AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

書く仕事は蜜の味

2008-08-26 02:38:49 | Weblog
 …なんだけど、蜜の味を満喫できるだけの時間がない(^_^;)。なので、とりあえずざっくりと。

 月曜、仕事を切り上げて劇場に。めー誕。誰が呼んでくれるのか、このところチーム K 公演は、入場順の抽選がわりと良い。飛びぬけて良いわけでもないけど、まずまずの席をキープ。やっぱり前で見るのと後ろで見るのはずいぶん気分が違う。さすがにチーム K だと、目線が頭上を通り抜けて行くけど。

 さすがにめーたんの誕生日公演ってこともあってか、メンバーに気合が漲っている印象。体調の悪そうな人は何人かいて、一部出演だった野呂さんなんか、ユニット曲でははっきり分かるほど顔が青ざめていた。最初、青っぽい照明のせいかと思っていたら、なんか本当に血色の悪い顔色。それでもフリはきっちりと。「おしめし」にも出て、いつもにも増して「♪ひ~み~ちゅ」と舌っ足らずさを強調した歌い方。すばらしい。さらに後半調子を上げて、全員曲も出続けていたし。ほかにも何人か、あんまり具合が良くなさそうに見えた人はいたんだが、ステージパフォーマンスにほとんど響かないのは立派。

 倉持さんがすげー良い。下手するとあの大島(優)さんを食いかねないくらいの勢い。いや、本気出している時の大島(優)さんにはまだかなわないけど、時々でも拮抗できるってのは、相当すごい。というか、あくまでも私の妄想では、倉持さんが隣の立ち位置にいる時の大島(優)さんは、瞬間的にぶわっとすげー力を出してるような気がする。ステージパフォーマンスそのもので競り合うのはすばらしいことで、この 2 人の競演は見もの。MC でわざと話を振らない、なんてのはいただけないけれど。一方、大島(優)さんは、そういう局所的にすげー瞬間を除けば、ごく無難な印象。きっちり98%までは出していて、パフォーマンスとしてはかなり高いんだけど、私は大島(優)さんに対してことのほか厳しいので、今日 ( の 3 回目 ) くらいの出来では「良かった」とは言わないでおく。

 小野さんはちょっと考えちゃってるのかなぁという印象。大人っぽい歌詞の曲で一生懸命に表情を作っている努力は買うけれど、曲によっては、もうちょっと単純にニコニコとしていた方が良い気がする。小林さんはうっかり「四捨五入」という言葉を正確に使ってしまい、実は頭が良いという片鱗を見せてしまった ( そうなのか? )。という冗談はともかく、ダンスマスターとしてしっかりできているのは分かったけれど、そこから小林さんなりに個々の楽曲をどう理解して歌い踊ろうとするのか、というところに、そろそろ踏み込んでいって欲しい。松原さんは派手さはないけれど、すごく意識高く取り組んでいるのは伝わって来る。伝わって来るんだけど、やっぱりもうちょっと華があると良いかなぁ。じゃあ華ってどこでどうやれば身につくのか、というのが分かれば誰も苦労はしないわけだけれども。

 さて、めーたんである。めーたんは今上り調子で、本当に良い時に誕生日を迎えたと思う。25 歳という、アイドルとしては微妙なところに踏み込みつつも、今のめーたんには、それが全然マイナスにならない、どころか、むしろ武器が増えていくくらいの印象がある。エロエロ姐さんキャラもだいぶ板について来た。手錠はプライベートで持っているわけじゃないと必死で否定してしまうあたり、まじめだよなーと思ってしまうんだけれど、まあそのまじめさがあるから、AKB48 の中でエロエロ姐さんキャラをやっていても大丈夫、と安心して見ていられる。

 個人的には、めーたんの PARTY 衣装を見て、「おしめし」の間にも関わらず、ちょっとうるっと来ていた。3 年近く前、カフェ時代の不安と切なさを押し隠した表情や、テレビ電話オーディションの日にも戻って来てカフェ勤務をしていたこと、そしてようやく着られた PARTY 衣装で、一番輝いて見えた日のこと。あの時間があったから、今の喜ばしい時がある。時が過ぎていけば、何もかもがいつまでも同じではなく、大切な人とも別れなければならないことはある。それでもなお、過ぎていく時間を喜びとし、年齢を重ねていくことをうれしく感じられるような、そんな生誕祭だったように思う。

鉄人西中を称えて送り出そう

2008-08-25 01:30:25 | Weblog
 野音コンサートの感想など、いろいろ書きたいことはあるのだが、急を要することから先に書いておく。

 研究生・中西優香さんの SKE48 移籍が発表された。背景に何があるのかは知る由もないが、本人の決断ということが伝えられている以上、それを信じるよりほかあるまい。そして物事がいったんこうと決まった以上は、中西(優)さんの今後に幸あれと願い、笑顔で送り出し、そして可能であれば今後も応援していくということしかないのだろうと思う。

 ところでお断りだが、中西(優)さんと毎回書くのもちょっとわずらわしいので、以下、研究生どうしの間で使われているらしいニックネーム?の「西中」さんという呼び方を使わせていただく。

 東京近郊在住の西中さん一推しファンにとっては、名古屋に行ってしまうのは、やや会いにくくなるという意味で、悲しいことには違いない。一方、例えば私のように、西中さん一推しではないファンにとって、今回のことは、祝って良いものかどうか、微妙に迷うのも事実なのだ。

 SKE48 というのが、AKB48 から見て「妹分」の存在、という位置づけは、まあ間違いないところだろうと思うが、例えば「AKB48 の研究生」と「SKE48 のメンバー」だったら、どっちが格上なんだろう、というようなことを考えると、プラス面とマイナス面の両方があるような気がするのだ。後発とは言え、チーム A、K、B に続く第 4 のチーム的な位置づけだとしたら、いわばメンバー昇格に匹敵する慶事ということになる。

 しかし、秋葉原発とは言いつつも、一応首都東京から全国展開している AKB48 に研究生として在籍していて、研究生公演もやり、ましてや西中さんの場合には各チームへの代役に出まくっていて、きちんと確認していないけれど劇場への連続出演日数では記録的な域に達しているはず。それだけ八面六臂の活躍を見せていて、そろそろチーム昇格の話がなければおかしいんじゃ? というところまで来ていたのに、今のところ地域に根ざした展開と思われる SKE で、振り出しからやり直しというのは、本当に喜んで良いことなのかどうか。

 さらにまたしかし、競合ひしめく東京で、たとえば TV 地上波はほとんどが全国キー局であり、極めて敷居が高いといったところで過酷な競争を闘い続けるよりも、地域に根ざした活動の方が、一定の支持を得やすいかもしれない。名古屋という、都会でありつつほどほどにローカル色もあり、さらに言えば中京圏の核でもある街で、それなりの知名度と手堅い支持を固めれば、むしろこれから先の活動にプラスになるかも知れない。

 ましてや、今の AKB48 は、上で詰まっていて、なかなか「チーム」の「メンバー」としてのポジションに滑り込みにくい。今の「研究生公演」をやっている人たちを、丸ごとチーム 4 にでもしない限り ( 既に A、B に昇格したメンバーはしばらくチーム 4 に出向とか )、そうそう「メンバー」の椅子を得られそうにもない。それだったら、新たに始まる SKE に一から参加して、SKE における先駆者になった方が、まだしも可能性があるんじゃないかという気もする。

 まあ考えるときりがないけれども、ファンが考えて答えが出る話でもない。繰り返すようだけれども、とにかく本人が決断して、既に決定し、発表もしたことだ。AKB48 ファンとしては、笑顔で送り出してあげるべきなのだろうと思う。

 で、その「笑顔で」送り出すという点についてなのだが、研究生の卒業というと、思い出すのは出口陽さんの時のことだ。あれだけ頑張っていた人が、辞めるとなったら当日発表だけでそのままサヨナラって、それはないだろーーー!! と、出口さん推しならずとも思ったものだった。その出口さんが SKE に「戻って」来たことについては、実にめでたく、うれしいことなのだが、その話はまた別の機会にすることにして、とにかく、ああいうことを再現して欲しくないと思うのだ。

 まして、西中さんは、先ほども書いたように、このところの劇場公演を支えた立役者の一人と言って過言でない。誰が呼んだか西中さんを「鉄人」と評する向きもあったようで、私もその呼び方には大きくうなずくものがあった。かつて、ひまわり組での MVP が成田さんだったように、2008 年夏の連続 3 公演期間の MVP は、紛れもなく西中さんだ。これは西中さん推しであろうとそうでなかろうと、そしてどのチームのファンであろうとも、劇場公演を愛する AKB48 ファンなら誰もが認める大きな功績だろう。

 その「鉄人」でありこの夏の MVP でもある西中さんを新天地に送り出すにあたっては、絶対に当日発表の「今日で AKB48 劇場は最後です」の挨拶一つで済ませて良いことではない。実は日比谷野外音楽堂での発表で「うわっ、これでもう AKB48 劇場で見ることはないのか」と思ったのだが、翌日のチーム B 公演には、相変わらずバックダンサーとして出演していて、ちょっとホッとしたのだった。

 だが、いずれ SKE48 のレッスンが本格化すれば、きっとそちらにかかりきりにならざるを得ないだろう。とすると、いずれ「この日で AKB48 劇場での出演は一区切り」という時は来ざるを得ないだろう。どうか、その日付はぜひ事前に発表して、そしてフラワースタンドなり、サイリウム配りなりといった、ファン側からのイベントにも ( 間に合う範囲で ) ぜひ対応して欲しいと思う。さよならではないのだから、おめでとう、と言って、できるだけみんな笑顔で送り出してあげたいと思うのだ。

9/12(金)発売のヤングアニマルに

2008-08-25 00:16:04 | Weblog
もうとっくにみんな知っているのかも知れないけれど、たまたま目についたので一応書いておく。

9/12(金)発売のコミック誌「ヤングアニマル」(白泉社)に、峯岸みなみさんのグラビアが掲載されるとのこと。今書店に出ている号に「次号予告」として、セーラー服姿らしいみぃちゃんの写真が載っている。「センターグラビア」ということなんで、雑誌の真ん中あたりってことかな。

雑誌へのグラビア露出が写真集発売と時期がズレているあたり、ちょい微妙な気はするけど、ヤングアニマルはコミック誌としても勢いがあるし、グラビアに関しても独特の人選でなかなか良いところを突いてくるので、掲載先としては悪くないのではないかと。ヤングアニマルの巻頭だとちょっと水着の面積が小さ過ぎることも多いが、それは個々のタレントさん ( の事務所 ) のコントロールの問題だし。

どーでもいいことを書いてみる

2008-08-24 04:59:19 | Weblog
 このところ話題はてんこ盛りで、ひぃちゃん、花ちゃんと続いた移籍発表で大喜びしていたら、研究生・小原春香さんの事務所移籍も発表されたという。まあ細かいことをいえば、いくつかツッコミどころはあるように思うが、まあとりあえず事務所移籍というおめでたい出来事なのだからいーじゃないか、ということにしておく。

 で、土曜日はコンサートだった。セットリストとかはまあ、ほかのレポ系サイトを見てくださいということで。実際の時刻入りのセットリストが作れるけど、そんなもの誰も必要ないよねってことで。中西優香さんの SKE48 移籍も、いろいろ思うところはあるけれど、その辺は機会を改めてちゃんと書くことにしたい。

 で、とりあえず今夜のところは、どーでも良いことを一つ書いておくことにした。私の友人たちのほとんどは、めーたんがコンサートの「おしめし」で着ていたのが「スクール水着」だと言うのだが、私には「競泳用水着のお腹に、学校風に名札を縫い付けた ( or 貼り付けた ) もの」に見えたんだが、どうだろう。

 最近の子どもは結構体格の良い子もいるので、ちゃんと探せばめーたんが着られる「本物の」スクール水着もあるんじゃないかと思うんだがなあ。とか書くとまるで私がスクール水着フェチのようだが、そういう趣味はないので念のため(笑)。

心の角にバイク止めて

2008-08-18 04:18:00 | Weblog
 ひぃちゃんのことは、本当に心配していた。もちろん私自身としても、チーム A 初期メンバーの 1 人であるひぃちゃんのことは気になっていたのだが、それ以上に、私にとってひぃちゃんが特に気がかりだったのは、今は劇場でその姿を見られなくなった私の友人にとって、ひぃちゃんが大切な人だったからだ。

 我々ファンが心配してどうなるものではないのは分かっているけれど、どうにかならないものか、という思いが、いつも心の中の一部を占めていた。万が一にも、ひぃちゃんが志半ばで AKB48 を去るようなことでもあったら、私たちは彼にどう言い訳をすれば良いのだろうか、と思っていた。

 そういうわけで、ひぃちゃんの発表を聞いた時には、恥ずかしながらボロ泣きしてしまった。彼もきっと「どこかで見てくれて」いたと思う。もちろんこれがひぃちゃんにとってのゴールではなくて、むしろこれからが大変になって行くとは思うのだけれど、とりあえず彼と劇場仲間だった私たちとしては、肩の荷が下ろせた気分。

 ちなみに、ひぃちゃんが発表した際に客席から「駒谷さーーーん!」というコールがかかって、周囲の人たちは失笑していたようだけど、そうか、もうほとんどのファンが知らないんだろうな、と別の意味で感慨深かった ( 何のことか知りたい人はワニブックスから出ている『48現象』を読んでみると良いかも )。

速報:チームB昼公演でメンバー退団についての報告

2008-08-15 14:16:16 | Weblog
アンコール3曲目のあと、Cindy がセンターに移動。
感情を押さえて、静かに、言葉を区切りながら。

「チームBのメンバーの1人で、ずっと一緒に頑張ってきた
 菊地彩香ちゃんが、昨日をもちまして退団いたしました。

 とても残念ですが、チームBのメンバー、これからは17名
 で、あやりんの分まで頑張って行きたいと思います。」

Cindy 絶句。客から「頑張れ」の声多数飛び、客席全体拍手。
メンバー全員涙。

「これからもチームBの応援、よろしくお願いします。」

深々と礼。全員なかなか頭を上げられず。

むなしい

2008-08-15 09:37:11 | Weblog
 とうとう「例の件」のメンバーが解雇されてしまった。悲しくて、いろいろ複雑な思いの残る結果。感情に任せていろいろ書きかけていたのだが、とても公開できるシロモノではないので自粛。朝になって感情を整理した上で、一応書き残しておくことにした。

 いつものように勝手な妄想だが、事態の発覚から今回の決定まで時間がかかったのは、きっと彼女をこちらの世界に残す方法がないか、関係者が摸索した結果…だと思っておきたい。彼女をオーディションで見出し、1 年 8 箇月あまりを見守って来た人たちが、最終的に彼女の手を放はなければならなかったのだから、重い決断だったことだろう。

 一ファンとしての思いを言うと、虚しい、の一言に尽きる。あれくらいのことで、良い大人が寄ってたかって中学生の小娘をスケープゴートのようにしなければならなかったのか。細い一本道を、たった一歩踏み外したことも許してやれなかったのか。私たちファンは一体彼女のために何が出来たのか。どうしようもない虚脱感と無力感に捉われている。

 もし万一にも彼女に、この言葉が届くことがあるなら、AKB48 に在籍した 1 年数箇月を、ステージに立っていた 1 年 4 箇月を、これからの心の支えにして欲しいと言いたい。歌手なら誰もが憧れる紅白にも出たし、AKB48 の中でシングル曲の選抜にも何度か入った。あなたにはそれだけの何かがあったのだ。その事実まで消えてしまったわけではない。

 どんなに別れが辛くても、私たちはお互いに生きている。生きていれば、これから先をどういう風にでも変えて行ける。もし彼女が今回のことでやけになり、これから先の人生をつまらないものにしてしまったら、いつまでもこの出来事に負け続けることになるだろう。人生に大小の失敗はつきものだ。大切なのは、そこから先をどう生きていくか、だ。

 まして、彼女はまだ中学生だ。時間と可能性はたっぷりとある。もし彼女が、どうしても華やかな世界のことを忘れられず、そういう世界に戻りたいと願うなら、例えば今から猛勉強してそこそこの大学に入って、テレビ局のアナウンサーを目指す、なんていう選択も不可能ではない。その頃には今回のことなど「若気の至り」と笑い飛ばせるだろう。

引き続き絶賛夏バテ中

2008-08-14 15:13:41 | Weblog
昼公演を寝飛ばしたとは言っても、睡眠時間は3時間。昨日在宅休養した意味がまるでなくなってしまった。

というわけで引き続き夏バテ中。それでも今日はおやつに向けて、何とか対象内に間に合うように家を出た。

…はずなのに電車遅れてるし。また立ち見かなあ。まあどうせ私は抽選でも干されまくりだから大差ないけど。

すっかり蚊帳の外だけど

2008-08-14 13:24:28 | Weblog
 昼公演は見に行きたかったのだが、うっかり寝飛ばした。徹夜で劇場公演見るのもつらいんで、9 時から 1 時間半だけ仮眠しよう…などと考えたのが甘かった(^_^;)。まあ、私は昨日の夜公演を見ていないので、今日の昼公演だけ見ても仕方ないんだけれども。

 というわけですっかり蚊帳の外だが、見ていた人たちのコメントやレポートをネット上で見て、何となく様子は伝わって来た。それについて改めてエントリを起こそうかと思ったんだが、前エントリのコメント欄に書いたままで良いかなあと思ったので、転記しておくことにした。コメント欄まで丁寧に呼んでいただいている方には重複になって申し訳ない。あと、その後にさらに、いくつか付記しておくことにする。

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なるほど (カギ)
2008-08-14 04:27:55

 コメントありがとうございます。入っていた方のコメントやレポートを見て、状況がだいぶ分かってきました。

 ごく普通に考えれば、3 分もアンコールの声がなくしーんとしていたら、アンコールなしと判断すること自体はおかしくないと思います。ただ今回の場合、何の根拠もありませんが、3 分と決め打ちにして「狙って」いた印象は否めませんね。私が実測しているように 4 分の時もあったわけですから ( 本文中、時刻を間違えていたので訂正しました )、そのあたりから検討して「準備」していたのかも。だから、3 分過ぎて「アンコールなし」と決めた後は、テコでも動かないという結果になったような気がします。

 そういう意味も含めてになりますが、エントリ本文にも書いたように、私は起きるべくして起きたことだったという気がしています。2 年前の A-2nd の「高みな涙のアンコール事件」の時から、そういうことが起き得る場所だというのは、古参常連系の人は分かっていたことだと思うんですよね。喉元過ぎれば…というところが、客の側にもあったんじゃないのかなあ。2 年前も、常連ヅラした変なやつらが我が物顔にのさばって、客席がいやーな雰囲気になっていた時期でした。今回も売名厨がアンコールを私物化していたから起きた…なんてことは、まあたぶん、当の本人たちは全く気がつかないんでしょうけどね。そういう人ほど他人のせいに、特に劇場側のせいにしたがるでしょうから。

 でも、今回の件でちょっと嫌な感じがするのは、客が「しまった!」と思って、遅ればせのアンコールをしたのを無視した、というところですかね。もし「アンコールが一定時間かからなければ、やらない」ことで何らかの「効果」を狙ったのだとしても、いったん「なし」としてメンバーが泣いたところで、もう十分だったのでしょうから、せめて「それではお客さまの暖かい気持ちにお応えするために、通常アンコール 3 曲のところ、1 曲だけ歌うことにさせていただきます」として、メンバーの衣装換えと泣き顔を直すためにスクリーン上映を挟んで、最後に「何て素敵な世界に生まれたのだろう」でしめれば、少なくとも客にとっては決定的に嫌な思い出にならなくて済んだだろうに、という気がします。そういう判断を下せる人 ( 状況を理解して対応策を考える能力があり、実際にそうする権限もあるという意味で ) が現場にいなかったと思われる点は残念ですね。
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 転記部分は以上。付け加えると、私としては、中に入っていた人たちから「自分たちは悪くない、劇場側が悪い」という声しか聞こえて来ないのが、不思議で仕方ない。いつからあの劇場は、そんな「あなた任せ」な人たちばかりになってしまったのだろう。確かに、いったん「アンコールなし」とした後の劇場側の対応は、かなりまずかったように思われる。ただその前段として、中に入っていた 250 人が何分間も、誰一人として声を上げなかったという事実について、誰も自分のこととして捉えていないのは、どういうわけなんだろう。当該公演を見ていなかったたくさんのファンから「お前らがさっさとアンコールしないからだろ」って責められてもおかしくない立場だってことには気がついていないのかなあ。本当に不思議。

 あと、私が知る限り、常連の中には「アンコールがかからなければ客電つけちまえば良いのに」って言っていた人たちもいたと思うんだが、そういう人たちは、現実にこうなって、どう思っているんだろう。まさか、今になってあれは冗談でした、なんて逃げを打ったりはしないよなあ。それとも、口先だけでそんなこと言って、現実にどうなるかを考えなかったんだろうか。「いっそこうすれば良いのに」なんて言葉だけ無責任に投げつけておいて、実際にそうなったら劇場側の責任だけをあげつらって責め立てるって、フェアじゃないような気がするんだが。

 まあ、今回は蚊帳の外の私が何を書いても「どーせお前はオフィシャルマンセーだろ」的な言われ方しかされないんだろうけど、メンバー・研究生の涙で動揺している人たちの意見ばかりが突っ走って、ファン層全体が感情的になるのもどーなのよ、という気がするので、あえて書いておく次第。

在宅だったので

2008-08-14 01:48:59 | Weblog
 8/13(水)は私は「劇場に行かない日」と決めて、1 日在宅で休養していたので、人から聞いた話で書いてしまうことになるが、まあ「起きた事実」はシンプルで間違いようのないことなので良いだろう。8/13の 3 回目 ( 19:00~ ) で、とうとうアンコールがかからないまま場内の照明がつけられてしまったのだという。聞いた話では、暗転後、約 3 分だったという。

 今、私は「とうとう」と言ったが、実を言えば私自身は先日の研究生公演を見て予感はあったし、むしろそうすべきだと思っていたところがある。1 つは、アンコールを必ずかけるなんていう「お約束」は、どこにもない、という意味で。もう 1 つは「誰かが」かけると思っていると、誰もかけないことがある、という意味で。

 私は 8/10(日) 2 回目 ( 15:30~ ) の研究生公演を見ているのだが、この時はなんと、4 分以上、アンコールがかからなかった。正確に言っておくと 13 曲目の後、最後の 1 人が袖に入ったのが 17 16:55:45 で、センターブロック立ち最前あたりの客が小さな声で「アンコールやらせていただきます」と言ったのが 17 16:59:52 である。私は劇場の中にいたので、自分でアンコールをかけても良かったのだが、この時はあえて様子を見ていた。もし客がアンコールを求めないなら、それはそれで一つの答えなのではないかと思ったのだ。

 そういうわけで、とうとう本当にアンコールがかからないまま終わった日があるということについて、特別な感傷はない。あえて言うと「あの状態でそれを経験させられるのは、ちょっと気の毒だな」という気がする程度。本当はここで、研究生の皆さんに向けて「あの劇場の客は厳しいから、あなたたちが十分なパフォーマンスをしなければ、アンコールをしないこともあるのだ」みたいな説教をブチたいところではあるのだが、私の感じていた範囲で言うと、それもちょっと違うような気がするのだ。

 先に建前論を言っておくと、理由はどうあれアンコールが必ずかかるという「お約束」が、どこにもないのは事実だ。その点については研究生の皆さんにとっては、悔しさとともに記憶してもらって良いとは思う。最近の劇場の様子からすると、例えば 8/10(日)の 2 回目もそうだったけれど、誰かが口火を切りさえすれば、アンコールの声はそれなりに大きいのが普通だ。そうすると「ステージを見て楽しくて、夢中で思わずアンコールをかけてしまった」みたいな人が、ほとんど誰もいなかったということは否定できないのだろう。それほどの感動を客の中に呼び起こすだけの何かが、やっぱり研究生ステージには足りなかった、のかも知れない。

 しかし、気の毒だなと思うのは、本当はアンコールをかけたい、あと何曲かを見たい聴きたい客がほとんどだったのだろうけれど、それを言い出さない、言い出せない人が多かったんだろうな、ということだ。どうも最近、研究生公演に限らないけれど、一部の客が常連ヅラをして仲間内でツルみつつ、暗転後に下手な売名行為をしたり、誰がアンコールをかけるかで譲り合うような変な空気が流れていることが多いからだ。あげく、そいつらが意図しなかった人がアンコールをかけようとすると「えー」と言ってみたり、潰しにかかったり。それでますます「普通の」ファンがアンコールをかけるのに躊躇するような空気が助長されていた。

 アンコールなんか誰がどうかけたって良いではないか。まあ、MVP がいたらやらせてやろうとか、1 日支配人がいたらやらせてやろうということなら分からないではないが、それも譲り合いになってしまうと興ざめだ。もしステージを見て、良いなと思ったら、率先して大きな声でアンコールをかければいいのだ。

 もう一つ、逆の意味で「それはどーなのよ」と思うのは、たぶん客の側にも「どうせ誰かがアンコールかけるでしょ」とか「どうせ劇場はアンコールやるんでしょ」というような、他人任せのところがあったんだろうな、ということだ。別にそれが悪いとは言わない。それも客としての自由だと思う。ただ、あの劇場を少しでも知っている人なら、あそこは客にも主体的に「参加」を求める場所で、またそうした方が楽しいということも分かっていることだろう。そしてたぶん、そういうことを良く知っているはずの古参とか常連とかいった人たちも、その公演にはそれなりに入っていたに違いないのだ。

 アンコールがなかなかかからずに数分が過ぎた時、このままだとアンコールなしになる…と思ってアンコールをかけることは、劇場の中にいる客なら誰にだってできたはずだ。つまり、そういう人たちは、分かっていて「あえて」アンコールをかけないという選択をしたか、もしくは、もともとそういう他人任せな見方しかしていない人の、どちらかなんだろうと思う。だとしたら、少なくともその公演で中に入っていた人が、アンコールなしという結果について文句を言うことはあり得ないと思う。

 せめて、場内が明るくなった瞬間、これはまずい! と思ったら、あわててそこから一声「アンコール」と叫ぶことは、できたんじゃないのだろうか。そういう人すら、誰もいなかったのかなあ。まあ、客席を明るくしちゃってから声上げても、もう済んだ話でしょ、って気もするけど。この点については、私は現場にいなかったので、実際どうだったんだか分からない。

 長々と書いてしまったが、結論として、AKB48 劇場に予定調和はない、ということを、メンバー・研究生、そして客の側も、改めて胸に刻んでおくと良いのだと思う。

※2008-08-14 03:53 訂正
 おやつ公演の中の時刻について 17 時台にしてしまっていましたが、16 時台の間違いでした。当該箇所に取り消し線を入れて修正しました。

チームBについての心配な点・その1

2008-08-12 04:55:59 | Weblog
 8/11(月)夜のチーム B 公演を見に行く予定だったのだが、なかなか仕事が終わらず、ようやく会社を脱け出して劇場に着いた時にはもうアンコール曲が始まっていた。さすがにそこからでは中に入る気になれず、カフェ観。そういうわけで、このエントリは本当はあと 1、2 回チーム B 公演を見てから書こうと思っていたのだが、そうするとまたいつになるか分からないので、多少見切り発車的に、書いては載せていくことにした。

 今のチーム B-3rd 公演「パジャマドライブ」はセットリスト自体の良さもあり、何度見ても飽きない。演じているメンバーの元気を感じるし、部分的には歌詞の内容に応じた表情もできるようになって来て、全体としての状態はそんなに悪くないと思っている。ただ、それでも心配な点、というのが、いくつかあるのだ。単なる心配性と笑われそうではあるが。いろいろ迷ったのだが、やはり書いておこうと思う。

 1 つは、相変わらずほとんどのメンバーの視線が 3、4 列目に落ちていること。客席とアイコンタクトを取ることも、それはそれで意味があるけれど、本当に大切なのは、具体的な一人一人と確実にアイコンタクトをすることよりも、たくさんの客に「あの子は今、俺の方を見てくれた」と思えることだ。たくさんの客に向けて、まんべんなく、時々アクセントをつけながら、幅広く笑顔を向けていくことが重要なのだ。

 そして、これから先を目指していくなら、劇場の 250 人が見ているだけではなく、その背後に、もっとたくさんの人たちが見ていることを意識しながら演じると良い。劇場の壁の向こうに、遥かに多くのの人がいる、というイメージで、遠くまで自分の歌を、思いを、魅力を放射していくつもりで演じてみてほしい。

 まだまだ続くんだが、とりあえず今夜のところはこれで。てかもう朝だけど。また 1 時間半睡眠で出勤だなあ。

絶賛夏バテ中

2008-08-10 15:16:01 | Weblog
朝方までまた別のエントリを書いていたのだが、結局まとめ切れず。どうも私はこのところ夏バテしているらしく、実は公演を見る回数も減ってしまっている。

体力的にはそれほどでもないけど、気分的に谷のようで、劇場に向かう元気がなかなか出ない。公演を見ればかなり元気になれるのが分かっているのに、なかなか家を出られないという。

それでグダグダしているうちに対象内に間に合わない時間になり、立ち見確定でまた行く気力が萎え… という悪循環。

今日は昼おやつの予定だったが、そういうわけで昼はパス。おやつは何とか家を出たけど、開演ぎりぎりに着けるかどうか。