3連休の3日目なら元気も戻って動けるだろうということで予定していた通り、今日は劇場へ。昨日、Youtubeでコンサートを見て寂しかったから急遽劇場に、というわけではない。いや、ちょっと寂しい気持ちになったのは事実だけどね(^_^;)。
劇場の廊下写真と、配置が変わっていた。インフォメーションの脇から奥に向けて、チームA/K/B/研究生の4段で奥へ配置。既に昨日発表の兼任体制の変更が反映されている。写真は全般的に、自然な笑顔でそれぞれの個性が出ている印象。ファンが思う「その人らしい表情」に非常に近いものになっているのではないか。その分、これまで意図的に(と思うんだが)作り出されていた「写真より本物の方がずっと良いじゃん!」という驚きは少ない、かも知れない。
抽選は良くもないが私のいつもの水準からすればかなりマシな、真ん中あたり。センターブロックは無理だったが、脇のブロックの最後列、柱に近いあたりに座れた。
大きなホールコンサートの翌日にも、劇場で普通に公演をする、というのは、AKB48の初期からの「約束」だった。それが「特別な」思いだったことの証左として、かつてその役は、ほぼ例外なくチームAが担っていた。けれど、いつからか他のチームにも任されるようになり、これが初めてかどうか分からないけれど、今回は「武道館の翌日に研究生公演」となった。研究生がそこまで評価されているということなのか、武道館はもはやそれほど「特別な」存在ではないということなのか、どちらかは分からない。しかし、本当はとてもとても大きな意味のある、大切な公演だった。そして、たぶんあの劇場で少なくとも数人は、この昼公演の意味を理解していたと思う。客席に見かけた私の友人や、そして自己紹介MCでこのことに触れたみぃちゃんも、その数人の中の一人だった。
他の研究生がそのことを知っていたかどうかは知らないが、皆良いパフォーマンスだったと思う。上手いかどうかで言うと、まださらなる頑張りが必要かなと思う子はいるのだけれど、48グループ研究生での武道館コンサートが発表された効果もあるのだろうか、全員、前向きな意欲がパフォーマンスに反映されていた。
特に村山さん、橋本さんの2人は、意欲が表情と大きな動きとに出ていて、素晴らしい。BUBKAの座談会でも言ったことだけれど、この二人はみぃちゃんが研究生に来たあたりから「確変」モードに入った気がする。もともと良いものを持っているのに、かつてはメンタル面でムラがあるように見えていたし、それが成長し切れない要因ではないかと(私には)思えていた。このまま「継続的に」前向きに公演に取り組むことができれば、大化けする人たちだと思う。
さっほーはパフォーマンスも非常に良いし、アイドルであることを楽しみながら演じているとは思うのだけれど、一方でそういう自分自身を「客観視する自分」との兼ね合いが生じて来ている、ように見える。大学生になり、違う世界が見えて来ると、その相克はさらに難しいものになって来ると思う。自分がどういうアイドル、どういう演じ手になりたいのか、ここは悩みどころになるかも知れない。そこをきちんと自覚的に止揚して乗り越えられれば、表現者として長くやっていける人になるだろうと期待している。
ほかにも高島さんや相笠さんが自分なりの課題を設定して(いるように思える)、きちんと表現を工夫していたり、それ以外にも語りたい人はいっぱいいるのだけれど、とりあえず今のところはここまで。
やっぱり劇場は良いなぁ。私は劇場を見続けていたいし、見続ける者であるべきなんだろうな、とも感じたGW前半最終日だった。