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心霊現象、はたまた妖怪? 不可思議な揺れに出会った日。

2015-08-17 23:47:24 | Weblog
心霊現象、はたまた妖怪? 不可思議な揺れに出会った日。


桜島の火山活動が活発になってるということで、2011年の記事の
再録となります。よろしかったら、ご参考に。

 ↓


誰もいないはずのガラス戸や障子が、勝手にガタガタと動きだし、次第
 に激しさを増していって、ついには家中が地震でもあっているかのよう
 に感じてしまう


といったイタズラをするのが日本の妖怪である“家鳴り”です。姿形は
ちょっとした小さな鬼のようだといわれています。

また、

一人として手を触れていないのに、物体の移動、物をたたく音の発生、
 場合によっては発光、発火などが繰り返し起こるとされる、通常では説
 明のつかないという現象


という事態をひきおこすのが、西洋でいうところの“ポルターガイスト現
象”です。こちらは心霊現象
だといわれています。

そのような“家鳴り”もしくは、“ポルターガイスト現象”ともいうべき
憂慮すべき事態が多発しているのが、宮崎県です。 宮崎県県警地域課に
よると、

 「誰かが家屋内に侵入している
 「誰かが玄関を叩いている

といった110番通報が、27日夜半から相次ぎ、その数300件以上
もあったというのですから穏やかではありません〔アリババと40人の
盗賊よりもでかいスケールですしっ!〕。

じつはわたくしも、体験したなかの一人。私の場合は、夕方の午後4時
からほぼ1時間以上も、家中の窓や戸、戸棚などが音を立てて揺れ続け
ました。

新燃岳噴火のニュースをまったく知らない状況で、この現象に遭遇して
いたとしたら、たしかに 心霊現象や妖怪の仕業 だと確信したことでし
ょう。風もなく、地震でもないのに、これほど家中が揺れることを経験
たのですから。

そう、この現象・・・物理学的には「空振(くうしん)」とよばれる現象
だったのです。鹿児島大学南西島弧地震火山観測所の後藤和彦准教授(地
震学)の解説はつぎのとうり。

簡単に言えば耳で感じることができない『音』が原因。音は空気の震え
 だが、人の耳が『音』と感じることができる周波数には限度がある。
 それを下回っているため耳では聞こえないが、空気の震えによって家や
 窓が揺さぶられ、その時の『音』がしている
」ということです。

・・・ふうむ、なるほどと、この解説を聞いて納得しました。

 ポルターガイスト.jpg ← 事態を伝える新聞記事

ただしです。

この空振が影響する地域は、噴火や爆発の規模や風向きによって異なる
いう事実も、この現象を不可解なものにしているように感じましたね。
なにせ「空振」発生時に近くの友人宅に確認の電話を入れたら、『うちは
異常ないよ』なんていわれた
のですもの/笑。

生活への影響はないと言ってよく、恐れる必要はない」と、後藤准教授
は、おっしゃっておられるようですが・・・いやいや、なんとも怖い・怖
すぎる体験となりました。盗賊が40人いっぺんに入ってくるかのような
そんな音だったんですから。

◎ なかにはひとつくらい本当の心霊現象もあったり

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」 「 本当は危ない有機野菜