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鳥インフルエンザ(H7N9型)の怖いところは/前編。

2014-01-21 22:50:51 | Weblog
鳥インフルエンザ(H7N9型)の怖いところは/前編。。

インフルエンザやノロウイルスなどが流行する「感染症シーズン」が到来
し、中国では昨春流行した鳥インフルエンザ(H7N9型)の人への感染
が相次いで報告されています。この再流行が懸念されるいま、2009年
のH1N1型のようにウイルスが人から人に持続的に感染する「新型」に
変異し、世界的流行(パンデミック)となる恐れも指摘されているようで
すね。
ということで、昨年の4月に中国で鳥インフルエンザ(H7N9型)が確
認された極めて初期の時点での当ブログ記事を再録してみした。このイン
フルのなにが怖いのか
について、よろしかったらご参考に。

 ↓

『鳥インフルエンザ(H7N9型)の怖いところは』

今回、中国で発生し、ヒトに感染することで問題となっているH7N9型
鳥インフルエンザウイルスですが・・・

  ヒトが感染すると死亡することがある
  家禽が感染しても、ほぼ無症状

という点が怖いですね。

これまでのトリにとって激しい症状を示す強毒型のH5N1型なら、トリ
が死亡することで〔すぐにトリの感染の有無がわかって〕、ヒトが予防措
置をとることができた。
しかし、今回のH7N9型では、肝心のトリが感染しているのかどうか、
その判断がつきにくい
。そのために予防措置がまにあわない場面が増
える
ということになりがちですものね。

そして気になる今後の展開ですが・・・

鶏やアヒルなどの生きた鳥を扱う市場関係者とその家族などのあいだでの
感染者だけではなく、市場関係者以外の感染者が見つかりはじめたときが
次のステップへの要注意段階のはじまりだといえるでしょう。


◎ それにしても、今回の“健康保菌トリ”です。まるで “チフスのメリー
  のような話ではないですか。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜