トヨタ・カローラGT（KE70系）。

あの有名な86レビン・トレノの先代にあたるトヨタ「カローラGT」ですよ。

名機、4A-GEUエンジンの前にあった2T-GEUエンジンを搭載したモデルです。

登場は79年からで「カローラ」でいうと4代目にあたります。

また86同様にこのE70系にもレビン・トレノは存在していました。

この「カローラGT」は通常の4ドアセダンの

スポーツ版ですが内容は同機種のTE71レビン・トレノと同じです。

海外輸出用では2ドアセダンも存在しています。

搭載されてる2T-GEU型は直列4気筒DOHCの1.600ccエンジンですが、

開発はヤマハが担当した当時の名機です。

また、このクラスでインジェクション式のキャブを搭載した最初のモデルでもあります。

純正ではトルクや最高出力など大したことなかったのですが、

チューニングすればかなり速くなるエンジンです。

改造パーツも豊富でソレックスウェーバーの2連奏キャブなど、

給排気をさわれば良い音もかなでてくれます。

今では、まず見かけることはありませんが、

新車当時の80年代はの販売台数は国内で第1位でした。

まだまだ、セダンの需要が高かったので、日本のスタンダート車として、

たくさんの人達に乗られています。

この「カローラGT」はそんな時代に存在したスポーツセダンだった訳ですね！