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ヤマハ・TZR250SPR。(番外編vol.182)

2013年03月07日 09時39分16秒 | Weblog
ヤマハ250cc2ストのレーサーレプリカ最後のモデルがこの「TZR250SPR」ですよ。

型式3XVCと言われるモデルで排気デバイス(トリプルY.P.V.S.)を標準装備。

また、それまでのTZR250Rよりさらにフレーム改良がなされ、

レーシングバイク並みの高い強度を誇っていました。

また、それ以前からあった乾式クラッチや前後調整式サスなども含め、

当時のWGP250ccマシンと、かなり近い仕様になっていました。

しかし、この頃になるとレプリカブームも下火になってしまい、

販売に関してはイマイチな状況だったでんですよね。

この最終モデルは95年から登場し99年で生産終了しています。

確かにこの時期は既に峠で走るライダーも激減し、

そのためか2ストレプリカは全然人気がなくなっていましたね。

逆にこの頃からシティーバイカーが人気を集め、

アメリカン系や単気筒系のカスタムバイクが人気を集めていました。

現在は返り咲きライダーの中で貴重なバイクとされ、

中古市場でかなり高額に取引され、そこそこ人気はあるようです。

せっかくのヤマハ2スト最強のバイクですが、世間的には需要を失った時期に登場した、

なんとも残念なモデルだったですね。


ネイキッド・カスタム。(番外編vol.181)

2013年03月06日 09時03分20秒 | Weblog
今までのカスタムはすべて海外からの配信でしたが、

この「ネイキッド・カスタム」は日本から派生したカスタムですよ。

いわゆる国産ネイキッド系バイクの「改造行為」から始まったもので、

ノーマル車からの軽量化、パワーアップ、レスポンスの向上を目指して、

改造されたバイクのことをいいます。

改造行為から始まった「ネイキッド・カスタム」ですが、

かつての名車が旧車になっていくうちに、その改造範囲はどんどん広がり、

古いバイクに様々な最新パーツを組み込むようになっていきます。

また基本は速さの追求ですが、見た目の雰囲気も考慮されていくんですよね。

ベース車としてはかつてのカワサキZシリーズやスズキカタナなどが有名です。

レーサーレプリカやスーパースポーツから流用された高性能パーツを

移植することで本来のチカラ以上のパフォーマンスを生み、

外観がノーマルよりかなりカッコ良くなるのが特長で、

今の40代から50代世代に強く受け入れられています。

70年代から80年代初頭にあったアメリカのスーパーバイクレース(AMA)で

フレディースペンサーやエディーローソンが乗ったCB750FやカワサキZ-GPなどが

このカスタムのお手本となっており、

それが様々なバイクに引用されていったんですよね。

「ネイキッド・カスタム」どこか日本人らしい発想のような気がしますね!(笑)


トライク。(番外編vol.180)

2013年03月05日 08時53分44秒 | Weblog
バイクのリアを2輪にした3輪バイクカスタムのことを「トライク」と言います。

海外では元々、商用車として昔から作られてたものですが、

近年ではバイクカスタムの1つとして人気があるんですよね。

日本での「トライク」は小型乗用車として扱われてるため大型排気量を改造した車輌でも、

普通自動車免許さえあれば誰でも乗ることが出来、ヘルメットの着用は不要です。

ただしこれは国内での法律で、こんな乗り物を想定していなかったためで、

今後は法律改定によりどうなるか予測不能ですけどね。

で、「トライク」の魅力はなんと言っても迫力!

特に大型排気量をベースに作られたものなど、間近で見るとかなりのものです。

また、特別な運転技術を必要としないため、

障害者でもオートバイ感覚を楽しむことが出来ます。

国内外のカスタムショップが独自のカスタムを施して、

様々な「トライク」を販売していますが、かなり高価なものが多いですね。

アメリカでは特に人気が高く、

激しいものになると1.000万円を超える超高級車も存在します。

個人でカスタムして乗る人もいるようですが、

改造車輌としての手続きが難しくなってるようですね。

車とバイクのあいの子のようなこの「トライク」ですが、

風を切って走る爽快感は変わりません。

ボクがもし乗るなら、かなりイージーなカスタムにして乗りたいですね!(笑)


トラックレーサー。(番外編vol.179)

2013年03月04日 08時59分52秒 | Weblog
いわゆるダートトラックレースで使用されてたバイクをイメージして、

カスタムしたものをトラックレーサーと言います。

ダートトラックレースは1920年代から始まったアメリカのオーバルレースで、

舗装されていない路面を走るバイクレースのことです。

近年ではこれの舗装されたフラットトラックレースも存在しています。

日本でもこれに近いオートレースってのがありますよね。

またトラックレーサーをかなり意識して開発されたホンダFTRなどは有名です。

本国アメリカではハーレーのスポーツスターをベースにカスタムされてるものが多く、

軽量化や低いハンドルにシングルシートなどのカスタムが施されています。

またヨーロッパや日本では単気筒バイクをベースにカスタムされてるものが

標準化されていますね。

実際レース車輌として乗るんじゃなくて、

そうゆうカスタム車を街乗りするのがオシャレだったりします。(笑)

国内ではFTRが絶好調だった90年代後半で大流行りしてましたしね。

現在でも一部のマニアには強く支持されてて、

広範囲にカスタムバリエーションされています。

カスタム好きなシティーバイカー達のバイブルですね!




ボバー。(番外編vol.178)

2013年03月02日 10時30分01秒 | Weblog
ボバーカスタムってよく使われていますが、

ボバーって言葉自体がよく分からない人も多いと思います。

ボバーとは「短く切り落としたフェンダーが走行中に揺れている様子(bobbing)」

から生まれたという説と、

「短く切り落とす(bob)」という言葉に由来するという説の2種類があり、

チョッパーともかなり類似点が多いバイクカスタムのことです。

チョッパーとの違いはフロントフォークの延長や取り付け角度の変更が行なわれない点や、

フレームの加工は行なわず原型車のものを維持するという点が上げられます。

でも実際はフレーム加工されたものやフロントフォークの長さを変えた車輌も

ボバーカスタムとして言われてる部分もありかなり曖昧な感じでもあるんですよねぇ。

ハーレーなどのV型エンジンを搭載した車輌をベースとして使われてるイメージですが、

実際は単気筒から並列エンジンまで様々です。

国内では小排気量エンジン系のバイクがよくボバーカスタムされていますが、

特に単気筒エンジン系が多い気がしますね。

バイクカスタムもいろんなジャンルに分けられて言われていますが、

ボク的にはどうもボバーカスタムは明確でない気がしますね!


チョッパー。(番外編vol.177)

2013年03月01日 09時00分48秒 | Weblog
チョッパーカスタムと言えば誰もがハーレーのフロントフォークを延ばし、

高いハンドルで乗るスタイルを考えると思いますが、

実はそれ以外にも「余計なものを削ぎ落とす」という意味も含まれます。

60年代後半から70年代にかけてアメリカで流行ったカスタムで、

開放された世界観でヒッピー文化と精通する部分も多く、

束縛された社会からの開放を好む若者たちに受け入れられていたものです。

しかし、モーターサイクルクラブなるものが出現し、

自体はおかしな方向に向かっていきます。

有名なところでは「ヘルズエンシェルス」に代表されるギャングのような集団が、

各州に結成され暴力、殺人など、悪事をはたらく連中という感じになっていくんですよね。

彼らはバイクとビールを愛しチョッパーカスタムされたハーレーでアメリカ中を旅して周る、

いわゆる家を持たない遊牧生活を送ります。

最高潮の時期には政治にも関与するほど影響力を持っていたんですよね。

70年代後半から組織化された集団は解散し、バイカーというスタイルで、

今は沈静化しています。

映画イージーライダーにある「キャプテンアメリカ」はチョッパーの代表であり、

シンボルとなっていますが、今はハーレーに関わらず多彩な車種を用いて、

チョッパーカスタムは存続しています。

個人的には時代遅れというイメージも多少ある気がしますね!