AKB48をめぐる妄想

AKB48にハマった私「カギ」が、好き勝手なことを述べるブログです。

やがて開く宝石箱を待ちながら

2006-04-15 16:07:03 | Weblog
 無理をしない、というスタンスで、AKB48のステージを楽しんで来た。だから私は遠征はしないし、関東近辺のイベントすら、都合次第で見に行かないことの方が多い。劇場に行く際も、無理ではない程度の時間の遣り繰りはするけれど、でもそこまで。抽選に間に合わなくても仕方がないし、後ろの方からの立ち見でも割り切って楽しむ。欲張ればきりがないのだし、無理が重なって苦しい思いになってしまっては本末転倒だからだ。

 しかし、ファーストシーズンの最終日、わずかの差でチケットが買えず、カフェ観覧になってしまったことを、正直言ってものすごく後悔した。あの日私は、本当はもっと早く、チケットを買いに行けたはずだった。なのに、無理をしない、という独り決めのルールで自縄自縛になって、わざとチケット販売開始時間ぎりぎりに行くという選択をした。心のどこかで、余裕ある大人の楽しみ方、みたいなものを演じてしまっていたのかも知れない。

 だから今回は、確実にチケットを買うと決意した。直前まで迷ったけれど、結局、夜のうちに自室を出て、秋葉原との中間地点まで移動。そこで朝まで飲み明かした後、始発で秋葉原に来た。朝5時から、チケット販売開始まで約5時間、路上の行列に並んでいた。何をするでもなく、春にしては低い気温と風とに震えながら、ただ時間をやり過ごした。けれども、半日後に劇場で起きることを思いながら待つ時間は、決して退屈ではなかった。

 そう。今日の夕方になれば、4 箇月にわたって私を魅了し続けて来た、彼女たちが帰って来るのだ。私のまだ知らない、新しいセットリストとともに。どんな楽曲があるのだろう、どんなメロディーだろう、どんな歌詞だろう。それを彼女たちは、どんな風に歌い踊るのだろう。それはまだ開かれていない宝石箱のように、私の心を強く惹きつける。その宝石箱が開く時、彼女たちは、どれほどまばゆい輝きを放つのだろう。

 もうすぐだ。もうあと数時間で、あのステージの幕が開く。私は一人の少年になって、ただ夢中で胸を高鳴らせている。

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1 コメント

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先ほど帰宅 (カギ)
2006-04-16 05:01:54
4 時過ぎに、29 時間ぶりくらいで帰宅しました。いろいろと楽し過ぎ。とりあえず眠らないとふらふらなので、感想その他はまたの機会に。



一言だけ言うと、宝石箱から、輝くものがものすごい勢いであふれ出ている印象でした。初日を見に行けなかった方は、できるだけ早く、万障繰り合わせて見に行くことをお勧めします。



でも初日を見た客は、日曜の 2 公演とも見たくなっていると思います。のでチケット入手はますます困難になりそうですが。

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