会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

PM2.5で「注意喚起」

2014-02-27 17:57:31 | Weblog
2014年2月27日(木)曇 6.4℃~-2.8℃

 26日会津若松市でPM2.5で「注意喚起」。「PM2.5」は午後2時半ではありません。微小粒子状物資のことですね。

 環境省の情報によると微小粒子状物質(PM2.5)とは
◦大気中に浮遊している2.5μm(1μmは1mmの千分の1)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた浮遊粒子状物質(SPM:10μm以下の粒子)よりも小さな粒子です。
◦PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が心配されています。
◦粒子状物質には、物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものとがあります。発生源としては、ボイラー、焼却炉などのばい煙を発生する施設、コークス炉、鉱物の堆積場等の粉じんを発生する施設、自動車、船舶、航空機等、人為起源のもの、さらには、土壌、海洋、火山等の自然起源のものもあります。
 これまで取り組んできた大気汚染防止法に基づく工場・事業場等のばい煙発生施設の規制や自動車排出ガス規制などにより、SPMとPM2.5の年間の平均的な濃度は減少傾向にあります。
国は暫定指針で大気1立方メートル当たり1日平均濃度70マイグラクロムを「注意喚起」の基準値としている。




 昨日は青空が広がり暖かくて戸外へ出かけたくなる日だったが、「PM2.5」の濃度が基準値を超えたため、福島県では不要不急の外出や屋外での激しい運動を控えるよう「注意喚起」を全県対象に呼びかけた。特に会津若松市では午前9時97マイグラクロムの県内最高値を記録した。
気圧配置の変化に伴い、大陸方面から日本国内に流れ込んだとみられる。北京の大気汚染の様子がたびたび報道されているので今回のPM2.5は北京のものかな? 昔日本でも光化学スモッグで健康被害がでたことがあった。その当時とは比べものにはならないほど大気汚染防止に力を入れているので「注意喚起」など考えられないのだが・・。但し今回の「PM2.5」の濃度が基準値を超えたのは大陸方面からと断定してよいだろうか。国内の工場・事業所等のばい煙は?火力発電は?など検証する必要があるのではないか。