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あったあった、CBR250FOUR。(番外編vol.568)

2014年07月09日 10時25分14秒 | Weblog
80年代初頭、オートバイに速さを追求し始めた時代、

4ストの250ccクラスも次第に進化をとげ始めます。

まず最初に登場したのがヤマハFZ250フェーザー。

1985年のことで400ccにあったFZ400Rの250cc版として大注目を集めます。

で、その1年後の1986年、このホンダ「CBR250FOUR」が登場するんですよね。

それまでにあったVT250FではFZ250フェーザーに対抗出来ないとされ作られたモデルです。

しかし、世間の完璧なレーサーレプリカを求める声に答えるものではなかったので、

「CBR250FOUR」は、たった1年間の販売で生産終了し、

次のCBR250Rにバトンタッチすることになります。

当時の250ccに関して言えば、

レーサー系は2サイクルにゆだねられていた感があり、

4ストは「クォーターマルチ」というジャンルで人気を博していたんですよね。

スズキのGS250FWやVT250Fがそののジャンルに当てはまります。

「CBR250FOUR」も「クォーターマルチ」に属するバイクでしたが、

素性はレーサー系に近い存在でした。

ただ、残念ながらあっと言う間によりスパルタンな

レーサーレプリカが求められるようになったため、

変更を余儀なくされた感じです。

エンジンは水冷式4スト4気筒DOHC4バルブとかなり高性能なものが搭載されており、

アルミフレームやキャストホイールなど、装備もそれなりでした。

エンジンは1996年に登場するホーネット250にも搭載されているもので、

かなり出来の良いものだったんですよね。

ある意味、次のニーズを的確にキャッチ出来なかった残念バイクですね!