AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

このブログにレポートは上がりません

2011-01-30 00:37:15 | Weblog
 公開していないコメントの中に、私に粘着して来る人が何人かいるのですが、その中でも特に、私に公演レポートを書け、それがお前の義務だろう、と執拗に迫る人がいるので、はっきり書いておきます。そういうものが読みたいならほかに行ってください。もともとこのブログはレポートなんか滅多に書いていないし、私はあなたたちに対して何の義務も負っていません。

 もちろん、AKB48を取り巻く状況と自分の立ち位置を鑑みた時に、ある種の使命感のようなものを持ってることは事実ですが、それは「私でなければ書けないこと」に対して持っているものです。決して、見当違いの正義を振りかざして他人に声高に要求するだけの自意識が肥大した人を満足させるためのものではありません。結局、クレクレ厨は他人の足を引っ張るよりだけで、実際のところ自分では何もしないのだということを、本当に痛感します。非現実的な材料を並べた後で「こういう条件が揃えば自分にもやる気はある」って、それはやらないための言い訳を述べているに過ぎません。

 たとえば、アーティスト気取りの売れないミュージシャンが「AKB48みたいなアイドルが100万枚も売れているので日本の音楽業界はポピュリズムに陥っている」みたいなことを言ったって、そんなのはただのやっかみであり、負け犬の遠吠えです。その人はその人なりの音楽を追求し、それを理解してくれる人、応援してくれる人を増やしていくしかないわけです。一方でそういうことを言う人は、AKB48がどれだけ頑張って今の地位を築くに至ったかは、まるっきり見えていません。「俺だって100万枚売れるんだったらあのくらい頑張るぜ」なんて言ったら、誰だって鼻で笑いますよね。結果を約束されなければ何もしない、というのは、典型的な怠け者の弁解です。

 誰でもそうだと思うのですが、私も含めて、それぞれにできる範囲で、できるだけのことをするしかありません。AKB48のファン活動をしている人の中には、一時期ものすごく頑張っていたけれど、頑張り過ぎていろいろな意味で「燃え尽きて」しまった人が少なからずいます。理由は金銭面、社会的な立場の問題、健康面などいろいろですが、燃え尽きてしまった後はAKB48を離れていくことになります。私自身も、AKB48を応援して来た5年余は、いろいろなことがありましたが、それでも、どうにかして燃え尽きることなくAKB48を見続けようとして来ました。私がやらねばならないのは詳細なレポートを書くことではなく、大きな無理のない範囲で公演を見続け、その中で私ならではの視点で言うべきことを見出し、それをブログに書いていくことだと思っています。今後もその姿勢は変わりません。

 私としては、こういった私自身の立ち位置を説明するような、平たく言えば良い訳じみた内容のエントリを上げるのは楽しくありません。それに正直なところ、コメント欄に粘着してくるヘンな人のために、わざわざこんなエントリを書いていると、その分だけ「まともな」エントリを書く時間が削られます。こういうエントリを上げれば、構ってもらえたと思ってまたコメントが増えるのでしょうが、さすがに私も、ここまで書いてもまだ粘着できるようなキモチワルイ人に関わりたくないので、その点ご了解ください。

私的な近況報告

2011-01-27 00:19:48 | Weblog
 ご心配いただいているようなので、とりあえず。

 まず、私自身は至って健康です。大きな病気や怪我もしたことがないですし、自慢じゃないですが「お前は殺しても死なない性格」と良く言われます(笑)。私がしばしば「生存報告」という言葉を使うのは、昔々(パソコン通信時代に)ネットの仲間内で「書き込みがないと生きてるのか死んでるのかも分かんねーんだから『生きてます』の一言でも書け」みたいなことを言い合っていた名残で、単なる癖です。

 問題があるとすれば、もともと時間の使い方が下手で要領の悪いダメ人間なのに加えて、いい歳をして仕事のキャリアを振り出しからやり直しているような状態なので、どうしても残業が多くなってしまっていること、そのくせに、なのか、そのせいで、なのかはともかく、酒を飲みに行って飲んだくれる回数と程度が上がり気味なことくらいです。まぁ昔、当時の仕事がうまく行ってた頃にも、それはそれでやっぱり飲んだくれていたので、単に「いつものこと」なのかも知れませんが(^_^;)。

 今年になってから書き込みが激減しているのは、海外出張とその前後の雑多な業務があったことに加えて、私の担当する業務に関連して、今年に入ってから急に親会社と子会社の双方で大幅な動きがあって対応に追われていること、加えて家族に病気が見つかって先週から入院したこと、などが原因です。別の家族が付き添ってくれているので私自身は普通に会社にも行き、AXまでは何とか観ましたが、それでも手術の日は私も会社を休んで、病院に張り付きでした。ちなみに家族の病気は、病名だけは重いのですが、症状がごく軽いうちに発覚し、手術も上手くいったとのことですので、ご心配いただきませんように。今は術後の経過を見守っている状態ですが、数日中には落ち着いてくるものと思います。

 ということで、可能であればこの週末くらいから、劇場公演にも復帰したいと思っています。ブログはご存知の通り基本的にレポートは書かず、私の独断と偏見に満ち満ちた妄想をだらだらと綴るスタイルですし、もともとまめに書く方じゃないんで、あんまり期待しないでください(笑)。AXについてもいろいろ思ったところはあり、できれば書きたいのですが、まぁ似たようなことは他の人たちも言っている/書いているようですので、時間が確保できなければ書かない(書けない)ままになってしまうかも知れません。それでももし「これはどうしても私が書かねばならない」と私が勝手に思うような出来事があれば、人生削っても何とか書きます。

 以上、私的な事情説明まで。

NMB48公演1・2日目についての感想・その1

2011-01-20 04:08:00 | Weblog
 今更だが、1月1日と2日のNMB48公演について思ったことなどを、改めて書いておく。というか、書きかけて放置してあった断片に、最低限の手入れをして、とりあえず掲載しておく。前エントリで述べた通りの状況のため、きちんとまとめたり、他のことを書き足したりする時間がなさそうなので。

 「Bird」での山本さんは、アイドル歌謡の枠からはみ出さないよう、慎重に歌っている印象を受けた。まぁ私の出来の悪い耳では、完全生歌なのか、かぶせなのかも判別できないのだが、1・2日目について言えば、どうも生歌度がやや高めではあるものの、かぶせかな、という印象だった。一方、山本さんの歌い方(生歌と思われる部分)について言えば、抑えようとしつつも、抑え切れないパワーがちらちらと顔を覗かせていたような気がする。これだったら、いっそのこと、高みなの歌い方とか、「アイドルらしさ」の縛りなんかはすべて忘れて、少なくともBirdの1曲だけは、本人のやりたいように、思い切りシャウトするような歌い方を許した方がおもしろいんじゃないか、という印象を受けた。ただしもちろん、毎回、完全生歌限定。そうなると、ほかの2人は大変だろうけれど、その2人を説得して引っ張って行くくらいの気迫と気概があって良い、というか、むしろ必要なのではないか。

 メンバーはみんな個性的でそれぞれにおもしろかったのだけれど、私が個人的に興味を持った(推しという意味ではなく)のは、あーにゃんこと森彩華さんだった。正直なところ、1日と2日は顔を見て「あ、この子」とは思うのだけれど、名前は最後まで覚え切れず、というか、東京に帰って来て公式サイトに上がっているプロフィール写真を見ても、ステージ上で見た印象と違っていて(特に髪型が)、結局ブログの写メも見ながら、消去法的にやっと「あーにゃん」なのだと気づいたくらいなのだけれど、しかし、何か気持ちにひっかかりの残る子であった。最初からセンターにいるべくして生まれついたようなタイプの子ではないし、ユニットの中で、あるいは全員曲の中で、わりあい端っこにいることが多く、ダンスも決してうまくはないのだけれど、ひたむきさを感じさせる何かがあり、劇場での成長を見守ってあげたいと思わせるタイプの子だった。こういう子が、ステージの一隅で、地味だけれどしっかりとした存在感を持つようになっていけるかどうかが、長い目で見た時にNMB48が「上手く行く」かどうかの試金石になるだろうと感じた。

 遠方枠は1・2日の時点ではなかった。文句を言いたい向きもあるだろうが、なに、AKB48だって、最初は遠方枠も女性枠もなかったのだ。だからと言って遠方を排除しているわけでもないのだから、どうしても遠方枠がなきゃならんということはないだろう。ただ、自分が遠方客になる立場として言うと、もし遠方枠を設けるのであれば、単純な遠方枠よりも、むしろ「土日パック申し込み」みたいなものがあったら良いんじゃないかと思う。要するに、高い交通費をかけて遠方から出向くのであれば、土日で2回の公演を見たいという気がするのだ。逆に言えば、土日でまとめて2回見られるなら、はるばる行っても良いかなあ、みたいな。そういうのは、セコいと言われればセコいかも知れないが、遠方となる身の偽らざる本音ではある。

 あと、これは1・2日の時点で思いついた話ではなく、あとで考えたことなのだけれど、話のついでに書いておこう。今は公演レポ系のブログも、どこ(誰のブログ)が定番、みたいなものはないと思う。まあ2、3回なら偶然で連続当選することもあるだろうが、定番になれるほどコンスタントには当たり続けられんよな、というのもあるわけなので、ここは逆に、3~5枠程度の「月間記録員」みたいなものを作ったら良いんじゃないかという気がした。公募制にして、選ばれた人には月間パス(その月の公演は希望する限りすべてチケットを買える、チケット代は自腹)を付与し、「できるだけ公演レポートを書いてくださいね」ということにしておく。毎回必ず、とかにするとやたらと他人に義務義務と押し付けたがるヘンな人たちが湧いて出ることになるんで(そういうやつに限って自分では何もしなかったり、やろうとはしてもロクなレポートを書けなかったりするんだが、まあそれはさておき)、とりあえず紳士協定とか努力目標程度にしておく。で、1度当選した翌月は応募できないけど、翌々月はまた応募可能。そんな風にして、やや意図的ではあるけれども、やっぱり客席からの発信を促進するようにしたら良いんじゃないかと思うのだが、どうだろう。

 それか、誰でも良いから、私がかつてAKB48についてやっていた「AKB48をめぐるレポート」サイトのように、いろんな人のブログに掲載されたレポート的なものを探して、日別に整理したリンク集を作ってくれないものか。これなら本人が公演を観ていなくてもできる。むしろ、観ていない公演についても、多数のレポートを熟読することで、現場で何が起きていたかを把握できるようになるだろう。本当に彼女たちのことが好きで、自分にも何かできることがないかと考えるなら、できることはたくさんあるはずなのだ。

とりあえず生存報告

2011-01-20 02:27:03 | Weblog
 出張はごく短期だったので先週のうちに帰国しており、旅疲れもさほどなく週末には劇場にも足を運んだのだけれど、平日は出張中に山積した日常業務と出張の成果まとめと持ち帰り課題の整理などなど、とかくあわただしい。

 更新できませんと言ってあると裏で書き込まれる罵倒コメントも少なく「あーこのままだと平和で良いかも(^_^;)」なんて思っていたのだが、さすがにAXも近づき、そうも言っていられなくなって来た。ちなみにAXは参戦予定。

 しかし私事で大変恐縮なのだが、昨日、家で病人が出て急に入院することになり、仕事以外でも落ち着かない状況になってしまった。幸い大事にはならなくて済みそうなのだけれど、腰を据えて長編エントリを書くのはなかなか厳しい。こんなブログの更新を待ってくださる皆さんには申し訳ないが、状況ご理解いただきたく。

取り急ぎ

2011-01-08 03:35:14 | Weblog
 1/7(金)のチームB公演、みゃおはかなり意識して丁寧に演じているという印象だった。肩から水平に手を差し出す振り付けのところで、腕が水平まで上がり切らない場面が散見され、それが彼女の今の心理状態の反映なのかなという気はしたけれど、全体としては、ステージに対する誠実さは感じられた。

 とはいえ、私はみゃおの力はまだまだあんなもんじゃないと思っているので、その点は機会を改めて、いずれがっつりと文句を並べさせてもらう。書く時間があればだが。

 あと、「僕たちの紙飛行機」では、またもや紙飛行機の詰まったピザボックスを取り落としていた(^_^;)。ただ、みゃおにこれだけ批判的な私の眼にも「うっかり手を滑らせて」取り落としたと見えたので、今回のは本当にミスだったんじゃないかな。少なくとも、自分から放り投げるのとでは、まったく意味が違う。ただ、この前の今日で、いくらミスでもまたピザボックスを取り落としてしまうあたり、良くも悪くもみゃおらしいなぁ、という気はした(笑)。


NMB48公演の余韻が抜けない

2011-01-06 13:46:39 | Weblog
 NMB48、だいぶ気に入っちゃって、まだその余韻が抜けない。だが、私としてはハマらない程度にしておこうと思っている。大阪に通うのはかなり大変なので。新幹線は楽だが高いし、深夜バスは安いが体力的にきついし。うん。たまに東京公演やってくれたら喜んで行くんだが。

 という私個人の事情はさておき、まじめな話として、早いところ東京公演もやったら良いんじゃないか、と思う。もちろん大阪をはじめ関西圏での支持を固めるのが最重要ではあるんだが、東京圏にはA-3rdを憶えている人たちもいるし、またA-3rdを見てはいないけれども過去のセットリストに興味を持つような人たちもいるだろうから。あとやっぱり在京メディアへの顔見せという意味でも、東京で公演をやることの意義はあると思う。

 会場はAKB48シアターがベストだと思うけど、うまく調整がつかないようだったら、別の場所でも良いかも。私の友人は「吉本だったら自前のシアターだってあるんだし、よその会場借りるのだって朝飯前でしょ」と言っていた。なるほど。

 それにしても、あのポジションにあの子が来るって、天の声が私にハマれと命じているとしか思えない…(妄想妄想)。いや、みんなそれぞれかわいかったけど。あ、「○○ちゃんのことですね」ってコメントはご勘弁を(笑)。この点についてツッコミ入れていただいてもコメント公開しない可能性が高いです(^_^)。

 NMB48初日・2日めの感想の続きはもうちょいお待ちを。コメント欄でていねいな対応をしていたら時間なくなっちゃったので。あと、初めて10・11期生だけでやった研究生公演についても書きたいなぁ。時間があればだけど。以上、会社の昼休みの書き込みでした。

NMB48公演2回目メモ

2011-01-02 22:22:35 | Weblog
2日目も楽しかった。帰りは夜行バスで、間もなく出発場所に向かうので簡単なメモだけ。

18:00:00 定刻に暗転、Overtureへ。
19:42:19 最後の一人がハケる。

自己紹介キャッチフレーズ、一部追加で聞き取れた。
山本さん後半「ささっとやさしさあざやかさやか」
岸野さん前半「好きな科目は体育音楽数学社会」
太田さん「イエーイ(イエーイ)、なんでー?(なんでー?)ブラジル?りおなのカーニバルの始まりだー」
白間さん後半「みるもみーんなのこと、見るみる!」
山田さん後半「みんなのハートを逮捕しちゃうぞ」
門脇さん「激甘スマイルと旨辛ダンス、かなきち…一番のくいしんぼう…」
松田さん前半「しょっぱい味は愛の味、これは絶対秘密やで」

Bird、センター山本さんが一歩前に出る三角形配置になっていた。

ライダー後MC「泣いてくれる人もいて…」
(※今日はライダーと親しかった人が前の方に何人もいたためと思われる。もうそんな日はそうそうないはずなので安心してください。)
かなきち「(ライダー衣装の)今見えないけどカチューシャの裏はヒョウ柄」

「誰かのために」1番から出て来る8人のうち、岸野さんは「制服が邪魔をする」ユニットメンバーだった。

感想などはまたいずれ。

NMB48初日の第一印象・その2

2011-01-02 12:22:49 | Weblog
 やっぱり私の本分は私なりの偏見に満ちた観察に基づく勝手な感想とトンデモな妄想であろうということで、その辺を少々。

 ハコとしては、AKB48劇場やSKE48に比べて、一番「劇場らしい劇場」。もともと劇場として作られている空間だから当たり前なのだろうけれど、天井が高いし、柱はないし(笑)、客席に適度な段差がついているし、固定座席だしということで、非常に快適。その分、メンバーとの近さや一体感、ヲタどうしがひしめきあうような「祭り」感は少し薄れるかも知れない。AKB48で言うとGロッソでの公演にちょっと近い感じか。

 ステージの大きさを測ったわけではないのだけれど、AKB48劇場に比べると、横幅が狭く、奥行きが深いのかなという感じ。ステージを分割しているセリの板1枚の大きさが、メンバーの立っている様子からすると大体同じくらいの大きさに見えたので、それで比較すると、AKB48劇場では横4×奥3枚の構成。NMB48劇場では横3×奥4枚分(手前は固定の張り出しで、奥3枚がせり上がる?)のようだ。あと、ドンデン(ステージ奥の回転扉)はない。

 ということで、特に全員曲で顕著なのだが、A3rdで真横に展開していたフォーメーションを、やや前後に振り分けつつ横幅を圧縮している。でもユニットの「Bird」ではA3rdが三角形フォーメーションだったのに対して、3人が真横に居並んでいる。まぁA3rdではセンターの高みなと両脇の麻里子・まいまいの身長差を遠近法で緩和するという目的だったのかもしれないが。あと、当然だがドンデンを使っていた部分で、舞台ソデから出入りするようになるなど、動きが少々変わっている。

 ポジションの振り分けは、概ねA3rdのポジション割に準拠しているというのは前エントリで述べた通りなのだが、より出番を均等化するように配慮されているような気がした。また、何人か、妙に旧Aメンの同じポジションの人とイメージがだぶる人がいた。その辺が意図的なものなのかどうかは、もちろん分かるはずもないのだけれど。

 振り付けは概ねA3rdの時のままだが、細部でちょこっとテイストの違いを感じる。おやっと思う(良い悪いではなく、単に違うなという意味で)部分は、特定の何人かでなく、多くのメンバーに共通しているので、たぶん今回のダンスの先生が、振り付けに対してそういう解釈をして指導しているってことなんじゃないかと思う。何がどう、って言うのは素人の私には難しいんだけれど、なんとなく、A3rdに比べると、良く言えば柔らかく、悪く言えばしなを作っちゃっているところが多いように思えた。

 メンバーは初日だから感激して泣きまくり…なんてこともなく、「誰かのために」で何人かがちょっと涙ぐんでいるかな?という程度。ほぼ全員、すでにかなりステージ慣れしていて、ダンスや歌のパフォーマンスも新チームの初日とは思えないほど高く、推測ではあるが、たぶんNMB48以前にダンスや歌のレッスンを積んでいた人、各種のステージングの経験がある人たちがほとんどではないかと思われた。

 まあ、NMB48が結成された時から数箇月の間ですら、すでにいろいろなステージを経験していて (バックダンサーとしてではあっても、劇場初日の前に紅白歌合戦にまで出ている!)、CMも決まっていたり、「スター姫探し太郎」のTVカメラが密着していたりするわけなので、今さら250人かそこらの客の前でビビらない、というのもあるかも知れないが。それにしても初日から「私たちのTV番組が欲しいです」って、遠い将来の夢物語としてでなく、すぐにもやりたいみたいな感じで言っちゃうのも、ちょっとびっくりするわけだが。

 このあたりの「出来上がっている感」が吉と出るかどうかどうかは、難しいところかなぁ。AKB48とその系列グループというのは、少なくともその初期においては「俺たちが一から劇場で見守って来た」という感覚こそがファンにとっての醍醐味であり、また人気の底支えでもあった。それが「メディア露出による消耗に耐える」アイドル作りの基礎でもあったと思う。

 それに対してNMB48は、最初からはっきりとメディア露出による売り出しを志向していると言って良いだろう。AKB48で、メディア露出が増えるに従って正規メンバーの休演が増え、さらには正規チームの劇場公演さえ激減したプロセスを見て来た人たちからすると、NMB48において劇場公演がどのように位置づけられ、どの程度の重みを持つことになるのか、まずは様子を見ようというところもあるのではないかと思う。

 ただ一方で、すでに「国民的」と称されるほどになってしまったAKB48と、その現在の客層を考えた時、後追いでスタートする新規グループが素人同然のところから始まったとしたら、何年も辛抱強く成長を見守ってもらえるかどうか。そして、ビジネス的に見てもペイするモデルを描けるかどうか。そう考えると、こういう「半完成品」状態でのスタート、メディア志向も仕方がないのかな、という気もする。

 まあ私としては「そうは言っても、どうせ劇場公演を重ねていくうちにはいろいろあるさ」と思っているのだけれども、さて、どうだろう。

NMB48初日公演の概要・その2

2011-01-02 11:14:00 | Weblog
 初日公演がどうであったか、という簡易な記録、続き。間違いがあると思われるので、その点はお含みおきいただきたく。また、文章を簡素にするために、旧Aメンが呼び捨てになっている点もご容赦願いたい。

 全員曲でのポジションは、ユニットでの「A3rd時の誰々ポジション」と概ね対応しているように思えた。つまり、ユニットで高橋ポジをやっている人は全員曲でも高橋ポジ、ユニットで前田ポジをやっている人は全員曲でも前田ポジ、ということ。

 ただし、M11「小池」の台詞を言う役(A3rdでは篠田ポジ)は、NMB1stでは山田菜々さん(小嶋ポジ)だと思われる。また、M13「誰かのために」の1番が、A3rdでは高橋・前田・中西(里)など出番の多いメンバー中心に構成されていたのに比べて、NMB1stではどうやら「制服が邪魔をする」に出ていない8人になっているのではないかと思われる(くどいようだが間違えているかも知れないので、念のため)。

 アンコール1曲目はA3rdでは「会いたかった」から「AKB48」に至るメドレーとなっていたが、NMB1stでは最近のAKB48のシングル曲メドレー。その直後の「NMB48」は、ほとんどメドレーの一部と言って良いほど曲間がないのだが、NMB1stではこれは別の曲として扱うらしい。フルコーラス歌うので別の1曲と数えているということかも。

 自己紹介MCは個々人がキャッチフレーズを言う程度とごく短い。ただし、全員がキャッチフレーズをしっかり固めているようで、自分のニックネームに引っかけた前フリから入って出身地と学年・年齢、ニックネームと名前をきちんと盛り込んである。

 他のMCも多くは短め。M12の後の半分ずつ入れ替わるところだけ少し長かったけれど、もともとそういう設定なのか、誰か着替えに手間取ったのかは分からない。MCは仕切る子が「○○ちゃんはどう?」という感じで上手く話を回していく。ただし、一人ずつ順番にお題についてしゃべっていくだけという感じではなく、ちゃんとツッコミが入ったり、話を広げる人があったりと、ステージ上のトークとして掛け合いができていた。

MCが総じて短いこともあってか、公演時間は短め。18時ほぼぴったりに暗転してOvertureが始まり、最後に「せーの」で手つなぎ挨拶をした後、最後の一人が舞台上からハケ切ったのが19時43分40秒頃。ロビーでメンバーが客の肩をぽんと叩いてくれる見送りがあったのだが、それも20時少し過ぎには終わっていた。もしこれが普通のハイタッチなら、19時スタートでもぎりぎり21時までにまとめられるかな、という感じ。

 とりあえずここまで。感想などは別に。

NMB48初日公演の概略・その1

2011-01-02 04:54:48 | Weblog
 できればレポートしたいところだったんだが、さすがに事前学習なしで初見の人たちの会話を発話者まで聞き分けるのは無理だった。というか自己紹介の文句もろくに聞き取れていないありさま。大変申し訳ない。何もなしというわけにもいかないので、とりあえず自己紹介の時の並び順と、キャッチフレーズの断片、ユニットのパートとA3rdの誰ポジションに対応するかだけ載せておくことにした。これもおそらくは間違いがあると思うが、どうかご容赦を。

●自己紹介の順序とニックネーム(公式Webサイトから)、キャッチフレーズの断片

1列目下手から
・渡辺 美優紀(わたなべ みゆき)みるきー
 「ミルクと美優紀を混ぜるだけで、あっという間に…」
・近藤 里奈(こんどう りな)りぃちゃん
 「ばっちりぃな、がんばりぃな、今からやったりぃな」
・山本 彩(やまもと さやか)
 「さやかささやかさわやかさやか、…」
・岸野 里香(きしの りか)りかにゃん
 「好きな科目は…でもやっぱり、りか!」
・山口 夕輝(やまぐち ゆうき)ゆっぴ
 「ピッピー!バックすると見せかけて…ユッピー」
2列目下手から
・太田 里織菜(おおた りおな)りおな
 「なんでブラジル?リオのカーニバル」
・白間 美瑠(しろま みる)みるるん
 「ねぇねぇ、みるの?見ないの?…」
・木下 春奈(きのした はるな)はる
 「大人に見えるけど、大人じゃありません。だってランドセル背負ってるんやで」
・山田 菜々(やまだ なな)なな
 「事件だよ!♪ナーナーナーナー、みんなのハートを…」
・吉田 朱里(よしだ あかり)アカリン
 「みんなのハートにアカリを灯す…」
・小笠原 茉由(おがさわら まゆ)まーちゅん
 「なんば発小笠原特急、みんなを夢の世界にお連れしまーちゅ」
3列目下手から
・森 彩華(もり あやか)あーにゃん
 「もりもり、もりもり…」
・門脇 佳奈子(かどわき かなこ)かなきち
 「激甘…」
・福本 愛菜(ふくもと あいな)あいにゃん
 「大和の国から…あいにゃん波動砲、発射」
・松田 栞(まつだ しおり)しおきち
 「しょっぱい塩は愛の…あなただけの秘密きち」
・上西 恵(じょうにし けい)
「あなたは何系?甘口系?辛口系?N700系?それとも上西けい?」
以下、ユニットのパート。?をつけたところは不確かだが、並び順から推測。

●『Bird』
岸野 里香(上手:篠田ポジ)
山本 彩(センター:高橋ポジ)
山口 夕輝(下手:大島(麻)ポジ)

●『投げキッスで撃ち落せ!』
渡辺 美優紀(前田ポジ)
近藤 里奈(峯岸ポジ?)
太田 里織菜(成田ポジ?)
白間 美瑠?(平嶋ポジ?)
木下 春奈(増山ポジ?)
吉田 朱里?(板野ポジ?)

●『蜃気楼』
山田 菜々(小嶋ポジ)
小笠原 茉由(中西(里)ポジ)

●『ライダー』
上西 恵(渡邊ポジ)
松田 栞(駒谷ポジ)
森 彩華?
門脇 佳奈子?
福本 愛菜?

●『制服が邪魔をする』
山本 彩(高橋ポジ)
渡辺 美優紀(前田ポジ)
小笠原 茉由(中西(里)ポジ)
近藤 里奈(峯岸ポジ)
山口 夕輝(大島(麻)ポジ)
吉田 朱里?(板野ポジ?)
山田 菜々(小嶋ポジ)
岸野 里香(篠田ポジ)

以上、くれぐれも、間違いが含まれている可能性が高いことをご承知おきいただきたく。

NMB48初日の第一印象・その1

2011-01-01 20:01:40 | Weblog
恐るべき新チームができてしまったような気がする。

ところどころ細かい粗は残るし、若さゆえの未消化な感じも少しあるものの、新チームの初日としてはかなり完成度が高い。ダンスや何らかのステージの経験者が多い感じはするが、うまく全体が調和している。

ずば抜けてすごい子はいないが、それぞれ個性があって面白そう。

あっという間に抽選倍率がすごいことになるのではないか。早めに観に来ておくことをおすすめしたい。