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ランチア・ストラトス。

2011年09月07日 08時34分51秒 | Weblog
「ランチア・ストラトス」は、かつてランチア社が世界ラリー選手権(WRC)で、

勝利する為だけに作られたホモロゲーションモデルですよ。

どうも、そこまでの開発歴史は長かったようで、

まず、70年に「ベルトーネ・ストラトス・ゼロ」という、

コンセプトモデルからスタートが切られたみたいです。

この「ストラトス・ゼロ」はミッドシップエンジンを

搭載するクルマの開発目的のため、

ランチャ社が、ます着手、試みたモデルだったようです。

その後、71年にプロトティーポというネームで改良を施し、

将来的に量産性の面も考慮した「ストラトス」のベースモデルとして

開発が進んで行きます。

さらに74年にはストラダーレというネームを与えられたタイプが登場し、

ほぼ「ストラトス」としての完成系を登場させるとになったようです。

というより、

ストラダーレのホモロゲーションモデルが「ストラトス」になるみたいですね。

なんだか、ここまで複雑ですね。(笑)

で、肝心の世界ラリー選手権ですが、73年に始めて実戦で試験投入を試み、

74年~79年の間、試行錯誤を繰り返しながら熟成を図り、

最終的には好成績を残し、次のランチャ・ラリーにバトンタッチしたようです。

この頃の日本はスーパーカーブームだったので、

この「ランチア・ストラトス」もその部類として認知されてたところがありましたが、

実は、スーパーカーというよりレーシングカーだったんですね。

当時の子供達に、そう思わせたのは、このクルマのスタイルがあまりにカッコ良くて、

素晴らしいものだったからじゃないでしょうか!