会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

酒づくり 上槽

2014-02-16 17:13:24 | 料理と酒
2014年2月16日(日)曇3.8℃~1.1℃

 昨日酒づくりのためにほまれ酒造へ出かけた。
 会津若松市は大風が吹き雪が舞っていたので様子を見ながら少し遅れて家を出た。北へ行くにしたがって雪も風もやみ道路もほとんど雪がなく走りやすかった。喜多方市は時折雨やみぞれが降る程度でこれ何?という感じ。雪国会津の風景はなかった。関東・甲信・東北で大荒れ。特にあまり雪に縁のない太平洋側の各地は大変苦労されている。どちらが雪国か?とおもうようなニュースをみてやはり地球は病んでいると改めて思った。
 ただ県外から来る予定だった受講生は東北高速道も磐越道も49号国道も封鎖や渋滞で来れなかった。
数少ない人数で上槽をした。いつものように「もろみ」を酒袋に入れてタンクにを吊るす。「つるし」「くびつり」ともいう。重力だけを使って酒を搾る。この方法では一升瓶で10本くらいとった。最初のビンの酒と2番目、3番目・・・と味が微妙に違う。
また別の方法で、「ふね(槽)」と呼ばれる圧搾機に酒袋を入れ、上から重しや圧力をかけて搾った。しばらくは「もろみ」だけの重さで酒が搾られる。その後、徐々に圧力をかけて搾っていく。「ふな口」から出てきた酒もまた味が違う。
 「つるし」も「ふなくち」もてきたばかりの酒は加熱殺菌も濾過もしてま せんから、牛乳流に言えば「成分未調整」なわけで、フレッシュでいかにも「搾りたて」っていう美味しさを実感できる。





 
 
 雲嶺庵の大広間で持ち寄った一品を肴に市場にはでない貴重な酒を飲み放題でした。「知的のんべえ酒づくり講座」に参加しないとこの酒を味わえない。毎年参加するのもこの酒を飲みたいばかりかもしれません。
 ほまれ酒造の雲嶺庵の庭が素晴らしいです。ぜひ見学しましょう。おいしい酒の試飲もできます。
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿