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ハーレーが高いのは製造コストじゃなく…。(番外編vol.924)

2015年09月30日 08時54分27秒 | Weblog
とにかく外車のバイクの中でも飛び抜けて新車価格が高いのが「ハーレーダヴィットソン」。

イタリア、イギリス、ドイツのメーカーも、もちろん国産に比べれば高額なのですが、

とにかく「ハーレーダヴィットソン」には負けます。(笑)

一番スタンダードな「スポーツスター883」でも110万円以上。

ツーリング・シリーズのハイエンドモデルともなると400万円以上もしちゃいます。

で、それだけの性能や製造コストがかかっているのかと言えば決してそうではない。

ならその原因は何なのか?という疑問を持つと思うのですが、

その理由として考えられる要因は「関税」。

輸入に掛かる費用がとにかく高いんですよね。

特にアメリカの「ドル」は他の紙幣より高いので、

日本への輸出に掛かる「関税」は驚きのものになってるようです。

港までの輸送費、港から日本の港までの輸送費が上乗せされ、

その輸送保証として保険料・保証料金までが加わってしまってるんですよね。

で、次に考えられるのが販売店への「ハーレーダヴィットソン」社からの「リベート」。

メーカーからすれば小売店は自分の製造する商品を売ってくれる重要な拠点なので、

それに対する「リベート」が本来はあります。

しかし「ハーレーダヴィットソン」社の場合はそれがほとんどないとのこと。

これでは販売店も基本価格を下げることが出来ません。

そして最後は日本人的な考えのものですが「ステータス」。

ある程度お金を持ってる人だけに、売れればいいという考え方があります。

「ウチが取り扱ってるバイクは、何と言ってもハーレーですから」ってな

感じですね。(笑)

実は、このような要因が重なって高くなってる訳です。

しかし、ごく最近になってやっとそれじゃダメだ、とメーカーの考え方も変わり始め、

新たにストリートシリーズが登場しています。

「ストリート750」「ストリートGX750」がそれです。

これに関してはハーレーで初めて100万円以下を実現しており、

かなりリーズナブルなものになっています。

水冷式のエンジンが残念なのですが、とにかく今までのものと比べ安い!!

「ハーレーダヴィットソン」社にとって日本は大きなマーケティングなので、

今後は、今までのようなスタンスではなく、

コストに関して考え方が変わってくる可能性はあるかもしれません!(笑)