでコンテンツ産業関係の課長だった)だったら、CDのセールスに依存する業界構造を延命しただけ、なんて言うのかなぁ。

 でまぁ、話を「Beginner」に戻すと、この歌詞の内容からして、若い人(特にフリーターとか)の就職や転職を励ます歌として厚生労働省あたりに採用してもらえんだろうか。そういった公的なナニカに絡むというのは、やっぱり歌手/タレントとしての「格」みたいなものを上げることにもつながるし。紅白のトリは人気だけじゃ無理なところがあるんで、そういうのを積み重ねて、それでもまだ来年でもどうか、くらいか。まあ2、3年後には狙いたいところ。あと、来年の春のセンバツの入場行進曲…は、次のシングルだろうか(笑)。ちょうど高校生がセンターになるわけだし。

 ミリオンはいずれ来るステップと思っていたけれど、やっぱり一つの達成として、ファンとして素直にうれしい。メンバーならびに関係者の皆さんに、心からお祝いを申し上げる。今日は喜びを噛み締めよう。しかし、AKB48の壮大な長期計画の中では、これもまた一つの通過点に過ぎないことだろう。これからもミリオンを続けるくらいの気概で頑張っていただきたい。ファン層が巨大になった分、一人一人のファンの存在感があまりにも小さくなり、振り落とされそうになっている人も少なくないけれど、私もファンの一人として、何とかついて行きたいと思っている。

どうでも良い話

2010-10-26 15:33:55 | Weblog
 最近、劇場でヲタ友人と思しき人と話す風を装いつつ「これだから情弱どもは」「情弱じゃAKBファンは無理」などと周囲に聞こえよがしに言っている人を何度か見かけた。同じ人じゃなかったと思う。私がたまたまそういうのに続けて出くわしただけなのか、そういう人が増えて来ているのか分からないが。

 で、この前気がついたのだが、そういう人がその言葉に続いて友人に吹聴しているAKB48の情報や知識って、たいてい間違いなんだよな(笑)。自覚がないのか、自覚があって虚勢を張っているのか、いずれにせよ知らないこと自体は(謙虚であれば)恥ではないが、知らないくせに上から目線なのは恥ずかしいぞ。

 しかし考えてみると、今のマスコミにあふれるAKB48関連記事の多くも似たようなものか(^_^;)。

横山由依さんのメンバー昇格をめぐる妄想

2010-10-13 02:52:18 | Weblog
 横山由依さんがチームKメンバーに昇格して初めての劇場公演を見て来た。と言っても、私としては横山さんを絶対推さないことに決めているので、たまたま私が仕事を無理やり切り上げて電車に飛び乗って秋葉原から走って劇場に行ったら開演にどうにか間に合っただけであって、メンバー昇格直後の喜びに満ちているであろう姿をぜひ見たいとか、特にそういった理由ではないわけでもない。

 廊下の壁では、すでに横山さんの写真がチームKに移されていた。ただし、この日は研究生公演。こういう場合、歴史というか過去の事例では、自己紹介に先立つ全員挨拶で、たとえば「チームA、藤江れいなとチーム研究生です」といった挨拶の仕方をしていたのだが、今回は普通に「チーム研究生です」だった。とりあえず今回は昇格の挨拶をする前だからそうしただけで、次回からは「チームK、横山由依とチーム研究生です」に変わるかも知れないが、変わらないかも知れない。

 横山さん自身は、良い笑顔ではあったけれど、もともと全力投球で、素晴らしい笑顔でステージを務めている人なので、普段の何割増しということもなく、いつも通りに良いステージングであったと思う。研究生公演全体として見ても、非常に良かった。もちろんこれまでも、研究生一人一人は劇場公演を頑張っていただろうけれども、それでもなお「劇場公演で頑張れば、きちんと見ている人はいて、ステップアップへにつながるのだ」という道筋が明らかになったことで、モチベーションがさらに高まったのだろう。

 横山さんは劇場であれだけ頑張っても「ミニスカート」ユニットには入れてもらえず、「カスペルスキー研究所」サイトでも、他の9期生5人はCMを模した動画つきなのに、横山さんは10期生4人と同列でその動画がない、といった扱われ方だった。しかし、そういった「外向け仕事での序列」とは別に、AKB48本体を担う一員として、スタッフおよびファンからの信頼を得たのは、劇場公演に貢献した努力家、横山さんだったのである。以前のエントリで述べたことの繰り返しになるけれども、横山さんが真っ先にメンバーに昇格したことで、AKB48の原点が劇場にあり、その劇場が「頑張った人が報われる場所」であり続けているということを、実例を以て示せたと思う。いろいろな意味で、本当に良かった。

 加えて言うなら、メンバーの枠に空きができたあと、それを放置しなかったのも良かった。もちろん、タイミングの良し悪しは多少の運も働く。とは言え、現状でメンバーをも感心させるほどの努力家であり、メンバーに匹敵する実力を身につけつつある人を、いつまでも研究生に留めていたら、飼い殺し状態になってしまう。意識の高さに見合った、高いポジションで遇して、さらなる進歩を促すというのは、大切なことなのだ。

 少し話を戻すが、公演を見ていると、他の研究生にとっても、今回の横山さん昇格は良い刺激になったことが窺われた。あくまでも私の妄想だが、研究生によって、単純に同期あるいは身近な先輩の昇格がうれしくて仕方のない子もいれば、「私も頑張ろう」という感じの子もあり、そして「次こそは私が」と対抗心を燃やしている人もいるように見えた。そうした思いが、自分でも意識しないうちに、普段より一段上の力を引き出してくれることがある。そういう「一つ上に突き抜けた経験」を持つことで、表現者としての実力はさらに伸びていく。

 あくまでも私の見た印象では、うれしくて仕方のない感じは、阿部さん、加藤さん、入山さんあたりと、9期生では永尾さん。自己紹介MCで喜びのあまり泣いてしまった阿部さんについては、ファン仲間が「阿部さんがああいうところであんな喜び方をする子だとは思わなかった」と言っていたけれども、そのMCに限らず、とにかくステージ全体にわたって、喜びと前向きな意欲が満ち溢れていた。このところ目に見えて力を伸ばして来ている一人ではあるのだけれど、さらにこれでグンと伸びそうな気配。永尾さんについては、私の偏見では、もっと対抗心を持った方が良いんじゃないかくらい、素直に喜んで祝福している印象。実は永尾すっごい良いやつだろお前~、などと内心思ってしまったのだが、あくまでも私の妄想なので念のため。

 一方、私も頑張ろう風に見えたのは、山内さん、中村さん、金沢さんあたり。ただ、らんらんもこまりこも、普段から全力でしっかり踊り切っているから、今日だけ特別に良いというわけではなかった。ただ表情というか、いわゆる「目からオーラ」が、いつもよりは少し多めだったかなと思う。この2人も劇場公演で特に頑張っている人たちなので、遠くないうちに良いことがあって欲しいなぁと思う。金沢さんは、いつもかなり良いパフォーマンスであるにも関わらず、「最後の一適」を搾り出せていなかったのが、この日は出し切れていた印象。

 そして「次こそは私が」に見えたのは(くどいようだが私の印象であり妄想である)、大場さん、市川さん、仲俣さん。特に大場さんがあんなにステージにのめりこんでいる表情は初めて見た。大場さんはステージ上でいつも非常に冷静で、ミスも少なく非常にソツのないパフォーマンスをする。確実さ、堅実さと言う意味では大変良いのだけれど、ともするとそれが醒めた印象にも見えて、ステージパフォーマーとしての面白みに欠けるきらいがあったのだが、この日は違った。いつもの冷静さ、正確さは保ちつつも、客の眼を惹きつける情熱を垣間見せた。ああいうステージングを日々重ねていけば、大場さんはさらに一皮むけて、表現者としての階段をまた一段、いや何段も上ることができるだろう。

 そんなわけでチーム研究生は今、どの子も伸び盛りで、本当に見ていて楽しい。やはり希望というものは、成長のための最良の栄養素なのだ。

 しかし、横山さんについては、あえてここで、厳しいことを言っておかなければならない。昇格に浮かれるような人でないことは百も二百も承知だが、それでも心のどこかでホッとする部分はあるだろう。だが、そこで気を緩めるようなことがあると、あっという間に魔が入り込んで来るのが、芸能界という場所だ。メンバーを目指すというのは「研究生としての」目標ではあっただろうが、それが果たされた今、アイドルとして、芸能人としての本当のスタートを、むしろここから切ることになる。そして横山さんの行く手は、必ずしもバラ色の未来ではない。

 今回、横山さんは9・10期生から最初に一人だけ昇格し、一緒に昇格する仲間はいない。比較的良くまとまっていた今のチーム研究生から、いわば9・10期生のトップランナーとして駆け出したことになる。おそらくはこれから、これまで親しかった9・10期生と、微妙に立場が違って来て、話がうまくかみ合わない場面が出て来て、悩みを打ち明けたくても相手に分かってもらえない寂しさを感じることが増えるだろう。もっとも、これについては、チームKの中にも、そして他チームにも、研究生からメンバーに昇格して来た先輩が山ほどいるのだから、そういう人たちと話し合えるようになれば問題はなさそうだ。

 しかし、もう一つ問題がある。研究生でいる間は、研究生同士の中で相対的に上位でいられたとしても、ここから先は、メンバー48人中の48番目として再スタートを切ることになる、という点だ。一方では前述のように、トップランナーの孤独に近いものを感じながら、視点を変えれば、たった一人、一番後ろから走り出さなければならないのだ。しかも、7期生までと、9期生である横山さんの間には、少し開きがある。この差を一人で追うことに気がついた時は、おそらく、昇格の喜びの大きさが、そのまま裏返して一気に不安となって押し寄せて来るほどの衝撃を受けるだろう。そしてもちろん、AKB48だけがアイドルの、芸能界のすべてではない。多くのアイドルが地の底を這うような努力を重ねながら、いつかAKB48に取って代わろうとしている。

 横山由依さん、あなたはこれから芸能界という、魑魅魍魎の棲むオソロシイ世界に、足を踏み入れることになった。あなたがこれから上っていく道は細く、険しく、そしてちょっと足を踏み外せばすぐに断崖絶壁が待っているような道だ。ここからがますます大変であり、本当の頑張りどころになる。今まで以上に辛く、寂しく、悔しい思いもするだろう。それらを内に秘め、輝きに変えていくのが、これからのあなたの仕事になる。それが出来る人だと見込まれたからこそ、あなたはメンバーに選ばれたのだ。どうかそのことを、あえてこの喜ばしい時に、胸に刻んでもらいたい。メンバー昇格、本当におめでとう。

今日もカラオケはパス

2010-10-10 16:40:42 | Weblog
昨日の燃料補給プロセスでぐだぐだしてしまったので、今日も午前中は体力回復に宛てることにして、カラオケ大会はパスしてしまった。珍しくチケット買えていたのにもったいない(^_^;)。

コンサートに向かいつつあるが、昨日と同様、また冒頭何曲か分は遅刻しそう。

なんかいろいろダメな連休。今日は楽しいサプライズだけだと良いなぁ。

ゆるゆるカラオケ大会はパス

2010-10-09 14:33:44 | Weblog
 今回は会場が大きいのか何なのか、両日昼夜のチケットを、私のような緩い(^_^;)買い方でも、そんなに苦労せず買うことができた。というか今日の夜の分は1枚余っちゃったくらいで。もったいない。

 しかも、さらにもったいないことには、今日の昼の「ゆるゆるカラオケ大会」は、チケットがあったのに、残念ながら個人の事情でパスした。私にしては珍しく(笑)ちゃんと朝に起きはしたのだが、仕事関係で午前中に対応しなきゃいけない用事もあったし、何より、あまり休養を取れていないから、雨の中で昼・夜続けて立ち見で観続けるだけの体力の自信がなかった(^_^;)。特に私は人ごみに弱いので。無理して倒れたりして周りに迷惑かけるとまずいから、とりあえずゆるゆるカラオケ大会はあきらめて、夜のコンサートに全力で臨むことにした。

 …とか言って見送ったゆるゆるカラオケ大会の内容を後で聞いて、きっと猛烈に後悔したりするんだろうけれど(^_^;)。いつも進歩のない私(笑)。

 えれぴょんの卒業式は明日の夜かなあ。OJS48が出て来て1曲とか、SKEの4期生お披露目とかもあったりするんだろうか。SDN48のメジャーデビュー曲とか、NMB48のメンバーとかはもう決まったのかな?さすがにこの辺はまだお披露目はないかな。

こんなところにもAKB48

2010-10-05 11:28:25 | Weblog
ネットで検索しているといろいろなものが見つかる。衆院議員で自民党政調会長の石破茂氏のブログに、萌乃とすーちゃんの写真があった。

AKB48「なるほどハイスクール」: 石破茂(いしばしげる)ブログ
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/akb48.html


私は自民党はあんまり好きじゃないが、石破さんという人選は(誰が決めたか分かんないけど)かなり良いと思う。軍事ヲタ(笑)として有名なのに政治姿勢や発言は穏健というか良識派だし、アイドルその他の造詣も深いらしいし。

これを縁に石破さんにも劇場に見に来てもらいたいところ。周囲の席をSPで固めることになりそうだけど(笑)。自民党三役じゃそんな時間はないかな。

※以下、2010-10-09 14:38 追記

 その後、Webのニュース記事などでこの取材の内容の一部が報じられているのを見つけた。あと、今日の新聞のTV番組欄にも、石破氏の髪型をどうこう、と書いてある。大した話を聞きに行ったわけじゃないようだ。時事問題について政治家としての見解を聞く、とかは、さすがにアイドル番組ではやるわけないか(笑)。

誰か止める人はいなかったのか

2010-10-04 02:40:19 | Weblog
 最初にお断りしておくがこのエントリで述べる内容はすべて私の個人的な考え方に基づくもので、今のファン層の中で私の意見がごく少数派であることは自覚している。それでも私は私の思いを述べておく。

 日曜日のチームB、おやつ公演を見た。とあるメンバーが「100mコンビニ」で観客にあるコールを要求し、あろうことか、曲中の「♪好きなモンはしょうがない」の部分まで一緒に歌うようにと言った。せっかく曲中の肝である「決め台詞」にあたる歌詞の部分を、自ら進んで観客の野太い声の大合唱に明け渡して、あなたたちは一体劇場公演を何だと思っているのか。それで「盛り上がった」と大喜びしていたけれど、観客が楽しむ以上に、メンバー同士が変なテンションではしゃぎまくっていたのではないのか。観客はハイテンションなあなたたちを見たり、かりそめの一体感を味わったりするのがおもしろかっただけで、それは公演の内容に感動したのとは全く違う。

 続いて夜公演も見たのだが、まさか二度はやるまいと思ったらさにあらず、それどころか「ぶっちゃけおやつ公演でもやったんですけど」と前置きした上で、同じネタを持ち出した。その発言をした時に、客席は最初、ほぼ全体が「えー?」と言ったはずだ。それがごく普通の、常識的な反応なのだ。それを「楽しいから」「盛り上がるから」と押し切って客にやらせ、最終的には「盛り上がった」ことになっていた。しかし、よく考えて欲しい。あれで本当に楽しかったのは誰なのか。メンバーが「盛り上がった」という手応えを得たいために、無理やり客にやらせただけではないのか。

 もちろん、セットリストの中には、それなりにファンを煽ったり、コールを誘ったりすることで、盛り上げを狙う曲はある。しかし、仮にそうだとしても、それはちゃんと曲の世界観やメンバーの「決め」所やセットリストの流れを損なわない場所に用意してあり、何から何までそういうスタイルにはなっていないはずなのだ。一メンバーにどういう裁量権があって、それらをぐちゃぐちゃに踏みにじって「盛り上げる」ことが許されるのだろう。AKB48劇場は、いつからそんな風に安っぽく客をアオって、お手軽な一体感を演出するようになったのだろう。

 この流れで言うのはかなり卑怯なのだと自覚しつつ、それでもあえで言わせてもらうが、この思いつきで鼻高々だった某メンバーは、そういうつまらない小細工で「盛り上がった」錯覚を作り出すより前に、全体曲で3列目に下がったり、上手下手の端の方に行ったりした時に、露骨に手を抜いた踊り方をするのをどうにかした方が良い。そんなことをしていれば客には見え透いており、盛り上がっている気分も冷めてしまうのだ。もし手を抜いているつもりがないのだったら、そういうタイミングで気が抜けている自分を自覚できていないということであり、もっと重症だ。劇場公演に取り組む姿勢を根本から考え直した方が良い。

 あげく、これは誰が言ったのか、幸い私の席からでは(柱の陰で)見えなかったのだが、最後の感想で「私たちが『教えた』コールですぐにちゃんと揃って『皆さんの天性の才能を感じました』」と発言した人までいた。AKB48のチームBがどれだけ立派なアイドル様なのか知らないが、客を見下すにもほどがある。しかし実はその裏で、チームB自体がその客に見放されかけていることをもっと自覚した方が良い。

 メンバーに細かいことは知らされていないのだろうが、聞けば教えてくれるだろう。同じセットリストをやっているチーム研究生の公演とチームB公演で、メール抽選の倍率はどれだけ違うのか。当選したのにキャンセルする人の数はどうなのか。もちろん私もそれを知っているわけではないが、一人の観客として「そろそろチームBが危機感を持たなければまずい」という肌感覚は持っているし、それは少し前のエントリにも書いておいたはずだ。仮に今、チームBがいくらか研究生を上回っているとしても、それは「チケットの値段が違う」といった言い訳で済ませられるものなのか。チームのメンバーと研究生という、あまりにも大きな待遇の格差があるところで、メンバーの名に恥じないだけの貫禄を示せているのか。

 それにしても、おやつ公演の後、夜公演までの間に、メンバーの中にも、スタッフの中にも、誰か止める人はいなかったのか。それが一番残念でならない。

永遠のえれぴょん

2010-10-04 02:07:51 | Weblog
 当日の夜中に書きかけて、朝方にどーしても寝なければならない時間になってしまって途中で断念したまま、なかなか残りを書ききれずにいた。今さらという感じはするが、えれぴょん卒業公演について、個人的なな思いを載せておく。

 30分繰り上げで開演だと、定時ぴったりに職場を飛び出しても、抽選に合わないのはもちろん、開演に間に合うかどうかもぎりぎり。とは言え、じゃんけん選抜で午後半休を使ったばっかりだし、会社的に有休使うのは全然問題ないんだが、さすがにまだ今年第4四半期の3箇月をまるまる残して。有休にも少しは余裕を持っておきたいので、とにかく定時まで何とか。

 急いでいる時に限って、皮肉なことに電車が5分遅れ。もうその時点で開演前の到着はあきらめた。まぁどうせ欠けても前座からoverture、1曲目くらいまでだろう。ということで、とにかく急ぐ。

 秋葉原から劇場に向かう途中、ああ、あそこに「彼女たち」が待機しているのだろうなぁというのが見え見えだったのだけれど、全く気がつかないふりで通り過ぎて劇場へ。出て来た時に「うぉー」って驚く方が楽しいものね(笑)。それにしてもあの時間から、あんな分かりやすいところに待機させなくても良いような気がするけどなぁ(^_^;)。

 結局、前座は見られず、1曲目途中から。ともちんポジションは研究生(9期)島田さん。んー、研究生の中で「今、誰かメンバーに上げるとしたら」って仮定だと、私としては以前エントリで述べたように横山さんなんだが、こと「チームK向きかどうか」ってことになると、横山さんでも良いんだけど、島田さんの方がより適性があるような気がするなぁ。その次に山内さん・佐野さんが横並び、その次に横山さんくらいか。でも島田さん以外の3人は、チームKがベストってわけでもなさそうなのが難しい感じ。

 公演の内容とか、卒業記念特別曲とかのことはざっくり略。そのうち余裕があったら書くかもしれないし、書かないかもしれない。

 私としては、えれぴょん、4年半お疲れさまでした、ということに尽きるかなぁ。結局のところ、私自身の反省も踏まえて言うのだけれど、やっぱり「AKB48における小野恵令奈」に対して、いつまでも「昔のえれぴょん」を求めてしまう傾向は、多かれ少なかれ誰にもあったのだろうと思う。だからこそ彼女はAKB48を出なければならなかったのだろう。

 しかし小野さんは、最後まで「えれぴょん」を演じ続けてくれた、ように思う。ただその中にも、やはり、もはやただの子どもではなくなってしまった、「大人の小野恵令奈」がどうしても隠し切れずに随所に顔を出していた。両者は決して相克するものではなく、まだいくぶんデコボコな感じはしたけれど、大人への階段に足をかけた「キラキラパワー」の可能性を感じさせてくれるものだった。それは彼女のこれからの進む道を考えた時に、大変心強い材料であり、送り出す私たちにとって、いくらかでも救いになった。

 劇場の小野恵令奈はいつもキラキラした輝きで、私たちを癒してくれた。それにも関わらず私たち観客は、メンバーの成長を見守るはずだった劇場で、小野恵令奈の成長を受け止め切れず、さらに伸ばしてあげることができなかった。劇場を愛する者の一人として、そのことを深く心に刻んで、永遠の「えれぴょん」の思い出と共に、決して忘れないでいようと思う。