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レンズを通してみえたもの。感じたこと。

ライカが人生に仲間入り。

ハイゼットカーゴの航続可能距離表示がおかしいのを検証.

2020年06月15日 | クルマ
うちのハイゼットカーゴは航続可能距離がゼロに近いところまで走り給油を行うと燃料タンクの7割くらいしか入らない。

具体的には380kmくらい走って航続可能距離がゼロ近くになり満タン給油をおこなうと、燃料タンクは諸元表によると40Lであるのに27Lくらいしか入らない。

満タン法で計算すると現在の燃費は12.5km/Lくらいなのでタンク容量が40Lとすると500kmを走行できるはずなのに。


なんでやねん。


ということで検証してみることにした。

仮説としてはコンピューター上の燃料タンクの容量設定が間違えてるのではないかと。ダイハツで40Lのガソリンタンクを備えている車は少なく、例えばタントは30Lの燃料タンクだ。

30Lの燃料タンクでオンボード数値の13km/Lをかけ合わせて計算すると390kmの走行可能距離となる

ここらへんの他の車の設定をそのままハイゼットカーゴに流用しているのではないのだろうか?


検証手段としては航続可能距離がゼロになっても走り続けることで実際に走行は可能なのかを検証してみようと思う。

そしてどのくらい走れるのか。

単純だけれど結構怖い。

理論的には走れるはずやけどJAFさんに阿呆な奴だと呆れられないよう念の為にガソリンの携行缶をトランクに積んでおく。

とりあえず航続可能距離ゼロを超えて走れれば検証が成功。マイナス数値になったりするのだろうか。ドキドキ

あとはどのくらい走れるかだけど450kmも走れれば立証は十分だろうからここを最終目標としておく。


実証スタート

361kmを走行し残りのガソリン残量目盛りは1。

あと7km。ここからのドライブスタートは精神衛生上よろしくないね。


タンク残量目盛りが0に

航続距離がゼロをになったまま走行が可能である様子。なんかゾンビみたいで気持ち悪い

この時点の写真を友だちに送ってみると変人扱いされてしまった。そりゃそうでしょうね

がんばるゾンビ 430kmに到達

だんだん慣れて(麻痺して)きた。写真の撮り方も。

こころなしかアクセルの踏み具合が無意識のうちに穏やかになっている気がする。内心はやはりビビっているらしい。チキン野郎ですね


ほぼ目標どおりの距離を走破したので給油してみる。

35.6Lのガソリンを飲み込んだ。おお、やはりタンクは諸元表通り40Lあったのだ。

残りの4.4Lのガソリン量でと今回の満タン法燃費の12.5km/Lをかけ合わせると55kmくらいは走れる計算になる。実走行距離と合わせると500.3km

やっぱり500kmほどを走行できるのだな。

ちなみにこの時点では燃料ランプは点灯のまんまで点滅にはならなかった。

前のハイゼットカーゴでは燃料がぎりぎりになると点滅していたような気がするが、今回はそこまで検証はせず。


結論としてはやはり燃費計がおかしいことが考えられる。

450kmまでは無理なく走れることは立証できたけど、かといって今後も航続可能距離0のまんま走行を続けるのは精神衛生上よろしくない。

日常的に350km走れるのか450km走れるのかだと結構違うのでここはなんとか改善してもらいたいもんだ。

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2 コメント

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改善要望同感します。 ( 塩尻 薫)
2020-08-13 20:18:35
私も不安を抱え走行を繰り返し、330㎞走って燃料計残り表示1、給油すると23ℓまだ17ℓも残っている。1500㎞走行実燃費13.83㎞/ℓで換算すると550㎞は走れることに。
全く精神衛生上よろしくないのでメーカーで改善を取り組んでいただきたい。
塩尻さん (sat)
2020-08-14 08:43:15
これほどまでにマニアックな内容に賛同いただき誠にありがとうございます。
自分の車だけではないということに安心しつつも不満がより確定的なものになってきました。
しかし蒸し風呂シーズン到来でエアコンを常時付けていたらこっちの方から向こうの燃費に近づいて行ってるでそれまで見越されているのかと戦々恐々としております。

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