会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

桜峠

2018-04-30 21:28:18 | 地域情報
2018年4月30日(日)晴 27.1℃~10.5℃
「桜峠を守る会の総会」


北塩原村さくらフォトコンテスト2015 入賞作品)


 今年も4月中旬前半に”さくらオーナー通信(23号)”が届いた。前後して”平成30年度桜まつりイベント開催と総会案内”が届いた。
23号通信「開花予想」では
『今年の開花は例年より早くなる予想です。随時、観光協会ホームページやフェーズブックで情報をお伝えします。植樹から16年を迎えた桜峠の桜も多くの皆さんに喜んでいただける大きさに成長しました。昨年は雑誌やメディアなどに紹介され、訪れる方々も年々増えております。
 また、引き続き「桜峠の管理」に活用させていただく協賛金を募集しますので、皆様のご協力をお願いいたします。最新の開花状況は裏磐梯観光協会(0241-32-2349)・ラビスパ裏磐梯(0241-33-2200)で聞くことができます。』
また、総会案内では
 『今年は例年になく速いスピードで桜前線が北上し、敬宮愛子様の生誕を祝し植樹した2,001本の桜も開花が早まるものと予想されます。昨年度初めて実施し好評でした桜まつりイベントを今年度も実施しますので会員皆様の参加とご協力を御願いします。』
 桜を守る会の方々の草刈り、施肥、剪定、病中害防除作業のお蔭で立派な桜峠の桜が守られ名所になった。今年のオーナー協賛金は自分を含めてわずか35名。趣旨に賛同してもう少しオーナ協賛金が集まれば・・・・・・。いいのだが。

 
この二通の案内を受けて昨日、爽やかな薫風の中北塩原村桜峠へでかけた。
 孫の桜の位置がわかるようにスイセンを植えて置いたのですぐにわかった。さくらは葉桜になっていたが孫三人の桜は大きく成長していた。

 
来年は桜まつりを待たないで独自の情報で開花時機を知り、桜峠の東屋で花見をしようかな?


(北塩原村さくらフォトコンテスト2015 入賞作品)


 ※2001年の敬宮愛子内親王殿下御生誕を記念して、翌年2001本のオオヤマザクラをオーナー制により植樹しました。その後、東京都杉並区やニュージーランドとの交流記念等で追加植樹され、現在は約3,000本。
 厳しい冬を乗り越え、たくましく成長するオオヤマザクラは、年を重ねるごとに見応えを増し、桜の名所としての知名度も上がってきました。
※駐車場はラビスパ裏磐梯の大型駐車場をご利用ください。
 路上駐車はご遠慮ください。

 桜峠さくらまつり」は、日帰り温泉施設「ラビスパ裏磐梯」の西側で開催されます。ラビスパ裏磐梯の駐車場からも行けますが、帰りが上り坂になるので、少し西側にある専用駐車場がおすすめです。

開催要項.
日程:2018年4月28日(土)~5月6日(日)開催予定
時間:各日10:00~16:00
会場:桜峠、及びラビスパ裏磐梯施設内


巨樹・巨木 その6

2018-04-29 18:47:11 | 地域情報
2018年4月29日(日)晴 28.1℃~7.0℃
「神指城址・高瀬の大木ケヤキ」

 ゴールデンウイークのはじまり。気温は一気に高くなり薄着になって北塩原村桜峠の桜まつりに出かけた。詳細は明日。

 4月19日グリーンスクールの最後の場所は、神指城址。
 上杉景勝が慶長5年(1600)に神指城を築こうとしたところにそびえたつ巨木。幹周約12m、樹高約25m。
地元の人々が管理する桜に囲まれる景観は、とても美しい。また、高く盛られた土塁の跡に立つ高瀬のケヤキからは、風光明媚な会津盆地と磐梯山の景色を眺めることができる。



 幹割れや枝折れを防ぐための支柱の設置や、土壌踏圧防止のための木道設置など、樹勢を保つための保全治療が実施されている。
 国指定転園記念物になっている。



 会津に生まれ育っているのにほんとうにわからないことばかりだった。第1回の巨樹・巨木観察は、お天気に恵まれ専門知識を持つ講師の案内だったのでとってもわかりやすく有意義だった。5月開催 第2回の林業教室・林業施設研修が楽しみだ。

※会津観光ナビによると神指城は
 慶長5年(1600)会津領主上杉景勝は、周囲が開けており大川の水を利用できる神指原の地に築城を始めました。 しかし、この築城工事が徳川家康に上杉征伐の口実を与え、数ヵ月後の6月10日、会津征伐が間近に迫ったことから工事が中止。神指城はそのまま破棄され現在にいたります。 
面積は鶴ヶ城の2倍の55ha。完成すれば奥州を代表する巨大城郭が出現するはずだった神指城ですが、現在は二の丸の一部と本丸跡をわずかに残すのみです。

巨樹・巨木 その5

2018-04-28 19:15:55 | 地域情報
2018年4月28日(土)晴 21.6℃~11.8℃
「東麻生の種まきザクラと横山家のケヤキ」

 「ホタルの森公園」でゆっくりとした時間を過ごしてリフレッシュした後バスで移動。



 東麻生の種まきザクラはエドヒガンの双幹で、胸高幹周が5.7m及び1.6mと市の巨木の中でも上位に入る太さであり、花が満開の時は写真を撮りに訪れ人が多く、地域景観の核となっている。「あいづわかまつ巨樹・巨木林」1位の石部桜、2位石村の種蒔桜に次ぐ太さである。
 お墓にある巨木なので空洞になっている部分にほうきと塵取りがおいてあった。先祖の供養をしっかりされているのがわかって手を合わせて拝礼した。


 100mくらい離れたところに横山家のケヤキがあったので歩いて移動。
 このケヤキは、横山家の西側に存し、胸高幹周7.5m、樹高22mの大木で、市の巨木の中でも上位に入る大きさであり、地域景観の核となっている。「あいづわかまつの巨樹・巨木林」1位の高瀬のケヤキに次ぐ太さである。
 



巨樹・巨木 その4

2018-04-27 18:38:40 | 地域情報
2018年4月27日(金)晴 23.2℃~3.7℃
「下荒井・熊野神社三幹の杉」


葦名の家臣富田家三代裕義は元徳元年(1329)下荒井に城を築き、その一郭に熊野神社を造営した。その後、この地に再建されたのは応安元年(1368)とも正平17年(1362)ともいわれる。また、和歌山県熊野神社(三社)の分霊であるところから通称三所の宮と呼ばれている。
 神社建立当時にこの杉が植えられたものと推定すると、樹齢は650年を超える。



 市の天然記念物に指定されている三幹のスギは、同一の根元から三つに分かれ、それぞれ幹をなし、太いものは、幹周3.6m(地上から45m)
もあり、他はそれに準じている。氏子は三幹の杉と称して、御神木として尊崇している。
この木を中心に巨大なスギが立ち並び、威風堂々とした森を形成しており、森は市の自然景観指定緑地になっている。(指定樹林面積:4,283平方メートル )


 この森と隣接するやすらぎ広場「ホタルの森公園」はホタルを育み生息させている。グリースクールの4月19日はまだ、水芭蕉が咲き、桜が満開でした。この桜の下で青シートを敷き、参加者一同車座になって弁当を食べた。晴天で風もなく贅沢な花見を堪能した日でした。
 静寂感にあふれ、人々に安らぎを与える地域景観の核となっている貴重な樹林。

所在地 会津若松市北会津町下荒井
字宮ノ西611外
指定等 市指定天然記念物(三幹の杉)
市自然景観指定緑地
(下荒井・熊野神社の森






巨樹・巨木 その3

2018-04-26 15:20:46 | 地域情報
2018年4月26日(木)晴 21.3℃~8.6℃
「実成寺の樹木」

 昨日と一昨日強風と雨で気温が下がり、桜は花吹雪となって散った。気温が下がり寒かったので猪苗代方面の桜は持ちこたえている。
4月29日北塩原村ラピスタで桜峠「桜を守る会の総会」がある。それまで散らないで待ってほしい。
 散らなかったら桜の情報としたアップしたい。
一休みした会津若松市のグリーンスクール第1回「巨樹。巨木観察の続きを書きます。



実成寺は江戸時代、恵倫寺とともに若松城下に時を知らせた寺だった。大町通りに寺の石柱があり、山門は100mほど奥にある。
 境内は墓地・公園もあり広く、多くの巨木を見ることができる。
 なお本堂前一対のケヤキは実成寺が、現在地に移された1615年に植栽されたと伝えられている。



〇 ケヤキ  に れ 科 胸高幹周  590m  本堂右側にあって幹には大きなコブが見られる

〇 ケヤキ  に れ 科 胸高幹周  400m
〇 ケヤキ  に れ 科 胸高幹周  390m
〇 エノキ  に れ 科 胸高幹周  400m
〇 イチョウ いちょう科 胸高幹周  330m
〇 サイカチ ま め 科 胸高幹周  280m  公園の中にある
〇 シダレヤナギ やなぎ 科 胸高幹周  260m  墓地の中にある


枝垂桜

2018-04-24 19:41:02 | 地域情報
2018年4月24日(火)雨 14.3℃~9.6℃
「喜多方市の枝垂桜並木」

 土曜日、日曜日は夏日、真夏日を思わせる30度前後の暑い日だったが、昨夜から久しぶりの雨が降り昼間も肌寒い日となった。庭木や草花は活き活きとした。巨樹・巨木はちょっとお休みして会津ではまだまだ桜の花見ができるところがいっぱいある。


 日曜日 今年で創業百周年を迎えたほまれ酒造の第5回春の酒蔵祭りが、喜多方市松山町の同社で開催された。
好天に恵まれオープンと同時に大勢の来場者で賑わった。お買い得な福箱や地酒の販売をはじめ豚汁や甘酒サービス、温泉旅館ペアなどが当たる抽選会など人気を集めた。特設ステージでは、ひりーアナウンサー唐橋ユミさんのトークや福島三人娘のライブステージなどがあり盛あがった。
 「ワケあり商品大特価」をめあてに毎年来ていたのだが、今年は例年より30分早い9時30分にオープン。約2時間で用意した商品は完売してしまった。午後2時過ぎに会場に着いたので大特価の酒は買えなかった。残念。その代り操業百周年のTシャツを購入した。
サンデーモーニングに出ていた唐橋ユミさんのトークを聴くことができた。綺麗な人でした。









 帰りは枝垂桜並木へ立寄った。街中心から北の松山町方面に歩くと並木両脇で花見する人達、あちことで写真を撮る人達、あっちこっちちょろちょろして桜を見る人たちで混雑。外国の人達も多かった。
 この歩き方と反対に松山町方面から南の街中心へ向かうと、500mくらい並木と並行して車道があり混雑しないで枝垂桜を視ることができた。駐車場もあいていた。枝垂桜の花見はまだまだできる。一度 松山町方面から自動車で移動し、途中で停車して観桜するのもいいです。お勧め。





 







巨樹・巨木その2

2018-04-22 19:54:46 | 地域情報

2018年4月22日(日)晴 28.9℃~8.3℃
「養蚕国神社の森」

 長原からバスで養蚕町にある「養蚕国神社の森」へ移動。


 養蚕国神社は、「日本唯一社」そして桑の成育と養蚕業の発展の社として有名。境内にはケヤキをはじめ、多くの巨木が神殿を取り囲む社業林が広がり、重々しい神域を醸し出している。その役割を担う主な巨木たちは次の通り。



 〇エドヒガン ばら科 胸高幹周 575cm 社殿前にある御神木
 〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 410cm 3本とも社殿の西側にあって共に斜上し、そして粘り強く見ごたえがある。
 〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 380cm   同 上
 〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 380cm   同 上

 〇ケ ヤ キ にれ科 胸高幹周 350cm 神殿の裏にあって、幹は地上から3mで大きく双幹
 〇トウカエデ かえで科 宮司宅前庭にある。



特にエドヒガンは、「峰張桜」と呼ばれ会津五桜の一つと言われており、養蚕国の森を代表する巨木。
天然記念物 峰張桜は、推定樹齢1,000年以上で、御神木となっている。養蚕国神社は、市内の古三社の一つで保食神、天照大御神、稚産霊神を祀ってあるが、縁起によると、弘仁二年(811)に鎮座。寛弘七年(1010)県令石部少将道秀、堂家在京太夫憲昭等が尽力して社殿を創設したときに、この桜が植えられたと伝えられている。
 大正九年八月、大正天皇の后、貞明皇后が当社を参詣の際に峰張桜に関心をよせられ、穂木を採取、皇居紅葉山にある御養蚕所の近くに植樹されている。
 <形 状>  樹高:14メートル  胸高幹周:757センチメートル   根元幹周:810センチメートル 
 



 

巨樹・巨木その1

2018-04-21 17:25:18 | 地域情報
2018年4月21日(土)晴 29.0℃~6.3℃
「長原・稲荷神社のコナラ」

 栄町第二庁舎のオリエンテーションを終え本庁舎中庭へ移動して乗車。高橋講師の話では市内に幹周以上の巨樹・巨木が138本くらいあるという。
自分の住んいる神社や寺にはない。どこにあるのか興味津々で出発。
 初めに訪れたのは市内一箕町松長長原にある稲荷神社のコナラ。お地蔵様の前の広場で準備運動をした。
 稲荷神社は、地区の東、小高い山の上にあり、急な石段を一段一段気をつけて上った。杖が役立った。コナラは拝殿裏にある。




地上3mで大きく双幹となり、一方に径5cmのツルマサキが着生し、分枝は南北に長く小高い丘一面を被う。


その他に社業林には胸高直径90cm前後のモミが3本あり、遠くからでもよくわかる。
東前方にはかすかに松長小学校の校舎とカリオンの鐘がかすかに見える。

 【現況】樹高:16m  胸高幹周:390cm  枝張り:南へ18m  北へ15m  東へ7m 西へ12m
 

グリーンスクール第1回

2018-04-20 20:05:33 | 地域情報
2018年4月20日(金)晴 21.5℃~7.7℃
「第1回 巨樹・巨木観察」

 鶴ヶ城の桜は風に吹かれて花吹雪となって観桜客に舞い降ります。これもなかなか風情があっていいもんですね。週末は葉桜を視ながらの花見となるでしょう。花が咲いていようがいまいが”花見=アルコール”の方々は?(誰のことでしょう? 誰でもありません小生です)
 今日はアルコールなしの日記です。
 第69回全国植樹祭が福島県で開始されます。天皇・皇后陛下もおいでになります。会津若松市では6月10日(日)会津総合公園噴水広場でイベントが行われる。県内の植樹祭には”緑の少年団と一緒に何度か参加したことがありました。緑との触れ合いを通じ、緑を愛し、守り育てる心を養う少年団活動はとってもすばらしことです。
 わたしたちに限りない恩恵を与えてくれる緑を守り育ていくことはとても大切です。
 国土緑化会津若松推進員会ではいろいろな緑化事業を計画しています。
その中に”グリーンスクール”があります。今年で35回目となる長寿イベントです。
 自然観察や林業体験などを通して「緑」の役割や大切さを認識し、楽しく学ぶことを目的とした全6回の講座です。
20名定員。申し込んだら受講生となることができました。
4月19日午前9時開講式。市長の挨拶の後、高橋講師のオリエンテーションがあり市バスで巨樹・巨木巡り。
詳しくは次回にアップします。
まずは準備運動して・・・・。







桜の花見

2018-04-14 18:45:46 | 地域情報
2018年4月14日(土)曇 18.0℃~0.1
「小田山公園の桜植栽後初めての花見」

 午前中は暖かくて畑の作業も進んだ。午後1時30分「NPO法人はるなか」の事務局セレッソよねだい」に集合して小田山花見会に参加した。
2008年8月「県立博物館で会津の桜についての講演があった。その時NPO法人はるなかの活動を知った。
下記の趣意書を読み賛同してさくらの苗木(陽春)を1本購入しオーナーとなった。


 「会津は石部桜、薄墨桜、虎の尾桜、杉の糸桜、大鹿桜の五桜、太夫桜、千歳桜、神代桜のうちの2つを加えた七桜、鶴ヶ城の桜、などに代表されるような桜の郷です。しかしながら、会津の桜観光には数十万の人出ですが、弘前の桜祭りには200万人以上の人出で賑わうそうです。
その差は、桜の本数と維持管理にも一因があるかもしれません。
鶴ヶ城の桜は約千本といわれていますが、弘前城は四千六百本余と四倍以上と大差です。
弘前城では、防除、補植などの管理が通年行われており、城郭の桜「日本一」いや「世界一」と自負するだけのことはあろうかと思います。
駐車場は、市役所周辺にごく僅か、後は約2km近く離れた岩木川河川敷の無料駐車場とアクセスは悪いにもかかわらず、200万人以上の人出です。
そこで私達は、鶴ヶ城を弘前城に次ぐ「世界第二」の城郭の桜の名所にしたいと考えました。
弘前城に学び、『心のよりどころ』鶴ヶ城を桜で一杯にしたいと思うのです。
多くの人がカを合わせ、鶴ヶ城を桜の園にしたい、新しい会津の歴史と伝統を作っていきたいと考えています。背灸山や小田山・青木山の自然を保全し、児童の自然環境体験、多世代間交流、林間学校などの活動もしたいと考えております。
これからの会津をになう次世代に、新しい歴史と伝統を育み、伝え、希望の光差す会津を作りたいと切に思うものです。」


 鶴ヶ城ではなく小田山公園(葦名時代の城址、田中玄宰家老の墓、会津藩士共同墓地※1、戊辰戦争の時の砲台跡等)に桜の苗木を植栽した。
植栽してから10年が経ち花が見事に咲き花見ができるまで育っていた。
 小田山の頂上田中玄宰の墓から100mくらい上ったところに購入した桜”陽春”は陽当たりもよく、大きく育ち会津盆地を見下ろしていた。
 なかなか来れないが、来年の花見にはまた来たいと思た。

 ※1この墓域は、旧会津藩共同墓地として、寛永二十年 (一六四三) に会津移封となった保科正之によって創始され、寛文四年 (一六六四) に整備された、中・下級藩士の共同墓地である。
 当時、藩では火葬の弊風を改め、土葬を推奨し、大窪山、郷之原坊主山、小山の三ヶ所に埋葬地を設けた。 郷之原・小山両墓地は主に商・職人の墓地として利用され、現在は真新しい墓碑の林立する近代墓地に変わっている