フォルクスワーゲン・ジェッタ（2代目）。

84年にフォルクスワーゲン社から登場した4ドアセダンの「ジェッタ」ですよ。

この「ジェッタ」は2代目のゴルフIIの19E型が基本ベースになっています。

で、「ジェッタ」としても2代目ということになりますよ。

この時代のゴルフと「ジェッタ」はほぼ同じ性能なんで、

まぁ、ストレートに言えば、ただのゴルフの4ドア版といったところです。

特徴としては角目2灯で、ゴルフと違いトランクがあることです。

このトランクは今でいうハイデッキ型になっていて、

空力を考慮し、カーゴスペースも大型化された最初の時代のものです。

日本でも85年からヤナセで販売され最終モデルの92年まで売られていました。

エンジンはパワー系で直列4気筒1.800ccの16バルブDOHCで最高出力が125ps。

そんなにスポーツカーという感じではありませんが、

5速MTとの組み合わせがありました。

海外では意外に人気があってカスタムされた「ジェッタ」が沢山走っていたようです。

この時代までのゴルフや「ジェッタ」は国産に比べると故障率が高く、

日本でも多くの台数が売られていましたが、かなり問題ありだったようです。

ヤナセが整備していたのですが、BMWやベンツに比べかなり質が悪かったみたいですね。

3代目から4代目になってかなり性能も良くなり、

故障も少なくなりましたが、当時はまだまだだったようです。

完全なマニア向けですね！