会津の重ちゃん日記

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「今でしょ!」 人間力の磨き方

2014-02-17 09:29:30 | Weblog
2014年2月17日(月)雪-0.2℃~-6.5℃

「今でしょ!」でおなじみの予備校講師・林修氏を講師に迎えた県商工会議所青年部連合会の講演会が14日、会津若松市の会津若松ワシントンホテルで開かれた。若手後継者育成事業の一環として実施された。会員だけでなく市民も無料で聴講できた。定員500名は一週間で満席。キャンセル待ち多数のため当日はパイプいすなどで増席し600席が用意された。それでも立っている人がいたほどの人気講演であった。

 ご存じのように林 修氏は「いつやるか? 今でしょ!」のコマーシャルで一躍時の人となった。
そのプロフィールは
 1965年 愛知県名古屋市生まれ、東京大学法学部卒。現在、東大・京大コースなどの難関コースを中心に授業を行い、抜群の東大合格実績を誇る東進ハイスクール 東進衛星予備校の躍進に大貢献している。東進のコマーシャルでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」より「今でしょ」は見事2013ユーキャン新語・流行語年間大賞を受賞!!
趣味は野球。そのほか、MLBやシャンパン、競馬などと多趣味。主なレギラー番組は『ネプリーグ』フジテレビ系列、『林先生の今やる!ハイスクール』テレビ朝日系列、『ゴッドモーニング』テレビ朝日系列など御多数。主な著書『いつやるか?今でしょ!』宝島社、『受験必要論』集英社、『異端のススメ』宝島社etc


 林氏は
 長岡市で講演してきた会場の雰囲気と会津若松市の会場の雰囲気を対比しながら笑いを誘い講演に入った。
 講演はテンニース※の「ゲマインシャフト」から「ゲゼルシャフト」へと変遷すると考えをもとに具体的な事例をもとにすすめた。
 少し難しいことばだが「ゲマインシャフト=家族など」「ゲゼルシャフト=利害関係」の狭間に人間がいる。
 ゲゼルシャフトへ変遷した現代社会では勝負(競争)の中に生きている。オリンピックの競争、AKBの競争、入試など勝つためには考える力が大事。考える力=思考の根本3つの作用には相同、因果関係、対比がある。読書、書きながら考える、自分なりの方法をみつけることが大事である。まとめると人間力の磨き方とは、「仲間と昔のことを懐かしむより、現状で何をすべきか考えることに時間を使うべき。自分と向き合い『一人力』を高めてほしい」と呼びかけた。
 このような難しいことをいろいろな事例と自分の生き方を交えながら巧みな話術で笑いやうなずきを誘い会場を沸かせた。
 また、尊敬する人として長岡藩士の河井継之助をあげたのは意外だった。
 
※フェルディナント・テンニース(Ferdinand Tönnies, 1855年7月26日 - 1936年4月9日) は、ドイツの社会学者。共同体における「ゲマインシャフト」と「ゲゼルシャフト」の社会 進化論を提唱した。
ゲマインシャフトとは、家族や村落共同体のような地縁や血縁によって深く結びついた社会形態のこと、ゲゼルシャフトとは、近代国家や会社、大都市のように利害関係で結びついた社会形態のこと。



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