グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

20度超!季節はずれの小春日和。

2014-01-30 22:09:28 | Weblog
20度超!季節はずれの小春日和。

カエルが土から顔を出し、カナヘビが日なたぼっこし、秋から生き残った
虫が動きだす・・・いまはまだ1月だというのに驚きの20度ちかい気温
がつづく南九州です。

季節は違えど、いわゆる 小春日和(こはるびより) ですね。

小春日和とは、『晩秋から初冬にかけて急に訪れる、穏やかで暖かい
まるで春のような天候
』のこと。そして・・・この小春日和は、冬眠して
いる小動物、とくに昆虫や両性類・爬虫類などの陸生の変温小動物を
むりやり起こしてしまうのです。

なんて罪作りな天候でしょう。

代謝活動を著しく低下させた状態で寒い時期をなんとか無事にやり過
ごそうと
〕冬眠しているとしている彼らを、このいつわりの春はなんなく
起こしてしまうのですから。
より厳しい寒さを伴う 冬日和(ふゆびより〕が、この偽りの春のすぐあと
には かならずやってくるのですから。

小春日和と冬日和。2つの天気は、生と死の1枚のカードの裏表。

やってきた冬日和(ふゆびより)は、春がきた と勘違いして動きまわる
小動物をその強烈な寒風で 容赦することなく凍らせ、いとも簡単にその
生命を奪います。


◎ 一昨日から始まった最高気温が20度近いという、この春な
  陽気。予報では、2月4日まで続きそうです。・・・節分の鬼
  たちだって、きっと びっくり!

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染