カワサキ・ZXR400にするか！（番外編vol.562）

確かちょうど1990年だったと思います。

それまで乗っていたヤマハFZ400Rが調子が悪く、

オイル漏れやギアの不具合が続いてて、また車検切れも近づいていたので、

さて次は何に買い替えるか？かなり迷っていた時です。

そこ時は中型免許しか持っていなかったので、

とりあえず400ccクラスで何にするか？

ただそれまで、中古で痛い目にあってたので今度は新車で買うことだけ決めていました。

で、当時、人気だったのは250ccクラスの2ストレーサーレプリカと、

400ccの4ストレーサーレプリカ。

そして新たなジャンルとしてネイキッドのカワサキのゼファーがありました。

年齢も20代中盤になっていましたから、

もう峠に行くことも無くなっていたのですが、

まだ、バイクに対して走りを求める意識は強くあって、

やはりまたレプリカ系が良いかなぁってなんて思ってて、

まぁ、そうなるとホンダCBR400Rか、ヤマハFZR400RRか、スズキGSXR400か、

カワサキ「ZXR400」の中のどれかだったんですよね。

ボクはヤマハで乗り継いでいたのでFZR400RRかなぁって思ったりしてましたが、

なんとなくデザインやカラーリングがイマイチ。

そんなタイミグの時、ちょうど「ZXR400」がマイナーチェンジンしたんですよね。

カラーリングも派手なものにプラスされ単色カラーが追加されてました。

で、ボク、ワインレッドの単色カラーに目を奪われます。

これかなぁって。（笑）

確か価格は70万円あたりでした。

ショップとも相談してて、ほとんどそうしようと思っていたのですが、

峠仲間がゼファー400に乗り換えてて「もう時代はレプリカじゃないぜ！」

なんて言うものだから、購入直前でゼファー400に変更。

当時は、まだ他にネイキッドは登場してなかったんですよね。

確かに彼の言った通り、その後レプリカ系は一気に衰退していきました。

ゼファーにしてて良かったなんて思ったりしてましたが、

今から考えると「ZXR400」でもよかったんじゃないかって思ったりします。

本当はどうしてもこれしかない！ってバイクが無かったんですよね。（笑）