フォード・プローブ（2代目）。

フォード社とマツダ社の共同開発で作られたフォード「プローブ」ですよ。

中でも一番人気だった2代目です。

初代モデルにはターボ車も存在していましたが、この2代目は、

マツダ製の直列6気筒DOHC 2.500ccと、

直列4気筒DOHC 2.000ccの2種類が用意されていました。

登場は93年で最終モデルが97年まで。

当時でいうマツダ・MX-6と姉妹車の関係で、

プラットフォームは同じです。

一応輸入車としてマツダから販売されていましたが、

初期モデルに関しては左ハンドルのみでした。

日本ではほとんど売れなかったこの「プローブ」ですが、

アメリカやヨーロッパでの人気は高くよく売れたそうです。

2ドアクーペのみの仕様だったので、

すでに日本では需要が下がっていたんですね。

フォードとマツダとの共同開発車は他にも多数あるのですが、

経営不振のマツダと小型車にシェアを広げたいフォードとの

協力体制で実現したクルマだったと言えます。

「プローブ」には近い仕様に「トーラス」ってのもありました。

当時の厳しい時代背景が映し出されているようですね！