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AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

これからも目撃者として

2016-04-10 16:35:48 | Weblog
 高橋みなみが卒業した。

 秋元先生が「AKB48とは高橋みなみのことである」とおっしゃったから、ではなく、おそらく古参の多くが「高橋みなみの去る時は、AKB48が(少なくとも自分たちが初期に信じた形でのAKB48が)終わる時」だと思っていたはずだ。それくらい彼女は、少なくともある時期からは、AKB48グループそのものを象徴する存在だった。

 私もかつてはるか昔、AKB48が終わる瞬間を妄想し、その最後の瞬間にステージにいるのは、高橋みなみともう一人、私の推しだと思っていたことがあった。しかし私の推しは意外なほど早くAKB48を去り、そして今回、10年余の長い時間を経て、ついに高橋みなみがAKB48を去った。卒業公演を見届けて、私も一区切りをつけるべきなのかな、という思いが、少しあったことは否めない。だから卒業公演の後、エントリを上げられなかった。

 この10年のAKB48で、私の胸に刺さってどうしても抜けない棘があった。だがそれも、とうとう、時間が押し流してくれたらしい。どこかで幸せに暮らすその人も、きっと、かつての盟友の卒業を見届けてくれた。それもまた、高橋みなみの人柄のおかげにほかならない。AKB48の第1章は、誰にとっても、私にとっても、明確に幕を下ろした。もはや誰一人として、そして私自身もまた、過去に囚われているべきではないのだ。

 そうなった今、これから私はAKB48と、どう向かい合うべきなのだろう。迷いを残したまま、今の推しが出演する劇場公演に向かった。もしそれで思い切れてしまうのならば、それはそれで私にとっての卒業タイミングなのだと思った。果たして今日の昼公演、まさかの1順、センター最前。自分で書いても嘘みたいだと思うけれど、いつか「AKB-HOLIC」に寄稿した時に書いたように、AKB48劇場は、こういう奇跡が現実に起きる場所なんだ。私たちは劇場の女神が次々に起こす魔法の中で、この10年余を生きて来たのだ。

 公演内容もすばらしかった。高橋みなみが去った後、自分たちこそがAKB48を支えようという気概で取り組んでいる人たちがほとんどだったと思う。年長のさっほーやゆかるん(ヘルプ出演)は言うに及ばず、キャプテンの高橋さん(もう「もう一人の高橋」じゃないんだね)、公演2topのこじまこ・さややから、このチームでは中堅の13・14期生たち、兼任のりょうは、いちごちゃんず、若手の飯野さんや最年少の千葉さんに至るまで、皆気合の入った、良いステージングだったと思う。

 大丈夫だ。こうやってみんなが、一生懸命に日々の劇場公演に取り組んでいる限り、AKB48の物語は何一つ色褪せることなく、これからも続いて行く。そして私も、この素晴らしい物語を、まだ見続けていたいと思った。第1章の棘が抜けたこの日、まだ私は劇場の女神に呼んでもらえて、この素晴らしいステージを目の当たりにできた。ここで降りるわけにいかない。私は引き続き、第2章の目撃者になろう。それを語り残す者であり続けよう。そう思えた今日の昼公演だった。

【虚報】48グループが定住アイドルによる町おこしに参画へ

2016-04-01 02:08:23 | Weblog
 今年もまた4月1日になって、私の妄想アンテナが電波を受信した。詳細は未確認だが、取り急ぎ記録しておく。

 AKB48グループが、新たにアイドルの移住・定住を前提とした「定住アイドルによる町おこしプロジェクト(仮称:TMO48)」への参画を協議していることが分かった。地元自治体と協力し、廃校となった学校の校舎を劇場およびカフェの代替として利用する。メンバーは原則として移住および活動期間中の定住を前提とした専用のオーディションで募集するが、現在の48ファミリー各グループのメンバーならびに研究生の中で希望者がいれば、相談の上で移籍を認めることもあるという。

 TMO48(仮)メンバーはグループの一員でいる間は、当該グループ地元での居住が義務付けられる。住民票だけ移しても、居住の実態がない場合はメンバーとしての資格を失う。空き家を借り上げてメンバー数人とスタッフが同居するシェアハウス型の寮を用意するほか、若年メンバーには地元の一般家庭が預かる形での下宿のあっせんや、年長メンバーには一人暮らし用、家族ごと移住する場合には家庭向け不動産物件の紹介も行うという。

 TMO48(仮)に関して、他のAKB48グループと最も異なる点は「恋愛禁止」ルールの大幅緩和(事実上の撤廃)にある。ただし、双方が18歳以上であることと「相手も地元に住民票があり、居住の実態があること」という条件がつく。これには、ファンがアイドルを「遠方から一時的に見に来る」だけでなく、ファンも含めて移住することで人口増加を図り、町の機能を高めたいという自治体の思惑がある。

 現在、5箇所ほどの候補自治体と協議を進めており、夏の終わりまでには最初の実施自治体が決定する見通し。実は意外にも、東京の特別区の一つが現時点でまだ候補自治体に残っているという。オフィスに通う昼間人口は多くとも、定住する夜間人口が少ないことを補いたいとする。実施自治体が決定した後、秋にオーディションを実施、年内に移住し、来年早々の公演開始を目指す。なお「TMO48」はこのプロジェクト全体の呼称とし、実際のグループ名は町の名前に基づいてつけられる予定。

2016.04.02 18:32 追記
このエントリはエイプリルフールの嘘であり、事実ではありません。
このコメントを追記し、記事タイトルを変更しました。元のタイトルは
48グループが定住アイドルによる町おこしに参画へ
でした。