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数で勝負!GSXシリーズ。(番外編vol.572)

2014年07月16日 09時22分47秒 | Weblog
90年代、400ccクラスでのネイキッド話が続きますよ。

1989年に登場した正統派ネイキッドの代名詞となるゼファー400を皮切りに、

各社から同じコンセプトでの車種がどんどん登場します。

中でも一番このジャンルに車種を投入したのがスズキでした。

1989年の「バンディット400」を皮切りに、1990年に「GSX400Sカタナ」、

1994年には「GSXインパルス400」、1999年は「イナズマ400」を送り出しています。

すべて共通の水冷式4スト4気筒DOHCエンジンを搭載しているのですが、

それぞれに特性を持たせるため若干、味付けを変えています。

特に「バンディット400」は後に可変バルブ機構を搭載したVモデルも登場し、

このジャンルでは大きなシェアーを誇ることになります。

方や「GSX400Sカタナ」に関しては最初に登場して、

伝説的となっていたGSX1100Sカタナの400cc版ということで、

たくさんの好評価を受けると思いきや、

なぜか偽物扱いされイマイチ人気は上がりませんでした。

また「GSXインパルス400」に関していえば、

正統派ネイキィットの最後に登場したモデルとなっていますが、

ゼファーやCBフォアーやXJRに比べ取り立てて特徴がなく、

初代モデルのインパルスを彷彿させるほどのことにもならなかったので、

これまたイマイチな車種となってしまいます。

「イナズマ400」に関してはこんなバイクあったっけ?レベル。(笑)

結果「バンディット400」のみが脚光を浴びるカタチにはなってしまいますが、

ここのジャンルで成功させたいスズキの思いは伝わってきてましたね。

とにかく数で勝負って感じですね!