フェアレディーZ（S130）。

初代「フェアレディーZ」からの初のモデルチェンジで登場した

2代目「フェアレディーZ」（S130）ですよ。

発売開始は78年からで、

ドラマ西部警察で渡哲也「大門」が専用車として乗っていた「スーパーZ」でも有名です。

とは言え知ってる世代は30代後半に限定されますけどね。（笑）

基本コンセプトは先代のS30をリファインしたイメージで、

多少大型化されたところです。

エンジンは2.800ccモデルと2.000ccモデルと2種類。

日本車初のTバールーフを装備していました。

タイプとしては2by2と2シーターのがあり、スタイルで言えば2シーターモデルが

カッコ良いですね！

この2代目「フェアレディーZ」まではどちらかというと、

アメリカ車の影響が強かったんじゃないかって思いますね。

ロングノーズに縦長のヘッドライトはまさにそれを物語っている気がしますよ。

82年には2.800ccモデルと2.000ccモデル、共にターボ車が登場します。

これで、一気にパワーが上がり、人気も高くなり販売台数も大きく上昇していきます。

最終的には累計台数100万台を突破しましたからね。

海外への輸出も本格的なものになり、

日産としてアメリカに工場を作るにいたります。

最終モデルは83年で、次の3代目「フェアレディーZ」に引き継がれていきます。

中古市場では、古いクルマのためあまり球数は出回っていませんが、

安いもので20万円あたりから、程度の良いものになると100万円を超えるものまであるようです。

どちらかと言うとマニア向けなクルマなので、

自分で多少はメンテナンスが出来る人が所有してますね。