会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

大雪が警告するものを再度考える

2014-02-18 17:32:12 | 時事
2014年2月18日(火)曇 1.2℃~-2.9℃

 14日からの発達した低気圧による記録的な大雪の影響で関東甲信と東北で立ち往生する車両、道路の通行止め、雪崩や豪雪などで大混乱となった。一時山梨県と首都圏を結ぶ中央道や20号国道などすべての道路が通行できない状態となり県全体が孤立状態となった。
 また、長野、埼玉、群馬、栃木、茨城などでもライフラインが復旧せず孤立状態になっているところもまだあり救援を待っている。
 この暴風雪で交通網が機能せず、物流が途絶えた。首都圏をはじめとして関東甲信と東北ではスコップ、スノーダンプ等の除雪用具売り切れ、スーパーやコンビニではパンなどの食料品が棚からすべてなくなった。青果市場には野菜などが届かず値上がりした。ファミレスではメニューを変更して対応した。自動車各社は部品が届かず操業を停止したところもあった。

 福島県内でも道路網の寸断が続いた。都市部では依然生活道路の除雪が進んでいない。17日には公立の小中学校、高校、特別支援学校合わせて計375校が休校した。幸い雪国会津は今回の大雪の影響はあまり受けなかった。しかし、昨夜スーパーへ買い物ん行くと都会と同じようにパン、豆腐、納豆などの棚は空っぽだった。



 大雪、台風、地震、火山などの大きな自然異変が起きる。原発事故のような人災が起きる。政治・経済・文化・交通など東京一極の日本で大丈夫だろうかと心配になる。もう一度首都移転や政治機能の分散を検討すべきだし早急に着手すべきではないだろか。
 あまりにもすべてが肥大化していないだろうか。スーパー、コンビニ、ファミコン、居酒屋、電気製品販売店、カメラ店、衣料品店などが大型になり系列化している。自動車業界は部品をストックせず下請けから必要な数だけ納入させるシステム。農産物も旬のない生産と消費・・。
 今回のように交通網が機能しなくなったとたんに店頭に品物が無くなる。操業ができなくなる。このようなことが起きる。あわてる。そして除雪が遅い。対応が悪いと不平不満をいう。

 社会形態の変化に目を向けなければならない。現代はゲマインシャフト(家族や村落共同体のような地縁や血縁によって深く結びついた社会形態=日本の素晴らしい文化)がゲゼルシャフト(近代国家や会社、大都市のように利害関係で結びついた社会形態=利潤追求)になってしまっている。本来資本主義は微増な人口増により消費が増え利益がうまれ、それが分配されて生活が豊かになる。戦後の日本は急激な人口増で高度成長を遂げ、一億総中流の時代があった。バブル崩壊後少子高齢化が急激に起きている。今までのような大量生産、大量消費は望めない。
アベノミクスは将来の急激な人口減を見据えた政策ではない。大企業だけが恩恵を被っているように思えてならない。
正社員を増やし、利益を国民に配分し、人口増につながるように若者が安心して結婚・出産・育児ができるような政治をやってもらいたい。
 


 
 



「今でしょ!」 人間力の磨き方

2014-02-17 09:29:30 | Weblog
2014年2月17日(月)雪-0.2℃~-6.5℃

「今でしょ!」でおなじみの予備校講師・林修氏を講師に迎えた県商工会議所青年部連合会の講演会が14日、会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれた。若手後継者育成事業の一環として実施された。会員だけでなく市民も無料で聴講できた。定員500名は一週間で満席。キャンセル待ち多数のため当日はパイプいすなどで増席し600席が用意された。それでも立っている人がいたほどの人気講演であった。

 ご存じのように林 修氏は「いつやるか? 今でしょ!」のコマーシャルで一躍時の人となった。
そのプロフィールは
 1965年 愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部卒。現在、東大・京大コースなどの難関コースを中心に授業を行い、抜群の東大合格実績を誇る東進ハイスクール 東進衛星予備校の躍進に大貢献している。東進のコマーシャルでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」より「今でしょ」は見事2013ユーキャン新語・流行語年間大賞を受賞!!
趣味は野球。そのほか、MLBやシャンパン、競馬などと多趣味。主なレギラー番組は『ネプリーグ』フジテレビ系列、『林先生の今やる!ハイスクール』テレビ朝日系列、『ゴッドモーニング』テレビ朝日系列など御多数。主な著書『いつやるか?今でしょ!』宝島社、『受験必要論』集英社、『異端のススメ』宝島社etc


 林氏は
 長岡市で講演してきた会場の雰囲気と会津若松市の会場の雰囲気を対比しながら笑いを誘い講演に入った。
 講演はテンニース※の「ゲマインシャフト」から「ゲゼルシャフト」へと変遷すると考えをもとに具体的な事例をもとにすすめた。
 少し難しいことばだが「ゲマインシャフト=家族など」「ゲゼルシャフト=利害関係」の狭間に人間がいる。
 ゲゼルシャフトへ変遷した現代社会では勝負(競争)の中に生きている。オリンピックの競争、AKBの競争、入試など勝つためには考える力が大事。考える力=思考の根本3つの作用には相同、因果関係、対比がある。読書、書きながら考える、自分なりの方法をみつけることが大事である。まとめると人間力の磨き方とは、「仲間と昔のことを懐かしむより、現状で何をすべきか考えることに時間を使うべき。自分と向き合い『一人力』を高めてほしい」と呼びかけた。
 このような難しいことをいろいろな事例と自分の生き方を交えながら巧みな話術で笑いやうなずきを誘い会場を沸かせた。
 また、尊敬する人として長岡藩士の河井継之助をあげたのは意外だった。
 
※フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 - 1936年4月9日) は、ドイツの社会学者。共同体における「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」の社会 進化論を提唱した。
ゲマインシャフトとは、家族や村落共同体のような地縁や血縁によって深く結びついた社会形態のこと、ゲゼルシャフトとは、近代国家や会社、大都市のように利害関係で結びついた社会形態のこと。



酒づくり 上槽

2014-02-16 17:13:24 | 料理と酒
2014年2月16日(日)曇3.8℃~1.1℃

 昨日酒づくりのためにほまれ酒造へ出かけた。
 会津若松市は大風が吹き雪が舞っていたので様子を見ながら少し遅れて家を出た。北へ行くにしたがって雪も風もやみ道路もほとんど雪がなく走りやすかった。喜多方市は時折雨やみぞれが降る程度でこれ何?という感じ。雪国会津の風景はなかった。関東・甲信・東北で大荒れ。特にあまり雪に縁のない太平洋側の各地は大変苦労されている。どちらが雪国か?とおもうようなニュースをみてやはり地球は病んでいると改めて思った。
 ただ県外から来る予定だった受講生は東北高速道も磐越道も49号国道も封鎖や渋滞で来れなかった。
数少ない人数で上槽をした。いつものように「もろみ」を酒袋に入れてタンクにを吊るす。「つるし」「くびつり」ともいう。重力だけを使って酒を搾る。この方法では一升瓶で10本くらいとった。最初のビンの酒と2番目、3番目・・・と味が微妙に違う。
また別の方法で、「ふね(槽)」と呼ばれる圧搾機に酒袋を入れ、上から重しや圧力をかけて搾った。しばらくは「もろみ」だけの重さで酒が搾られる。その後、徐々に圧力をかけて搾っていく。「ふな口」から出てきた酒もまた味が違う。
 「つるし」も「ふなくち」もてきたばかりの酒は加熱殺菌も濾過もしてま せんから、牛乳流に言えば「成分未調整」なわけで、フレッシュでいかにも「搾りたて」っていう美味しさを実感できる。





 
 
 雲嶺庵の大広間で持ち寄った一品を肴に市場にはでない貴重な酒を飲み放題でした。「知的のんべえ酒づくり講座」に参加しないとこの酒を味わえない。毎年参加するのもこの酒を飲みたいばかりかもしれません。
 ほまれ酒造の雲嶺庵の庭が素晴らしいです。ぜひ見学しましょう。おいしい酒の試飲もできます。
















酒づくりのためにほまれ酒造へ

2014-02-15 07:24:59 | 料理と酒
2014年2月15日(土)雪・雨4.1℃~-2.0℃

 日本列島は14日、発達中の低気圧の影響で、西日本から東日本の太平洋側の各地で先週に続き大雪となった。県内でも白河市で50cmの積雪で雪かきに苦労していた。深夜放送でソチ冬季五輪のフィギアスケート男子ショートプログラム1位羽生結弦選手のフリー金メダル獲得の実況を聞いた。風が吹き荒れ木々の揺れる音、ガラス窓を打ち付ける音がすごかった。会津も大雪かと朝起きたら雪もあまり積もっていなくてほっとした。「知的のんべえ酒づくり」ほまれ酒造で上槽(しぼり)の日なので喜多方市へ出かけるが、昨年玉突き事故が起きた会津南北縦貫道は走行せず国道121号を行くことにする。
  夕方はほまれ酒造の雲嶺庵の大広間で一品持ち寄りで宴会。この庵からは磐梯山が見えるのでほまれの酒のコマーシャルに使われている。冬はよく見えないので某ビルの屋上からの写真を載せました。
酒づくりの仲間と今年の酒の出来は?と語り合いながら豊かな時間を過ごす。芸達者な受講生の余興も楽しみである。ビジネスホテルを予約しておいたのでゆっくりと喜多方の一夜を・・・・・。


いつ磨くか? 今でしょ!

2014-02-14 19:12:03 | 地域情報
2014年2月14日(金)曇-0.2℃~-6.5℃

 2月初めの新聞に〝いつ 会津で聴くか? 今でしょ!」 林 修氏の講演会が2月14日(金)会津若松ワシントンホテルで開催されるとの記事があった。好奇心旺盛な小生は早速 問い合わせ先会津若松商工会議所へ電話をした。

 申し込み受け付けは会議所にある林 修氏講演会申込書に必要事項を記入して申し込み整理券をもらう必要があった。自分が一番かと思ってすぐ出かけたらもう先に数人が申込みしていた。
2枚整理券をもらう。主催:福島県商工会議所青年部連合会 主管:会津若松商工会議所青年部・会津喜多方商工会議所青年部。
 今日その講演会が会津ワシントンホテルで午後3時半~5時まであった。定員500名。前10列くらいは商工会議所関係者の席。その後ろが一般席であった。パイプいすまでだして500名収容。満席。ホテルのロビーで会った知人は整理券がないが立ち席でもよかったらと言われて来たといっていた。
 開演にあたって講師入場は人気歌手が入場するときのような音楽の演出。一気に会場が講師のオーロラに吸い込まれてしまった。
 「演題」いつ磨くか? 今でしょ!『人間力の磨き方』
 強烈な個性。ユーモアを交えた話術。さすがテレビで活躍する方だ。飽きさせない1時間半。メモをとったのを整理して後でアップします。




風邪をひいたら

2014-02-13 18:41:12 | 健康
2014年2月14日(木)晴 0℃~-3.3℃

 大雪の後 晴れた日が続くが朝方は放射冷却で冷え込む。寒暖の差が激しい今の時期、風邪をひいている人が目立ち始めた。向かいの家には息子家族が住んでいる。孫が2人いる。昨年この時期はインフルエンザが流行っていた。上の孫が高校受験の時だったので風邪をひかないように、うつさないようにと気を使った。今年は下の孫が高校受験の時である。やはり風邪をひかないように、うつさないように気を使う。
 手洗い、うがいの励行、マスク着用などできることをしっかりして・・・・。

 福島民報の健康歳時記によると
 「風邪を早く治す方法はないんものか。「風邪にいい」とされるのは汗をかいて熱を下げること、栄養のあるものを食べてよく寝ることなど。しかし、これらの行為はかぜを悪化させかねないので要注意だ。例えば、布団を何枚も重ねて汗を出そうとすると、布団の熱によって汗は蒸発せず、体内に熱がこもって熱中症のような状態になってしまう。そればかりか、体に備わっている体温調節機能が狂い、疲れやすくなるのだ。また、食べ方を誤れば体調不良を招く。栄養価の高い食材は消化がいいものだけではない。風邪の時は湯豆腐や根菜類の煮物など、消化がよく、体を温めるものを選ぼう。無理に栄養を取ろうとせず、食べられる物を食べる。風邪の症状を軽減するには免疫力を上げるのが一番。また、水分補給を忘れず、程よい食事を取り、部屋全体を暖めて療養するのがいい。」





脳神経クリニックへ

2014-02-12 18:36:03 | 健康
2014年2月13日(水)晴 1.2℃~-9.0℃

 8日、9日と大雪が降り雪片付けに汗を流した。また交通網は混乱し、悪路の歩行は難儀した。幸い月曜日から晴れて幾分行動しやすくなった。しかし、気温はあまり上がらず寒さはまだまだ厳しい。日陰や裏通りは雪が多く残り車のすれ違いにも気を使う。
昼間雪が融けるが、夜間は凍る。午前中の早いうちは路面が凍っているところがあって急ブレーキ、急発進は危険きわまりない。自分はトンピングして信号待ちで止まるが、後続車が急接近して止まると追突されないかとひやりとする。お互いに加害者、被害者にならないように運転には気をつけたい。
 犬の散歩や歩いて買い物に行くことがあるが、凍った場所があり滑りそうでひやりとする。
 
 2月4日「労働金庫友の会新春の集い」で磐梯高原「リゾート・インぼなり」(猪苗代町中ノ沢温泉)へ出かけた時、ホテルの玄関先のちょとした坂で転倒した。あーー滑ると思ったとたん灰色の空が見えた。右腰を打ち、後頭部を打ったみたいだった。リックサックを背負い、帽子を被っていたので衝撃はあまりなかった。自分で立ち上がり休憩室で休んだら異常も感じなかった。
帰宅しても特に異常を感じない。それでも後頭部を打ったので3日後、脳神経クリニックへ出かけ診察を受けた。
 ・問診を受ける。目を左右に動かす。手を上げ下げする。首を回すなどの動きをしてみる。異常なし。
念のためMRI検査を受けた。
 「MRIとはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略語で,磁気と電波を利用して,あらゆる断面の画像を得ることができる撮影方法です.撮影の時は,狭いトンネルの中に入って大きな音のなかで検査します.しかし,ヘッドホン等を用いて,音を軽減することができるため,ご心配はいりません.また,X線を使いませんので,いわゆる放射線被ばくはありません。」と説明を受けた。
 
 検査結果は脳に出血なし、傷なし、水もれなし、血管の詰まりなし、脳幹も、小脳も、大脳も異常なしであった。ほっとする。
  

脳ドックなどは20数年前受診しただけその後は一度もしていない。大病院などへ行くと予約が必要で保険もきかない。この医院では受診した日にMRI検査をしてくれたし、保険が適用した。
心配であったら1ヶ月後また来てみてくださいと言われて帰宅した。
 今の時期は表面的には滑らないように見える路面だが気をつけて歩かなければならないと改めて思った。

 待合室でみつけたこと

 TIA(一過性脳虚血発作)か脳梗塞かどうかを判断する方法があります。
【FASTテスト方法】

Face:顔の麻痺
  口を広げてイーと言い、口角の片側が上がらなければ要注意!

Arm:腕の麻痺
  手のひらを上にして両腕を肩の高さまであげて目をつぶってキープ。
  片腕が下がってきたら要注意!

Speech:言葉の障害
  短い文章を言ってみる。
  例えば、「太郎が花子にリンゴをあげた」などが言えるかどうかをチェック。

Time:すぐ受診
  FASTテストのどれか1つでもできなければ、即座に救急車を呼ぶ。



福島牛が当たる

2014-02-11 17:23:27 | Weblog
2014年2月11日(火)曇 0.7℃~-4.2℃

 昨年12月24日に下記のようなことをブログでアップしました。たった1枚の応募券を投函した。まさか当たるとは思わなかったが、それが当たってしまったのです。福島牛販売促進協議会より『平成25年度「福島牛」販売・料理指定店販売統一キャンペーンご当選おめでとうございます。厳正なる抽選の結果、貴方様が当選しましたので「福島牛すき焼き用」を送らせていただきます』の通知とすき焼牛400gが届いた。「当たればいいなーと夢を見るだけでも楽しい。」が正夢になった。今晩は霜降りの牛肉すき焼きをワインを飲みながら味わいました。至福の時です。ワインは長野県在住の義弟からもらった1998年ものの信濃ワイン。17,400本限定。その赤ワインを飲んだ。みなさんすみませんね。最高です。

 県内で応募したハガキは数千枚いや一万枚以上かもしれない。その中で当選者120人の一人でした。たった1枚の応募で当選するかと思うと180枚位届いた年賀状で切手シールが3組のみです。運というものは分かりません。
 ただいえることは好奇心をもっていろいろな事柄に興味関心を示すことではないでしょうか。買わなければ当たらない宝くじ、応募しななければ当選しないイベントや商品、出かけてみなければいただけないプレゼントなどがあります。好奇心を失わず行動しましょう。
 

 

 昨年12月24日のブログの一部

『 福島県、全農県本部などでつくる福島牛販売促協議会は12月1日から31日まで福島牛販売プレゼントキャンペーン「感謝の倍返し」を実施している。福島牛を扱う販売店や料理店など県内74の指定店で福島牛を2,000円以上、購入すると抽選で120人に4,000円相当の福島牛(すき焼き用)が当たるという記事が福島民報に載っていた。
 

 今年は小さなものだがいくつか当選している。応募しなければ当たらない。スーパーや肉屋へ行っても「福島牛」が見当たらない。料理店もわからない。全農県本部畜産販売課(024-956-2983)へ問い合わせる。福島市や郡山市には何軒もあるのだが、会津若松市には「29屋」さんのみとの返事。「29屋」を探して出かけ奮発して福島牛を2,000円以上購入し応募券を貰って投函した。当たればいいなーと夢を見るだけでも楽しい。』

雪ほたる

2014-02-10 11:02:34 | Weblog
2014年2月10日(月)晴 2.5℃~-1.4℃

 昨日は会津地方でも80cm以上の積雪があり除雪に追われた一日であった。
 幸い日曜日だったので息子夫婦と老夫婦協力して玄関まわり、駐車場、路地などの雪を片づけた。体重が増え肥満傾向にあった身体が汗びっしょりの労働でいくらか標準に近づけたかな? 早めに入浴し、NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」を視ながら晩酌を楽しんだ。


 7日(金)、8日(土)の両日会津若松市では「第15回絵ろうそくまつり」が「鶴ヶ城」と「御薬園」の他にも、会津若松駅や会津東山温泉、七日町通り(阿弥陀寺)や北出丸大通り、西若松駅東口広場など、市内の各所で開催された。ここ数年地元の絵ろうそくまつりに協力しているのでメイン会場へ出かけることはない。テレビでみるか、友人のメール、ブログなどでみることが多い。
 絵ろうそくまつりが会津若松の冬のイベントとして育ち盛大に開催されることをうれしく思う。

平成12年第1回は「鶴ヶ城」と「御薬園」の2会場。仕掛け人は当時NTT会津若松支店長A氏が宮城県松島で行われていたろうそくの灯りにヒントを得て、賛同する人々と実行委員会をつくって始めたと聞いているが真偽のほどはよくわからない。
 NTT若松支店の2階を借りてパソコンを学んでいた豊齢社会研究会(豊齢研ITサロン会津の前身)の会員が、NTTの黄色いジャンバーを着て「御薬園」に瓦灯や竹灯を設置したり、点火したりとボランテイアで行ったことでA氏の関与は深かったように思う。
 
 その時個人的に購入した瓦灯が2基ある。玄関前には冬休みに来た孫達が作ったかまくらが壊れないであった。
 雪片付けした後、久しぶりに火をともしてみた。かまくらの中でゆらゆらゆれるローソクの灯り、瓦灯の穴から漏れる明かり、雪ほたるです。妻と二人でいいなーと写真をパチリ。我が家の細やかな「絵ろうそくまつり」でした。




参考までに=会津物語=のホームページ等 より
平成12(2000)年に、「会津絵ろうそく」を、もっとよく知ってもらおうと初めて開催されたこの“まつり”は、夜の会津若松を美しく照らす冬の祭典として、今やすっかり定着。メイン会場である「鶴ヶ城」と「御薬園」では、それぞれ異なった世界観を演出していて、見る者の目を豊かに楽しませてくれる。和楽器の響きと共にしめやかに、あるいは、本郷焼きや会津塗りの燭台の上で幽玄と―、「会津絵ろうそく」は美しく燈火を揺らす。鶴ヶ城では天守閣にも上ることが出来(有料)、そこからの眺めは、また壮麗。。「ゆきほたる」と形容される、玄妙な雪と燈火の世界に、貴方はきっと酔いしれる。

 第1回目の平成12年の開催時にネーミングを募集し、多数の応募の中から、雪景色の中にゆらめくやわらかな灯火をイメージさせる「ゆきほたる」という作品が選ばれました。 それ以降、「ゆきほたる」というネーミングはサブタイトルとして使われています



大雪が警告するもの

2014-02-09 21:27:41 | Weblog
2014年2月9日(日)雪・晴 3.0℃~-2.4℃

 昨日から日本全国に大雪を降らせた寒気団は北海道へと移動した。 東京では45年ぶりで積雪27cm、仙台では78年ぶりで積雪35cmと報じていた。日頃雪にはあまり縁のない太平洋岸の都市は空路も陸路も大混乱。また停電でテレビも見れず暖房もおぼつかない生活になっていいる。

 ピンクは湿った雪  黄色は乾いた雪  水色は雨

 夏の高温、台風の暴風雨、冬の大雪と気象の変動は異常ではなく常態化している。
地球が病んでいる。悲鳴を上げている。私たち人間は物資的な豊かさを求め、石油、石炭、鉄鉱石をはじめ多くの地下資源を消費してきた。また、開発の名のもとに森林伐採、干潟の埋め立てなど自然破壊をし続けてきた。原子力発電では核のごみの処理がなされないまま世界では稼働している。さらに気象衛星をはじめとする数々の人工衛星打ち上げにより宇宙のごみが地球の周りに増えてきている。
 
 産業革命以来、資本主義経済のもと大量生産、大量消費により、資源開発と消費がなされてきた結果が地球温暖化を招き、気象変動の一因となっている。
 人間は一度物資的な豊かさ、便利さの生活をしてしまうと生活水準を下げるのが難しい。
とりあえず こまめに電気を切る、テレビは家族一緒に視る、暖房は一室で、湯たんぽを使うなどエコ生活に努めよう。