goo blog サービス終了のお知らせ 

脳脊髄液減少症患者のつぶやき、「とりあえず、生きてみよか・・・。」

過去から現在へ、脳脊髄液減少症、体験克服記。

2007年3月12日投稿 体のしめつけ感 1

2025年07月16日 | goo blog終了に伴う過去記事の再投稿
昨日、今日ととても寒いです。
先週の日曜の4月のような暖かさが、ウソのような寒さです。

ここのところ、体のしめつけ感に苦しんでいます。

暖かくなったり、真冬のように冷え込んだり
三寒四温の春特有の温度差や、気圧の変化が
やはり関係あるかもしれません。

とにかく体のしめつけで苦しいのです。

体のしめつけ感の症状は、
首や心臓や胸のしめつけと似ていますが、
微妙に、それらの苦しさとは違っているのです。

体のしめつけ感は、まるで、
体の中の、食道と気管支と脊髄の三本の管を一まとめにして、
首から腰の位置まで輪ゴムできつく、ぐるぐる巻きにされて
締め付けられているようです。

この苦しさは1月の悪化時にもありましたが、
あまりに症状が多くて書ききれませんでした。

いつも、具合が悪くなると現れます。
昨年9月の台風の時にもこうなりました。

常に体の芯がきついゴムで縛られているようで、
苦しくて苦しくて、そのゴムを切って解き放ちたくても、
解き放てない感じなのです。

体の芯棒だけではなく、
体の外側からも締め付けられます。

Lサイズの人が、Sサイズの、「全身を包むボディスーツ」を、無理に着て、
脱ぐことができない感じの苦しさです

成人式の着物の着付けで、帯をぎゅーっときつく巻かれて、
苦しくて苦しくて、着物を脱ぎたいのに、
脱げない状態が延々と続いているような感じです。

体の芯も、体の周囲も、
同時にきついゴムでぐるぐる巻きにされた苦しさが
24時間何日も続くのは、本当につらいのです

しかし、本人だけが感じる苦しさで
見た目ではわかりませんし、理解もされません。

多数の人の将棋倒し事故で、その下敷きになって亡くなった方は、
こういう苦しみの中で、亡くなっていったのではないか?
「圧死」とはこんな感じなのではないだろうか?と想像したりします。

体を圧迫され、苦しくて声も出ない状態で、
重しが、自分の上から取り除かれることを願っても、願っても
願いが届かず圧迫されて、息絶えていく感じ・・・・。

私が感じているこの「体のしめ付け感」は

「圧死直前の、断末魔のような苦しさが、何日も続いているような状態」
と表現したくなるほどです。

ひどいときは、この表現はけっして大げさな表現ではないと思います。
どんなに苦しくても、今の私には助けを求めて、駆け込める病院も医師も
近所にはありません

どうせ、近所にかけこんだって、「病気と認めない医師」には
何もしてもらえません。

だから、ひたすら、自宅で耐えるのみです。

病名発見前は、どんなにこの苦しみを医師に訴えても、
相手にされませんでした。
自分でも、何が原因でこうなるのかわかりませんでした。

まさか、脳脊髄液が漏れていたとは・・・・・

見た目なんともないので、身近にいる家族でさえ、
病名がわかった今も、この苦しさは理解していないと思います。
顔を見ただけでは、私がこの苦しみの中にいることなど
わからないはずです。

こればかりは、体験した者でなければわからない症状だと思います。

見た目元気そうで、本人だけが「断末魔の苦しさ」を感じるとは
患者本人も、なんとも理解しがたい症状です。

本当に今も、皆様にどう表現してお伝えたらいいのか、
わからないほどの難しい症状です。

(次回につづく)

(※2025年7月16日再投稿)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2007年3月2日投稿 春の予感 | トップ | 2007年3月24日投稿 体のしめ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。