阿智胡地亭のShot日乗

日乗は日記。日々の生活と世間の事象記録や写真や書き物などなんでも。
  1942年生まれが東京都江戸川区から。

06月13日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年06月14日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月10日(火)のブログ ]

2023年06月14日 | 東日本大震災ブログ
011年05月10日(火)
水産物の放射能汚染から身を守るために、消費者が知っておくべきこと

一部引用・・

2011-05-09 (月) 1:33

水産物の放射能汚染が現実のものとなってしまいました。我々の生活に関わることなのに、公的機関や研究者は「安全・安心」と繰り返すだけで、

現状がどうなっているかという情報が圧倒的に不足しています。これまでの知見&常識で言える範囲の情報をまとめてみました。現在の情報不足と、

その結果の混乱を解消する一助になれば幸いです。

今回のように、大量の高濃度汚染水が、一度に海に流されるのは、これまで例が無いことですから、影響の予測は困難ですから、

ここに書いてあることも、鵜呑みにせず、あくまで情報の一つとして活用してください。また、可能な限り、情報源へのリンクを張りましたので、リンク先を確認することをおすすめします。

海に放出された放射性物質はどこに向かうのか?

福島原発からは、大量の放射性物質が海洋投棄されました。海洋に排出された放射性物質の中で、量が多いのはヨウ素とセシウムです。

これらは水溶性なので、水に溶けて、海流と一緒に移動します。放射性物質の移動パターンは大きく2つに分けられます。

全文はこちら

 
 
浜岡原発停止  静岡新聞の報道2件

☆☆福島の原発20km圏内の住民の苦渋の現状を日々知れば知るほど、浜岡原発の周辺市町村の首長たちは苦悩が深まっている。

本音で言えば浜岡原発停止が決まって一番ほっとしたのは、原発がある御前崎市の市長かもしれない☆☆

【運転停止】30キロ圏各市長 中電決断を評価
(5/10 09:50)

 政府による浜岡原発(御前崎市佐倉)の全面停止要請に対する中部電力の受諾について、30キロ圏内にある各市の市長は9日、中部電力の決定を評価した。

ただ、電力供給や地域経済への影響などの不安は残り、国に責任ある対応を強く求めた。

 原発の重点対策の範囲拡大を焼津、袋井、磐田市とともに求めていた藤枝市の北村正平市長は「不安があった現状からすれば安堵(あんど)している。停止に伴う対応を周辺の自治体で協議していきたい」と前向きに受け止めた。掛川市の松井三郎市長は「市として省エネと節電に積極的に取り組み、市民や企業にも啓発していく」と方針に理解を示した。

 焼津市の清水泰市長は「運転を停止しても燃料が入っている以上、リスクはある」として中電に津波対策など一層の説明を求め、「30キロ圏内の広域避難計画の策定など周辺自治体が連携して考えていかなければ」と語った。

 袋井市の原田英之市長は「市民生活や経済活動に支障が出ないよう、しかるべき配慮をお願いしたい」と述べ、国と中電の連携による的確な対応を注文した。

 菊川市の太田順一市長は国に「要請の理由や経過をしっかり説明してほしい」とした上で「下請けなど関連する中小企業や関係者に不安を持たせない責任ある対応をお願いしたいと伝えた」と明かした。牧之原市の西原茂樹市長も「交付金や雇用の不安はある。停止の影響が生じないよう国に要請していく」と話した。

 磐田市の渡部修市長は「産業、経済、雇用問題が心配。浜岡だけでなく他の原発にも連鎖反応が起こらないか危惧している」と懸念を示した。

【運転停止】知事、中電判断を支持
(5/10 10:08)

 中部電力が政府の要請を受け入れ、浜岡原発の全面停止を決めたことを受け、川勝平太知事は9日、記者団の取材に対し、「中電が首相の要請に正面から応え、

全面停止を決断したことに敬意を表する」と評価した。併せて今後、万全の津波対策が講じられた場合は運転再開を容認する考えを示した。

 知事は中電が運転再開の条件を政府に確認したことについて「中電にとっては当然の判断だ」とし、「国の指針をクリアすれば再開はあり得る。

それがなければ、中電も要請を受け入れなかっただろう」との見方を示した。

 中電の水野明久社長から記者会見直前に電話があり、「対策に全力を尽くすので、(対策が整った際は)協力をお願いしたい」と要請されたことも明らかにした。

 知事はまた、本県などの企業が電力不足で県外や国外に移転することに懸念を示し、「中電の苦渋の決断を受け、われわれもライフスタイルを見直して節電に努め、

代替エネルギー開発にかじを切りたい」とも述べた。

 一方、知事は同日の定例記者会見で、浜岡原発4、5号機は来年の定期点検時に停止すればよいと考えていたと説明。国の判断と違いがあったとした上で、

首相の決断を「国民の安全安心を最優先にした判断だった」と評価した。

 
 
防衛大臣のプレッシャー?で沖縄駐在米軍が応諾

☆☆防衛大臣が外務省の尻を叩かなければ従来の「日米地位協定」に則り、日本の警察の申し入れは米軍に無視されていた可能性が高い。

今回の処置が前例となるように、外務省も沖縄県民の人権を守る立ち位置にあって対処してほしい☆☆

米軍応諾 県警が米少年聴取へ
2011年5月10日 09時45分  沖縄タイムス

 沖縄市で少年(15)が外国人とみられる男らに携帯電話などを奪われた強盗事件に関与した疑いが強まったとして、

県警が逮捕状を取った米少年2人の出頭を米軍側に要請している問題で、米軍側が9日、近く事情聴取に応じると県警に回答した

。捜査関係者への取材で分かった。

 県警はこれまで、現場周辺にいた米軍嘉手納基地内に住む米軍人の息子ら少年計5人から任意で事情を聴取。そのうち16歳と15歳の少年2人の関与が強まったとして、

今月1日と4日に逮捕状を取ったが、米軍側が出頭要請に応じない状況が続いていた。

 事件は、4月29日午後6時ごろ、沖縄市中央1丁目の路上で発生。外国人とみられる男数人が、歩いていた無職少年を羽交い締めにした上、

ナイフのようなものを突き付け、携帯電話と鍵を奪って逃走した。

 
 
   言葉
           川崎 洋

演奏を聴いていなくても

人は

♪を耳の奥に甦らせることができる

言葉にしなくても

一つの考えが

人の心にあるように


むしろ

言葉に記すと

世界はとたんに不確かになる


私の「青」

はあなたの「青」なのだろうか?

あなたの「真実」は

私の「真実」?

   ---詩集『祝婚歌』

☆茨木のり子著「詩のこころを読む」岩波ジュニア新書p100から引用
 
 
「浜岡以外も見直しを」 元地震予知連会長が警鐘

☆☆3月11日以前の全国原発立地の大地震マップでは、福島原発の大地震の予測可能性は0.0%となっていた。

予測はあくまで予測であることがわかる。現実は最新科学の予見技法を軽々と越える☆☆

「浜岡以外も見直しを」 元地震予知連会長が警鐘
2011年5月9日 07時06分 東京新聞

「地震で原発事故が起きた後で『想定外だった』では済まない」と訴える茂木清夫さん=千葉県習志野市で(木口慎子撮影)


 東海地震の想定震源域内にある中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)について、政府はついに運転停止を要請した。

二〇〇一年まで十年間、地震予知連絡会の会長を務め、その後、浜岡原発廃止を訴え続けた地震学者の茂木清夫さん(81)=東大名誉教授=は、

今回の決断を評価しつつ「浜岡以外も見直すべきだ」と、さらなる警鐘を鳴らす。 (宇佐見昭彦、写真・木口慎子)

 -浜岡原発の停止要請をどう思ったか?

 「良かった。本当はもっと早いほうが良かったが、とにかく止めろと行動で示した。(想定以上の地震や津波が)今までないから今後もないとはいえない、

ということを今回の地震で教えられた」

 -東日本大震災は、想定を超えるマグニチュード(M)9の超巨大地震だった。

 「耐震上で想定するMとか活断層とかは、全く仮想の話であって、これ以上の地震は起きないと勝手に人間が決めて『ないと思っていた』では困る」

 -人間のおごりか?

 「おごりというより無知。地球全体ではチリ地震(一九六〇年、M9・5)、アラスカ地震(六四年、M9・2)、アリューシャン地震(五七年、M9・1)、カムチャツカ地震(五二年、M9・0)とM9以上が起きている。日本も環太平洋地震帯の立派な一部。起きて不思議はない。東京電力も国も『地震が来ても絶対安全』と言ってきた。根拠を与えた専門家も含め、変わってもらわないと」

 「地震も物の破壊もまだよく分からないことが多い。原子炉本体は頑丈でも、複雑な配管や装置が取り巻く複合体だ。弱い所に力が集中したら何が起きるか分からない。絶対大丈夫なんてことは絶対言えない。福島の原発も特別に(危険と)思っていた人はいないのでは。原発全体がそういうものだから」

 -浜岡原発の運転差し止め訴訟で、中部電力は「東海でM9はない」と主張した。

 「それは通用しない。東海地震単独ではM9にならないが(東南海・南海などと連動し)広域に起こらない保証はない。歴史的にも一緒に起きている。ただ、そんなに大きくなくても危険性はあるわけで、M9だけの問題ではない。M7でも直下で起きれば怖い」

 「東京電力の柏崎刈羽原発が被災(火災、放射能漏れ)し、想定を大幅に超す揺れを記録した二〇〇七年の新潟県中越沖地震は

M6・8。M7・4~7・5だったら福島のようなことが起きたかも。浜岡以外も徹底して見直す、あるいは止めるという検討が必要だ」

 「日本は唯一の被爆国で、第一級の地震多発国。そういう所で『原発実験』をやってはならない。太陽エネルギーとか風力とか、ほかの手を一生懸命みんなで考えようよ、

ということじゃないかね」

<もぎ・きよお> 1929年、山形県生まれ。東大理学部地球物理学科卒。東大地震研究所教授、同所長、地震予知連絡会会長、

東海地震の前兆を監視する「地震防災対策強化地域判定会」の会長などを歴任。物の「破壊」を研究する実験岩石力学の専門家でもある。

<浜岡原発と東海地震> 1969年、東海地震の可能性を茂木氏が指摘。浜岡1号機は翌70年設置許可、76年稼働。

東海地震に備え大規模地震対策特別措置法が施行された78年には2号機も稼働。以後、5号機まで増設した。現在1~2号機は廃炉手続き中。6号機の新設計画もある。

 東海地震は単独でM8、東南海・南海地震との連動でM8・7程度を想定。さらに日向灘などが連動すればM9があり得るとの指摘もある。中部電力の想定はM8・5まで。

 
 
レベル7にした一つの理由 放射性のストロンチウム

☆☆深刻な事態を示す物差しである「放射性のストロンチウム」の拡散とその範囲。各国が深刻に空中の放射能を時々刻々計測してる現在、例え不都合な事実であっても、

日本政府は率先して世界に情報を明らかにする義務がある。

 従来と同じように、経済産業省や文部科学省の官僚が国内向け情報操作を、原発事故でもやると、世界で日本国そのものの信頼性を全く失う。

官邸はここ一番の覚悟で日本が宇宙船地球号の一乗務員の意識で透明性を高くして運営してほしい☆☆

“放射性ストロンチウム調べたい”
5月9日 21時37分  NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の敷地で、カルシウムと似た性質で、骨に蓄積するおそれのある放射性ストロンチウムが、

事故の前のおよそ130倍の濃度で検出されたことについて、細野総理大臣補佐官は「過去のデータも含めて飛散の状況を調べたい」と述べ、

調査を強化する必要があるという認識を示しました。

東京電力が福島第一原発の敷地で先月18日に採取した土を分析した結果、放射性のストロンチウム90が、

事故の前に福島県で測定された値のおよそ130倍の濃度で検出されました。これについて、政府と東京電力で作る統合対策本部の事務局長を務める細野総理大臣補佐官は、

記者会見で、「放射性ストロンチウムは、骨に付着すると問題のある物質で、詳しい調査を行う必要がある。過去のデータも含めて、飛散の状況を調べたい」と述べ、

調査を強化する必要があるという認識を示しました。

放射性のストロンチウムは、カルシウムと似た性質で、吸い込むと骨に蓄積し、がんを引き起こすおそれがあるとされ、

原発から30キロ以上離れた場所で3月に採取した土と植物からも、ごく微量ながら検出されています。ほかの放射性物質と見分けがつきにくく、

調査に時間と人手がかかるため、これまで広い範囲での定期的な調査は行われてきませんでした。文部科学省では、

今後、具体的な調査の時期や方法について検討することにしています。

 
 
福島原発の現場は簡単な話ではない

☆☆最近のメディアの中では福島原発事故を比較的中立的に、事実を押さえた上で報道をしていると思うNHK。

というかやはり今のNHKの中にそういう人間がいるということだろう。

 彼らにジャーナリストが本来持つべき責任感があるのと、先を読むというリスクを背負っている緊張感を感じる。

これはNHKという組織というより、たまたまそういう人たちがイマ在籍しているということかもしれない。

社名でも肩書きでも本社ビルディングの壮大さでもなく、人を見るしかないのはメディアも同じだ

 この記事の内容は、復旧は決して好転しているわけではなく、具体的な困難が次々山積みになっていることを示している☆☆

作業計画を阻む高い放射線量
5月10日 4時12分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所では、1号機の原子炉の安定的な冷却を目指した作業の計画が、高い放射線量に阻まれて、見直しも含めた対応を迫られています。

事故発生から11日で2か月、収束に向けた工程表を実行に移していくことの難しさが改めて浮き彫りとなっています。

福島第一原発の1号機の原子炉建屋では、原子炉から漏れ出た水が配管を流れるなどして放射線量が高くなっているものとみられ、

放射線量の実態を詳しく調べる調査が、9日、本格的に始まりました。

 その結果、放射線量は最大で1時間当たり700ミリシーベルトと、作業員の被ばく限度量に20分余りで達する値となったほか、

調査を行った30分間での作業員の被ばく量は最大で10.56ミリシーベルトに上りました。調査の対象となったのは、

格納容器を水で満たす「冠水措置」の実施や循環型冷却システムの構築に向けて、今後の作業が計画されている場所で、

東京電力は「作業を行ううえで目標としていた数値よりも高い放射線量だった」という見方を示しています。

 東京電力は、放射線を遮る効果のある鉛の入ったマットの設置など、放射線量を下げるための対策を10日から始めるとともに、

引き続き、建屋内のさまざまな場所で放射線量を詳しく調べることにしていますが、場所によっては作業計画の見直しを含めた対応も迫られています。

事故の発生から11日で2か月がたちますが、1号機から3号機の中で原子炉の安定的な冷却を目指した動きが最も進んでいる1号機でも、

高い放射線量が今後の作業計画を遅らせる可能性があり、事故の収束に向けて東京電力が示した工程表を実行に移していくことの難しさが改めて浮き彫りとなっています。

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錦糸町のタイ食堂「タイランド」でトムヤムクンとタレーパッポンカリーを楽しんだ。

2023年06月13日 | 食べる飲む

錦糸町のタイランドでトムヤムクンとタレーパッポンカリー

 この店はタイ輸入食材のミニスーパーでもあるので、この辺りに住む在日タイ人が三々五々買い物にも来ていた。

タイの調味料でタイ人のシェフがタイ現地そのままの調理で作る「トムヤムクン」はもう何とも言えない酸味と辛みと香りが心地いい。

相方が頼んだ「タレーパッポンカリー(具沢山海鮮の卵とじカレー)」もインデイカ米の「ジャスミンライス」によく合った。

 

いつものようにパクチーも一皿追加注文した。ビールはタイのシンハービール。

 タイに駐在した企業人の帰国家族などが 現地で覚えたタイの本物の味を求めて、かなり遠方からもこの食堂を訪ねるらしい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Wikipedia 一部引用

トムヤムクンต้มยำกุ้งTom yum goong)は、タイ王国スープ料理。タイ料理の中で最もよく知られているものの1つで、世界三大スープの1つとされている[1][2][3]

日本ではトムヤンクンとも表記される。

概要

唐辛子による辛味、タマリンドやマナオ(メキシカンライム)などによる酸味、そしてレモングラスやバイマックルー(コブミカンの葉)などによる香りが特徴的なスープ。

料理名はタイ語で「エビ入りトムヤムスープ」を意味する言葉で、トム(ต้ม)は「煮る」、ヤム(ยำ)は「和える」、クン(กุ้ง)は「エビ」という意味を持つ。

エビ以外の食材を用いていれば料理名も変わり、鶏肉であればトムヤムガイ(ต้มยำไก่)、魚肉であればトムヤムプラー(ต้มยำปลา)、

イカであればトムヤムプラームック(ต้มยำปลาหมึก)となる[1][4]

またココナッツミルクの有無により、こってりとして見た目も乳濁しているナムコンน้ำข้นnam khon)と、さっぱりとして見た目も淡麗なナムサイน้ำใสnam sai)とに分かれる。

前者はハーブ類による味付けがマイルドになる代わりにコクが増し、後者はハーブ類の風味と酸味が強調される[1]

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06月12日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年06月13日 | SNS・既存メディアからの引用記事

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月09日(月)のブログ ]

2023年06月13日 | 東日本大震災ブログ
2011年05月09日(月)
浜岡原発運転停止 受け入れ
中部電力 要請受け原発停止決定
5月9日 19時6分 NHKニュース

 菅総理大臣が中部電力の浜岡原子力発電所の運転を停止するよう要請したことについて、中部電力は、9日午後、2回目の取締役会を開き、要請を受け入れて浜岡原発のすべての原発の運転を停止することを決めました。

菅総理大臣が静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所のすべての原子炉の運転を停止するよう要請したことを受けて、中部電力は7日に続いて9日も午後3時半から取締役会を開きました。その結果、中部電力としては、現在、運転している4号機と5号機の運転をおよそ数日をめどに準備ができしだい、停止することを決めました。

 浜岡原発では、廃炉が決まっている1号機、2号機の運転がすでに終了しているほか、3号機も定期検査のため運転を止めており、これによって浜岡原発のすべての原発が停止することになります。取締役会のあと、水野明久社長が記者会見し、浜岡原発の運転を停止した場合の電力の供給について、十分に確保ができていないとして、東日本の地域への電力の応援を取りやめる考えを明らかにしました。

 そのうえで、水野社長は「運転を停止した場合、多大な追加負担が発生する。最大限の経営効率化に努めるが、客や株主に過大な負担を強いることはできないので、国に十分な支援をお願いしたい」と述べ、国に対して支援を求めていく考えを示しました。
 
    助言
           ラングストン・ヒューズ 水島 始訳

みんな、云っとくがな、

生まれるってな、つらいし

死ぬってな、みすぼらしいよ---

んだから、掴まえろよ

ちっとばかし 愛するってのを

その間にな。

☆茨木のり子著「詩のこころを読む」岩波ジュニア新書p79から引用
 
 
震災被害地からの義捐金の依頼 具体例その1
☆いまだに被災者に渡されたと聞かない「日本赤十字社」や「ユニセフ」が集めている義捐金。しかし個別に特定される窓口もある。それらの一つからの依頼を転載します☆☆

東日本大震災津波に係る岩手県立病院での医療応援ならびに
    大槌町への義援金のお願い

このたびの大震災では、私の地元である岩手県大槌町をはじめとして、三陸海岸の各市町村の多くが壊滅的な被害を受け、地域の医療機関も被災し重大な影響がでております。

 これまでも全国の医療機関より医療支援をいただいておりますことに関してまして、被災家族の立場から心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 岩手県医療局では21の県立病院を運営し、地域医療において重要な役割を果たしておりますが、このうち高田病院(陸前高田市)、大槌病院(大槌町)、山田病院(山田町)の被害が大きい上、これまで地域医療を支えてこられた開業の先生方にもお亡くなりになったり、行方不明になられている先生がおり、地域医療に重大な支障が出ております。そのため、医療局ではこの5月から今回の震災による被災地域での診療応援をいただける医師の方を募集しております。もし、可能なら皆様のご協力、ご支援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。以下に医療局からの文章を転載いたします。

●東日本大震災津波に係る診療応援について

 岩手県医療局では、今回の震災による被災地域のため診療応援して頂ける医師を募集しております。

 震災被災者への支援のため、医師の皆様のお力をお貸しください。ご連絡をお待ちしております。

 なお、常勤医の募集も同時に行っておりますので、合わせてよろしくお願いします。

1.募集診療科
内科、外科、整形外科、精神科など(担当者に問い合わせたところ、すべての診療科で必要とのことでした)

2.勤務地域
岩手県内の被災地域等(具体的地域は希望に応じます。具体的には大船渡病院、釜石病院、宮古病院、高田病院、大槌病院、山田病院など)

3.募集及び勤務期間
募集期間は平成23年5月から当分の間
勤務期間は、原則2ヶ月以上

4.勤務内容
当該地域での県立病院及び地域診療センター等での診療活動
勤務病院によって、当直等あり

5.報酬等
岩手県医療局が定める規程等により、支給
宿舎等については、岩手県医療局において手配

6.問い合わせ先
岩手県医療局医師支援推進室
電話 019-629-6366
Mail ( EA0006@pref.iwate.jp )

 また、上記の件に加えまして、私から皆様にお願いしたいことがございます。上記に記載しておりますように、私の地元、大槌町は津波とその後の火災で、壊滅的な被害になり、5月2日現在で町長をはじめ、町民約1万5000人のうち1割強に当たる約1700人の方が死亡ないしは行方不明となっております。この数字は町が把握可能な範囲内のものであり、“少なくとも”という条件つきです。私的なことですが、私の母もいまだ行方不明であり、親族、友人、知人もこの中に多く含まれています。
また、多くの方が家族を失うばかりでなく、自宅および仕事まで奪われてしまいました。震災に当たり、これまでも全国の皆様から多くの義援金、救援物質などのご支援をいただきましたことに心からお礼を申し上げますとともに、重ねてのお願いではございますが、もし可能でしたら、大槌町へのご支援、ご協力につきましても何卒よろしくお願いいたします。以下に大槌町の義援金振込口座を記載いたします。

(1) 金融機関     岩手銀行 大槌支店(おおつち)
(2) 口座の種類    普通口座
(3) 口座名      大槌町災害義援金  大槌町長職務代理者 
             副町長  東梅 政昭(とうばいまさあき)
(4) 口座番号     2037777  

よろしくお願いいたします。引用終わり。

上記は「2011年5月8日発行 JMM [Japan Mail Media] No.634 Extra-Edition8 from MRIC

  □ 医療ガバナンスNEWS

    東日本大震災津波に係る岩手県立病院での医療応援ならびに
    大槌町への義援金のお願い

   ■ 東梅友美:ミシガン大学医学部内科学講座血液腫瘍内科学分野  ミシガン大学がんセンター骨髄移植部門」からの引用です。
 
 
原発作業員経験者へ河北新報の記者が取材した
原発に「戻る」「戻れぬ」 避難した作業員苦悩
2011年05月09日月曜日 河北新報

「原発でまた働けるのだろうか」「もう原発は怖い」。福島第1原発が立地する福島県大熊町は事故で全域が警戒区域(原発から20キロ圏)に入り、住民は会津若松市などに避難している。その中には東京電力の下請け企業の社員として、原発で働いてきた人たちも。以前の職場に戻るかどうか迷い、悩みながら避難生活を送っている。

 警備会社に所属し原発で働いていた男性(50)は現在、会社から待機を命じられ、会津若松市の避難所で暮らす。職場に戻るかどうか近く打診を受ける予定で、応じるつもりだ。
 男性は母と妻、子ども2人の5人暮らし。仕事を続ける理由を「(勤務する場所の)放射線量は危険がないレベル。年齢を考えれば、一から仕事を探すのは無理。補償はいくらになるのか分からず、当てにできない。だから働かないと」と説明する。

 福島第1、第2原発を行き来し、東電の下請けで機械関係の仕事に携わっていた男性(41)は、態度をまだ決めかねている。
 母、妹家族らと6人暮らしで、男性の収入が頼り。事故前まで残業や土日出勤、危険手当などを含め、収入は月平均25万円ほど。ぜいたくはできないが、十分生活できたという。

 「時期が来たら呼ぶから」と会社に言われて会津若松市で待機中だが、戻ることにはためらいがある。男性は「同僚の話では、働く直前まで仕事の内容がはっきりしない。現場の状況が分からないまま働かされているようだ」と不安げな表情を浮かべる。

 許容被ばく量に達したら働けなくなるという心配もある。「1日8万円という話があった。10日働けば80万円。だが仮にそれだけで1年間に許容されている被ばく量に達したら、あとはほとんど仕事ができなくなる」と悩む。

 原発に見切りをつける人も。電気関係のメンテナンス会社に勤め、第2原発で働いていた男性(45)は事故の後「(原発で)働けないなら辞めてもらうしかない」と会社から言われ、原発と縁を切る道を選んだ。

 「会社はずっと『原発は安全』と言ってきた。原発内にある設備などを知っているだけに、事故現場の映像を見ると余計に怖い」。事故後の対応が後手に回ったことも、信じられなかったという。家族も会社に戻ることに大反対だった。

 家のローンが残っていて、避難する会津若松市で職探しをしている。「ハローワークに登録したが、すぐには仕事が見つからない」。原発関連の仕事から離れることを決心したものの、生活再建の見通しは立っていないという。(菅野俊太郎)
 
 
福井県当局は関電原発の再起動に態度硬化 福井新聞
原発緊急安全対策結果で姿勢批判 県、「国の確認、一部だけ」
2011年5月7日午前11時00分 

全国の原発の緊急安全対策は適切だと6日公表された国の確認結果に対し、福井県は「実施を求めた安全対策の一部しか確認していない」と厳しく指摘。定期検査中の関西電力美浜原発1号機や高浜原発1号機などの再起動は認められないと態度を硬化させた。

 保安院側は「(定期検査などで停止中の原発の)再起動を認めたというわけではなく、技術的に安全上問題はないということ」(森下泰・地域原子力安全統括管理官)と説明するが、国が基本方針を示さず、対応が部分的なことに、県には強い不満がくすぶっている。

 県は4月、海江田万里経済産業相に対し、明らかになっている福島第1原発事故の原因や対策に基づき暫定的な安全基準を設けるよう、具体的な対策を例示して要請。定検中の原発に関して「その基準を満たさなければ起動は困難」との考えを示していた。

 国の確認結果について県幹部は「外部電力を確保するための送電鉄塔の強化や変電所の地震・津波対策などが入っていない。福島の知見も示されていない」と批判。特に高経年化原発に対する安全対策が含まれていないことに強い不満を示した。国が定検中プラントの再起動への判断を明らかにしなかった点でも「まず国としての判断を下してから地元に説明すべきだ」とした。

 中部電力浜岡原発の全面停止を要請したことに対しても、知事はコメントで「全国の原発について基本的姿勢を示さないまま、部分的に対応していることは到底、県民、国民の理解は得られない」とし、国の政策の方向性が見えないことに不信感を示した。

 保安院は今後、地元に対する説明の日程調整を行う方針で「地元の理解を得た段階で、国として再起動に関する考え方を明確にしていく」としている。
 
 
「ドイツのフクシマ報道」  東京イラスト写真日誌から
先月、運転免許証の件で広尾にあるドイツ大使館に立ち寄ってみると、これが閉まっている。どうやら放射能汚染を恐れて大阪へ避難したらしい*1。


ドイツは伝統的に原発事故に敏感である。
1986年のチェルノブイリ原発事故当時、東欧・旧ソ連旅行から帰ってきたぼくを同僚たちは心配して病院に連れていった。


それにしてもこの度の外国人の狼狽出国には驚かされた。
ドイツ人の犬好きは定評があるが、愛犬を東京に置き去りにして帰国する様には失望した。昼間ちびきちを預けている託犬所にも、そんな犬たちが詰められたクレートが山をなしていた。東京に赴任していたドイツ人義弟も会社命令で家族ともども帰国してしまった。それでも日本人との間に生まれた子供を置き去りにして帰国した中国人よりはマシかもしれない。行き過ぎた命乞いは家族をも捨てる。しかも間違ってるし。東京は、今も当時も北京や広州より放射線量が少ない。公害もだ。


ドイツ人たちの狼狽ぶりは、本国の報道にも原因がある。
震災直後からこっち各国メディアをウオッチしていたが、フクシマ以降、ドイツ報道の悲観ぶりは他を圧倒していた。「福島で核爆発があり日本列島がメルトダウンする」的などう考えてもありえない記事が見られ、信号待ちをしているマスク姿の人をアップに「死の恐怖につつまれる東京」という見出しを載せた大新聞もある。そりゃ花粉症対策用マスクだろ!とツッコむところだが、長年日本に住むドイツ人特派員なら知っての上だ。そのうえ計画停電のため駅で行列を作る通勤客の映像に「困難な東京からの避難」のキャプションまでつけられては、もう悪意としか思えない。事情を知らない本国ドイツ人たちは大騒ぎする。ぼくにも多くの心配のメールが送られ、電話がかかってきた。「オレたちはドイツにいて大丈夫か?」などと過剰反応するので「ぼくが東京で死んでから言え」とたしなめるほどだ。

まだある。「フクシマはチェルノブイリを思い出させる」と書き、「日本政府は事実を隠蔽し、被害の過小評価をしている」と繰り返す。どこかで聞いたことのあるおなじみのセリフだ。「東京に住む人々が逃げ出さないのは英語がわからないからだ」などとも言い、わざわざ避難シミュレーションまでする始末。

全文はこちら
 
 
5.7原発反対デモ@渋谷
共同通信の取材動画はこちら
 
新潟水俣病。経済産業省と厚生労働省と企業の複合人災
☆☆地域で原因不明に見える病気が発生したとき、まずは個人に病気の責めを負わせる。そのうち地元の市町村に雇用と法人税や固定資産税などを保証している大企業の工場が排出している重金属に原因があるのではと推定されだす。その時に地元の役所や国の関係省庁はどういう対応をしてきたか。その後の国の、原因究明での企業バックアップの力強さは、熊本の水俣病の患者の増大や新潟水俣病の患者数の増加にリンクした。しかし「無告の民」がそのまま泣き寝入りすることなく、多少なりとも補償を受けることが出来る時代になった☆☆

昭電会長 水俣病被害者に謝罪
5月8日 17時57分 NHKニュース

 新潟水俣病の原因企業の昭和電工の会長が、ことし3月に裁判の和解が成立したあと初めて新潟県を訪れ、国の基準では水俣病とは認められない未認定患者に謝罪しました。

これは、新潟水俣病の未認定患者などで作る「阿賀野患者会」の173人が国や昭和電工に賠償を求めた裁判で、ことし3月に成立した和解の内容に「昭和電工の会長が新潟を訪れ、謝罪すること」が盛り込まれたのを受けて行われたものです。この中で、昭和電工の高橋恭平会長は「新潟水俣病の発生から極めて長い年月がたち、いまだ多くの被害者に大変な心痛を抱えさせている責任を重く受け止めている」と述べ、水俣病を引き起こした企業の責任を認めて謝罪しました。これを受けて、患者会は、被害が出た阿賀野川流域のすべての住民を対象にした健康調査などを実施するよう要望しました。面会のあと、高橋会長は「患者会の皆さんの話を直接聞けて、大変苦労されていることがよく分かった。和解が成立し、ようやく大きな枠組みが出来たので、しっかりと救済を行っていきたい」と話していました。

 「阿賀野患者会」の山崎昭正会長は「やっと一区切りがついた。被害者全員の救済については、引き続き国や昭和電工に求めていきたい」と話していました。

 これに先立って、松本環境大臣も、新潟市で和解の成立後初めて患者会と面会し、「かつて公害防止の責任を十分に果たすことができず、水俣病の被害の拡大を防ぐことができなかった責任を認め、おわび申し上げたい」と改めて謝罪しました。
 
 
防衛大臣は外務省へ苛立つ 
☆☆北澤防衛大臣は基地移転の交渉で沖縄へ行けばいくほど、沖縄県民の悔しさと悲哀をしる。これまでの沖縄駐在米軍の家族や軍属の犯罪告発に、外務省は法律の条文解釈をするだけで被害者の身にたった言動をしていない。というかウキリークスで明らかになったように沖縄県民の心身被害は日本国のサクリファイスとして知らぬ顔を決め込んできた。そのツケがいま防衛省つまり官邸の基地移転交渉の底に深く溜まっている☆☆

沖縄の強盗事件 外務省交渉を
5月8日 18時38分

北澤防衛大臣は那覇市で記者会見し、沖縄県内でアメリカ軍の家族が起こした強盗事件に関して、容疑者の引き渡しの実現に向け、松本外務大臣を通じて外務省がアメリカ側と交渉するよう求めていきたいという考えを示しました。

沖縄県内では、最近、アメリカ軍兵士やその家族による事件が相次いでいて、先月、沖縄市で起きた少年グループの強盗事件では、警察が、アメリカ軍基地に住む少年2人の逮捕状を取り、引き渡しを求めているものの、アメリカ側が応じていません。これについて、北澤防衛大臣は記者会見で、「警察とアメリカ軍との間で、柔軟性を持って対応したほうがいい。外務省がアメリカ側と交渉するよう、私から松本外務大臣に言うのはやぶさかではない」と述べ、容疑者の引き渡しの実現に向け、松本外務大臣を通じて、外務省がアメリカ側と交渉するよう求めていきたいという考えを示しました。

 また、北澤大臣は、アメリカ軍普天間基地の移設問題に関連して、「東日本大震災の影響で止まっていた政府と沖縄との連携を再起動させる必要がある」と述べ、近く、政府と沖縄側とで作る「沖縄政策協議会」を開き、経済振興策や基地負担の軽減策を示しながら、普天間基地の名護市への移設について理解を求めていく考えを示しました。
 
 
被ばくの防止 過酷な現場、安全徹底を 信濃毎日
信濃毎日社説
5月4日(水)

 原発の作業員、警察官、消防士、自衛隊員…。福島第1原発事故に伴う放射能汚染で住民の立ち入りが禁じられた「警戒区域」の内側に、働いている人が数多くいる。被ばくの危険にさらされながらの職務である。

 厳しい現場にある人たちの労働安全管理に、万全を期さなくてはならない。体と心の健康を支え、長期にフォローする態勢が欠かせない。政府の責務が重い。

 原発事故の最前線に立つのが作業員だ。東京電力だけでなく下請け、孫請けから大勢派遣されている。3月に起きた作業員の被ばく事故では、東電の放射線管理のずさんさが浮き彫りになった。当日、現場の放射線量を測定しておらず、作業員の人数に対し線量計が足りていなかった。

 厚生労働省は、作業員を確保するため、被ばく線量の限度を当面緩和する考えだ。あまりにご都合主義である。東電も政府も、作業員の健康を後回しにする体質を、根本から改めねばならない。

 
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平日の小石川後楽園は年配者と外国人で賑わっていた。

2023年06月12日 | 東京あちこち

 

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もうほかの人にひもづけてほしい。

2023年06月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

2023-06-11付東京新聞朝刊

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06月11日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年06月12日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

 

 

 

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月08日(日)のブログ ]

2023年06月12日 | 東日本大震災ブログ
2011年05月08日(日)
浜岡原発について  内田樹さんのブログから
 

☆阪神御影や阪急御影周辺の知っている店の名がよく彼のブログに出るからと言う訳ではないが、八軒家南斉さん、半澤健市さんと同じように私淑している内田樹さんが

「浜岡原発停止」についてブログにUPした。

一部引用・・

だから、浜岡原発を停止することに決めたのはよいことだと私は思う。繰り返しいうように、私は原子力テクノロジーに対しては何の遺恨もない。

テクノロジーは価値中立的なものである。 テクノロジーに良いも悪いもない。

でも、愚鈍で邪悪な人間たちに原子力テクノロジーの操作を委ねることには反対する。そして、「愚鈍で邪悪な人間たち」というのは

端的に「人間というもの」と言うのとほとんど同義なのである。

全文はこちら

 
神戸からも福島原発の現場作業へ

☆☆どこの電力会社の正社員も、点検工事や修理工事があってもその現場に入ることはなく、本館にいてテレビモニターの画面を見ている。

実際の作業は全て下請けと孫請けの人たちがやる。

 電力会社に作業員を出している会社はこんなことを言っても得にならないので表だって言わないが、このことは出入り業者の間では常識と言うか当たり前のことだ。

自社の事業の一番つらい仕事を外注に丸投して、自社の社員が現場に出ない原子力発電所の運営。

そんな企業は電力会社しか日本にはない。その一点でも原子力発電所の危険性を彼らが知っていることがわかるし、原子力発電所は即止めるべきだと思う。☆☆

放射能止めなければ 神戸の男性、再び福島原発へ 
(2011/05/08 06:30) 神戸新聞

 東日本大震災で、放射能漏れ事故を起こした東京電力福島第1原発。高い放射線量が検出される敷地内で、復旧活動に携わる作業員には兵庫県内在住者もいる。

神戸市須磨区の男性(57)は事故直後からの約1カ月間、原子炉建屋周辺で配管の溶接などに従事。そして連休後の10日、再び現地に向かう。

「誰かが行かなければ放射能を止められない」と力を込める。

 男性は20代から各地の原発で働いてきた。現在は発電所内の施工管理などを行っている。

 震災が起きた3月11日は関西電力小浜原発(福井県小浜市)にいた。福島第1原発で作業員が足りないと聞き、翌日、現地に入った。既に1号機は爆発した後。

原子炉建屋の配管が折れ、電線も切断していた。「これはあかんやないか」。思わず口から出た。

 5人1組になり、4時間交代で配管を溶接。原子炉の近くにも立ち入った。「崩れかけた建物で何度も余震に襲われ、ヘルメットに壁の破片が当たった。

次第に時間の感覚を失い、恐怖がまひした」。作業中、突然耳をつんざくごう音が響いた。3号機の爆発だった。

 現地では、原子炉から数百メートル離れた事務所で、放射線防護服を着たまま眠り、クラッカーやレトルト食品を食べ続けた。

作業を通じ、大量の放射線を浴びていると覚悟したが、東電などから明確な被ばく量が知らされることはなかったという。

 震災1カ月を機に、神戸の自宅に帰ったが、余震の影響か、常に揺れている感覚に襲われ、治療に通う。「日本の技術を信頼していたが、甘かった。

どれほど被ばくしたのか分からず怖い」

 二度目の現地入りには家族が猛反対した。しかし「現場に残って作業している仲間たちを思うと後ろめたい」と、福島行きを決めた。

 男性は「技術者の意地もある。復旧に尽くしたい」と話している。

(本田純一)

 
 
本心をウカツに言った日には仲間から外される?
 

☆☆シマにはシマの「おきて」がある。日本と言うシマ国にも当然「おきて」がある。そんな日本と言う「シマ」で生きるには☆☆

一部引用・・

舛添要一氏は「情報をなぜ隠すのか」と題したブログ記事で「危機管理の要諦は情報公開だ」と主張されましたが、この主張には私も異論はありません。

然し「指導者個人の力量や権限を上手に使って情報の隠蔽を防ぐ」と言う手法では「面従腹背」を得意とする官僚や大企業の社員に「情報公開」の慣習を植え付ける事は難しいでしょう。

永い間の「臭い物には蓋をする」習慣は、説教や命令で治るほど簡単な物ではありません。この問題の解決の秘策は、「正直者が馬鹿を見る」日本社会の仕組みを変える事に尽きます。

日本独特の「本音・建前」の二本立て社会は、「本音」(他人の考えに影響されない「本心」)を言うと「損」をし、

相手方にどのように思われるかを考慮した「建前」が得をする国柄を生み、それが情報隠蔽の温床になっています。

真面目で正直だと言う評判の日本人も、組織の一員になると「本音・建前」を巧みに使い分けるようになり、

その結果として真実より「損得」を優先する社会を作って仕舞ったのではないでしょうか?

日本人に自殺が多いのも、「本音・建前」と言う「虚実」の使い分けを強いる日本社会の矛盾が一因に思えてなりません。

全文はこちら

 
 
渋谷で原発反対のデモ

☆☆参加者がいままでとは違う階層のような感じがする。デモ主催者側も意識をかなり変えないと方向を間違えるし、

警備の警官隊の指揮者も従来のような力づくで押さえるやり方だと違うメが出るかもしれない☆☆

全原発廃止訴え1万人がデモ
5月7日 20時27分 NHKニュース

菅総理大臣が中部電力の浜岡原子力発電所の運転停止を要請したなか、東京の都心では1万人余りの市民が集まり、浜岡原発だけでなく、

すべての原発の停止や廃止を求めてデモ行進を行いました。

デモ行進は原発反対の運動を行っている市民団体が呼びかけ、主催者によりますと、インターネットで知ったという家族連れや学生など1万人余りが首都圏をはじめ、

各地から集まりました。東京・渋谷の代々木公園をスタートした参加者たちは、「原発はいらない」といった呼びかけのほか、

6日の運転停止要請を受けて「浜岡だけでなく、ほかの原発も止めよう」などと声を上げながらJR原宿駅や渋谷駅周辺を行進しました。

 デモ行進に初めて参加したという30代の会社員の男性は、「福島第一原発の事故で改めて原発の怖さを知り、何か自分にできることをしたいと思って参加しました。

時間はかかっても原発をすべて止めるべきだ」と話していました。また、50代の主婦は、「子どもたちの放射能への影響が心配で参加しました。

節電しないといけないとしても、順番にすべての原発を止めて、日本が世界の先頭に立って別のエネルギーに転換してほしい」と話していました。

 
 
アメリカ人から見れば山本提督もビンラディンも同じ

☆ウサマ・ビンラディン容疑者殺害の正当性を言うのに「山本五十六」司令官の撃墜を引き合いに出すとは思わなかった。ヤマモト死してアメリカを走らす。

アメリカの司法長官のこの発言の根っ子にある思いを日本の外務・防衛官僚はあらためて認識し、自主独立の気概を持ち直してください。☆

山本長官機の撃墜と同じ 米長官、殺害の正当性強調
2011年5月5日 22時40分  東京新聞

 【ワシントン共同】ホルダー米司法長官は4日、上院司法委員会の公聴会で国際テロ組織アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者殺害について

「敵の指揮官を攻撃目標にすることは合法だ。例えば、第2次大戦中に山本(五十六・連合艦隊司令長官の搭乗機)を撃墜した時も行った」と証言し、殺害が正当だったと強調した。

 ホルダー長官は、ビンラディン容疑者について「彼は米中枢同時テロを行ったアルカイダの指導者だ」と指摘。その上で「ビンラディン容疑者に対する作戦は、

国家の自衛行為として認められる」と述べ、法的にも問題はないとの考えを示した。

 
 
原発事故は国境を越える ASEAN議長声明

☆☆本当にアジア諸国も福島原発事故は「ひとごと」ではないと思っている☆☆

原発で最高の安全基準適用 ASEAN議長声明案判明 
2011/05/08 05:40 【共同通信】

インドネシアの首都ジャカルタで開催中の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が8日発表する議長声明案が7日判明した。福島第1原発事故を受け、

ASEANが原発導入で国際的に最高度の安全基準を適用する方針を盛り込んだ。

 声明案は、同事故に見舞われた日本に同情と連帯の意を表明。原発事故が国境を越えてもたらす影響の可能性を留意するとした。

 また、ASEANが国際原子力機関(IAEA)などと協力し、原子力の安全性向上に向けた国際的な取り組みに、一体となって貢献していくことを打ち出した。

 
 
メア日本部長(2007年当時)は防衛大臣に入れ智恵

☆☆アメリカの日本駐在外交官は、アメリカの国益の為に正当に任務を果たしていることがアメリカの公文書に記録されている。☆☆

メア氏「柔軟性示すな」 07年米公電
2011年5月7日 10時00分  東京新聞

 内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した日本関係の米外交公電で、2007年3月にケビン・メア駐沖総領事(当時)が久間章生防衛相(同)に対し、

米軍普天間飛行場代替施設案の沖合移動を訴えていた当時1期目の仲井真弘多知事が「逃げ道を求めてより柔軟になっている」と指摘。

「(久間氏が)知事の協力を得るため柔軟姿勢を示さないことを望む」との見解を述べていたことが分かった。

 秘密公電は同12日付で、前日に南風原町内で行われた両氏の会談内容を報告した。メア氏は、移設に関する環境影響評価で仲井真知事の協力を得るため、

V字形滑走路を50メートル沖合に移動すべきだと主張した久間氏に対し、「失礼を承知で言えば、あなたを含め誰も(移設計画を維持しながら修正することが)できないと思う」と拒否。



 日本側が修正を主張すると、海兵隊が滑走路延伸を言い出すかもしれないなどとし、米側は沖合移動を認めない考えを強調したことなどが記録されている。

 このほか、09年10月5日付秘密公電は、現職のレイモンド・グリーン駐沖総領事名で同年11月のオバマ大統領訪日前の普天間をめぐる状況を報告。

官僚から聞き取るなどした移設問題への閣僚らの考えをまとめた上で、米側は辺野古以外ないと明示することが、

民主党政権や県内首長、官僚らに同様の主張をさせる一助になる―との見解が記されている。

 
 
原発訴訟と裁判所の過去判決

☆☆司法・行政・立法は三権独立していると学校の社会科で習ったが、現実には司法と言えども「原発利権ムラ」とは無縁ではありえなかった。

長年の一党政権で水が淀むと、経済産業省のエリート官僚と司法ムラのエリート官僚はツーツーで「原発利権」を守ることに協力しあった☆☆

牙むく原発「司法も責任」 福島第二控訴 元原告
2011年5月8日 07時06分 東京新聞

原発の危険性をあらためて浮かび上がらせた東京電力福島第一原発(福島県双葉町、大熊町)の事故を受け、政府は中部電力の浜岡原発(静岡県御前崎市)の停止要請に踏み切った。

 「原発は安全か」。

周辺住民たちは四十年来、法廷に問い続けたが、多くの裁判所は「専門的、技術的評価は司法判断になじまない」と踏み込んだ議論を避けてきた。

最悪の事故が現実化したいま、「不十分な安全対策を容認してきた司法にも責任がある」との声も上がる。

 原発はいつの日か 必ず人間に牙をむく/私たちがそれを忘れれば いつか孫たちが問うだろう/「あなたたちの世代は何をしたのですか」

 一九八四年、福島第二原発(福島県楢葉町、富岡町)をめぐる訴訟の一審で敗訴した時、今は亡き親友が詠んだ詩は現実となった。

楢葉町の自宅から持ち出した色あせた詩集を手に、原告の一人で市民団体代表早川篤雄さん(71)はいま、怒りと悔しさに震える。「何のための司法か」

 自宅は第二原発から約六キロ、第一原発から約十六キロ。第一原発1号機の運転が始まった七〇年代初め、一帯では第二原発と広野火力発電所の建設が計画されていた。

 「原発はよう分からんが、火力の排煙は危ないんでねか」。公害を懸念して七二年、高校教師だった早川さんや農民、漁民ら百三十人余で町民組織を立ち上げた。科学者を招いて勉強を重ね、「原発の方が危ない」とはっきり分かった。

 国は七四年に第二原発建設を許可した。翌年、約四百人の住民が許可取り消しを求め、裁判が始まった。

 一審は十年近くに及んだ末、「手続きは適法だった」と住民の請求を棄却。二審判決は「基本設計は安全だが、現実の原発が安全かどうかは別問題」と言及したものの、

結論は変えず、最高裁も退けた。「住民が最も大切だと訴えた危険性には耳を貸さなかった」と早川さんは言う。

 高校の同僚教師で、ともに原発問題に取り組んだ吉田信(まこと)さん(享年五十四歳)ががんでこの世を去ったのは、一審判決の三年後。

「俺の骨になってけろ」。早川さんは火葬された親友の骨を口に含み、その後も東電や国、県に安全対策を訴え続けた。

 「津波で冷却設備が機能しなくなる」「過酷事故を想定して防災計画をつくるべきだ」-。裁判が終わった後も警告してきたのに、震災後に「想定外」を繰り返す政府や東電。

心の中で「この期に及んで」と憤る。一方で政府が浜岡原発停止要請を決断したことは「事が起きる前にとにかく止めることが大事だ」と高く評価した。

 避難所や知人宅を転々とした後、先月半ばに落ち着いた福島県いわき市内のアパートには、自宅から運び出した原発関連の資料がどさりと置いてある。

 「命ある限り原発の安全性を問い続ける。けつまくって逃げるわけにはいかねえ」。わが骨となった親友とともに闘い続ける。後世に「何をしたのか」と問われないために。 (小嶋麻友美)

 
 
浜岡原発の地元紙の記事は

☆☆御前崎市に浜岡原発はある。静岡新聞は地元紙だ。地元紙の記事は以下の通り。(記事の太字は管理人による)☆☆

浜岡原発停止要請 地域経済に悪影響
(5/ 8 07:46)  静岡新聞

 政府による浜岡原発(御前崎市佐倉)の全面停止要請は、地元・御前崎市の産業界に大きな波紋を広げている。安全性確保を最優先した国の対応に7日、

「とりあえずホッとした」と安堵(あんど)する声が上がる一方、地域経済の冷え込みを懸念する関係者も。国の交付金削減の可能性などマイナス要因もあるため、地元住民の思いは複雑だ。
 「先祖から受け継いできたお茶のブランドを汚すことだけはできない」。御前崎茶商組合の中山啓司組合長は、原発停止を求めた国の判断を前向きにとらえる。福島原発の事故後、関東地区の取引先から「浜岡原発は大丈夫なのか」という問い合わせが毎日のように寄せられているという。中山さんは「既に風評被害の一歩手前。原発が悪いとは言わないがリスクを下げるために今できることをするべきだ」と訴える。

 一方、原発停止を「死活問題」と語るのは同市の飲食店経営の男性(63)。「震災の影響で日本経済は冷え込み、市内の飲食店にも影響が出ている。(原発停止要請で)追い打ちを掛けられた感じだ」。漁業関係者の男性(69)も地元の流通への影響を心配し「国は御前崎のことをどれだけ考えてくれたのか。あまりに地元の産業を無視しているのでは」と国の決定を批判する。

 市によると、本年度の一般会計当初予算約167億円のうち、原発関連の税収と交付金は約71億円と全体の4割以上。原発が停止すれば、発電電力量や装荷した燃料に対して発生する交付金が削減される可能性も出てくる。また、中部電力や関連会社には市民約1200人が働いているという。浜岡原発関連の仕事を30年以上続けている男性(60)は「雇用問題はどうなるのか。国にはそこまで説明する責任がある」と注文を付ける。

御前崎市長「止めれば再開困難」
 国が中部電力に浜岡原発(御前崎市佐倉)の全面停止を要請したことを受けて、同市の石原茂雄市長は7日、市役所で記者会見し、「原発を止めた場合、2、3年で再開するのは非常に厳しいのではないか」との認識を示した上で、「地元経済に影響が出るのは間違いない」と懸念した。

 国の停止要請については「再開を前提に止めるなら中電に具体的な対策の指示があっていいのではないか」と指摘。浜岡原発のみ停止要請した点に触れ、「原子力を危険だと思うなら、国内すべての原発を見直すべき」と語気を強めた。
 運転を止めた上でも原子炉に燃料などが残っていることを記者から問われると「燃料を持って行く場所がないはず。敷地内に貯蔵するのか、新たな問題は発生する」と説明し、「国はその点も含めて吟味して判断したはず。国に聞いてみたい」と述べた。

 5日に行った海江田万里経済産業相と川勝平太知事らとの意見交換会も振り返り、「一方的な会だった」と強調し、唐突な国の判断にあらためて不快感を示した。

 
 
北澤防衛大臣の説得行脚は続く

☆☆北澤さんもお役目と言えご苦労なことだ。沖縄県民はウイキリークスで日本の外務省や防衛省の官吏たちが

、自民党政権時代にアメリカにどんな働きかけをしてきたか公文書で知ってしまった。(外務官僚や防衛官僚であれは虚偽だと正式に否定した役人はまだ誰もいない)。

国家としては国家間条約の履行をしなければならないが、県民の80%が反対している県内移転は難しい状況になっている。


 最後は本土から警察力を持ち込んで工事サイトをガードし移設工事を強行する? いや再度外交交渉をやり直すのかな。

 ところで、この際、石原東京都知事と橋下大阪府知事は、グアム移転を後押しするか、それが出来なければ、いつもの威勢の良さで男気を出して、

東京都と大阪府で引き受けると言えばどうだろう。

 日本を守るという重要な役割と任務を、沖縄県民だけにご苦労を押し付ける時代ではないと思う。☆☆
 仲井真知事 県外移設強く要求 
5月7日 19時20分 NHKニュース

沖縄を訪れている北澤防衛大臣は、アメリカ軍普天間基地の移設問題を巡って、仲井真知事と会談し、先の日米合意に基づいて、名護市辺野古への移設に重ねて理解を求めましたが、仲井真知事は改めて県外移設を強く求めました。

普天間基地の移設問題を巡って、政府は、先の日米合意に基づいて、年内の早い時期の開催で調整している日米の外務・防衛の閣僚協議=「2+2」で名護市辺野古にV字型に2本の滑走路を作る従来の案で、アメリカとの合意を目指す方針を決めています。これを前に北澤防衛大臣は沖縄側と改めて協議したいとして、7日、沖縄を訪れ、仲井真知事と会談しました。

 この中で、北澤大臣は「沖縄県民の気持ちは十分承知をしているが、政府としては先の日米合意を真剣に追求していかざるをえない」と述べ、政府の考え方に重ねて理解を求めました。これに対し、仲井真知事は「先の知事選挙で県民と約束したとおり、普天間基地の移設先は県外を探してほしい」と述べ、改めて県外移設を強く求めました。また、沖縄側がアメリカ軍嘉手納基地より南にある基地の返還・縮小について、普天間基地の移設問題とは切り離して実現するよう求めていることについて、北澤大臣が難色を示したのに対し、仲井真知事は「どう考えても理解しがたい。無理という趣旨の発言をしたが、我々の強いお願いだ」と述べました。

 さらに会談で、北澤大臣が、沖縄駐留のアメリカ軍海兵隊の役割などを説明したパンフレットを渡しましたが、仲井真知事は、「何度、説明を聞いても分からない。理解不能だ」と応じ、強い不快感を示しました。このあと、仲井真知事は記者団に対し、「日米合意は極めて遺憾で、事実上不可能だ。日米両政府も沖縄も知恵を出して、事態を打開する方法を考える必要があると思う」と述べました。
 さらに会談で、北澤大臣が、沖縄駐留のアメリカ軍海兵隊の役割などを説明したパンフレットを渡しましたが、仲井真知事は、「何度、説明を聞いても分からない。理解不能だ」と応じ、強い不快感を示しました。このあと、仲井真知事は記者団に対し、「日米合意は極めて遺憾で、事実上不可能だ。日米両政府も沖縄も知恵を出して、事態を打開する方法を考える必要があると思う」と述べました。

北沢防衛相、辺野古への移設方針強調 仲井真知事と会談
2011年5月7日 琉球新報


 北沢俊美防衛相が7日、来県し、県庁で仲井真弘多県知事と会談した。

 仲井真知事が米軍普天間飛行場の県外移設を求めたのに対し、北沢防衛相は「われわれは知事の気持ちや政治的立場を十分承知した上で、

昨年5月の日米合意を両国が真剣に追求しないといけない。日米安保、日米同盟はアジア太平洋上の安全に関わる重要なプレゼンスなので理解を得られるよう努力をしたい」と述べ、

日米合意の名護市辺野古への移設方針に変わりがないことを強調した。

北沢防衛相は騒音の軽減策について検討していると述べ、「2プラス2(日米安全保障協議委員会)か日米首脳会談で発表したい」と述べた。


北沢防衛相はキャンプ瑞慶覧で在沖米四軍調整官と面談するほかアワセゴルフ場跡地を視察。夕方から知事と会食をする。

8日は宮古島市を視察し、那覇市で記者会見した後帰郷する。【琉球新報電子版】

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飯田橋の焼き鳥の店「Re時屋」で鶏丼を食べた後 小石川後楽園に行った。

2023年06月11日 | 食べる飲む

小石川後楽園の花菖蒲を見る前に ランチの時間にも再び店を開けたとネットで相方が調べていた飯田橋駅東口の「Re時屋(リトキヤーやきとり)」に寄った。

コロナの前とランチメニューは変わっていたが、味も質も以前と変わらず本当においしい内容だった。

  これまで、この店で裏切られたことは一回もない。二人は鶏丼をオーダーした。

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   昭和50年代の海外あちこち記   その23 ニューヨーク篇      世界貿易センター第一ビルに初めて一人で行ったときの経験

2023年06月11日 | 昭和50年代の海外あちこち記

  画像:Wikipedia

昭和50年代に会社のニューヨーク事務所は世界貿易センター第一ビルにありました。

 初めて日本から一人でニューヨーク事務所に行くことになった時、日本を出発前に職場の人から

One World Trade Center]という英語は発音が難しいから、タクシーによく別の場所に連れて行かれる、

「わんわーるど とれーど せんたー」と日本なまりの発音で何遍言っても通じないよ、メモに書いておいてメモを見せたらいい」と

アドバイスを受けていたのでメモを準備してタクシーに乗りました。

 長いフライトの後ニューヨークに着き、空港のタクシー乗り場に並び、赤ら顔の大柄な白人のドライバーのタクシーに乗りました。

駄目もとで、とりあえずメモを見せず、思い切り口を大きく開けてはっきり発音し、行き先を告げると

運転手は聞き返しもせず、うなずいて車をスタートさせました。車は高速をぐんぐんスピードを上げて走ります。

 どきどきし、心中不安で一杯のまま、通じてるんやろうなと体を固くし、見た目は平然を装って乗っていると 写真で見た高層のツインビルが見えてきました。

ほんとうにホッとしました。ビルのエントランスに着いて 料金を払いトランクを出してもらうと汗びっしょりでした。

  ニューヨーク事務所駐在の方に 後で夕食の時、この話をしたら、一発で通じてここへ辿り着いたとは凄いよと言ってもらい、ひそかに心中ヤッタと思いました。

人間いくつになっても おだててもらうほうが けなされるよりうれしいし自信になるものですね。

  2000年10月ごろ記す。

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2001年10 月 追記

現実が人の想像を越えました。まさかニューヨークの世界貿易センターがテロ行為で消滅するとは・・・・。

*それにしても我々日本人は Kamikaze AttackSuicide Bombing(今回の事件のCNNの報道で盛んにこれらの用語が使われていた)で

 人類が近代におおっぴらかつ大規模に実行に移したことがない行為を先駆けてやり、

結果として(そういうことも出来るんや)と人に気づかせ、その考え方と行動実績を他国に輸出したことになりました。

 今もコップの中で身内で喧嘩しているあいだに、知らないうちに海外世間様から嫉妬をかったり、爪弾きされてUnited Nationsから、

(冗談ですが)この地球上では異質な奴らやから、次は「日本はいてまえ」と生物化学兵器かなんかで抹殺されんようにと祈るのみです。

*ところでUnited Nations は直訳すれば連合国なのにわが国では何故{国際連合/国連}とお上や新聞は訳すのでしょう。

海外社会では第二次世界大戦で日,独、伊の枢軸3国に対し、共に戦った国々の事をUnited Nationsと言っているのであって、

原語にはどこにも国際なんぞという意味はありません。

また、United Nationsの敵国条項にはまだこの日本を含むこの3国の名前が残っているそうです

こういう英語から日本語への翻訳における言葉のまやかしが(事実の隠蔽が)敗戦国日本の色んなことに続いています。

*それがいいかわるいかは置いて言えば、どんな行為にもその理由とか原因があるはず。

太平洋戦争の日本とアメリカ(を含む諸国)との戦争も。今回のNYの21世紀の戦争/テロも。

 ここまで悲惨な被害者が出てしまうと、今回のテロの根がイスラエル建国にさかのぼるらしいということは欧米大手メデイヤはもう書けないでしょう。

戦時中のNHKや朝日新聞や読売新聞が先頭になって「鬼畜米英打倒、神国日本、神州不滅」を言い、この流れに反する日本人は「非国民」と弾圧されていたそうですから。

アメリカは何故こういう目にあったかということは、よくわかっている・・かも。しかし決してそれを公にはしないよう報道管制がしかれているようです。
 
 NYの貿易センタービルはあの60人は同時に楽に乗れる高速エレベーターと、トイレに行くにも鍵をもらっていちいち鍵を開けて入らないといけない

治安の悪さの記憶しかありませんが、あのビルに勤務している人もろともに崩壊させるなんて、信じられません。
 
自分が属している集団の為には、個の命は犠牲になってもいいという考えは、人間の種としての本能に組み込まれていることなのでしょうか?

それともその集団がなす後天的な刷り込みなのでしょうか?

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06月10日に目に留まったSNS・メディアの記事

2023年06月11日 | SNS・既存メディアからの引用記事

いずれも画像をクリックすると本文全文に飛びます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東日本大震災が起こった後「阿智胡地亭の非日乗」が掲載したエントリーから   [ 2011年05月07日(土)のブログ ]

2023年06月11日 | 東日本大震災ブログ
外務防衛官僚は二枚舌で日本国を欺いた・・
☆まともに今回のウキリークスの流失公文書を読むと、こういう思いになる。

ウィキリークスは日本外交にとっての大地震・津波である
2011年05月06日08時33分

天木直人 :元駐レバノン特命全権大使、作家。

連休明けに日本外交に衝撃が走るだろう。

 新聞休刊日の今日(5月6日)、私は5月4日の朝日新聞のウィキリークスに関するスクープ第特集記事を注意深く読んでみた。そして、あらためてその衝撃度の大きさを再認識した。これは原発に対する大震災・津波と同じように、日米外交に対する大地震・津波である。

 このことはいくら強調しても強調しすぎることはない。

 さぞかし外務省や菅政権は慌てているだろう。仕事どころではないだろう。

 普天間問題は進まなくなる。日米同盟の深化は頓挫する。もちろん菅首相の訪米は吹っ飛ぶ。いや、菅首相の対応次第では菅政権そのものが吹っ飛ぶ可能性すらある。

 金と権力に任せた通産官僚の反国民性が国民の怒りに火をつけ、官僚支配を許したこの国の政治家の無能、無責任さが問われることになったのと同様に外務官僚の犯罪とそれを許した政治家の対米従属が白日の下にさらされた。以降はこちら
 
 
 
子どもを襲う放射能の不安~学童疎開は必要か
文部科学省は4月19日、福島県内の子ども被ばく許容量を年間20ミリシーベルトに引き上げた。これまで、一般の人の被ばく許容量は1ミリシーベルト。放射線管理区域の5ミリシーベルトを大きく上回る数字だ。そして、市民による調査で、赤ちゃんに飲ませる母乳からも放射性物質が検出されている。福島市や郡山市といった大きな町で、今、チェルノブイリの退避地域よりも高いレベルの放射能汚染が広がっている。子どもたちを被ばくから守ろうと取り組むお二人をゲストに迎え、原発事故の影響を考える。   <ゲスト> 大賀あや子さん(ハイロアクション/母乳調査・母子支援ネットワーク) 阪上武さん(フクロウの会:福島老朽原発を考える会山下アドバイザーと市民の厳しい対話。こちら
 
 
谷口プロジェクトの提言
原発作業員およびご家族、国民のみなさまへ

〜原発作業員のための自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取(さいしゅ)と保存計画について〜

2011年5月3日
虎の門病院血液内科(とらのもんびょういん けつえきないか)
谷口修一(たにぐち しゅういち)
谷口プロジェクト事務局一同
Save Fukushima 50

【0.はじめに】

 福島県の原子力発電所(原発、げんぱつ、といいます)で、3月11日の地震と津波により起きた事故は、今まで世界の誰も経験したことがないような大問題となっています。その問題は今も続いており、今後もすぐには解決しそうにありません。この事故をなんとかしようと、多くの作業員のみなさまが、原発を直したり、少しでも良くするために、大変な努力をされていることは世界中のみんなが知っています。私たちは、放射線が出ているとても危険で難しい仕事場の中で、日本のためにはたらいている作業員のみなさまに感謝しています。

 一方で、私たちは、その仕事中に万が一、大量の放射線をあびてしまう(被ばく、といいます)という事故が起こることを心配しています。私たちは、原発で作業を続けてくださるみなさまへ、私たち血液医療の専門家ができることは何か、ということを3月11日以来ずっと考えました。そして出た結論の一つが、原発作業員のみなさんの自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)を前もって採取(さいしゅ)、保存することを提案し、実際にそのための準備を整えることでした。外科手術など多くの他の医療と同じく、この方法には良い面も悪い面もあります。しかし、私たちは良い面のほうが多いと考え、自分たちの家族がもし福島原発ではたらくのであれば、必ずこの方法をすすめると思います。

 自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の採取と保存は、大人にも分かりにくく、ちょっと聞きなれない、特別な方法に思えるかもしれません。でも実は、この方法は、世界中で何万人もの健康なボランティアの人たちがすでに経験したことのある方法です。そんなに特別なことではありません。今までのボランティアの人たちと大きく違うのは、採取したあとに他の人にそのままあげてしまうか、原発作業員の人たちが、将来自分が病気になったときのために保存しておくのか、というところです。

 私たちは、大人でも子どもでもよく分かるように、私たちのこの意見を文章にまとめました。できるだけ分かりやすい言葉で、私たち自身の子どもでも理解できるくらいにやさしくです。きっと原発作業員のみなさまにも、お子様をお持ちの方はいらっしゃるでしょうから、みんなにきちんと私たちの意見を分かってもらうためです。少し長くて大変かもしれませんが、じっくり読んでもらえるとうれしいです。

【もくじ】
0.  はじめに
1.  私たちが今回の提案を考えた理由
2.  どんなときに保存した血液の細胞が役に立つのか
3.  自己造血幹細胞(じこ ぞうけつ かんさいぼう)の保存とは
4.  どうして前もって自分の血液の細胞を保存するのか
5.  採取(さいしゅ)、保存するときの方法
6.  私たちの提案に対する反対意見
7.  放射線事故の危険性について
8.  採取、保存するときの問題点
9.  誰が保存すればいいのか
10. 分かりやすくするためのたとえ話
11. 私たちの計画の現在の状況
12. おわりに

本文へ続く こちら
 
 
 
  風
              石川 逸子

遠くのできごとに

人はやさしい

(おれはそのことを知っている

吹いていった風)


近くのできごとに

人はだまりこむ

(おれはそのことを知っている

吹いていった風)


遠くのできごとに

人はうつくしく怒る

(おれはそのことを知っている

吹いていった風)


近くのできごとに

人は新聞紙と同じ声をあげる

(おれはそのことを知っている

吹いていった風)


近くのできごとに

私たちは自分の声をあげた

(おれはそのことを知っている

吹いていった風)


近くのできごとに

人はおそろしく

私たちは小さい舟のようにふるえた

(吹いていった風)


遠くのできごとに

立ち向かうのは遠くの人で

近くのできごとに

立ち向かうのは近くのわたしたち


(当たり前の歌を

風がきいていった

あたりまえの苦しさを

風がきいていった)

 ---詩集『子どもと戦争』
☆茨木のり子著「詩のこころを読む」岩波ジュニア新書p135~138から引用
 
 
原発現場の作業員はこれまでウエス(使い捨て)扱いだった
 
 
☆日本全体の安全を担ってもらっている原発の現場作業員の労働実態は、これまで各地の労働基準局も、見て見ぬふりをしていたことが福島の事故で明らかになった。それは当然原発利権ムラの指示があったのだろう。今回、福島の事故でBBCやWSJなど海外メディアの記者が直接作業員とインタビューをして氏名顔写真を出した。日本の大手メディアが、東電の広告の打ち切りを怖れてやってこなかった調査報道を海外のメディアがやって、作業員の労働環境は世界中に知れ渡った。

それらを受けて、ようやく、現場に出ない厚生労働省のお役人がパソコンの前で一通の指示文書を書いたらしい。

自分からの発動はせず、原発利権ムラの意向に沿うべくサポートに知恵をしぼる厚生労働省のお役人様、もうちょっと国全体のことをお考え頂けないでしょうか。省益は当面横に置いて、もっと積極的に国益を考えてください。

1カ月超え800人に健診 福島第1原発の作業員 
2011/05/07 05:04 【共同通信】

 事故対応が長期化する福島第1原発で、東京電力や関連企業などが7日までに、現地で1カ月を超えて作業している約800人に対し健康診断を始めたことが分かった。被ばく線量が累積で100ミリシーベルトを超えた30人に対する健診も開始。厚生労働省の指示を受けての実施だが、指示の遅れもあり、事故から2カ月近くがたってからの着手となった。

 3月の事故発生以来、現場では1日に数百人が作業。東電によると、現時点で東電社員約500人、関連会社の社員など約300人の作業期間が1カ月を超えたという。

 厚労省は3月15日、作業員の被ばく線量の限度を、この事故への緊急対応に限って100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げると発表。翌日には、100ミリシーベルトを超えた人には作業終了後に健康診断を行うよう指示していた。

 厚労省はこの時点で事故が長引くことを想定しておらず、作業終了後とされた健診は実施されないままに。4月25日、作業が1カ月を超えたか被ばくが100ミリシーベルトを超えた人に対し、すぐに実施するよう指示し直した。

 100ミリシーベルトを超える被ばくをした人は3月19日で既に6人、4月23日には30人に達した。東電はこのうち、退所した作業員や3号機の汚染水で高線量の被ばくをした作業員への健診は行ったが、厚労省の指示に従って残りの100ミリシーベルト超えの作業員に実施したのは5月に入ってから。

 一方、作業が1カ月を超えた人については人数の把握に時間がかかり、それぞれが所属する会社の産業医などへの面談が始まった段階。今後は1カ月ごとに健康診断を行う方針だという。
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文京区の小石川後楽園の花菖蒲は見事です。

2023年06月10日 | 東京あちこち

230608小石川後楽園の花菖蒲

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【宮台真司】"他人を見捨てる"「日本社会」なぜ助け合わないのか?

2023年06月10日 | SNS・既存メディアからの引用記事

【宮台真司】"他人を見捨てる"「日本社会」なぜ助け合わないのか?

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